バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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はい。
というわけでパスパレ篇開始です。

アイドルに必要なもの(メインヒロイン・・・?
というメイン?決めアンケートした結果
(24) エゴサーチ
(20) 武士道
(21) 鉄仮面
接戦すぎぃ!!

まぁそれぞれにそれなりの役割は持たせたいなぁ・・・
羽丘組?彼女たちはもう役割あるから・・・

すまない!!




Pastel*Palettes篇1-偶・像・探・求
偶・像・探・求-1 女帝たちの帰還


ハロハピを中心に起こった事件の翌日。

3年A 組の教室に入った弦太朗は先日までと違う空気を感じ、先に教室に来ていた花音の元へと向かう。

 

「如月くん。おはよう」

 

「おぅ花音。教室の様子がおかしいけど今日って何かあるのか?」

 

「今日?・・・あっ!!もしかして千聖ちゃんのことかな・・・?」

 

「千聖?誰だ?」

 

「えっとね、私の友達なんだけどね。如月くんが学校に来た時と同じ時期から撮影で休んでたから・・・」

 

「撮影?」

 

「うん。千聖ちゃんは女優もやってるんだ。それと"Pastel*Palettes”ってバンドもやってるんだよ?」

 

「そうなのか?」

 

「如月くん知らない?ちょっと前からテレビにも出てるんだけど・・・?」

 

「そうなのか?」

 

「あはは・・・」

 

千聖の存在について分からない弦太朗に対して苦笑いを浮かべる花音。

テレビに出始めた時期と弦太朗が天校でフォーゼとして戦い始めた時期が同じ時期であったため、弦太朗はテレビを見ている時間が取れていなかったのである。

 

「子役の頃からテレビ出てるから見たことあると思うけど・・・?」

 

「そうか?」

 

花音と弦太朗の会話を続けていると、教室内の視線が一斉に入口へと集中し。騒がしくなる。

弦太朗達もその視線の先へと視線を向ける。

 

 

 

 

 

視線の先にいたのは金髪の少女―――

その横にはピンク髪と銀髪の少女達がその後ろから弦太朗達を見つめていた。

 

「ほら、あの真ん中にいる人が千聖ちゃんだよ」

 

「花音!?」

 

金髪の少女―――千聖が弦太朗の横に花音がいることに気が付くと一目散に花音の元へと駆け寄り、少し遅れてピンク髪と銀髪がその後ろに続く。

 

「花音!?どうしたの!?」

 

「千聖ちゃん!?どうしたの??」

 

「それはこっちのセリフよ!!なんでこんな不良みたいなのとあなたが一緒にいるの!?」

 

「如月くんは見た目と違っていい人だよ?」

 

「前のあなたなら「ふえぇ・・・」って言って、この不良に近付こうとなんてしないじゃない!!私たちのいない2週間で何があったの!?」

 

「えぇっとね・・・。こころちゃんがね・・・。それで・・・」

 

千聖による怒涛の質問に対して言葉に詰まる花音

 

花音が先日体験した事件――

目の前で起こったあまりにも現実離れした体験を目の前に千聖に話したしても、現場を見ていない彼女には到底信じられるような事ではない。

 

 

 

そんな状況を間近で見ていた弦太朗は千聖の顔を見て何かを思い出そうとしている。

 

「ところで、私の顔を見てどうしたのかしら?顔に何かついてるかしら・・・?」

 

彼女は笑顔を弦太朗に向けるがその顔は笑っているが明らかな怒りの感情が含まれている。

その顔に教室にいた生徒達が恐怖を覚える。

近くにいる花音は「ふえぇ・・・」といつもの口癖を口にして固まる。

 

 

 

その様子を遠目で見て弦太朗に「ざまあ見ろ」とでも言いたげな紗夜、その紗夜を心配そうに見つめる燐子―――

教室内のあまりにも異様な空気を変えたのは弦太朗だった。

 

 

 

 

 

 

「あぁー!!そういえば前にじいちゃんが見てた"はぐれ剣客人情伝”!!あれで見たんだ!!」

 

「はい?」

 

「こんな奴も通ってるってこの学校ってすげぇんだな!!」

 

「ふえぇ・・・」

 

あまりにも意味不明な発言によって教室内の空気も「何言ってんだこいつ・・・」といった空気へと変わっていく。

彼が目の前にいる女優――千聖を見て思い出したのがまさかの子役時代の出演作品。

 

女優としての最近の千聖でもパスパレとしてバンドを組んでいる千聖でもない。

千聖自身も目の前の不良の発言を理解できなかったため、作っていた笑顔が崩れる。

 

「あのー・・・。ちなみに私たちのことは・・・?」

 

その空気を読まずにピング髪が弦太朗へと問いかける。

その少女の顔を見るが、弦太朗はその顔に見覚えがない。

 

「ん?誰だ?」

 

「一応、千聖ちゃんと一緒にパスパレとしてテレビに出たりしてるんだけど・・・」

 

