年明けは体調が崩れるので気をつけましょう(xx敗)
と言う訳で新年初投稿です
彼女達が全力を尽くしていた一方―――
フォーゼ達の戦闘は不可解な状況が繰り広げられていた。
―――リミットブレイク!!―――
「フォォオオオ・・・・・・・!!」
「ふっ・・・無駄だ!!」
「ギャラクシーのリミットブレイクも効かないだと・・・!?なら・・・!!」
―――メテオ!!リミットブレイク!!―――
「アタァアアアアアアアアア!!」
「無駄だと言っている!!」
「これもダメだと!?一体どうなっている!!」
「おらっ!!」
「ちょこまかと・・・!!しつこい男だ!!」
「ならどうして弦太朗の攻撃は避けている・・・?」
ギャラクシーからドライバーにスイッチを戻して連続でリミットブレイクを発動するメテオだったが、銀河王に直撃した衝撃を受けてはいるがダメージが入っている様子はない。
そんな余裕の態度を見せていた銀河王にフォーゼは一気に距離を詰めて殴り掛かろうとしたが即座にそれを躱した銀河王はフォーゼから距離を取るという訳の分からない状況にメテオが混乱し始めていたが、ここで事態は一転してしまった。
「はぁ!!」
「がはっ・・・!?」
「弦太朗!!変身が・・・!!」
メテオが混乱した僅かの時間に動きが鈍くなっていたフォーゼは銀河王が放った衝撃波が直撃してしまい、ドライバーに唯一刺さっていたメテオストームスイッチが外れてしまい、その場には変身が解けてしまった弦太朗が地面に転がっていた。
「手こずらせてくれたな・・・だが、これでもう終わりだ!!」
「ヤベェ・・・!!」
「させるか・・・!!」
地面に転がった弦太朗にとどめを刺そうとした銀河王の姿を見たメテオは咄嗟に2人の間に入った。
しかし、そんなメテオ諸共銀河王は衝撃波で吹き飛ばすと今度はメテオの変身も解けてはいないが地面に倒れていた。
「2人目も倒れたか・・・これで邪魔者はいなくなった・・・!!」
「くっ・・・!!まだだ・・・!!」
「まだ終わって・・・ねぇ・・・!!」
「ふっ・・・無駄なことを」
変身が解けて満身創痍の身体で再び2人は立ち上がったが、その光景を見た銀河王は2人を鼻で笑っていた。
「ライダーに変身もしていない子供に何が出来る!!」
「さぁ・・・だが、貴様はそのバカにしていた変身すら出来ない子供にドライバーを壊されたことを忘れたのか・・・?」
変身していない子供とバカにした銀河王に対して、メテオはその変身すら出来なかった巴によってドライバーを故障させられたことを言い返すが、言われた本人はその事を指摘されて怒りを露にしていた。
「てめぇに下らねぇ企みなんてぶっ潰してやるぜ・・・!!」
「私の崇高な目的を2度も邪魔される私ではない!!」
「天校という小さな箱庭でヒーローごっこをしていればいいものを・・・だが、これで終わりだ・・・」
「ダメ!!」
「なにっ!?・・・ぐっ!?」
「この声・・・!!まさか!!」
弦太朗にとどめを刺そうとしたタイミングでどこからともなく声が響く。
その声に驚いた銀河王だったが、その言葉に直後に衝撃に襲われてその体を大きく後ろに弾き飛ばされると、そこには銀河王と入れ替わる様にバイクに乗った男女がいた。
「例え天校から外に出たとしても・・・俺の親友は!!永遠に学園のヒーローなんだよ!!」
「そうだよ!!ゲンちゃんは花咲川の・・・ううん!!私達のヒーローだよ!!学校の3つや4つを守るのだって出来るんだから!!」
「・・・賢吾!!香澄!!」
「立てるか?」
「あぁ・・・!!」
その場に現れたのは賢吾と香澄。
声を挙げた2人はバイクから飛び降りて弦太朗へと駆け寄っていくと、2人で弦太朗の手を取って立ち上がらせると香澄は持っていた物を差し出した。
