アンケは・・・次の更新まで、もう少しだけ置いておくんじゃ・・・
今回の相手―――財団Xとの戦った。
そんな事があった翌日に弦太朗はぼーっとした表情で目の前の光景を眺めながら、横にいる人物に声をかけていた。
「なぁ?」
「・・・何ですか?」
「イベントの準備なのは分かるけど・・・なんで明日香がいるんだ?」
弦太朗の横にいた人物は香澄の妹である明日香。
本来なバンドはおろか楽器すらしていない彼女がイベントの準備の場にいることに彼は疑問を覚えていたが、そんな彼に彼女は苦笑いを浮かべてその疑問に答えていた。
「私、バンドリの運営ボランティアしてたじゃないですか?なんだかんだで最後の方はまりなさんの助手みたいな立場で、結果発表のアナウンスまでやらされたんですよ・・・?それ以外にも色々させられてたから今回もってまりなさんに頼まれちゃって・・・まぁ、今回はバイト代が出るからいいかなって・・・」
「おっ・・・おぅ・・・なるほどな・・・」
「ゲンちゃん~!!あっちゃ~ん!!演奏の順番決まったよ~!!」
「もうお姉ちゃん・・・すいません。ちょっと行ってきますね」
「おう・・・」
彼の疑問に答えた明日香。
しかし、その言葉には多少の恨みの感情が乗っていたことに弦太朗は若干引き気味に答えたが、その空気は突如として変わることになった。
2人の間に割って入るようにして香澄が声を挙げると、明日香は呆れながら彼女の元へと歩いていく。
それを見送った弦太朗は再び上の空であることで考えていたがそれもすぐに別の人物たちによって遮られてしまった。
「げんたろう!!」
「如月くん?どうかしたの・・・?」
「如月、何ぼーっとした顔してんだよ・・・」
「んっ?あこに彩に有咲?・・・あぁ、”あ”繋がりだな・・・」
「訳わからんこと言ってんじゃねぇよ・・・」
明日香と入れ替わる様に彩と有咲が彼に歩み寄ってきていたが、そんな彼女に思わず彼は疑問をぶつけていた。
「昨日の今日でイベントの準備か・・・」
「えっとね・・・千聖ちゃんのスケジュールの関係で・・・」
「あこ達も結構予定変えたりしたんだよ・・・今日はあことりんりんしか来てないけど・・・」
「それに今回の相手は時間をどうこうするって言ってもお前以外にそれが分かんねぇんだから、こっちは何も出来ねぇって事で話は終わっただろ?まぁ、如月に丸投げしてるのは悪いとは思うけど・・・」
「それはまぁ・・・そうなんだけどよ・・・」
先日の銀河王は本当に僅かではあるが時間を止めていたが、それを認識できたのは弦太朗ただ1人のみ。
しかも、何故弦太朗ただ1人がそれを認識できるかもまるで分からずに、弦太朗はどうしようか考えていたが1人では全く答えが出てこないが、そんな彼を見かねて有咲が声をかけていた。
「如月くん!!私も一緒に考えるから!!」
「・・・・・・彩先輩が?」
「ちょっと!!有咲ちゃん!?その間は何!?」
「如月は普段考えねぇのに考えすぎだから少し休めって」
「そうだ!!げんたろう!!休憩ついでにりんりん達と商店街に買い出しいこう!!」
「・・・だな!!」
「いや、それ休めてないだろ・・・ったく、商店街行くなら沙綾達の様子も見てこいよ」
「えっ!?私も行きたいけどレッスンが~・・・!!」
「じゃあ!!あこ行こうぜ!!」
「うん!!りんりん呼んでくる!!」
彩達の言葉もあって少しだけ気分が落ち着いた弦太朗はあこの提案を受けてそのまま有咲達に見送られながら燐子と合流してそのまま買い出しの為に商店街へと向かっていくと、その真ん中で沙綾とはぐみが会話していたがやってきた弦太朗達へと手を振っていた。
「ゲンちゃん先輩~!!」
「それに、あこと燐子先輩も」
「おう!!はぐみに沙綾じゃねぇか。店番はいいのか?」
「はぐみは配達の帰りだよ!!この後店番だけどちょっとだけ休憩してるんだよ」
