これのエンドは考えてるけれど、どうやってエンドまで持っていくか・・・
うごごごご・・・
「わぁ~!!イヴちん大丈夫!?」
「ハグミさん・・・大丈夫ですが・・・不覚を取りました・・・」
「くっ・・・訳の分からないままやられてしまった」
「2人とも大丈夫そうね!!・・・それにしてもどこに行っちゃったのかしら?」
「私もこころ達の前に立ってたけど、気が付いたらいつの間にかいなくなってたからね・・・。っと、いけない。まりなさん助けないと・・・」
撃たれた人間が突如として起き上がるという信じられない出来事を目の当たりにした大半の面々は言葉を失くしてしまっていたが、彼女達の目の前では敵を逃がしてしまったことに悔しがる流星と、飛び出していったイヴの元へとハロハピの面々が心配そうに駆け寄っていく姿に徐々に我に返っていくが―――
「ひぃぇ~!!」
「うぁっ!?リサ!!何やってんだよ!?」
「なっ!?今井さん!!何、弦太朗に抱き着いてるんですか!?」
「あっ!!リサさん・・・!!ずるい!!」
「沙綾ちゃん!!あかんよ~!!」
「無理無理無理~!!ゾンビとか無理~!!」
「今井さん!!破廉恥です!!離れなさい!!」
「うぉぉおおお!!リサの奴どこにこんな力あんだよ・・・!!」
「アンタ達!!いい加減にしなさいよ!!」
「よっ!!ってなんだ?」
「あ~!!ろっか!!あすか!!見て見て!!リサ姉が弦太朗に抱き着いてる~!!」
「「えっ?」」
「「はっ?」」
「つぐもひーちゃんも落ち着いて~」
「来て早々あれなんだけど、何これ?」
しかし、そんな中でも死体だと思っていた物が動き出したのを間近で見てしまったリサは未だに我に帰ることが出来ず、恐怖のあまり恥も外聞もかなぐり捨てて弦太朗へとしがみ付いて始めてしまった。
その姿を見た沙綾が暴走し始めて、紗夜と弦太朗がリサを引き剥がそうとするがどこから出てるのか分からない圧倒的なパワーによって彼女を引き離せず緊張感が無くなってしまっていたがその姿に痺れを切らしてしまったチュチュが吼えたタイミングで羽丘の面々までやって来てしまい、完全にこの場の収拾がつかなくなってしまうのだった。
そこから少し時間が経ち―――――
彼女達はロビーに集まってこれまでに起こったことについて情報を共有していた。
「Never、いやネクロオーバーか・・・そう言えばタチバナさんが残した資料にあったのを見たがあれは本来人間に対してのものだったと書いてあったと思うが、そこまで―――」
「死体を蘇らせるなんて凄~い!!ゲームみたい・・・」
「あこちゃんの言う通りだよね・・・。見てないし、流石に・・・それは・・・」
「つぐちゃん。でも、私達の目の前で銃でバーンって撃たれて倒れたのを見たんだよ」
「そうね。アタシもアメリカにいた時に本物を撃ってるのを見たことがあるけれど、アレは間違いなく本物だったし、脈が止まったのはリュウセイとルイが確認した。とは言っても、ゾンビ相手じゃ死んだ死んでないはどうでもいいわね・・・」
今回の相手は人間―――ではなく、ミュータミットという人間を超えた相手でネクロオーバーの技術を使って不死身になった相手。
その相手が2日続けてCircleを狙ったその目的について考えようとしたが、それは容易に想像が出来た。
「目的は・・・あれだろ?この前掘ったギターみたいな奴だろ?ここにねぇってことは今どこにあるんだ?」
「マスキング、それならおたえの奴がどっかに持ってってな・・・」
「ハナさん。それはどちらにあるんでしょうか?」
「えっとね。それは―――
「パレオ。おたえもちょっと待ってくれ」
「有咲・・・?どうしたの・・・?」
「おたえ・・・とりあえず、在処を言う前に聞くけど・・・おたえ以外に知ってる奴はいるか?余計なことは言わなくていいから”はい”か”いいえ”で答えろ」
「えっと・・・イエス?」
そう。
彼女達が考えた目的は先日Circleで掘り当てたギター。
あれが何なのかは未だに分かってないが、相手がそれを目当てに襲撃してきたのだと言うますきの言葉を誰も否定することはなく、むしろ今それがどこにあるのかを問いかけるような言葉が飛ぶが、それに有咲が待ったをかけると彼女に視線が集まっていく。
