バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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大変遅くなりました
DC版投稿パート2です

泣く泣くカットしたイベント当日のライブ前の出来事です。
そらエピローグに該当する部分で劇場版のラスト+この量は削るしかないよなぁ・・・
(なお、一部は構想の時よりさらに削ってる模様)ってことでどうぞ!!



Chapter-EX02 ディレクターズカット!!-さ~くる・さんくす・ぱーちー

 

決戦が終わって病院へと強制連行された戦闘を行った弦太朗達一行。

 

「んじゃ、あたしは怪我してねぇからお先!!」

 

 

 

「待て!!逃げんな!!」

 

「トモエさん!!頭に攻撃を受けてるんですから落ち着いてください!!」

 

「平気だって!!それよりも!!あのでっかい奴くぐる方がなんか怖いんだよ!!それに注射とかも嫌なんだよ!!」

 

「はいはい。子供みたいなワガママ行ってないでさっさと行くよー」

 

「放せー!!」

 

その中でもバイクに乗ってただけのますきが早々に病院から出て行き、何故か戦闘よりも病院の検査にビビっていた巴が美咲達に連行されるという珍妙なやり取りを繰り広げていた彼女たちはそのまま病室に叩きこまれ、病室でイベント当日の朝を迎えてしまったが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「完・全・復・活!!まさかイベント当日の朝まで入院は長かったな~!!」

 

皆は驚異的な回復力を見せつけて、イベント当日の朝に全員揃って退院することになっていた。

その事に一番喜んでいたのは一番ダメージの大きかったであろう巴だったが、そんな彼女にイヴが笑みを浮かべながら話しかけていた。

 

 

「トモエさん・・・ですが2日ですよ?」

 

「そうだけど、2人と違ってアタシは病室から出させてもらえなかったんだよ!!リハだって病室からビデオ通話で確認だけだぞ!?」

 

「トモエさん。私達もリハーサルは途中で抜けてしまいましたよ?」

 

「2人はいいじゃん・・・。こっちはCircleに着いたらミッシェルの中だよ?・・・地獄だよ?」

 

 

 

「美咲!!地獄だってダチといりゃなんとかなる!!」

 

「弦太朗。流石にどうにもならないだろ・・・とりあえず、Circleに向かおう」

 

「そうですね!!皆さんが待ってます!!」

 

「つぐ達が準備してくれてるから、今日は働かないとな!!」

 

「はぁ・・・。腹くくるしかないか・・・。如月さん達は色々見て回ったらどうですか?あの時の人達も来るらしいですからね」

 

そう言ってCircleまで歩いていくが、5人が到着する前に既にイベントが始まってしまっていたらしく、人がごった返していた。

その中で会場を見回っていた明日香が弦太朗達の存在に気が付くと小走りで彼らの元へと駆け寄ってきた。

 

「明日香、お疲れ!!」

 

「皆さん。お疲れ様です。イベントはもう始まっちゃってますよ?皆さんもう出店にいますけど・・・」

 

「んっ・・・。んじゃ、あたし達は自分の出し物のとこ行くから!!」

 

「弦太朗、俺達も一旦別れて行動するか」

 

「おう!!また後でな!!」

 

「じゃ、私は見回りがあるので失礼します」

 

そう言って弦太朗は皆と別れて、イベントで慌しく働いているであろう少女達の元を廻ることとなったのだった。

 

 

 


 

「最初はここだな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おや、ヒーローのご到着の様だね・・・」

 

「ミッシェルもさっき来たばっかりなんだよ!!みーくんちょっと休んでから来るって!!」

 

「どーもー」

 

「あらっ!!弦太朗!!やっと来たのね!!一緒に皆を笑顔にしましょう!!」

 

「ふえぇ・・・こころちゃん・・・如月くんはまだ疲れてるから・・・休ませてあげないと~・・・」

 

「・・・それもそうね!!ごめんなさい!!」

 

