バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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遅くなり申した・・・
投稿でありまする・・・

次回からカロリー消費激しくなりそう・・・


Chapter-17 宴への拵え

 

見え透いた罠を仕掛けた弦太朗達一行は来たる決戦の日を待つ――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明日香ちゃん。これで運ぶテントは全部だよ」

 

「はい。私も確認しましたけど運び込まれたテントの欠品は無さそうですね・・・」

 

「朔田くんも明日香ちゃんもありがとね!!お陰でこっちもステージの確認終わったわ~!!」

 

 

 

「まりなさん。ひなちゃん先輩達がバイトしてる楽器屋にチラシ届けてきたぜ!!」

 

「あっ!!如月くん。お帰り~!!もうお昼くらいにイベントの為にレンタルしたベンチとかが届くから、ちょっと早いけどお昼ご飯でも食べて待ってて~」

 

「うっす」

 

なんてことはなく、彼らはCircleで行うイベントの準備に明け暮れていた。

 

そしてようやく休憩に入り、彼らはカフェテリアに設置されていた机に座り込むとその途端に弦太朗は机に突っ伏していた。

 

 

 

「疲れた~」

 

「弦太朗。だらしない・・・と言いたいが、慣れないことは疲れるな・・・」

 

「お疲れ様です・・・。2人がいるから肉体労働が減って助かってますよ・・・」

 

「明日香、そういえばこの後は・・・?」

 

 

 

「えっと・・・昼くらいからお姉ちゃん達とAfterglowがスタジオで練習する予定になってましたよ。お姉ちゃん私が出る時には寝てたけど間に合うのかな・・・?」

 

「・・・明日香ちゃん。弦太朗が聞こうとしたのは作業の予定だと思うんだが・・・よく覚えてたね?」

 

「お前すっかりスタッフ業が板についてるな・・・」

 

「2人とも言わないでください・・・。ちょっと気にしてるんですから・・・。てか、2人ともこっちの手伝いをしてていいんですか?」

 

「あぁ。それは―――」

 

 

 

 

 

「あっちゃーん!!どうして起こしてくれなかったの~!!」

 

「起きれたんだ・・・。そもそも起こしても起きなかったのはお姉ちゃんでしょ?」

 

「弦太朗達もおはよー。これ差し入れのパンだよ」

 

「沙綾!!あんがとな!!」

 

以前のバンドリと今回のイベントの手伝いを通して、妙に仕事が板についてしまった明日香が弦太朗からの言葉を聞いて肩を落として落ち込むが、それ以上に弦太朗達がここで手伝いをしてていいのかを聞こうとしたタイミングで寝坊の心配をされていた香澄を先頭にPoppin'PartyがCircleに現れる。

 

その先頭にいた香澄は起こしてくれなかった明日香に駆け寄っていくと他の面々もその後に続こうとしたがここで彼女達はステージが出来上がっていることに気が付いた。

 

「凄い・・・!!ステージが出来とる・・・!!」

 

「一昨日は骨組みだけだったのにもうここまで出来てんのかよ・・・」

 

「ホントだ!!凄いねあっちゃん!!」

 

「お姉ちゃん?もう知ってるよ・・・」

 

「先輩達がやったの?前みたいに変身して?」

 

「変身はしてねぇけど、手伝いしたぜ?」

 

「それで今は休憩中だったんだけどね?」

 

 

 

 

 

「でも、弦太朗。こうしてて大丈夫なの・・・?」

 

「それさっき明日香にも言われたな」

 

「スイッチの問題は歌星に連絡して任せて、弦巻君のところの人達がダイザーのメンテナンスを買って出てくれたから俺達に出来ることがなくてね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「だったら~げんたろーさんたちも演奏します~?」

 

「うおっ!?モカ!?お前いつの間に出やがった!?」

 

「パンの匂いがしましたから~。ってことでいただきま~」

 

 

「モカ・・・なにやってんの・・・」

 

「確かにパンのいい匂いがしたけど・・・ちょっとモカ~!!勝手に食べちゃダメでしょ~!!」

 

「ひまりちゃんのいう通りだよ!?」

 

「それにしても昨日見た時は骨組みだけだったのに良く出来たな」

 

「そりゃ、こころのとこの人達も手伝ってくれたから・・・ってモカ?お前何でダンボールなんて持ってんだ?」

 

 

 

「ふっふっふ~。弦太朗くん気になっちゃう~?」

 

「なんでひーちゃんがそんな自信満々なの~?まぁ、いい感じだとは思うけどね~」

 

「じゃじゃ~ん。どう~?いいでしょ~」

 

ステージが出来上がったことにひとしきり驚くと沙綾が先ほどの明日香と同じ疑問を感じて質問すると、今度は誰にも邪魔されることもなくその疑問に答えるとパンの匂いを感じ取ったモカ達が現れるが弦太朗は彼女が抱えていたダンボールの存在に気が付くと何故かひまりがは含みのある笑みを浮かべると、そんなひまりを他所にモカがダンボールの中身を広げるとそこには今回のイベント名が記されたTシャツがあった。

