バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

バチコリ戦ってるその裏で―――こんなになっちゃいました。

※今回、劇場版と言うことでルビ以外にも特殊タグを使ってます。
見にくかったりしたら指摘オネシャス!!
以前のアンケ、ズン3の場合は前話冒頭のセリフを言ったのはオーナー孫になる予定でした


Chapter-03 エネミーメテオシャワー

 

「うぅ・・・うぇ~ん・・・!!」

 

「彩ちゃん・・・?なんでこうされてるか分かってるわよね?」

 

彩の暴走が発覚した現在。

当の本人は冷たい床に正座させられて目の前にいる阿修羅(千聖)の怒りを前にして、人目を憚らず大号泣してしまっていた。

 

「うぅ・・・だって~・・・!!」

 

「だっても何もないわよ。あなた、アイドルって自覚が足りてないんじゃないかしら?それにこれ、リサちゃんと友希那ちゃんも写ってるわよね?今回は問題にはならないけど、下手したら事務所間でのトラブルになったかもしれないのよ?」

 

「だって、いいネタだと思ったんだよ~!!リサちゃん~助けて~!!」

 

「あはは~・・・流石に擁護できないかな~」

 

「彩ちゃん?何でリサちゃんに助けを求めてるのかしら?頭の中までふわふわピンクになっちゃったのかしら?」

 

彩は咄嗟に近くにいたリサに助けを求めたがやんわりと断れてしまい、それが返って千聖の火に油を注いで大炎上している様子を見た他の面々は軽く引いてしまっていた。

 

 

「千聖の奴・・・やべぇな・・・」

 

「えぇ・・・凄いわね・・・」

 

 

「そだね~・・・いつもより多めに怒ってるね~」

 

「ちょっと日菜。あなた、もう少し空気を読んで・・・」

 

「あはは・・・でも、千聖さんがあそこまで怒るのも珍しいですけどね・・・」

 

 

「市ヶ谷さんに止められてたらしいですから・・・擁護できそうにないですね・・・」

 

「ふっ・・・儚い・・・」

 

「ふえぇ~!?」

 

 

 

「あの~、千聖ちゃんもうその辺で許してあげたら・・・?特に誰かの迷惑になってる訳でもないんだし・・・」

 

ドン引きしながら話始めていた彼女達だったが、唯一の大人であるまりなが苦笑いを浮かべながら彩に助け船を出していた。

 

「・・・そうですね。お店の中ですもんね・・・。彩ちゃん?次はないわよ?」

 

「うん・・・」

 

ひとまずは千聖からの説教が終わった。

そう思ったタイミングで――――

 

 

 

 

「リサと燐子、2人とも電話鳴ってるよ?」

 

「本当だ・・・事務所から・・・じゃないよね?」

 

「同じタイミングですから事務所ではないと思いますが・・・市ヶ谷さん・・・?」

 

「こっちもひまりからだ・・・。でも、変じゃない?今、授業中のはずだよ?」

 

リサと燐子のスマホが鳴り、その音を聞いた2人はスマホを取り出して発信者の名前を確認したが思わず首を傾げてしまった。

 

3年生は自由登校と言うことで学校にいない生徒が大半だが、1,2年生は普通に授業のはず。

それにも関わらず電話がかかってきていることが信じられないのだが、とりあえずこのままでは埒が明かないので一旦二人で電話に出ることにした。

 

「もしもーし」

 

「もしもし・・・」

 

何気なく出たその電話だったが―――

 

 

 

 

 

 

『リサさん!!弦太朗くん呼んでくださーい!!』

 

『燐子先輩!!そこに如月居ますか!?」

 

 

 

「俺・・・?」

 

「ゲンちゃん、変じゃない?すっごい焦ってるみたいだよ?」

 

2人から離れているにも関わらず、ハッキリと電話の向こうで弦太朗が呼ばれたのが聞こえてきた。

しかも、2人揃ってかなり焦っている様子がハッキリと感じ取れていた。

 

「如月さん・・・?今は一緒ですけれど・・・」

 

「ひまり?どうしたの?何かあったの!?」

 

 

『『学校が襲われてる(の)!!』』

 

「「「「「えぇ~!?」」」」」

 

「2校で同じタイミング!?えっと・・・!!どうなってるんですか!?」

 

 

 

 

『えっと!!あこちゃん達のクラスが体育してたとこに黒い奴らが出てきて!!逃げ遅れたあこちゃん達が見た巴が校舎から飛び降りて今戦ってるけど囲まれちゃってるんです~!!』

 

『休み時間中に急にあのニンジャが校内に乗り込んできたと思ったら、急に私達と弦巻さんを追いかけて来たんですよ!!それで今は若宮さんと奥沢さんが時間稼ぎしてますけど、数が多すぎて・・・!!10以上います!!』

 