「ゲンちゃん!!これ!!」
「フュージョンスイッチ・・・!!」
「歌星・・・復活したのか?」
「分からない・・・!!」
「持ってねぇけど、近くにあるだけでも感じる!!今まで以上にモノスゲーパワーを・・・これならいける!!」
そう言った弦太朗は立ち上がらせた2人に笑みを浮かべるとそのまま弦太朗は両腕で香澄と賢吾と友情のシルシを交わすとそのまま力強い足取りで銀河王の前へと向かっていくが、その姿を見ても銀河王は余裕を崩さない。
「今更スイッチが1つ増えたところで、このカンナギ―――いや、銀河王の前で何が出来る・・・!!」
「ねぇ、賢吾君。あの人、男の人みたい・・・」
「戸山。おそらくドライバーに残っていたエナジーがカンナギの怨念とも言える感情に反応して、ドライバーを使った人物の人格を塗り替えたと言ったところだろう・・・」
「歌星。アイツは奇妙な動きをしていた」
「・・・奇妙だと?」
「あぁ、弦太朗の攻撃は躱すのにメテオのリミットブレイクを受けてもダメージが入った様には見えなかった。それに時間を止める能力があるのに全く使ってこない」
賢吾はメテオの言葉と今までも出来事を頭の中で思い浮かべると、すぐにメテオが感じた違和感の正体を導き出していた。
「朔田、それは違う。奴は能力を使っていないんじゃなく・・・使い続けているんだ」
「なに?」
「ほう・・・」
賢吾の言葉に思わず銀河王は関心を示していたが、そんなことを気にすることなく賢吾は自身の考えをそのまま語りだした。
「カンナギが今使っている身体の元はネバーの技術で不死身の身体になっているが欠点もある。
リミットブレイクのような強力な技には耐えられないこと、そして定期的に酵素を注入しなければ死体になる・・・。奴はそれを”自分だけ”の時間を止めることで強力な技のダメージと酵素切れに対応しているんだ。こうすれば時間を越えた力を受けていない攻撃に対しては無敵だ。
だが、あのドライバーは未来から来た弦太朗が時を渡ってきたスイッチが使った。その影響でフォーゼの時間停止の影響も受けなかったんだ・・・!!」
「素晴らしい・・・!!これだけでここまで導き出すとは・・・!!たしかに攻撃を受ける瞬間に時間を止めていれば私は全く傷つかない。だが・・・これで酵素切れの問題はない!!これで終わりだ・・・!!」
「カンナギ・・・!!今度もてめぇの野望を止める!!」
銀河王の反応が賢吾の推測が正解であることを示していた。
その解説を聞いた銀河王は賢吾に感心しながらもどこからか銃のような注射器を取り出すとそれを自身に打って勝ちを確信した銀河王だったが、弦太朗はフュージョンスイッチを銀河王に突き付けて叫ぶとスイッチがないドライバーに受け取ったフュージョンスイッチを力を込めて装填した。
―――フュージョン!!―――
スイッチが装填されるとドライバーからは力強い音声が響くとそのまま弦太朗は流れるようにドライバーのスイッチを叩くと聴きなれたカウントダウンが響き渡っていく。
3―――――――
2―――――――
1―――――――
「変身!!」
カウントが終わると同時に弦太朗は全力でドライバーのレバーを押し込んでから宙へと手を伸ばすと、その体は白い煙のようなエナジーに包まれるとその中で弦太朗は再びフォーゼへと変身するが、今回は今までのような不調を感じることはない。
それどころか満身創痍の身体にも関わらず、今までで1番絶好調とも思えるような感覚を感じたフォーゼはそのままドライバーに装填したスイッチを起動するのだった。
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