バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

次くらいにはRASもモニカも出したいなぁ(願望



Chapter-06 どうして灯がついたのか

 

「はぁ・・・!!はぁ・・・!!本当に反省しましたか!!」

 

彩の暴挙に有咲は先輩と言う事すら忘れて肩で息をするほどの苛烈な説教を終えた。

余りの圧に圧倒された弦太朗達の前ではその説教を受けた彩は―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぇ・・・!!えぐっ・・・!!」

 

「返事は・・・?」

 

「ゔぁい・・・!!」

 

 

 

 

 

「有咲、すっごい怖い・・・香澄だってあんなに怒られたの見たことないよ・・・」

 

「ちょっとおたえ~!?」

 

「リサよりも怖いわね・・・」

 

「友希那~?どういうことかな~?」

 

アイドルが・・・いや、女の子が人前ではとても見せられないような泣き顔を晒している光景を前に弦太朗達は完全に固まっていたがそんな中でも一部の面々は即座に空気をぶち壊すと有咲はようやく我に返っていた。

 

「あぁ~!!こんなことしてる場合じゃなかった!!この頭ふわふわピンクの説教よりも今回の事件の対応をどうすっか考えねぇと・・・。羽沢さん、なんか案あるか?」

 

「えっ!?・・・えっと・・・今のところは特には・・・。多分狙ってるのはアレだとしても何が目的なんだろ・・・?」

 

 

 

 

 

 

「ねぇねぇつぐちゃん!!それってこれの事?」

 

「ちょっと日菜先輩!?なんで勝手に持ってきてるんですか!?」

 

「ちょっと日菜ちゃん!?あなた何やってるのよ!?」

 

「日菜!!戻してきなさい!!」

 

「千聖ちゃんもおねーちゃんもそんなに怒んなくてもよくない?」

 

「良くないわよ!!」

 

「日菜!!」

 

「・・・はーい」

 

このタイミングで日菜が空気を読まないで問題になっていたギターを倉庫から引っ張り出してきたことに、全員が目を丸くするとすぐに保護者達(千聖と紗夜)からの説教が飛ぶと日菜は若干落ち込むが昨日発見時にいた面々はここで違和感を覚えていた。

 

「あら?昨日と違って全く光ってないわ!!」

 

「そう言えば・・・こころの言う通り全く光ってない」

 

「つぐみ・・・どうしてだろ?」

 

「昨日は目が痛くなるくらいに光ってたのに・・・」

 

「電池でも切れたのかしら?」

 

「友希那・・・流石にこれに電池はないでしょ・・・」

 

「昨日香澄ちゃんがそれを置いた後から、私が働いてる時に何回か様子を見た時は全く光ってなかったけど・・・?」

 

 

 

 

「あぁ~!!彩先輩と言い日菜さんといいアイドルはバカやんないと気が済ま・・・な・・・待てよ・・・?」

 

「有咲・・・?」

 

日菜が持って来たが、昨日とは全く違って全く光を放っていない事に気が付いたこころの言葉に発見時に現場にいた面々が不思議そうにしている中で有咲は呆れの言葉を漏らしていた最中、あることを思いついた。

 

 

「如月、カメラ出せ」

 

「ん・・・?悪いけど、バガミールは置いてきてて、変身しなきゃねぇけど・・・」

 

「それでいいから早くしろ・・・」

 

「よく分かんねぇけど・・・そこまで言うんだったら・・・」

 

弦太朗は有咲に言われるがままドライバーを取り出してフォーゼへと変身を変身してからカメラを起動するのを見るとある人物を見ながら指示を出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「香澄、それを昨日みたいに持ってみろ」

 

「えっ?・・・分かった!!」

 

「おい、有咲。賢吾がむやみやたらに触るなって・・・」

 

「日菜さんが触ってる時点で今更だろ?それに昨日光ったのは香澄が持ってた時だったらまた同じようにした方がいいだろ・・・だからカメラ出させて撮らせようとしてんだよ」

 

「日菜」

 

「・・・はーい」

 

有咲の言葉に香澄は驚きはしたものの特に疑問を持つこともなくその言葉を受け入れると、若干不満げな日菜からそれを受け取ったその瞬間、そのギターは先日と同様に光り出していた。

 

「光ったよ!!有咲!!」

 

「もしかしてって思ったけど・・・如月!!」

 

「有咲!!ばっちり撮れてるぜ!!」

 

「よっし!!」

 

 

 

 

 

 

 

「香澄ちゃん!!るんって来たから貸して!!」

 

「ちょっと日菜!!・・・って・・・」

 

「日菜さんが持った途端に光んなくなっちゃいましたね・・・」

 

香澄が持った途端にギターは光り出し、有咲は予想通りが当たりフォーゼのカメラでこの光景がしっかり収まっていることに喜んでいたが、日菜が光り出したギターが気になって香澄からギターを奪い取ってしまったが、香澄の手から離れた途端にみるみる光を失ってすぐに光が完全に消えてしまった。

 

「えぇ~!?なんで~!!」

 

 

 

 

「イヴちゃん?日菜ちゃんを確保!!」

 

「承知しました!!」

 

「ヒナ~!!もう勝手なことしないの!!」

 