皆と別れた弦太朗が最初に向かったバンドはハロハピ―――

やってきて早々にこころ達に囲まれた弦太朗だったが、美咲がミッシェルにいるのが分かってはいたが、明らかにここはおかしかった。

 

 

 

 

 

「なぁ?商店街の・・・マリー?だっけ?あれがなんでいるんだ・・・?」

 

何故か商店街のキャラクターであるウサギのマリーがハロハピと混じって子供達に囲まれていた。

普段だったらはぐみが着ているマリーだが、当の本人は普通に弦太朗の前にいることに疑問を感じていたタイミングでマリーが動いた。

 

 

 

ピキーン――――

 

「なっ!?お前!?隼!?」

 

「ふえぇ~!?今ので分かったの~!?」

 

マリーが見せた仕草を見た瞬間に弦太朗は中に入っていた人物を見抜いて、そんな彼に花音がいつも通りに鳴いて答えるのを見た弦太朗は一目散にマリーに入っている隼へと駆け寄っていき、周囲の子供たちに会話が聞かれない様に話しかけていた。

 

「お前、なにやってんだ!?」

 

「如月くん。えっとね・・・美咲ちゃんが病院から戻ってこなかったからミッシェルが来れないってはぐみちゃんに言ったら、はぐみちゃんがマリーを持ってきたんだけど・・・」

 

「その時、俺と美羽にばったり会ったんだが・・・その・・・美羽に売られてな・・・」

 

「いや、ほんと、びっくりですよ・・・そして申し訳ないです・・・」

 

「すまないと思うが、もう少しだけ付き合ってくれないか?ミッシェルも先日のダメージがあるみたいだからね」

 

「もう少しだけお願い!!」

 

 

 

「慣れないが・・・出来ることはやってみよう」

 

「おっ・・・おう・・・頑張れよ・・・?」

 

美羽に売られてハロハピに売り渡された隼はこころ以外の4人から励まされた隼はマリーに似合わない仕草をしながら答えて見せるが、そんな気遣いを全く気にすることすらなくこころは隼たちを振り回していた。

 

「これからミッシェルとマリーの2人が玉乗りしながらジャグリングするわよ!!みんな楽しいからみてらっしゃい!!」

 

「「えっ・・・・・・」」

 

「2人とも頑張ってね!!」

 

「ふっ・・・儚い・・・」

 

「ふえぇ~」

 

「じゃ・・・その、頑張れよ隼!!」

 

「待て弦太朗!!俺を置いて行かないでくれ!!」

 

「ゲンちゃん!!かーくんたちによろしくねー!!」

 

ミッシェルとマリーの中にいる美咲と隼へこころの無茶ぶりが振られたのを見た弦太朗は、助けを求める隼の声から逃げるようにしてその場を離れていくのだった。

 


 

 

 

 

「次は・・・香澄と蘭達の・・・ってふたつのテントの間に・・・なんだ?」

 

ハロハピの元を離れた弦太朗が次に目指したのはPoppin'PartyとAfterglowが飲食の出店を開いているスペースに訪れたが、本来なら隣り合わせで出店を出していた2つの間に別のテントが立っていたのを見た弦太朗はそのテントの中を覗き込むと―――――

 

 

 

 

「「「焼きそば!!たこ焼き!!お好み焼き!!」」」

 

「リサが分身して料理してる!?」

 

「「「あっ!!弦太朗じゃん!!分身なんてしてるわけないじゃん~!!ただ普通に料理しているだけだよ~」」」

 

「うおっ!?」

 

弦太朗はテントの中で分身してると見紛うほどの速さで料理をしているリサに驚愕していた所に当の本人から話しかけられたが、声がダブって聞こえた弦太朗には分身してるようにしか感じられず思わず驚きの声を挙げてしまった。

 

「リサ・・・お前、何でここで料理してんだ?」

 

「「「いや~・・・。ほら、料理出すのは決めてたんだけどさ~。接客とか全く考えてなかったんだよね~。あこに接客の敬語とかお金の計算は怖いし、友希那は勝手に商品食べそうだし、そもそもあこ以外は接客の為の愛想が足りないよね~。ってことで2つのテントで一緒に会計してもらってるんだよね~」」」

