バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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2023年に完結すると言ったな?
あれは嘘だ・・・!!
体調不良でぶっ倒れて遅くなりましたが投稿です。



Chapter-26 胸の音をかき鳴らせ!!

 

「・・・よし。ドラム準備は完了です!!」

 

「麻弥さん分かりました!!他の楽器の準備は!?」

 

「レンタル用のは終わりましたけど、持ってきてる人のを入れても全員分はないっすよ?」

 

「桐ヶ谷さん。それは諦めるしかないわ。市ヶ谷さん、持ち込んだグループの準備も問題ありません」

 

「アリサ!!こっちもOK!!何時でも行けるわよ!!」

 

 

 

 

 

「まりなさんと戸山さんの妹を入れても37人よ?後4人足りないけれど・・・」

 

「確かに友希那さんの言う通りですけど・・・」

 

外での激戦が繰り広げられている中で、Circle内では残っていたメンバーを総動員して準備を進めて楽器の準備だけは完了した。

 

しかし、そもそもの人数が足りないという根本的な問題はまだ残されていたが、それに対して既に動いていた人物がいた。

 

 

 

「それなんだけど・・・実はアタシの方でイケそうな人がいたから連絡しておいたよ~」

 

「リサちゃんも?実は私も1人心当たりがあったから連絡しておいたわ」

 

「準備始めた時に連絡したからそろそろ来るんじゃないかな~?」

 

「そうね。私の方もそろそろ来る頃だと思うわ・・・」

 

「今井さんに白鷺さん・・・?それって一体・・・誰なんでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサちゃん。お待たせ・・・」

 

「千聖さん。お待たせしました・・・!!」

 

リサと千聖は心当たりのある人物に連絡をしたと言い出したが、それが誰なのか全く分からない燐子が聞こうとしたタイミングでその人物たちが現れると思わず目を丸くしてしまっていた。

 

「・・・お父さん?」

 

 

「凄い若そう・・・!!でもその横にいる人は・・・?」

 

「ハナさん!!あの人は芹沢みほちゃんって言って、ビビキャンと言うパスパレちゃんの妹分アイドルグループのメンバーですが・・・どうして・・・?」

 

「あぁ~・・・パレちゃんは話知らないのか~・・・2人ともゲンちゃんにね~・・・」

 

「あっ・・・えっ・・・?」

 

 

 

「話はリサちゃんから大体聞いたが、彼の助けになるなら喜んで協力させてもらうよ」

 

「私もです・・・!!あの後にちゃんと話せてはいませんけど、今もアイドルが出来ているのもあの人に止めてもらったからだと思いますから・・・!!」

 

突然現れた2人の共通点が分からなかったパレオだったが、日菜の言葉から目の前の2人も事件を起こし、そして弦太朗によって止められたという最悪の共通点があることに気が付いた。

そんな彼女を他所に2人は笑みを浮かべて自身の想いをハッキリと伝えると、その中で不意にみほが不意にあることを思い出していた。

 

「そう言えば・・・おじさまと一緒に来てる途中にここへ向かおうとしていた女性を連れてきたのですが・・・」

 

「おじさま・・・?女性・・・?お父さん、どういう事?」

 

「友希那ちゃん?それは今は重要ではないと思うのだけれど・・・それで一体誰を連れてき―――えっ・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんにちは・・・でいいのかな・・・?」

 

「あはは・・・・・・?」

 

 

 

「えっ・・・あゆみさん・・・?」

 

「店長さん!?どうしてここに!?船から病院に運ばれてから今まで意識が無い状態だったって・・・」

 

「おじさま、これは・・・どういう事でしょうか・・・?」

 

「彼の関係者なのは間違いないようだけれど・・・」

 

自身の父に怪訝そうな視線を向ける友希那に対して、千聖が呆れながら宥めつつ誰を連れてきたのかと問いかけようとしたが、余りにも予想外の人物が目の前に現れたことで言葉を詰まらせてしまった。

出てきたのはパスパレのライブを中止にさせようとしていた彩の憧れの存在であった元アイドルのあゆみ、ロックのバイト先であるGalasyの店長で、花咲川周辺のゾディアーツ事件の黒幕の右腕として暗躍していたもある美子。

 

彼女達は事件を起こした後に意識を取り戻していなかったのだが、この場に現れたことに驚きの声を挙げたり、警戒心をむき出したりと様々な対応をしていたがその全てが好意的なモノではなかった。

渦中の2人は非常に気まずそうな表情を浮かべていたが、あゆみが自分たちの事を話始めていた。

 