その中でたえは有咲から言われた問題に答えると、有咲はそれを聞くとそのまま彼女に視線を向けて自身の案を伝えた。
「よし・・・だったら、私や如月も含めてこれ以上誰にも言わんでいい。てか、誰にも言うな」
「「「「「えっ?」」」」
「有咲・・・ここまで来てそう言う理由が分かんないんだけど?」
「そうだよ!!みんな知ってた方がいいんじゃないかな!!」
「モカちゃんもひーちゃんや蘭と同じ意見かな~」
「美咲?」
「みーくん。どういうこと?」
「いや、私に聞かれても・・・」
「いや、マジでどういうこと?ふーすけ」
「分かんないよ・・・」
「桐ヶ谷さん。とりあえず落ち着いたらどうかしら?」
「リサ?どういう事かしら?」
「友希那~アタシが分かる訳ないじゃん」
「市ヶ谷さん。説明してくれますか?」
ここに来て、有咲はたえに対してギターの在処を誰にも言うなと皆の前で釘を刺す。
他の面々はこのタイミングで場所の共有をすると思っていたのに対して、有咲の斜め上の言葉に驚いて有咲に言葉を驚いていたが、彼女はそんな中で自身の考えの理由を話しだす。
「Need To Knowって奴だよ。燐子先輩や羽沢さんなら知ってると思うけど・・・」
「おたえ達は意味わかる ?」
「香澄、私も分かんない」
「はぐみも分かんないよ~」
「リサ・・・」
「あ~・・・香澄達にも分かるように言うと、ライブのセットリストとか演出がやる前から客に知られてたら困るだろ?だから、出来る限り秘密にしましょうってこと・・・」
「えっと・・・?何となく分かったような・・・?」
「香澄ちゃん。この前秘密にしろって言ったのに彩ちゃんがやらかしたでしょ?あれみたいなことが起こらない様にするためよ」
「「「「なるほど・・・!!」」」」
「チサトさん流石です・・・!!」
「有咲ちゃん!!それがいいと思うよ!!何人が知ってるのか分かんないけど・・・少ない方がバレなくなるもんね!!」
「う~・・・!!あこ、気になるけど・・・つぐちんが言うなら・・・」
「あこは知ったら口に出そうだしね・・・」
「えぇ~!!あすか、あこは大丈夫だよ!!ね?ろっか!!」
「あはは・・・」
「有咲!!私も気になる!!」
「有咲!!教えてちょうだい!!」
「はぐみも~!!」
「いやいや、アンタたち3人が一番最初にバラしそうでしょうが・・・。市ヶ谷さん。とりあえず、こっちの3バカは無視でいいから」
千聖の出した例を聞いて、ようやく有咲の考えの意味を理解した彼女達。
知ってる人物が少なければそれだけ漏れにくくなるという有咲の案につぐみが賛成すると、約1名はしぶしぶと言った様子だったがなんとか納得してくれた。
その一方で花咲川は好奇心に負けたこころ達が有咲に視線を向けるが、美咲が即座に彼女達を抑えると有咲はその意見に同意を求めようと弦太朗―――ではなく流星へと視線を向けると、彼は彼女に笑みを浮かべながらその意見についての答えを出していた。
「それだったら、俺達も知らない方向で行こう」
「ちょ!?如月はともかく、知ってた方があれ守ったりするのに必要じゃ―――」
「変身しないで戦った時に分かったけど、今回の相手はあれを守ることを意識して戦うほどの余裕が
ある相手じゃない。だろ?弦太朗?・・・おい、弦太朗。話を聞いてたのか?さっきから何も話しに―――」
流星は自身の考えについての意見を聞こうと弦太朗へと視線を送るが、弦太朗は流星の言葉に全く反応を示さずに何かを考えている様な素振りをしたまままるで時間が止まったかのような状態で固まっていた。
彼が何について考えているのかまるで分からずにいたが、突如として動き出した弦太朗は声を挙げていた。
「そうだ!!流星!!そういえば何でお前、戦ってた時に急に止まったりしたんだ?」
「何を言っているんだ・・・?」
「「「「「はぁ?」」」」」
弦太朗が放ったその言葉の意味が全く理解できなかった流星や彼女達は彼の言葉を意味を理解しようと頭を使い始めるが、今度は弦太朗ではなく他の面々が時間が止まったかのように動かなくなってしまうのだった。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。