 

「あ~・・・」

 

彼女が言った通り友希那は商品を勝手に食べる厄介者、あこは接客としての愛想はあるがそれ以外は不安、燐子は計算が出来ても人見知りでミスを連発し、紗夜は接客の愛想がない。

 

 

 

要するにRoseliaのメンバーでは料理しているリサ以外にまともな接客をすることは不可能なことを完全に頭から抜けていたリサは料理を作るだけ作って、後輩達に売らせるという妙案で事態を打破していた。

 

弦太朗はリサの言葉を聞いて納得してしまい、思わず言葉を漏らすとそれを横のテントからそれぞれやってきた人物に見られてしまった。

 

「リサさん料理の追加を・・・って、如月・・・来たのか?」

 

「あっ!!先輩。もしかして暇なの?」

 

「巴?おたえ?今は皆のとこ見て回ってる感じだな」

 

リサのテントに現れたのは巴とたえ。

2人は弦太朗がリサの所へいる理由を聞くと、すぐに巴が彼にあることを提案していた。

 

「暇ならこっちに顔出せよ。ひまり達が心配してたからさ」

 

「こっちも沙綾とか香澄が心配してたよ?そうだ。後で一緒にレイのとこ見に行こうよ」

 

「ん?それは構わねぇけど・・・」

 

「アタシもますきが気になるから行くよ」

 

「おう!!」

 

それぞれがさらっと自身のテントに彼を引き込もうしたが、その上でたえはRASの所へと一緒に行く約束を取り付けるという技を見せると巴もそれに乗っかったことを誰も指摘はしなかったが、このタイミングでそれぞれのテントからぞろぞろと人がリサのテントに集まりだしてきた。

 

「おたえ~まだ~?って!!ゲンちゃん!!」

 

「嘘っ!!弦太朗来てるの!?」

 

「弦太朗くん。遅かったね?」

 

 

「巴~!!遅いよ~!!って弦太朗くん!!怪我は大丈夫なの!?」

 

「やーやー。げんたろーさん。重役出勤ですな~」

 

「如月くん!!いらっしゃい!!」

 

「よっ!!繁盛してんな!!」

 

それぞれのテントから集まってきた彼女達は弦太朗の元へと詰め掛けるが、彼の言葉を聞いて一旦は彼から離れだすものの、香澄の一言でこの場が戦場へと変わってしまった。

 

 

 

 

「ゲンちゃん!!こっちで一緒にお店やろうよ!!」

 

「それいいね!!うちのお店と一緒だからやりやすいよ!!」

 

 

「ずるい!!如月くん!!こっちで一緒に珈琲入れようよ!!」

 

「弦太朗くん!!巴のこともあるからちょっと心配なんだよ~」

 

「おい。待てって!!

 

「「「弦太朗モテモテだね~」」」

 

「リサ!!こいつら止めてくれ!!後その分身みたいなのもやめろ!!」

 

 

 

 

 

 

「おい!!とっとと戻って来い!!何時まで私だけに接客させんだよ!!」

 

「ちょっと!!こっちも人多くてヤバいんだけど・・・!!」

 

「「「「あっ!?」」」」

 

「じゃあ、弦太朗はアタシの料理運んでもらおっかな~。って言っても、もうちょっとしたらステージ行くから終わりなんだけどね~」

 

「おう!!任せろ!!・・・ってステージ?ライブには早くねぇか・・・?」

 

「ほら!!早く持って行って!!」

 

「分かった・・・」

 

互いが弦太朗を取り合おうとしたタイミングでテントに残っていた有咲と蘭からヘルプの要請が出されると皆が我に返ってそれぞれのテントに戻っていくと、その場に残った弦太朗はリサが作った料理をそれぞれのテントへと運び出していくのだった。

 


 

 

「疲れた・・・」

 

