バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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遅くなりました。ここまでで一端の導入です。

アンケの結果
(6) 本編時系列内(別エンディング)
(20) 本編エンディング~エピローグの間
(17) シーズン3

エンディングからエピローグ間で、1月末~2月くらいの時期設定になります。



Chapter-01 バックトゥザ不良少年

謎の物体が見つかった翌日。

 

Circleの前に1台のバイクが停車すると運転していた男は店の名前を確認してから中へと入っていく。

 

店の扉が開く音が響くとその音を聞いたまりながスタッフルームから顔を出す。

 

「いらっしゃーい!!って!!」

 

「まりなさん!!どうもっす」

 

 

 

 

 

 

「如月くん!!久しぶりだね!!元気してた?学校はもういいの?」

 

「元気っすよ!!学校の方は自由登校になってるんで問題はないっすよ」

 

「そうだったんだ!!」

 

Circleに現れたのは連絡を受けた弦太朗。

久々に再会―――と言うほどでもないが再会できたことに喜んでいた2人は他愛ない会話で盛り上がるが、まりなが不意に我に返って本題を切り出し始めた。

 

 

「―――ってそうだった!!アレ見てもらうんだった・・・!!今はよく分かんないから倉庫にしまってあるんだけど着いてきてくれる?」

 

「うっす」

 

弦太朗の答えを聞いたまりなは目的のものをしまっている倉庫の方へと彼を連れていく。

そこに問題になっている石のギターは異質な空気を放ちながら鎮座していた。

 

 

「これっすか?」

 

「そうなのよ。昨日急に床から飛び出してきて香澄ちゃんがこれに躓いちゃってね~。それで香澄ちゃんが持ったら急に光り出したと思ったら、香澄ちゃんの手から離れたら急に光らなくなったりしたのを見た有咲ちゃんが如月くんを呼ぼうって言ってね~。余り持ち出したりしたら危ないかもってことでここに置いてあるんだけど・・・なんだか分かる?」

 

「俺にはちっとも分かんないっすけど、こういうのを調べるのに頼れるダチがいるんで・・・!!」

 

「そうなの?じゃあお願いしてもいいかしら?」

 

「うっす!!・・・変身!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっし!!終わりっ!!」

 

「えっ・・・?変身してカメラで撮っただけだよね・・・?もう分かったの!?」

 

「ちっとも分んねぇっす!!」

 

「ちょっと~~~~~!!」

 

そうして早々に変身を解除した弦太朗だったがまりなはそんな彼の行動に驚かずにはいられなかった。

 

調べると言ったのに弦太朗がしたのはフォーゼに変身してカメラで撮影しただけで終わりと言い、もう分かったのかと驚いていた彼女だったが弦太朗から返ってきた言葉に思わず絶叫した。

 

「何があるか分からないから賢吾に触らないでカメラで撮ったデータを送れって言われてるんすよ!!」

 

「あっ・・・!!そうだったんだ!!そういえばこころちゃんの船でも難しい事やってたから・・・そう言われたら仕方ないわね。とりあえず出ましょうか」

 

「そうっすね」

 

そのまま2人は倉庫から出て行き、そのまま2人は受付まで歩いていくとそこには彼の知る人物たちが揃っていた。

 

「あっ!!如月くんだ!!」

 

「ゲンちゃん~!!やっほー」

 

「如月さん!!お久しぶりです!!」

 

「麻弥ちゃんが言うほど久しぶりって訳じゃないけどそう感じるわね・・・」

 

 

「お前ら・・・なんでここに?」

 

「あら?私達だけじゃないわよ?」

 

「それってどういう・・・」

 

受付にいたのはイヴを除いたパスパレの面々という思わぬ人物の登場に驚いていた弦太朗。

それに加えて千聖の言葉を言葉の意味が理解できなかったが、その意味はすぐに分かることになった。

 

「ふえぇ~!!遅くなっちゃった~!!って如月くんだ~!!」

 

「やぁ弦太朗。久しぶり・・・と言うほどでもないかな?」

 

 

