終わりが見えてきたので投稿です。
ジュピターで銀河王を吹き飛ばしたフォーゼ。
しかし、彼は攻撃の手を緩めることはなく、メテオギャラクシーから発生した木星型のエネルギーを消すとメテオギャラクシーとドライバーを同時に操作し始めていた。
―――サターン、レディ?―――
――――ランチャーON――――――
――――――ガトリングON――――
――― OK!!サターン!! ―――
「こいつを食らえ!!」
「ぐぅっ!!だが、この攻撃を見せたことが貴様の敗因だ!!」
フォーゼは両足に遠距離用のスイッチを起動と同時に発射すると、右腕を振るってサターンのリング状のエネルギーが体勢を立て直せていない銀河王を襲う。
しかし、銀河王もただ一方的にやられる訳ではなく、その攻撃の中で思考して1つの結論を出していた。
今のフォーゼには接近戦を続けらない程には消耗している――――
問題がないなら遠距離戦へと移る必要など全くなくそのまま自身を圧倒していた接近戦を続けて倒してしまえばいいのにそうはせずに遠距離攻撃を繰り出しているフォーゼの行動が銀河王にその結論を出させていた。
そうなれば銀河王はここから強引にでも接近戦に持ち込めば勝機を見いだせると答えを出すと、攻撃によって発生した土煙の中で先ほど破壊されたローブを再生させ、今までの今度は操るのではなく腕に持ち盾代わりにしながらフォーゼへと向かっていく。
奇しくも、以前にあった戦いで似た状況があった。
今回はその相手が銀河王という強大な相手ではフォーゼ1人で戦っていた後の時同じ状況ではこれで倒されてしまったかもしれない。
だが、今のフォーゼはメテオの力が加わっているだけではなく、天校から離れたこの街で新たに出会った人々の思いを背負っているこのメテオフュージョンステイツの前にとってはこの程度の状況は危機にすらならない。
「ふっ!!・・・・」
「何!?」
「あたぁああああああ!!」
「ぐっ!?」
銀河王は刃となった自身のローブをフォーゼに振り下ろしたが、その刃の側面を右腕のサターンを軽く叩かれたことでその刃はフォーゼの足元に突き刺さる。
それに驚いた銀河王だったが、フォーゼはそのまま刃を踏み台にして飛び上がると銀河王の顔面をランチャーを起動したままの右足で蹴りこむとゼロ距離でランチャーのミサイルを叩き込むと爆発の中から再び銀河王が吹っ飛ばされてくるが、銀河王は自身が優位であることを確信していた。
ゼロ距離のミサイルを放ったが、自身よりも消耗していたフォーゼもそれによってダメージを受けたことで状況は銀河王の有利だと考えていたが、その考えは完全に間違えていた。
「うぉおおおおおお!!」
「何!?向かってくるだと・・・!?」
自身が巻き込まれた爆発の中からフォーゼが両足のスイッチを切りながらメテオのように構えながら銀河王に向かって駆け出してきた。
その姿は先ほどの爆発はおろか今までのダメージなどまるで無かったかの様な様子に銀河王は驚愕したがそんなのお構いなしに銀河王へと近づいてくるフォーゼは得意の接近戦へと仕掛けていくが、先ほどまで見たその動きに対応しようとしたが――――
「おらっ!!」
「ぐっ・・・頭突きだと・・・!?」
――――チェーンソーON――――――
「食らえーっ!!」
――――――スパイクON――――
「あたぁ!!」
「ぐぁ・・・!!」
「ふぉぉぉおおおおおおおお!!」
「ぐっ?!がっ!?」
フォーゼから繰り出されたのはただの頭突きに拳法による攻撃に対処しようとした銀河王は予想外の攻撃を前に防御が間に合わずにもろに直撃して隙を作ってしまった。
その隙にフォーゼはいつの間にか入れ替えていたドライバーのスイッチを起動して頭突きの勢いのままにチェンソーで銀河王を切り裂いたら、今度は左脚のスパイクを起動して蹴り叩きこみながら徐々に動きをメテオのモノへと変えていくと銀河王は怯んで後退りしていく。
「ぐっ・・・!!だったら貴様を狙わなけば・・・!!」
「こっち・・・?」
「大丈夫だ・・・」
――――ビートON――――――
「てめぇの相手は俺だ・・・!!」
「だったらこれで・・・!!」
「おらっ!!」
「なっ!?剣!?いつの間に・・・!?」
