バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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遅くなりました。
投稿です。

ライダー達が少ないって?
そりゃ・・・ねぇ?


Chapter-24 ミラクルアッセンブル

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

「くっ・・・ここまで抵抗するとは・・・!!向こうのダスタード共は何をしている・・・!!」

 

「やられる訳にはいかない・・・!!」

 

Circleでの戦闘が苛烈を極めている一方で戦闘を繰り広げていたメテオだったが、防戦一方の状況ではあるがなんとか食らい付いていた。

その理由は未だに目的のギターを回収出来ないことの苛立ちから冷静さを失っていたのもあったが、冷静さを欠く理由はそれだけではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おらぁ!!」

 

「小賢しい・・・!!」

 

「ぐわぁ!!」

 

「アタァ!!」

 

銀河王がメテオに意識を集中し始めたタイミングで変身が出来ていない弦太朗が生身で銀河王へと向かってくる。

それによるダメージは皆無だが、集中力を乱すには十分で弦太朗を振り払ったタイミングでメテオがその隙間を縫うようにシャフトの攻撃が銀河王へと直撃していく。

 

「変身できない分際で・・・!!」

 

「弦太朗!!まだ変身できないのか!!」

 

「ロケットがうんともすんとも言わねぇ!!・・・無理させ過ぎちまったか・・・?」

 

「仕方ない・・・!!ここで掛けるしかない・・・!!」

 

「流星!!何やってんだよ!?」

 

ロケットステイツでの無茶が祟ったのか、ロケットスイッチがうんともすんとも言わない状況に、メテオが自身のドライバーに装填していたスイッチへと手を伸ばしてメテオストームからメテオに戻ると、使っていたメテオストームスイッチを弦太朗へと投げて渡していた。

 

「おい!!これはメテオの・・・!!」

 

「弦太朗!!スイッチ自体は使えないかもしれないが、ドライバーに使えば変身できるかもしれない!!」

 

「分かった・・・!!・・・行ける・・・変身!!」

 

メテオに言われた通りに弦太朗はメテオストームスイッチを装填してドライバーのスイッチを叩こうとした。

先ほどまではそこからドライバーが反応しなかったが、今回はいつもと同じようにドライバーはスイッチを認識したと分かった途端に弦太朗はそのままドライバーを操作して、再びフォーゼへと変身を完了した。

 

「うぉおおおおお!!メテオのスイッチで変身した!!」

 

「何ッ!?」

 

「弦太朗!!やったな!!」

 

「それでここから・・・フォーゼのメテオストームステイツの誕生だ!!ってあれ?動かねぇ・・・ってなんか身体がいつもより重てぇ・・・!!」

 

再びのフォーゼへの変身を前に銀河王は驚いた様子を見せると、フォーゼはその勢いに任せてメテオストームスイッチを起動しようとした。

しかし、メテオストームスイッチは全く反応がないどころか自身の身体がいつも以上に重く感じるという言葉に銀河王は先ほどとは一転して笑い声をあげていた。

 

 

 

 

「ふはははは・・・!!自身のでない上にスイッチ1つで不完全な変身・・・!!そんなものでは時間稼ぎにすらならん・・・!!1人は既に消耗して、そんな2人で何が出来る・・・!!」

 

「不完全じゃねぇ・・・!!流星から仲間から借りた力だ・・・!!それに俺の仲間は流星だけじゃねぇ!!」

 

「あぁ・・・!!いくぞ弦太朗!!」

 

 

 

 

 

 

ライダー達がそんな戦いを繰り広げていたのと同じ頃、Circleでは―――

 

「おらおらおら~!!」

 

「ふっ!!」

 

2台のバイクが並走してダスタードの群れに突っ込んでいき、ダスタード達を次々に跳ね飛ばしていくと群れは2つに割れていく。

 

「佐藤!!先に行くぞ!!」

 

「うっす!!ってアブねぇ・・・!!」

 

「・・・!!」

 

賢吾がますきに声をかけながら、そのままバイクをUターンさせて再び群れの中へと突撃していくが、その先にはオリオンが立ち塞がってバイクへ向けて持っていた棍棒を振るうが賢吾はその攻撃を寸で躱して脇を抜けていくと再びターンして今度はオリオンが待ち構えている方とは別の群れに突っ込んだと思ったら彼は道の脇ギリギリにバイクを寄せ――――

 

「ふっ・・・!!」

 

 

 

「スゲェ・・・!!縁石で飛んだ!!あたしも・・・いくぜ!!・・・ん?何だこれ?バイクで見たことがねぇボタンだな」

 

賢吾はマッシグラーで道路わきの縁石に車体を乗り上げるとそのままバイクで空を飛び、ダスタードを下敷きにして着地すると再び走り出していく姿に触発された彼女も賢吾のようにバイクをターンさせて群れに突っ込んで行こうとする。