 

 

 

 

「もうっ!!友希那が呑気に朝ごはん食べてたから遅くなっちゃったじゃん!!」

 

「・・・仕方ないじゃない。リサのご飯が悪いのよ」

 

「湊さん。責任転嫁しないでください。それにしてもだいぶ遅れてしまったわね・・・」

 

「あの~・・・如月さんはもう来てますよ・・・?」

 

 

「おいおい。3年が全員集合してんのかよ・・・」

 

「みんな、受験の結果待ちだったから声をかけたら皆来たのよ」

 

続々とCircleへと3年生の面々が集まっていた。

どうやら皆が受験を終えていた彼女達は弦太朗が来るという連絡をうけて全員が彼に会うために集まってしまったのだ。

 

 

 

 

「そうそう!!友希那も大学決まったんだよ~」

 

「湊さんの学力で一般入試は不安ですからね」

 

「以前に見た英語の小テストは酷かったですから・・・」

 

「燐子まで・・・どういうことかしら?」

 

 

 

「私と千聖ちゃんはすぐに決まったんだよ~」

 

「えぇ、それで大学の近くでルームシェアする予定なのよ?引っ越したら遊びに来てもいいわよ」

 

「おもてなしはちゃんとするからね・・・?」

 

 

「薫さんも合格したんですが、面接の話は武勇伝ですよ・・・」

 

「なに、シェイクスピアについて語っただけさ・・・」

 

「あはは・・・流石薫さんです・・・」

 

 

「うぅ~・・・私は受かってるか不安だよ~」

 

「もし落ちたら留年アイドルで売り出そうよ!!」

 

「ちょっと日菜ちゃん!?」

 

 

「そう言えば如月くんは学校卒業したらどうするの?他のみんなみたいに大学行くの?」

 

「月島さん!?・・・それは触れないようにしてたんですから・・・」

 

皆が大学入試のことを話していたが、その中である意味特大の爆弾がまりなによって投下されると、彼の学力について知っていた紗夜が慌てだすが、その一方で何も気にすることも無く彼はまりなの言葉に応えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺も大学受かったぜ!!」

 

「そうだったんだ~。おめでと~!!」

 

 

 

「「「「「嘘だっ!!」」」」」

 

「えぇ~!?みんなしてどうしたのよ!?」

 

弦太朗が大学に受かったという言葉を聞いて祝福の言葉を送ったがまりなだった。

しかし、彼の学力の事を良く知っている彼女達は弦太朗の言っている言葉を全く信用できずに花咲川の生徒達は思わず声を挙げながらそのまま弦太朗に詰め寄っていた。

 

「如月さん!!高校卒業も怪しい学力なのに大学合格なんてあり得ないです!!私がどれだけ苦労して勉強を教えてたと思うんですか!!」

 

「そうよ!!彩ちゃんよりもテストはひどい結果だったじゃない!!」

 

「ちょっと千聖ちゃん!?私だってそこまで酷くなかったよ!!」

 

「あはは・・・でも、確かにあの点数は凄かったよね・・・」

 

「はい・・・あのテストの点数で大学は厳しいかと・・・」

 

 

 

 

 

「花音から話を聞いたことはあるが・・・弦太朗、流石の私も話を聞いた範囲では大学は信じられないね・・・」

 

「ん~・・・ゲンちゃんが大学のイメージが全然ないよね~」

 

「勉強はできないけど頭の回転が良いみたいなタイプですからね」

 

「紗夜から話聞いた感じだと友希那と同じレベルらしいし、相当だよね~」

 

「リサ。私は如月よりは・・・って何その目は、それに誰か何か反応してくれないかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前ら、だったらこれを見やがれ!!」

 

ここまで散々な言い様の彼女達。

そんな彼女達の言葉に弦太朗は内心怒りを覚えると、マグフォンを取り出して彼女達に突き付けるとそこには1枚の写真が写っていた。

 

「嘘っ・・・本当に合格通知です・・・」

 

「あり得ません!!あり得ません!!あり得ません!!」

 