「パスパレ?ミジンコ程も知らん」

 

「ガーン!!」

 

「アヤさん!?」

 

「彩ちゃん!!しっかりして!!」

 

「なぁ、花音。”パスパレ”ってなんだ?」

 

「えぇっとね。さっき話してた"Pastel*Palettes”の愛称だよ。3人ともそのバンドのメンバーなんだよ・・・」

 

「そうだったのか」

 

弦太朗の答えに彩と呼ばれたピンク髪の少女が力なく崩れるのを千聖が支える。

花音も弦太朗の質問に答えるが弦太朗の発言に半ば呆れながらも答える。

 

 

 

 

 

そして銀髪の少女はどこかから取り出した竹刀を弦太朗へと向ける。

 

「よくもアヤさんを!!こうなったら・・・!!」

 

「イヴちゃん!!彩ちゃんもこの調子だし、ここは一旦引くわよ!!如月さんだったからしら?覚えてなさい!!」

 

こうして千聖は彩と銀髪の少女――イヴを連れて教室から出ていく。

千聖たちが去った教室はいつも通りの空気へと変わっていた。

 

「ふえぇ・・・千聖ちゃん。もう授業始まっちゃうよ・・・」

 

「そのうち帰ってくるだろ?」

 

 

こうしているうちに教室に教師がやってきて授業が始まってしまった。

千聖が教室へ戻ってきたのは2限目の授業が始まる直前であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業が終わった放課後、弦太朗は一人で学校を出ようとすると、昇降口のところで香澄とおたえのポピパギターと遭遇していた。

 

「あっ!!げんちゃん先輩!!今から帰りですか!?」

 

「香澄におたえか。どうしたんだ?」

 

「先輩。暇なら買物の荷物持ちしてくださいよ」

 

「ちょっとおたえ。いきなり過ぎるよ!!」

 

「買物?何買うんだ?」

 

「ギターのアンプを買おうと思ってて。郵送も出来るけどやっぱりすぐに有咲の蔵で使ってみたくて」

 

「おう。いいぞ」

 

「えぇ!?げんちゃん先輩良いんですか!?」

 

弦太朗とたえの話に普段は振り回す側の香澄がツッコミを入れるが、2人はそのツッコミをそっちのけで話を続ける。

 

 

「ありがとうございます。今度オッちゃん触らせてあげますね」

 

「オッちゃん?あぁ、ウサギか・・・・。それで今日はどこまで行くんだ?」

 

「楽器屋までです!!前に紹介した!!」

 

「じゃあ早速行きましょう」

 

「てか、りみ達はどうしたんだ?」

 

「りみは家の都合で、沙綾は家の手伝い」

 

「有咲は生徒会です!!」

 

「なぁ、有咲いないのに蔵使っていいのか?」

 

「おばあちゃんがいるから大丈夫ですよ!!げんちゃん先輩早く行きましょう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして3人はやまぶきベーカリーへ寄っておやつのパンを購入しつつ目的地である楽器屋へと向かう。

 

楽器屋へと到着し店内に入ると蘭・モカ・薫の3人の姿があった。

弦太朗が知っている羽丘のギター組がギターコーナーに集まっていた。

 

「蘭ちゃーん!!」

 

「香澄・・・?それにあんたも・・・」

 

「げんたろーさんに香澄、それにおたえじゃないですかぁ~」

 

「やっほー。じゃあ、私は先に買ってくるね」

 

「おや、弦太朗。こんなところで会うとは奇遇だね」

 

「で、香澄達はこいつ連れて今日はどうしたの?」

 

「えっとね。おたえが新しいアンプ買うからこの後有咲の蔵でアンプ試してみるって !!げんちゃん先輩は荷物持ち!!」

 

「おぉ~良いですな~」

 

「へぇー」

 

「あぁ・・・儚い」

 

「せんぱーい」

 

「おう!!今行く!!」

 

こうして香澄達が盛り上がる中、弦太朗は購入したアンプを運ぶためにたえの元へ向かい、アンプを持ってたえと一緒に香澄達の元へと戻る。

 

「へぇ・・・良いじゃん」

 

「いいですなぁ~」

 

「ねぇ。蘭達も良かったら蔵に来る?先輩も前にギターやってたらしいから。聞いてみない?」

 

「って言ってもちょっとしかやってなかったけどな。それにギター持ってねぇし」

 

「私の使えばいいですよ」

 

「・・・面白そうじゃん」

 

「蘭ノリノリじゃん。ならこのモカちゃんもお供しましょ~」

 

「子猫ちゃんの提案。断るわけにはいかないね」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ~。面白そうだし、あたしも行っていい?」

 

たえの提案に同意して移動をしようとする3人。

しかしその移動に待ったをかけるように、後ろから声がかかる。

 

「紗夜・・・じゃねぇな。誰だ?」

 

「ねぇ!!おねーちゃんのこと知ってるの!!」

 

弦太朗達はその声に振り返ると、紗夜に瓜二つな見た目をした人物がそこにいた。

 




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