「私はお母さんに頼まれて、はぐみの店に買い物に・・・それで3人はどうしたの?」
「えっと・・・。イベントの買い出しで・・・」
「うん!!さっきねモカちんからイベントロゴの絵が送られてきたからそれで使う色のペンキを買いに来たの!!」
「なるほどな・・・」
「って、弦太朗は聞いてなかったの?」
「買い出しとしか聞いてなくてよ」
「あはは・・・」
沙綾の問いに答えたあこ達。
そして、このタイミングで買い出しの目的のモノを知った弦太朗に沙綾は苦笑いを浮かべずにはいられなかったが、彼らしいと思ってすぐに納得したが彼女は別の事が気になっていた。
「ねぇ弦太朗。その・・・昨日のこともあったのに・・・Circleから離れて良かったの・・・?」
「大丈夫だよ!!ほら、げんたろうの友達のりゅうせーさんもいるし!!さっきこっち来る前はましろ達と一緒に飾りを作ってたよ!!」
「あぁ。流星もいる・・・し―――あっ・・・」
沙綾は昨日のことで心配していたが、もう1人のライダーがいるからと安心した表情を見せたあこに対して弦太朗はそのもう1人について気になってしまっていた。
彼の頭の中にあったのは以前に天校であった宇宙飛行士選抜試験についての彼の姿が頭の中を過っていた。
「アタァアアアアアアアア!!ホアタァアアアア!!」
「流星!!大丈夫!!俺がフォローするぜー!!ダチが大量入院したと思えば何万羽でも折れる!!」
「やべぇ・・・。流星が大爆発しちまうかも・・・」
「ゲンちゃん先輩?なんか変な顔してるけど、どうかしたの?」
「いや、なんでもねぇよ!?そうだ!!飾りってどんなの作ってんだ?」
「ん~・・・はぐみはコロッケがいいなぁ・・・」
「あこはう~んとね~・・・カッコいいのがいい!!」
彼の頭の中では試験の時に短気を起こして暴走した流星の姿が浮かんでしまい、その事が表情に出ていたことをはぐみに指摘されるが、彼は流星の名誉のために咄嗟に話題を切り替えて何とか誤魔化すことに成功する。
しかし、そのまま女子トークが繰り広げられてしまい、弦太朗はそれを止めることが出来ずそのまま流されるまま彼女達の会話にそれとなく相槌を打つ事しか出来ず、それなりの時間が経ってしまっていた。
「って、りんりん!!げんたろうも時間見てよ・・・!!遅くなっちゃった!!」
「あっ!!はぐみ、そろそろ戻んないと!!」
「おいおい・・・まだ何も買ってねぇぞ・・・!!」
「すみません。これで失礼しますね・・・」
「あはは・・・すいません・・・」
「いえ・・・」
「またな!!」
こうして弦太朗達は買い出しへと戻っていくのだった。
一方その頃Circleで作業を手伝っていた流星は―――
モニカの面々の囲まれていた。
「・・・」
「流星さん?どうしたんすか?」
「・・・透子ちゃん・なんでもないよ・・・」
「まだまだあるんで頑張ましょう!!」
「あぁ・・・」
「あの、流星さん。そういえばさっき外で荷物運んでたりしてたのを見たんですけど、そっち行ったほうがいいんじゃないですか・・・?如月先輩は買い出しで荷物持ちしてるみたいで・・・」
「・・・ましろちゃん!!そうだね!!力仕事だったらそうさせてもらうね!!」
「倉田さん・・・?」
「うぅ~・・・」
「るいるい、落ち着きなよ~。頑張ればすぐ終わるよ~」
「ななみちゃんが早すぎて追いつかないよ~!!」
モニカの面々に囲まれながら自身の性に合わない細かい作業に爆発寸前になっていた所で、ましろの言葉を聞いた途端に嬉々とした表情を浮かべながら逃げるようにして部屋の外へと飛び出していく
そして、それをしたことに対して瑠唯からの冷たい視線に耐えていたましろのことを彼が知る由はなかった。
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