「今朝に・・・その・・・杖を突いた知らないおばあちゃんに起こされて、目を覚ましたら病院だったんだけど・・・。その後に美子さんが同じ病室で目を覚まして・・・」

 

「知らないおばあちゃん?」

 

「うん・・・。でも、おばあちゃんって言ったら「おばあちゃんはやめな!!」ってすっごい怒られて・・・それでここに行けって言われて・・・」

 

 

 

「「「「「!?」」」」」

 

「待って!?その反応は・・・」

 

「オーナーだ・・・」

 

年より扱いされてそんな怒り方をする人物に彼女達に思い当たる人物は事件の黒幕であったオーナーただ1人だけ―――

たえは思わずその名を口にしていた。

だが一部の面々は元黒幕であったその人物がここに行けと伝えたということに警戒し始めていたが、それ以上に気になることがあった。

 

「オーナー・・・?でも、あの人は行方不明のはずだけど・・・?」

 

 

 

 

「まりなちゃん。私の病室にオーナーの杖が置いてあったから多分、オーナーだと思うよ?」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

「ちょま!?何だよそれ!?何が目的だよ!?」

 

今まで行方が分かっていなかったオーナーが昏睡状態だった2人に接触したと言い始め、それに先ほど言ったここに彼女達を寄越した意味がまるで分からず完全に思考が止まってしまう。

しかし、その中で問題の人物達が話を切り出した。

 

「ここに行けって言われたけど、言われたから来たわけじゃなくて・・・ここに彼がいるからって・・・」

 

「彼?・・・如月のことか?」

 

「うん。オーナーに言われたとか関係なくて・・・」

 

「ちゃんと彼にお礼が言いたかったから・・・その・・・」

 

 

 

 

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

「ひまり達・・・あんたらのその考えは絶対に違うから・・・」

 

オーナーの言葉ではなく、自分の意志で来たとハッキリ告げた2人に沙綾がひまり達が一瞬にして怪訝そうに彼女達を見つめたが蘭が即座に彼女達の考えを否定する。

そんな軽いやり取りでほんの少しだけ軽くなった空気の中で有咲は後から来た4人へと歩み寄っていくと何かを4人に差し出した。

 

 

 

 

「・・・正直、前にやったことについては割り切れないこともある・・・でも、それでも、アンタたちがアイツの為って言ったことを信じたい。だから手を貸してくれ!!」

 

 

 

 

 

「・・・ここに来てる時点で答えはもう出ているよ」

 

「・・・これを押せばいいんですね?」

 

「謝る前だけど・・・やるね?」

 

「分かりました!!」

 

 

 

 

「アリサ・・・。随分とお人よしね?ゲンタロウに毒されたかしら?」

 

有咲が4人にスイッチを差し出すと、殆ど考えることなく―――

いや、友希那の父が言うようにここに来た時点で覚悟をしていたのであろうが彼女からそれを受け取ると笑みを浮かべて見せると有咲はすぐに元の場所まで戻っていくが、そこでチュチュが彼女に小言を言い始めたが、有咲もそれに笑って答えていた。

 

「ふっ・・・確かにその通りかもしんねぇな・・・そういうチュチュもそっち側だろ?」

 

「・・・否定はしないわ。ともかく!!これで数は揃ったわね!!」

 

「あぁ・・・!!みんな!!スイッチは持ったな!!行くぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「やろう!!皆で!!」

 

「そうだね・・・でもおたえちゃんと私しか楽器持ってないけど・・・」

 

「各バンドで楽器隊の数を同じにしたらこうなったんだからしゃあねぇだろ」

 

「レイとまた一緒に出来るの楽しみだな~」

 

「あはは~・・・おたえはいつも通りだね・・・。でも、やれるよね!!」

 

 

 

 

 

「・・・ギター持ってないのってなんか感覚狂うな・・・」

 

「あれ~?蘭?弱気だねぇ~?」

 

「別にそんなんじゃないし・・・!!モカこそしっかりやりなよ」

 

「もち~トモちんにも聞こえるように頑張っちゃうよ~」

 

「巴がいないけど頑張ろう!!えいえいおー!!・・・ってやってよ~!!」

 

「ふふっ。でも、このやり取りもいつも通りだね・・・!!」

 

「つぐみの言う通りかもね・・・。でも、いつも通り全力で・・・いくよ!!」

 

 

 

 

「みんなで歌うのって楽しみね!!」

 

「こころちゃん・・・頼もしいなぁ~・・・」

 

