バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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完結近づくと筆が重くなる悪い病気が発病中・・・
ってことですが、投稿です。


Chapter-29 融合・I GO!!

 

――――――――フュージョンON――

 

フォーゼがスイッチを起動すると香澄の横にいたメテオの変身が解除され、メテオドライバーからメテオスイッチがひとりでに離れると吸い込まれるようにフォーゼのドライバーに収まるのと同時にフォーゼの身体にメテオの幻影が重なると、今まで見たことのない姿へと変わる。

 

そして、フォーゼはいつものように拳を宙に突き上げて声を挙げていた。

 

「宇宙・・・来たぁぁあああああああああああああああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

「データに無かった姿だが・・・今さら何が出来る!!」

 

今のフォーゼが変身している姿のデータが無かったが、ライダーが一人減った上にフォーゼに変身した弦太朗は既に満身創痍。そして時間を止めた際には動けてはいたが確実に動きが鈍っていたことを知っていた銀河王は今のフォーゼに全く危機を感じることなく即座に時間を静止させた。

 

満身創痍で満足に動けない状態で更に時間を操作して動きを鈍らせれば、万全の状態の銀河王にとっては全く脅威にならないと高を括っていた。

 

しかし、それは大きな間違いだった。

 

「これで・・・なっ!?」

 

 

「おらっ!!」

 

「ぐはっ!?」

 

時間を静止したことによって動きが鈍る筈だったフォーゼへと銀河王は一瞬で距離を詰めるが、そこに待ち構えていたフォーゼの右拳によって銀河王は吹っ飛ばされその体を校舎の壁へと叩きつけられると同時に時間が動き出すが、銀河王は今起こった現状が全くの見込めずに混乱をし始めていた。

 

「どうなっている!?何故時間を操作して動きが鈍らない!!さっきまでは・・・」

 

 

 

「今のフォーゼにはな!!流星や賢吾達、それにこっちで出会ったみんなの想いも背負ってんだ!!」

 

「くだらない戯言を!!」

 

「今のフォーゼが怨念程度に負けるはずがない!!行け弦太朗!!」

 

「・・・前みたいにオーズがいない状況でこの銀河の王たる私をここまでコケにしたことを後悔するがいい!!」

 

 

 

 

「カンナギ!!・・・タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

「ゲンちゃん!!いっけー!!」

 

 

一撃で戦いの流れを変えたフォーゼは香澄の声援に背中を押されて最後の戦いの火ぶたが切られるとフォーゼは吹っ飛ばした銀河王との距離を一瞬で詰めると得意の喧嘩殺法で攻めかかっていく。

 

「おらっ!!」

 

「ぐっ!!・・・はぁ!!」

 

「よっと!!」

 

「だが、貴様の動きは・・・!!」

 

フォーゼは勢いを乗せた飛び蹴りが銀河王に突き刺さるが、銀河王もタダでやられまいとフォーゼへとパンチを繰り出すが容易く腕を払いのけられてしまい大きく体勢が崩れた瞬間をフォーゼは見逃さず、

構えを取り直して銀河王へと向かっていく。

 

 

 

 

 

―――ジュピター、レディ?  OK!!ジュピター!! ―――

 

「ふぉぉおおおおお!!あたぁああああ!!」

 

「がっ!?・・・何だと!?」

 

フォーゼは右腕に装備されたギャラクシーを操作すると、先ほどとは打って変わって拳法の動きで銀河王を攻め立てていくのだった。

 

 


 

「ちょっと!!如月くん達はどうなってるの!?画面に何も映ってないよ~!?」

 

「うわっ!?ポケットに入れてたアタシのスマホ!!電源入らないんだけど!?」

 

「ギターの音、アンプから出なくなっちゃった・・・」

 

 

「彩ちゃん落ち着きなよ~」

 

「とーこちゃん?壊しちゃったの?」

 

「おたえちゃん?何でギター弾こうとしてるん・・・?」

 

 

 

「ちょっと失礼しますね?・・・アンプの中の回路が焼き切れてますね・・・近くにあったから画面とかも・・・」

 

「大和さん・・・こっちのキーボードも音が出ないです・・・」

 

「香澄や如月達の様子が分かんねぇか・・・」

 

 

香澄を見送ってやり切った感覚を覚えていた彼女達だったが、少しだけ冷静になった途端にフロアで起こっていた様々な不調に気が付きはじめていたが、麻弥が近くにあった工具を片手にたえの元まで向かってアンプを分解するとその原因は即座に判明したが、原因が分かっても外の様子が分からないが、ここで1つの言葉が状況を変えた。

 

 

 

 

 

「フラシェキーが動いているのだから、さっき渡したのだって問題なく動くんじゃないかしら?それにそのカバンの機械も動いてるわよ?」

 

「じゃあ、さっき千聖ちゃんが渡した子も動くから!!それで見れるんじゃ・・・」

 