リサにこき使われた弦太朗だったが、彼女がテントを離れたことによって仕事から解放されて今は疲れを感じながらMorfonicaがやっている輪投げの屋台を見に来たのだが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっと・・・その・・・瑠唯ちゃん?ゴメンね?」

 

「・・・・・・流星さん。何に対して謝っているんでしょうか?私は別に怒ってる訳ではないですが?」

 

「いや・・・怒ってるよね?」

 

 

 

 

 

「るいるい怒ってるよ~・・・これが修羅場ってやつ・・・?」

 

「ななみちゃん、そんなこと言ってる場合じゃないよ。ましろちゃん・・・!?」

 

「えっと・・・どうすればいいんだろ・・・。これじゃ・・・」

 

 

「空気が重ぇ・・・。別のとこに・・・」

 

「あっ!!如月先輩・・・!!るいさん達が・・・」

 

だが、そこに広がっていたのは輪投げなどと言うアトラクションではなく、流星が瑠唯に謝罪を繰り返している修羅場だった。

 

弦太朗は本能的にこの場から離れようとしたが、ましろに捕まってしまった弦太朗。

だが、彼は状況が全く分かっておらず困惑していたタイミングで彼の仲間がやってくる。

 

 

 

 

 

「ゴメンねー。蘭ちゃんのとこの珈琲がめっちゃ時間かかっちゃってさ~あっ!!弦太朗さん。チィース!!」

 

「ジェイク!!何でお前がここに?」

 

「いやー。羽丘と花咲川には知り合いがいるんですけど、お嬢様学校の月ノ森に知り合いがいないで話してみようと思ったんすよね~」

 

「見た目はちょっと軽そうって思いましたけど、その・・・いい人ですねジェイクさん!!」

 

「ちょっとつくしちゃん?それ俺の事褒めてるように聞こえないんだけど~?」

 

弦太朗の前には両手に飲み物に持って現れたのはジェイク。

彼は持っていた飲み物を瑠唯以外のメンバー達に配りながら、ここに来た理由を話始めたが弦太朗はそれ以上に目の前の修羅場の方に意識が向いていたことをジェイクは見逃さなかった。

 

 

 

「でも、弦太朗さんが一番気になってるのは、アレっすよね?」

 

「んで・・・どうなってんだ?なんか流星の顔に平手の跡が残ってるし・・・」

 

「まぁ・・・不幸な事故って感じっすかね~」

 

「ジェイクさん。あれはある意味ではラッキーっすよ!!」

 

「ちょっと透子ちゃん!!元はと言えば透子ちゃんが原因でしょ!!」

 

「ますます訳が分かんねぇ・・・。ジェイク教えてくれ」

 

原因を聞いただけなのに何故かつくしと透子までもがバチバチし始めてしまい、完全に弦太朗の頭は現状について行けなくなってジェイクに説明を求めると彼は少しだけ考える仕草をしてから弦太朗へと説明を始めた。

 

「俺がここでみんなと話してた時に流星さんと友子ちゃんが2人でここに来たんすけど、建物側から走ってきた透子ちゃんにぶつかったんすよ」

 

「あはは・・・ライブのとこでちょっと確認したいことがあって急いでたんですよね~・・・」

 

「それで転びそうになった友子ちゃんは流星さんが支えたから大丈夫だったんすけど・・・逆に流星さんが体勢崩してつくしちゃんとぶつかりそうになったとこで俺がつくしちゃんの腕を引いたんですけど・・・ね?」

 

 

 

 

 

「そーそー。つーちゃんの脚に流星さんが引っかかって、るいるいのおっぱいに顔から飛び込んじゃったんですよね~。そしたら2人からビンタされて顔に綺麗な紅葉模様が・・・」

 

「それで、流星さんと友子って人もどこか行っちゃったし・・・」

 

「なっ・・・流星・・・!?アイツ友子の前でなんて恐ろしいことを・・・!!」

 

「なんで、俺は飲み物買うついでに離脱したんすけど・・・まだやってるってことは外野じゃどうすることも出来なさそうっすね~・・・」

 