電話の向こうから聞こえた言葉にその場にいた全員が驚きの声を挙げてしまったが、なんとか我に帰れた麻弥がそれぞれの様子を聞くがどちらも危機的な状況なのは変わらなかった。

 

「くそっ!!どっち行けばいいんだよ・・・!!」

 

 

 

 

「如月さん!!!羽丘の方が数が少ないんですから羽丘を先に終わらせるべきです!!」

 

「う~ん・・・花咲川じゃない?お姉ちゃんの言う事も分かるけどさ~。つぐちゃんだったらみんなを避難させてるだろうし、それに巴ちゃんだったら大丈夫でしょ?」

 

「そうですね・・・話を聞いてる限りだと、狙われてる人が多いのは花咲川だと思いますけど・・・」

 

「でも、巴ちゃんは1人なのよ?いくら巴ちゃんでも1人だったら多勢に無勢じゃないかしら?」

 

「千聖ちゃん、イヴちゃん達の方にいっぱいいるんだったら早く行ってあげたほうがいいよ!!」

 

「彩さん!!羽丘には巴さんしかいないんですから、相手がバラバラになったらどうにもならないですよ!!」

 

2ヵ所で同時に現れたダスタードを早く何とかしなければいけない状況で弦太朗が迷ってしまう。

そんな状況でCircleにいた彼女達の中でもどちらに弦太朗を向かわせるかで意見が割れてしまったことが更に彼を動きにくくしていた。

 

「ゲンちゃん!!花咲川行って!!」

 

「日菜!!先に羽丘です!!」

 

 

 

 

 

 

「リサ、どっちがいいのかしら・・・?」

 

「友希那はそんなこと聞かなくていいから!!弦太朗!!どっちでもいいから―――」

 

 

 

 

 

 

 

「待ってくれないか?」

 

「薫あなたね!!こうしている間にイヴちゃん達が・・・!!」

 

 

氷川姉妹の意見が食い違い続けて、遂にリサが痺れを切らして弦太朗を送り出そうとしたタイミングで薫が待ったをかける。

そんな薫に対して千聖の怒りのボルテージは最大になり彼女に向かって声を荒げるが、当の本人は何かに気づいて外に視線を向けながら予期せぬ言葉が飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやら、招待していないゲストが来たみたいだ」

 

「あなた、何言って・・・!?」

 

「嘘っ!?」

 

「ふえぇ~!?ここにも来たのぉ~!?」

 

彼女達の目の前にはあろうことか学校に現れたダスタードの大群が押し寄せてきていたのを見て弦太朗が外に飛び出すと、彼女達も何故かその後ろについて大軍を確認するが、その中には一部の面々にとっては見たくもない顔ぶれが揃っていた。

 

 

 

 

「私が変身したカメレオン・・・紗夜ちゃんやひまりちゃん、それにこころちゃんのまで・・・!!」

 

「ですが・・・これじゃどっちにも行けません・・・!!」

 

「戸山さんや宇田川さんが変身してたのはいないわよ・・・?」

 

「それにジブンには色んなとこに出てきている目的が分かりませんよ・・・!!」

 

 

 

「巴達には悪いけど・・・これで迷う暇もなくなった・・・!!一気に行くぜ!!」

 

Circleに現れたのはダスタードだけではなく、彼女達が変身したゾディアーツまでもがその場に現れていた。

 

不幸中の幸いと言うべきか、12使徒のゾディアーツがいないだけほんの少しはマシだが、それでもここで戦えるのは弦太朗ただ1人。

必然的に彼はこの場に残らざるを得なくなっていたが、当の本人は迷う事すら出来なくなって完全に吹っ切れてドライバーを装着して流れる動作でスイッチを叩く。

 

そんな彼を見届けるかのようにゾディアーツ達は足を止めて弦太朗を警戒し始めたのと同じタイミングでドライバーからのカウントダウンが響き渡っていく。

 

 

 

 

3――――

 

――2――

 

――――1

 

 

「変身!!」

 

先ほどまでとは違い、今回は戦士としての覚悟を胸にしながらその言葉と共にレバーを押し込んでその手を宙へと伸ばすと宇宙の力が弦太朗を包む。

そして彼は腕を振り払って、仮面ライダーの姿へと変身した。

 

「宇宙・・・―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「キターーーーーーーーーー!!」」

 

「・・・とりあえず、中に入ってましょう。如月、頼んだわよ」

 

「おう!!」

 

いつもの言葉と共に両腕を突き上げてフォーゼが叫ぶとそれに合わせて日菜も叫ぶ。

 

叫ぶ2人に友希那が呆れていたが、彼女達はフォーゼの邪魔にならない様にCircleの中へと入っていくが、フォーゼは彼女達の方を振り返ることもせずに変身前のリーゼントをかき上げるような仕草をしてから拳を前に突き出す。

 

 

 

 

「仮面ライダーフォーゼ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

その言葉を引き金にして足を止めていたゾディアーツ達は一斉にフォーゼに襲い掛かっていくのだった。

 





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