ホントにハロハピ篇終わりです。
なんもかんもおのれディケイドー!!
長くなったと思って分割したらそうでもなかった罠
ハロハピ篇終わり!!(次があるとは言ってない
フォーゼ達から離れた場所で行われていた美咲の駆るダイザ―とアルツメイヤーとの戦闘は美咲のペースで戦闘が進んでいた
「死ねぇええええええ!!」
アルツメイヤーがダイザ―に向かって爪を振るうも、美咲はダイザ―の腕でそれを受け止めてそのまま弾き飛ばす。
「あんたみたいなのにぃぃぃぃいいい!!」
腕を弾き飛ばされて体勢を崩したアルツメイヤーに美咲は乱打する。
「あぁああああああ!!」
「逃がすかぁあああ!!」
ダイザ―の乱打をまともに受けてアルツメイヤーは大きく後ろに飛ばされるが、美咲は逃がす隙を与えないためそのまま接近して追撃する。
ミッシェルを着ていた時とは全くの別人のような動きを見せる美咲。
追撃の手を緩めない美咲に対してアルツメイヤーから言葉によって美咲を崩しにかかる。
「あんたなんて、あのお嬢様の付属品じゃない!!あの熊がないとまともに何も出来ないくせに!!自分じゃ人を笑顔になんて出来ないくせに!!」
「違う!!ミッシェルの時みたいに沢山の人を笑顔に出来なくても!!それでも私だって誰かを笑顔に出来ます!!」
美咲が思い浮かべるのは先ほどの病院での光景――
ミッシェルじゃなくても自身の手によってみんなを笑顔にしていた――
その光景を見た美咲はアルツメイヤーからの言葉を聞いても全く崩れない。
「あの着ぐるみ無しで!!あんたはあそこにいる資格なんてないんだよぉおおおおおおお!!」
「あなたの言う資格なんて関係ない!!こころが・・・みんなが認めてくれるなら・・・。あたしはハロハピのメンバーなんです!!」
アルツメイヤーの攻撃に合わせて美咲は綺麗にカウンターを食らわせてアルツメイヤーを破砕音と共に壁へと叩きつける。
「例えこころ達にミッシェルって分かってもらえなくてもいい!!あたしはこころ達が作った笑顔を守ります!!」
「ふざケルなぁアアァアアアアアアァア!!」
半狂乱で突進するアルツメイヤーを掴み上げ、美咲は再び壁へと叩きつける。
「だから、あなたが笑顔を奪うって言うなら、あたしはあなたと戦います!!」
壁へと叩きつけられたアルツメイヤーは動きを止める。
その音を聞きつけて、美咲の元へ薫を抱えたフォーゼと花音が駆け寄り、フォーゼは花音に薫を預ける。
「美咲!!」
「美咲ちゃ~ん!!」
「如月先輩、さっきと色違いません?」
「まぁな!!」
「おや、美咲かい?随分と大きくなったね」
「いや、これロボットに乗ってるだけですからね?」
「ねぇ!!あれ!!」
花音が指さす先にはアルツメイヤーが走って逃走しているが、ダメージが大きく速度が出ていない。
「待て!!」
「如月さん!!」
「うわぁ!?」
「後はお願いします!!」
美咲はフォーゼをダイザ―で掴み上げ、そのままアルツメイヤーへと投げつける。
「うわぁああああ!!」
フォーゼは美咲によってアルツメイヤーへ向かって飛ぶ中で体勢を変えてスイッチを起動する。
――――――ドリルON――――
―エレキ・ドリル・リミットブレイク―
「ライダー電光ドリルキィーーーーーック!!」
アルツメイヤーは投げられたフォーゼのドリルによって身体を貫かれてそのまま爆散する。
「決まったぜ!!」
「如月くんは投げられただけだよね・・・?」
フォーゼの言葉に花音のツッコミが刺さる。
フォーゼはアルツメイヤーからの飛んできたスイッチを掴むとそのままスイッチを切る。
爆発を聞きつけて巴やりみ達が弦太朗達の元へと駆け寄る。
「薫さん!?めっちゃ怪我しとるやん!?」
「なんだこれ!?それに如月も色が変わってるし!?」
「もしかしてこれに美咲ちゃんが乗ってるの!?」
ひまりの言葉と共にダイザ―から美咲が降りてくる。
降りた美咲は体力を使い切ったのかその場に崩れる。