しかし、このタイミングで無断で借りていたメテオスターに付いていたボタンに気が付いてしまい、彼女は好奇心に負けてしまった。

 

 

 

 

「とりあえず、こういうのは押してみっか!!ってうおっ!?なんか出て倒しちまった・・・!!・・・よっし!!」

 

そして、そのボタンを押した瞬間、車体の正面から何故か光弾が発射されると、たまたま射線上にいたダスタードへと直撃するとそのままその体を塵に変えたのを見た瞬間にますきの顔には狂犬のような笑みが浮かべると、そのまま彼女はフルスロットルでバイクを発進させ、光弾をばら撒きながらダスタードの群れに突っ込んでいく。

 

 

 

 

 

 

そんな2人の激走を前に他の面々もダスタードが分散した状況の動き出していた。

 

「賢吾はともかく・・・あの子もやるな!!お陰で道は出来た・・・!!」

 

「あの数のダスタードに囲まれたらダイザーも持たなかったわね・・・。隼!!ゾディアーツは任せ―――「いくぜ・・・!!」ちょっと!!待ちなさい!!あぁ~!!もう!!」

 

「トモエさん!?作戦と違いますよ!?」

 

「俺が行く!!」

 

2人に感化された巴は出来た道を突っ込んでダスタードを無視して、オリオン目掛けて突っ込んでしまうとその後ろをダイザーが追いかけていく。

常識的に考えたら構図は逆の方が正しいのだが、そもそもここで常識的な考えなど通用しないことを思い出してすぐに残された女子2人は考えを切り替えていく。

 

「もう・・・本当に弦太朗みたいな女子ね・・・!!イヴちゃん。女子の底力を見せてやりましょう!!行きなさい!!後ろは任せなさい!!」

 

「はい・・・!!私達も負けていられません!!いざ!!」

 

そう言ったイヴは美羽の前に立つとそのまま近くにいたダスタードへと駆け出しながら得物を構えてると掛け声とともにその得物を振り下ろす。

 

「はぁぁああ!!」

 

「やるじゃない!!次は右よ!!」

 

「はい!!っ!?」

 

「後ろは任せなさい!!」

 

イヴが敵を切り捨てて見せると今度は右から迫ってきたダスタードへ視線を向けるが、迫ってきたのは右からの敵の刀を彼女は受け流してから再び切り捨てて見せた。

しかし、切り伏せたその刃には背後から別のダスタードが迫って来ている姿が写ったが、美羽が持っていた銃を撃ちそのダスタードを吹き飛ばしていた。

 

「流石です!!」

 

「当然!!ドンドン行くわよ!!」

 

「はい!!」

 

短い言葉のやり取りを交わす最中に別のダスタード達が迫ってきたが、美羽はそのまま射撃で数を減らしイヴがその群れに襲い掛かっていく。

 

イヴの行動にライダー部として修羅場を潜り抜けてきた経験の多い美羽が合わせることで、初対面の即席チームとは思えない動きを見せていた。

 

「次!!正面2体よ!!」

 

「はい!!」

 

返事を返したイヴが正面から向かってきたダスタードへと向かい、流れるような動きで2体を切り伏せるが、いつの間にか2人の距離が空きすぎてしまった。

 

そんな状況でダスタードはイヴではなく後ろにいた美羽へ迫り、持っていた刀を彼女に向かって振り下ろしていた。

 

 

 

 

「つぅ・・・!!危ないじゃない!!って2体目!?」

 

「頭下げてください!!」

 

「っ!?」

 

しかし、美羽は持っていた銃で刀を受け止めて防ぐとそのまま銃身をズラしてダスタードのバランスを崩して空いた胴へミドルキックを食らわせるが、別のダスタードが至近距離まで迫っていた。

 

そんな状況でイヴの言葉が聞こえた美羽はキックを放った直後の不安定な姿勢にも関わらず、地面と平行になる程に上半身を後ろに逸らすと、その上をイヴの刀が通り過ぎて2体のダスタードを同時に切ると、彼女はチアリーディングで身に着けた驚異的なバランス感覚でそのまま上半身を起こしてイヴに視線を送っていた。

 

「すみません。前に出過ぎました・・・」

 

「助かったわ!!もう数も減ってるからこの調子で行きましょう!!」

 

「はい!!」

 

落ち込むイヴに美羽がフォローを入れると、2人はそれぞれの得物を構えて残りのダスタードへと向かっていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美咲ちゃんはどっか行っちゃったのも気になるんすよね~・・・」

 

「それもそうだけど、向こうは大丈夫かな~!!」

 

「そうっすね~・・・前で賢吾先輩達がいるけどもしかしたらがあると怖いっすからね~」

 

「そうだね~・・・って言ってるそばから来た~!?」

 

「やばっ!?ユウキ先輩!!撃って撃って!!」

 