 

「これはイベントのロゴ・・・今回のために作ったのか?」

 

 

「弦太朗さん達2人にも用意してますよ~。白と黒でどっちか1つずつしかサイズ用意してないので、どっちかを着てきてくださいね~」

 

 

 

「ロゴが・・・どーんって感じだね!!」

 

「ばーんって感じだね。ゲンちゃん!!」

 

「おたえも香澄もあこみたいなこと言うなよ・・・」

 

「ねぇ!!今からこれ着て準備しようよ!!」

 

「お姉ちゃん?準備って言っても後は当日とかにやることばっかりだから・・・」

 

 

 

 

 

「だったらよ。このロゴをステージの真ん中に飾ろうぜ!!」

 

「「「「それだ!!」」」」」

 

 

「いや、イベントのために作った新曲の練習時間は・・・って聞いてないし・・・はぁ・・・」

 

彼女達はモカが取り出したTシャツに皆が盛り上がっていく。

ステージが組みあがり、モノが出来ていくことをみてイベントが近づいていくことを感じていく彼女達だったが、テンションの上がった弦太朗の思い付きの言葉に皆が賛同してしまった光景に仕事が増えたことを察した明日香が深いため息を零していた。

 

「それについては着替えるついでに俺達が聞いてくるよ」

 

「有咲~私達も着よ~」

 

「おいっ!!外!!無理やり脱がせようとすんな!!如月達がいんだぞ!!」

 

 

 

 

「早く行くぞ・・・」

 

「おう!!」

 

「おい!!見捨てんな!!」

 

こうして弦太朗達は悲鳴にも似た有咲の叫びに背を向けて着替えるためにCircleの中へと戻って弦太朗の案について各バンドごとに手伝いを頼むことについての相談をして外に戻ると、そこには香澄達もイベント用のTシャツへと着替えを済ませて立っていた。

 

「・・・みんなも着替えたのか?」

 

「私はお姉ちゃんが無理やり・・・お揃いがいいって言って同じ色を・・・」

 

「ゲンちゃん達、似合ってるよ!!」

 

「如月は白か・・・まぁ・・・悪くねぇんじゃねぇの?」

 

 

 

 

 

「何であそこで俺達を見てつぐみとひまりがガッツポーズして、沙綾が落ち込んでんだ?」

 

「あはは・・・弦太朗くん・・・沙綾ちゃんはそっとしておいて・・・」

 

「そうだ。さっきの話はまりなさんからOKが出たけど、皆も手伝ってね?」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

こうして彼らは弦太朗の思い付きを実現するために練習の合間を縫って動き始めることになった。

 

 

 

 

 

 

 

「えへへ~こんな感じ~」

 

「下書きだけど・・・いいじゃん・・・しかも、昨日思いついてここまで書けるの・・・?」

 

「最初はモカちゃんが如月くんと一緒に浮き出るロゴを作ろうとした時は驚いたな・・・」

 

「あはは~・・・でも、足だからってものあるだろうけど、弦太朗くんの絵がその・・・ね?」

 

「そうだねりみ。先輩の絵・・・下手だったね」

 

「ちょっとおたえ~ゲンちゃんも頑張ったんだから~!!」

 

「うっせぇ・・・!!」

 

 

 

「あはは・・・弦太朗も落ち着いてよ・・・それじゃ、バンド毎に塗る場所決めよっか?」

 

「じゃあ、バンドカラーで!!」

 

「・・・ひまりちゃんの案で作業することにするから、今は練習行ってきなよ。最初はあたし達が先に自分たちのとこ塗っておくよ。引継ぎ内容とかあったら明日香ちゃん達に言っておくから」

 

「よろしく~」

 

モカの下書きからポピパが最初に色を塗り始め、Afertglow、そして他のバンド達へとバトンを繫いていく。

 

 

「ねぇ。リサ姉。おねーちゃん達みたいに紗夜さんも弓でばーんってやっつけられないのかなぁ~」

 

「確かに弓って武器よね・・・?してほしい訳ではないけれど、あこの話だけだったら出来そうに聞こえるけれど・・・?」

 

「う~ん。どうなんだろ?弓道って的も自分も動かないけど、あこが思ってるみたいには出来ないと思うけどね~」

 

「あこちゃん・・・弓を引くのに力使うから氷川さんも大変だと思うよ・・・?」

 

「そういえばりんりんは体験入部したんだよね~。そっか~」

 

「あこ~。とりあえずアタシ達のとこやろっか」

 

「氷川さんは雑誌の取材で来れてないし・・・私達もレコーディングとかで穴開けちゃってるから・・・」

 

「そうね。でも、紗夜のために少しだけ残したほうがいいわよね?・・・あっ・・・」

 