「昨日寝れてないのもあるけど・・・、これめっちゃ疲れるんだけど・・・」
「美咲。大丈夫かい?」
「薫さんに比べたら大丈夫ですよ?でも、疲れたんでめっちゃ寝たいです・・・」
その言葉を最後に美咲は意識を手放す。
「おい美咲!?」
「もう・・・。美咲ちゃんてば・・・」
「ふふっ・・・」
「儚いね・・・」
「うん。いい笑顔だよ美咲ちゃん」
疲れて果ててしまいその場で寝てしまった美咲。
しかし、その寝顔は誰から見ても良い笑顔だった・・・。
アルツメイヤーを倒した後、黒服からの報告を受けた弦太朗達。
報告ではアルツメイヤーが倒されてすぐに、身体がミッシェルになっていた人達は元の身体に戻った。
しかし、大事をとって2~3日の間弦巻の管理する病院で入院することになった。
こころと薫の受けた傷も最後には傷も残らないとのこと。
報告を聞いたりみ達は一足先に家に帰っており、
目覚めた美咲と花音、治療を受けた薫は弦太朗は街へ向けて歩く。
「こころちゃんの受けた傷も残らないって言ってて良かったね」
「あぁ。私の傷も残らないと言われたから不安なことはもうないね」
「えぇ・・・。一時はどうなることかと思いましたよ」
「弦太朗と美咲。君達には本当に感謝しきれないよ。身体を張って私たちを助けてくれたんだからね」
「でも、いきなり変身したりロボットに乗りこんだのにはびっくりしちゃったよ」
「あの時は勢いで・・・って、薫さん。あれが如月先輩って分かるんですか!?」
「あぁ。私は役者だからね。どんな仮面をつけても仮面の向こうが誰か理解するのは容易だよ」
「・・・ならなんでミッシェルは・・・」
「美咲?どうしたんだい?」
「いえ、世の中の理不尽さを感じてしまいまして・・・」
「美咲ちゃん・・・」
「美咲・・・」
「良いですよ。もう分かってることですから・・・」
そして弦太朗達が商店街に入ると、鬼の形相でひまりを捕まえていた沙綾とつぐみの姿があった。
「大丈夫だよ?ちょっとお話しするだけだからね?」
「うん。今朝送られてきた巴のチャットについて詳しく聞くだけだから」
「いやぁああああああああ!!」
2人に引き摺られているひまりは弦太朗達を発見すると涙声で助けを求める。
「げんだろうぐん!!がおるぜんばい!!だずげでぇーーーーーー!!」
「おや2人とも、子猫ちゃんを引きずってどうしたんだい?」
「薫先輩。ちょっとこの泥棒猫に話を聞くだけですから」
「ベットに潜り込むのは許せないよねぇ・・・」
「未遂だよぉーー!!」
「「アウト」」
「いやぁああああ!!」
「なぁ、ひまりの奴なにしたんだ?」
「弦太朗には秘密だよ」
「うん!!」
「あれ?確か花音さんと薫さんも如月先輩に抱えられてたような・・・」
「「へぇ・・・」」
「ふえぇ・・・」
「あっ・・・」
会話の流れを察した美咲が思わず声に出してしまった言葉によって沙綾達の標的に花音たちも追加されてしまった。
「そうだねぇ。瀬田先輩と花音さんにも話聞きたいかなー?」
「おやおや、仕方のない子猫ちゃんだね」
「そう言えば、さっきりみから連絡があって花音さんが弦太朗と一緒に式場に入ったって、怪物絡みなのは知ってるけどその時のこと聞きたいなー」
「ふえぇ・・・」
こうして弦太朗と美咲を残して他のメンバーは羽沢珈琲店へと消えていった。
「あー如月先輩。ここから女子会やるんで先に帰っててください」
「おぅ、でも話すんだ?」
「・・・女の子の秘密です」
入り口前で振り返り、弦太朗へ向けた笑顔は彼が見た中で一番いい笑顔だった。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
次章:アイドル
弦太朗の呼ばれ方(呼び)ハロハピ篇
弦太朗は基本的下の名前orあだな()呼び
こころ:弦太朗
薫:弦太朗
はぐみ:げんちゃん先輩(やはり香澄と同じ系譜
花音:如月くん
美咲:如月先輩
ミッシェル:如月さん