「うんっ!!」

 

そんな彼女達が大暴れしている中で友子を送ったユウキとジェイクの2人はCircleの前に陣取って敵に備えていたが、2人はこの場にいない面々の事が気になっていた。

しかし、そんな心配をする間もなく2人の前に数体のダスタードが現れると2人で銃を撃つが残念なことに全てが当たることは無く2体のダスタードがそれぞれに迫ってきた。

 

「うおっ!?・・・こんにゃろ!!」

 

「おぉ~!!ジェイク凄い!!」

 

「へへぇ~!!まぁ~ユウキ先輩!!」

 

「うわぁああ!?あれ?」

 

そんな状況でジェイクは無意識に銃を捨てて地面に手をつくとと得意のブレイクダンス―――ウインドミルと呼ばれる技で1体はその場で転ばせることに成功したが、もう1体はそれを避けるとそのままユウキへ向かって走って来ていたが、突如として彼女の身体は横に引っ張られていた。

 

「あの~大丈夫ですか~・・・?」

 

「ありがとう~・・・ってえっと・・・誰?」

 

「ごきげんよ~。あたし、広町七深でーす。えっとですね~5人でこっちに来てたのに2人しか中に来なかったのが気になったから見に来ただけですから~」

 

「おぉぉ!!お嬢様みたいな挨拶だ~!!って危ない!!」

 

「うわっ!?」

 

ユウキの腕を引っ張ったのは七深。

彼女はレイヤ達と一緒に来たユウキ達が来ないことが気になってフラフラと外に出てきたが、そのタイミングでユウキの元に駆け寄るとそのまま腕を引っ張ったのは良かったが、今度は逆に七深へと迫ったダスタードに気が付いたユウキが彼女の腕を引っ張る。

 

「ありがとうございます~」

 

「ううん!!困ったら助け合いだもんね!!ってまた来た~!?」

 

「えいっ!!」

 

「うわぁ!?」

 

何とも緩い空気の2人だが互いが互いの腕を引っ張り合い上手い具合に攻撃を躱し続けると、不意にダスタードが何かに躓いて体勢を崩すのを見た七深はユウキが持っていたライダー部の旗の端を持つとユウキと2人で旗を広げて―――

 

 

 

 

 

 

 

「「せ~の!!」」

 

「おぉ~やった~!!」

 

「やりましたね~!!」

 

「ちょっと2人とも!!こっちヤバいんだけど!?このっ・・・!!」

 

 

その掛け声とともに2人が持った旗はダスタードの足を払ってそのまま地面に転がると、ユウキは倒れたダスタードに至近距離で撃ち、ダスタードを倒すことに成功したが、そんな彼女達の近くではジェイクが1体のダスタードに追いかけ回されており、彼はなんとか逃げようと最初の時と同じように足を払おうとしたが、それはあっさりと躱されてしまった。

 

「あっ!?」

 

「ジェイク~!!」

 

ジェイクの名を呼びながらユウキは銃撃するが、それもあっさりを躱されて絶体絶命の状況に追い込まれた彼の視線の先ではダスタードが刀を振り上げていたが、その刀は突如として弾き飛ばされた。

 

突如として刀が弾き飛ばされたダスタードは驚愕したような素振りを見せるが、彼はその隙に再び足を払って転ばせると不意にCircleの方へと視線を向けるとある人物が自身が友子に持たせた銃を構えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お~紗夜先輩~。どうしたんですか?」

 

「広町さん。これを届けに来たのですが・・・その・・・危ないと思って撃ってしまって・・・」

 

「いやいや!!ナイスタイミングだよ~!!そのままバシバシ撃っちゃって!!銃の上のここをガシャンってやればまた撃てるよ!!」

 

「ここを引っ張って・・・撃つ・・・」

 

 

「凄い~!!やっつけた~!!」

 

「紗夜先輩、頭を狙い撃ちだ~・・・」

 

「助かった~!!」

 

「・・・風に影響されないから弓より狙いやすいですね」

 

ユウキに言われるがまま銃を弄ってから再び狙いをつけて撃つと、今度はダスタードの頭を正確に打ち抜き、そのまま倒してしまったことに七深は驚いていたが当の本人は撃った銃をまじまじと見つめてながら呟いていた。

 

「これ手伝ってもらった方がいいんじゃ・・・?」

 

「じゃあ、ジェイクが転ばせたのを撃ってこ!!」

 

「「えっ・・・!?」」

 

「七深ちゃん!!はい!!ジェイクの使って!!」

 

「は~い。紗夜先輩、一緒にがんばりましょ~ね~」

 

「えっ・・・?」

 

こうしてライダー部の現部長の鶴の一声によって囮役にさせれてしまったジェイク。

そして、銃を届けに来ただけの紗夜がこの状況に慣れてしまった七深に巻き込まれてしまうのだった。

 





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