「偽造したのかしら・・・?」

 

「紗夜も千聖も落ち着きなって~。もしかしたら偏差値とか低いとこかもしれないし」

 

「それでどこの大学なんだい?」

 

「瀬田さん。学校名が書いてあるわ・・・宇宙京都大学・・・?」

 

「ふえぇ~!?京都なんて凄いね・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ~!?本当ですか!?」

 

「麻弥ちゃん、知ってるの?」

 

「彩さん!!宇宙京都大学・・・通称宇宙京大は工学系・・・特に宇宙工学の分野では日本有数の学校ですよ!!」

 

「宇宙!?面白そう!!」

 

「これは悪い夢です・・・!!日菜、私の頬を抓ってもらえるかしら?」

 

「おねーちゃん?いいけど・・・」

 

いふぁい(痛い)ゆめふぁない(夢じゃない)・・・!?」

 

 

 

 

 

「それに・・・SNSで合格通知を乗せている方たちと同じ形式ですから・・・本当に・・・!?」

 

「弦太朗・・・仮に合格通知が本物だとして・・・。裏口入学のために学校にいくら積んだのかしら?」

 

「積んでねぇよ!!ってそうだった」

 

弦太朗の見せた合格通知の写真が未だに信じられず、未だに騒がしくしている彼女達。

挙句の果てには裏口入学を疑い始めた千聖に彼は声を挙げてツッコむと、弦太朗はあることを思い出して、一旦大学の話を放り出して話を変えることにした。

 

 

 

 

「まぁ、俺の大学合格はいいんだけどよ・・・」

 

「いえ、全然よくないですが・・・」

 

「紗夜の言う通りよ」

 

「だぁ~!!とりあえず、それよりもあの変なギターの事だ!!まりなさん、こいつらどうにかしてくださいよ!!」

 

「あぁ~・・・そうだよね。今日はそのために来たんだったね。みんな、とりあえず一旦如月くんの話を聞いてあげなよ~」

 

まりなの言葉に彼女達は納得は言ってないようだったが、一旦は大学のことよりも彼がやってきた目的である石のギターについての話を聞くことにした。

そして、何とも言えない空気の中で弦太朗が1つのお願いを言い始めた。

 

「今日来る前、賢吾に言われたんだけどよ。あのギターことを余り言いふらしたりしないでくれってよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ・・・!?」

 

「彩ちゃん・・・?あなた・・・何かやったのね?」

 

「千聖ちゃん~!!目が笑ってないよ~!!」

 

弦太朗が賢吾から言われたことをそのまま彼女達に伝えると、彼の言葉を聞いた途端に彩の顔から一気に冷や汗が溢れ出していたのを千聖は見逃さずに黒い笑みを彩に向けて何をやらかしたのかを問い詰める。

 

そして彼女は即座に自身の犯した過ちを告白した。

 

 

 

 

 

 

 

「えっと・・・その・・・。その写真、もうSNSにアップして・・・バズっちゃった・・・」

 

「彩ちゃん・・・?」

 

「ちょっと何やってんだよ!?」

 

 

 

 

「ふぇ~ん!!ごめんなさ~い!!」

 

「しかも、ここまで広がったら・・・今更消してももう遅いですね・・・」

 

「そうっすね・・・」

 

彩は顔面蒼白になりながら、自身のSNSに投稿した内容を見せる。

そこには光る石のギターを持ち上げている香澄とそれを見て固まっている蘭やつぐみ達、そして完全に見切れたモニカとRASの面々をバックに自撮りしている彩の写真と大量のコメント。

 

それを聞いた千聖は完全に怒りの笑みを彩にぶつけると彼女は泣きながら謝り始めて、燐子と麻弥は余りの反響にもうどうしようも無いと諦めの境地に入ってしまっていた。

 

 

 

 

しかし、この1枚の投稿がこの街を巻き込んだ最悪の事件を引き寄せてしまうのだった。

 





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感想評価は気分次第でお願いします。

ズン2時系列なのでMyGO!!!!!の出番は完全に迷子になりました

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