「あぁ~!!友希那~ちょっとそこ塗る所じゃないから~!!」

 

 

 

 

 

 

 

「って話をあこちゃんがしてて・・・」

 

「燐子先輩って弓道部に体験入部してたんだ・・・。うちだとるいさんが似合いそうだよね」

 

「いやいや!!ルイには無理っしょ!!」

 

「とーこちゃん?どうして?」

 

「いや、紗夜さんが話してたからネットで調べたんだけどさ。胸デカいと弓の弦が当たるんだってさ。紗夜さんのサイズだったら何の問題も無いけどルイは無理っしょ!!だって紗夜さんのお手頃サイズならともかく、ルイはなんて無駄にボンって感じじゃん?」

 

 

 

「ちょっと透子ちゃん・・・っ!!」

 

「「・・・」」

 

「デカい人はサラシ巻いたりするらしいけど、どうにか出来るのはDカップまでらしいんだよね~。ルイのサイズは確実にそれ以上あるから、ルイが弓道やった日にはもうビシバシっしょ!!ビシバシ!!」

 

 

 

「「・・・・・・」」

 

「ひっ・・・!?」

 

「なんだよふーすけ~」

 

「とーこちゃん・・・うしろ・・・」

 

「なんだよ~ななみまで。紗夜さん達は今日は来れないって・・・って、えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「桐ヶ谷さん?随分と面白い話してるわね・・・」

 

「すいません。誰がお手頃サイズですか?」

 

「えっ?ちょ!?紗夜さんにルイ!?ルイは予定があってこれないって・・・!!」

 

「先方の都合で予定がキャンセルになったからこっちに来たのだけれど・・・」

 

「私は先日来れなかった分を取り戻そうとしてたのだけれど・・・。それで桐ヶ谷さん?誰の胸がお手頃サイズで成長見込みのない貧乳すっとーんなんでしょうか?」

 

「言ってない!!あたしはそこまで!!言ってない!!」

 

 

 

 

 

「「1回真剣に話し合う必要がありそうね・・・」」

 

「ちょ!!まっ!?」

 

「とーこちゃん・・・なーむー・・・」

 

多少のトラブルがありつつ、Roseliaとモニカが看板の色塗りのバトンを受けて―――

 

 

 

 

「Circle Thanks Party~みんな来てね~」

 

「美味しい物とか楽しい物もたくさんあるよ~!!」

 

「ライブもやりまーす」

 

「・・・待ってるよ」

 

「みんな笑顔になりたくて、チラシを貰いに来てくれたわね!!」

 

「おやおや、可愛い子猫ちゃん達が集まってきてくれたね」

 

「ふえぇ~!!」

 

 

 

 

 

「なんで足りなくなったペンキの買い出しついでのビラ配りしてたら、どうして人だかりが出来て動けないなんてことになっているんだよ・・・」

 

「それに、なんであの3人は奥沢君がキグルミの中に入ってるのに気が付かないんだ・・・」

 

「分かんねぇよ・・・」

 

 

 

 

「弦太朗!!これから私とミッシェルの3人で玉乗りよ!!」

 

「おい!!荷物あるから!!それに俺玉乗りなんて出来ねぇって!!」

 

「その玉はどこから・・・あぁ、弦巻君のところの・・・なんて無駄な行動力なんだ・・・」

 

 

買い出しのついでにハロハピの面々によるビラ配りで些細な事件が起こったり―――

 

「おねーちゃん達と一緒に演奏楽しみだな~」

 

「ジブンも楽しみです!!・・・35人でステージだとちょっと不安ですが・・・」

 

「マヤさん!!きっと大丈夫です!!」

 

「ふふっ・・・麻弥ちゃん。練習しましょうか?」

 

「うん!!そうだね!!練習しよ!!」

 

「彩ちゃんは噛まない様にしないとね」

 

「ちょっと日菜ちゃん!?」

 

 

 

 

「・・・新曲もいい感じに仕上がって来たわね!!流石、アタシ達RASね」

 

「チュチュ様~自画自賛ですか~?でも、そうしてしまうのも納得の曲ですよね!!」

 

「あぁ、普段のRASとは違う感じだけど良いな!!」

 

「ますきの言う通りだね」

 

「はい!!・・・あっ!!レイヤさん。そう言えば最近、ケースを2つ持ち歩いていますけどどうして・・・」

 

「えっ・・・?あぁ、あれは・・・その・・・予備?かな・・・?前は・・・練習終わったらメンテナンスに出そうとして・・・」

 

「私も気をつけないといけないですね!!」

 

「そうよ。楽器のメンテナンス不足でパフォーマンス落とすなんてナンセンスよ・・・とにかく練習再開するわよ!!」

 

イベントのメインであるライブに向けてそれぞれが練習に励んでいく。

しかし、対応策であるフュージョンスイッチの再起動については全く進展がないまま、弦太朗達が示した決戦の日を迎えるのだった。





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