「薫くん!!はぐみ達も楽器頑張ろうね!!」

 

「あぁ。・・・でも、さっきは友希那ちゃんも数を間違えていたね。ミッシェルが来たから38人だったのにね?」

 

「ふえぇ~・・・えっとね?ミッシェルは黒服さん達と一緒に外で頑張ってるからこっちに来れないって・・・」

 

「そうだったのね!!」

 

「だったらミッシェルの分も頑張らないとね!!」

 

 

 

 

「お待たせ~」

 

「広町さん。怪我はないかしら?」

 

「ルイルイ、怪我は大丈夫だよ~。紗夜先輩が大変だったけどね~」

 

「えっと・・・その・・・おかえり・・・」

 

「シロちゃんただいまー!!」

 

「ななみ!!これからばしっと決めっから!!まだまだいけるっしょ!!」

 

「とーこちゃん、盛り上がってるね~。まだまだいけるよ~!!」

 

「ちょっと透子ちゃん!!しっかりしないと・・・!!」

 

「こんな調子で演奏大丈夫なのかしら・・・?」

 

「大丈夫だって!!ルイこそミスんなよ?」

 

「当然よ。誰に言ってるのかしら?」

 

 

 

 

 

 

「おねーちゃん!!」

 

「日菜・・・離れて・・・」

 

「そうだ!!おねーちゃん!!これ!!一緒に押そ!!」

 

「おバカ!!紗夜!!アンタ人に心配ばっかりかけて!!イヴとは違うんだから!!もう!!」

 

「リサ。落ち着いたらどうかしら?それで演奏できる?」

 

「うっ・・・!?とりあえず、全部終わったら話があるからね!!」

 

「分かりました・・・それで私の分のギターは・・・?」

 

「あんな好き勝手暴れてた紗夜の分なんてないわよ?」

 

「湊さん・・・!?」

 

「おねーちゃん!!一緒に歌お!!」

 

「紗夜?歌だけじゃ自信ないのかしら?」

 

「湊さん・・・?えぇ!!やりますよ!!日菜!!やるわよ!!」

 

 

 

 

 

「もう日菜ちゃんも紗夜ちゃん戻ってきて一気にテンション戻ったわね・・・」

 

「あはは~・・・そうっすね・・・。彩さんと白金さん?大丈夫ですか?」

 

「はい・・・。でも、いつものライブでの演奏と違う緊張感が・・・」

 

「大丈夫だよ!!りんりん!!今日はあこが横で歌うからね!!」

 

「うん・・・頑張るね・・・あこちゃん」

 

「彩ちゃんは・・・憧れの人の前だから緊張してるのね?」

 

「うえぇ!?千聖ちゃん!?何でわかったの!?」

 

「彩さんは分かりやすいっすからね・・・?でも、だからこそ今出来ることを精一杯やりましょう!!」

 

「そうね・・・なんだかんだ言っても彩ちゃんは本番に強いから大丈夫よね?私は自分のベースの方が心配だけれど・・・」

 

「大丈夫!!リサ姉やりみもいるんだから!!」

 

「そうね・・・あこちゃんのいう通りね・・・!!イヴちゃんがいない分、頑張らないとダメよね!!」

 

 

 

 

 

 

「ふぉぉおおおおお!!これが香澄先輩のランダムスター・・・!!でらテンション上がる~!!」

 

「花ちゃんとまた一緒に音楽が出来る・・・!!ふふっ・・・前に路上ライブした時と一緒だ・・・」

 

「全く・・・アンタたちは・・・パレオ、行けるわね?」

 

「はい!!チュチュ様!!RASに・・・いえ、この舞台にふさわしい最高の演奏をして見せます!!」

 

「OK!!この前はポピパに任せっきりだったけど、今回は違うわ!!マスキングがいないし、楽器も足りないけどそれでもRAS・・・いえ、ワタシ達なら行けるわ!!」

 

 

 

 

「それじゃみなさん!!カウント行きますよ!!」

 

各々が気持ちを高めていくのが分かった麻弥は静かにスティックを持ち上げてから深呼吸してから、彼女は声を挙げてカウント代わりに持っていたスティックを鳴らすのだった。

 

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

オマケ!!
楽器振り分け
Gt
たえ、モカ、薫、透子、ロック(香澄のを借用)
Ba
りみ、はぐみ、千聖、リサ
Key
つぐみ、燐子、パレオ
Dr
麻弥
Vn
瑠唯

瑠唯の奴、こんな状況で良く楽器持ってきてたな・・・
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