このタイミングで友希那はフラシェキーにスイッチを入れて動かしたことを伝えると、同じフードロイドであるバガミールも動くはずだし、そこからカバンに映像が映るはずと考えた34人はカバンの前に押しかけ始めていた。

 

 

 

「リサ先輩!?上に乗らないでくださいよ~!!」

 

「ひまり、狭いんだから仕方ないでしょ!?ちょっとヒナ!!今アタシのお尻触ったでしょ!?」

 

「リサちーあたしじゃないよ!?パレちゃん、そんなとこに手を入れちゃダメ~!?」

 

「日菜ちゃん!?パレオじゃありませんよ!?ひゃぁあ!?マッチーさん!?耳に息をかけないでください~!!」

 

「ごめんね~。でも、私も向こうが気になるし~・・・」

 

 

 

「ちょ!?紗夜先輩!?何時まで私の胸を鷲掴みにしてるんですか!?」

 

「市ヶ谷さん!!狭いんだから仕方ないでしょ!!八潮さんと白金さんは胸を押し付けないでください!!」

 

「でも、氷川さん、こうしないと見れないですから・・・」

 

「白金さんの言う通りですから我慢してください」

 

 

 

 

「おしくらまんじゅうみたいで楽しいね!!」

 

「皆と近くにいれて楽しいわねはぐみ!!」

 

「ふえぇ~~~助けて~~~!?」

 

 

「うぅ・・・苦しい・・・」

 

 

 

 

 

 

「これって本当に壊れてるのかな・・・?この画面に繫いだら・・・あっ!!線が入ってて見にくいけど映ったわよ!!ってこれ如月くん・・・?」

 

皆がカバンの小さなモニターの前に押しかけ始め、少女達のおしくらまんじゅうで言い争いが始まるという危機的状況の筈なのに緊張感が欠片も感じられない状況に陥っていたが、その中でまりなが沈黙していたモニターをカバンに繫ぐと画面に線が入ってしまってかなり見にくくなっているがなんとかモニターしての仕事をし始めて、その画面にはメテオフュージョンステイツのフォーゼが映し出されていたが彼女達は全く見覚えがない。

 

 

 

 

「流星さんの姿が映ってないわね・・・」

 

「ルイさん?それもだけど、如月先輩のも見たことないよ・・・それに右腕のって流星さんのやつだし・・・それに見た目も似てる・・・ような・・・?」

 

「見て!!ゲンちゃんの動きが急にりゅーちゃんみたいになったよ!!もしかして・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「合体しちゃった!?」」」」」

 

「いや、そんな訳ねぇだろ!?」

 

「有咲、うるさい・・・」

 

 

 

 

 

「ふぅ・・・でも、あながち間違いじゃない。あれは弦太朗さんと流星さんの力を合わせている姿だから・・・」

 

 

 

「友子、あんたなんか余裕そうだけどあれで大丈夫なの?」

 

「弦太朗さんが変身してる2人の力が合わさった仮面ライダーで、友達の前で戦ってる弦太朗さんが負けるとは思ってないから・・・」

 

「ふーん・・・」

 

「でも、あれは・・・大丈夫なの?」

 

メテオフュージョンステイツの姿を見て一部の面々が素っ頓狂な言葉を口にして有咲が即座にツッコミを入れるとにおしくらまんじゅうから脱出した友子が簡単に解説を入れ始めたが、彼女は完全に安心した表情をし始めたのを蘭は見逃がすことはなく、彼女も群れの中から抜け出して彼女の元に歩み寄って話し始めたが、友子は目の前の光景を指差していた。

 

 

 

 

 

「美咲達は大丈夫かい?」

 

「あたしはレイを迎えに行ってたから多少はマシっすけど、慣れてないことをするのはキツイっすね・・・」

 

「怪我はないですけど、今すぐ寝たいくらいにはクタクタですね・・・流石にそういう状況じゃないのは分かってるんで・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「トモちん~重い~・・・」

 

「あはは・・・悪いなモカ、ずっと動きっぱなしだったから流石に疲れた・・・」

 

「も~・・・仕方ないな~。モカちゃんに存分に寄り掛かっていいよ~」

 

「おねーちゃん!?血がいっぱい出てる!?えっと・・・!!衛生兵(メディック)~!!リサ姉~!!おねーちゃんが

~!!」

 

「私もトモエさん程ではないですが・・・限界・・・です・・・」

 

「あっ~!!こっちもイヴちゃんが~!?」

 

「彩ちゃん!!パレオに任せてください!!」

 

 

 

 

 

「あ~・・・うん。大丈夫・・・だといいけど・・・」

 

大半がフォーゼの戦いを見入っていた一方で、これまでの戦い続けた面々が体力の限界を感じてへばり始めて大慌てしている光景を見た蘭は、いつも通りの賑やかさを感じて苦笑いを浮かべて友子の言葉に応えるのだった。

 





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