「ちょっとリサちー!?盗らないでよ~!!」

 

「ってこれ重っ!?」

 

 

 

「リサ!!大丈夫かしら?」

 

「こころ!?助かった~ありがとね」

 

光が消えたのを見てリサが即座に日菜からギターを取りあげてイヴによって即座に日菜が捕まる。

そんな中でリサは予想以上の重さにバランスを崩してしまうが咄嗟にこころがリサが持っていたギターを支えた。

 

なんとか壊すようなことも無く事なきを得たと思っていたが――――

 

 

 

「あら?また光ったわ!!」

 

「嘘っ!?何で!?ヒナから取りあげた時は光ってなかったのに!?」

 

「そうなると・・・リサさんじゃなくてこころが触ったから光ったってこと・・・?」

 

「でもリサ先輩達とこころで何が違うんだ・・・?それに香澄の時と違って光も弱いみたいだけど・・・」

 

 

 

 

 

 

リサと日菜では反応がなかった物が香澄とこころでは反応した。

香澄とこころの共通点かつ、その2人とリサ達の差異を考え始めるとすぐにその差に気が付いたものがいた。

 

「あ~!!そっか!!」

 

「ひまり・・・いきなり叫ばないで・・・」

 

「蘭!!なんで光ったのか分かったんだよ~!!」

 

「ひーちゃんが・・・?」

 

「多分私が持っても光ると思う!!こころ、それ貸して!!」

 

 

 

「えぇ!!分かったわ!!」

 

「・・・重っ!?」

 

「嘘・・・ひまりの言う通りだ・・・」

 

「でも、すっごい小さいね~」

 

 

ひまりが2人の共通点に気が付いたと言い始めると周囲が怪訝そうな表情を浮かべ始める。

そんな中でひまりは自分が持っても光ると言い始めてこころからギターを受け取ると、こころよりも弱いが確かにギターは光を放っていた。

 

そして、その光景に何名かは共通点に気が付いてしまった。

 

「分かったぞ!!そう言う事か!!」

 

「そっか!!あったよ!!共通点!!」

 

 

「あっ!!そっか!!3人共2年生だ!!」

 

「ふえぇ~・・・はぐみちゃん、多分違うと思うな・・・」

 

「じゃあ、かのちゃん先輩、他に共通点って何かあるの・・・?」

 

「えっと・・・」

 

何とも微笑ましい共通点をあげたはぐみに花音が苦笑いで否定するが、回答を求められてしまって困った表情を浮かべ始めた彼女を見て、親友の千聖は苦々しい表情を浮かべながらも助け船を出していた。

 

 

「花音、簡単よ。3年生だと私と紗夜ちゃんもだと思うわ」

 

「なるほど・・・イヤな共通点ですがそうですね・・・みんなスイッチを使ったっていう最悪の共通点がありますね・・・」

 

香澄達が持ったギターが光る理由―――

それはスイッチを使ったことがあるかどうかという当たっても全く嬉しくもない仮説が立ってしまった。

 

その事を紗夜が口にした途端にこの場の空気が静まり返るが、すぐにフォーゼが動き出していた。

 

 

「なるほどな・・・アタシも光るってことか!!」

 

「そうだったのね。じゃあ私も触ったら光るって事かしら?」

 

「でも、市ヶ谷さん。昨日に比べたらだいぶ長い時間光ってないかしら?」

 

「湊さん。今日は如月がいるんですよ?」

 

「えっと・・・有咲ちゃん・・・弦太朗くんがいるからってどういう事・・・?」

 

 

 

 

 

「如月の言うコズミックエナジーってのが原因だと思うんだけど、理由聞かれても正しい事は全く分かんないけど、スイッチを使ったから身体に残っててそれに反応してるのか・・・」

 

「長く光ってるのは近くで如月くんが変身してるからそのギターが反応しちゃってるのかなって・・・」

 

 

 

「って事だから、何があっても如月はぜってぇ触んなよ?」

 

「よく分かんねぇけどスゲーな有咲!!」

 

 

「うっせぇ!!」

 

「有咲、照れてる」

 

「おたえ!!照れてねぇ!!」

 

今の状況でおおよその仮説を立てた有咲の事をフォーゼが褒め始めると、彼女は照れ隠しをし始めてしまう。

しかし、この空気の中で不意に思ったことが麻弥の口から漏れてしまった。

 

 

「あの~・・・ここにあったらまた狙われるんじゃないですか・・・?」

 

「大丈夫ですよ」

 

「えっと花園さん?どうしたんですか?」

 

「私にいい考えがあります!!じゃあ、まりなさん。これとギターケース借りますね」

 

 

「ちょ!!おたえ!!」

 

麻弥の不安にたえが答えると、ギターケースの中に問題のギターを詰めるとそのままCircleを飛び出していく。

そんな彼女の行動に呆気に捉えて皆が固まってしまったが、我に返った時には彼女の姿がどこに行ったから追いかけることも出来ずにいた。

 

そんな状況では不安しかないがたえに任せるしかなく、どうしようもない彼女達は弦太朗が明日からCircleに通うことだけを決めると、そのまま解散して明日を待つのだった。

 





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