銀河王はフォーゼに攻撃が効かないとみると今度は近くに残っていた香澄達3人へと衝撃波を飛ばしたがフォーゼはビートの音で衝撃波を完全にかき消すと、今度は武器代わりにしていたローブを操り香澄達を攻撃しようとしたが、それに対してフォーゼはいつの間にか持っていたバリズンソードを投げつけて1撃でそれを粉砕してみせたその姿に銀河王は恐怖を感じていた。
「ぐっ・・・たかが1人にどうしてこの銀河王がここまで・・・!!」
「1人じゃねぇ!!このフォーゼはな・・・天校の皆やこの街で出会ったみんなの思い・・・俺のすべてのダチが1つになったパワーなんだ!!人の想いを踏みにじろうとするお前が・・・俺達の絆に叶う訳ねぇんだよ!!」
「だったらここは体勢を立て直して―――」
――――――ホイールON――――
「逃がさねぇ!!」
「ぐっ!!だが、貴様がこの状態では私にトドメはさせないな!!」
「言ったろ。俺は1人じゃねぇ!!」
圧倒的不利を前にこの場から逃走しようとした銀河王だったが、フォーゼはホイールを起動して突進して銀河王を両腕で捕まえるが、このままではフォーゼはトドメをさせず倒されない。
時間を稼いで体力を回復しようと試みた銀河王の耳には信じられない音が飛び込んだ。
―――リミットブレイク―――
「何!?フォーゼ以外に戦っているものなど・・・!?」
リミットブレイクの音声が響くが、そもそもその音が響くこと自体が異常事態であった。
フォーゼの両腕は塞がり以前のようにハンドで無理やり武器を使ったりしている訳でもないし、そもそも変身していないメテオには不可能、そして、銀河王が以前に狙っていた者もその音声で技を出していたが今の地球上には存在していない。
普通に考えたらこの状況では聞こえてくるはずがない音声の発信元を確認しようと銀河王は周囲を見渡すとその目には信じられない物が飛び込んできた。
「そうだよ!!1人じゃないよ!!」
「何!?この娘・・・!?だが、娘一人で何が・・・」
その音の発信源は先ほどフォーゼが投げつけたソード。
しかも、そのソードには既にコズミックスイッチが収まっており、それを見た香澄が咄嗟にそれに駆け寄ってリミットブレイクの発動手順を全て1人で行っていたのだ。
だが、香澄ではソードを振り回せる訳がなく攻撃など来ないが、突如として香澄の目の前には白いワームホールが生成されるとフォーゼは銀河王を引き連れてそのままワームホールへ向かって走り出す。
「いっけーゲンちゃん!!」
「サンキュー!!香澄!!」
「正気か!?どこに繋がっているか分からないワームホールに私事飛び込むつもりか!?貴様!!それがどこに飛ぶか分からないのだぞ!?」
「逃がさねぇって言ったろ!!」
「バガミール!!」
「これも~!!」
「戸山くん。任せてくれ!!」
コズミックの能力で自身が設定した先まで繋がるワームホールを生成することが出来ることを銀河王は集めていた戦闘のデータからは把握していたが、今回は香澄が勝手に動いて生成したものでそんなものはデータにある訳もなく、どこに飛ぶか分からない。
そんなものに自身と共に飛び込もうとするフォーゼに銀河王は完全に取り乱すが、フォーゼはそのことに全く迷う素振りすら見せず、そのままワームホールの中に銀河王とフォーゼが姿を消す。
バガミールを賢吾が、残ったソードは香澄に代わって流星がワームホールの中に投げ込むと同時にワームホールが消失し、学校には香澄達3人が取り残されていた。
「はぁ・・・。君は何を考えているんだ・・・。弦太朗以上に無茶苦茶だな・・・」
「ゲンちゃんならそうするかなって思って」
「戸山くん。褒められてないぞ?」
「えへへ・・・でも、ゲンちゃんなら大丈夫ですよ!!」
「・・・そうだな。俺達に出来ることは・・・帰ってくる弦太朗を迎えることだけだ」
「歌星、俺達はCircleに戻ろう。友子ちゃ―――いや、皆が心配だ」
「あぁ。戸山、行くぞ」
「はいっ!!」
3人はワームホールがあった場所を一瞥するとフォーゼの勝利を信じて、彼が帰ってくるはずのCircleへと帰っていくのだった。
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ん?
スイッチ受け取ってる描写がないって?
フォーゼの映画の方でも受け取ってる描写ないから多少はね・・・?
まぁ、しいて言うなら
「