「とりあえず、2人だけにした方がいいのかな・・・?」

 

流星が瑠唯の胸に飛び込んだ―――

事故とは言えかなり不味い状況だが、そのタイミングで隣に友子がいたというのが事態をさらに悪化させてこの修羅場を作り出していた。

 

弦太朗は流星の不運に同情していたが、外野ではもうどうすることも出来ないと感じたましろの言葉を聞いた弦太朗達は彼らにバレない様にこの場を後にするのだった。

 


 

「おっ!!如月!!来たな!!・・・って何かあったのか?」

 

「いや・・・まぁ・・・ちょっとな?」

 

「先輩、レイのとこ行こ?Circleのスタジオでやってるって・・・あれ?ロック?こっち来てどうしたんだろ?」

 

修羅場から逃げ出した弦太朗は先ほど約束した巴とたえの2人と一緒にRASの元へと向かって行こうとしたその瞬間、小さな人影がそこから飛び出すと一目散に弦太朗達の元へと駆け寄ってくると彼女はいきなり弦太朗の腕を掴みとった。

 

「如月先輩!!来てください!!」

 

「うぉっ!?どうしたんだよ!?」

 

「なんでもいいですから~!!」

 

ロックは何も説明しないまま彼をCircleの中へと引っ張ってスタジオの1室を覗かせると、そこにはあるライダー部の仲間が荒れ狂うように楽器を演奏していた。

 

 

 

「あれは・・・友子!?」

 

「さっきいきなり来たと思ったらギター弾き始めて止まんないんですよ~!?」

 

「あぁ~・・・」

 

「納得しないでくださいよ~!!」

 

 

 

 

「ふふー!!」

 

「その熱意はどこから来てるのよ・・」

 

「はやぶさって確か人工衛星の奴だろ・・・何で歌と人形を・・・可愛いじゃねぇか・・・」

 

「私が昔に挙げてた動画の総再生数よりも再生が回ってるなんて・・・」

 

「天校でこれを歌ってたが評判はイマイチだったな。幼稚園では園児に反応してもらえてたが・・・」

 

「あはは・・・って、花ちゃんも!!」

 

「おぉ~!!ゲンちゃんも来たんだ!!」

 

弦太朗はロックの言葉を聞いて先ほど聞いた流星の1件が頭をよぎると思わず納得して声を挙げてしまったが、納得して何もしようとしない弦太朗にロックは声を挙げてしまったが、そのタイミングで別の部屋から他のRASの面々とユウキと賢吾と言う何とも言えない取り合わせの面々が弦太朗達の元へとやってきた。

 

 

 

 

「それで、お前らは確か楽器体験・・・だったか?どんな感じなんだ?」

 

「はい!!初歩的な内容をちょこっとやってるだけですから問題らしい問題はありませんでしたよ?ですが、チュチュ様が参加者の子供と間違えられるのと、マッスーさんが見た目が怖いせいかドラムの希望者が少ないくらいでしょうか?」

 

「「パレオ!!」」

 

「きゃー!!」

 

「あはは・・・、でも、ライブ前の練習とかするから教室は終わりだけどね」

 

些細な問題があったものの、概ね問題なくこなしていたRAS。

しかし、教室以外の―――友子がスタジオの1室で暴れ狂って演奏しているという問題は完全に放置していた。

 

「それで・・・あれはどうなってるのよ?」

 

「あ~・・・不慮の事故のラッキースケベの八つ当たり・・・だな」

 

「「「「はぁ?」」」」

 

「そう説明しておけってジェイクが言ってたんだよ」

 

「先輩がやったの?」

 

「おたえ、多分だけど朔田さんの方だろ?如月はリサさんのとこで働かされてたんだし・・・」

 

「あっ・・・そっか」

 

弦太朗の説明がよく分からないが、友子と流星の間で何かがあった事だけは察した一同。

だが、ここで空気を読まない人物が弦太朗へと満面の笑みを浮かべて話しかけてきた。

 

「ゲンちゃん!!聞いてよ!!私の作ったはやぶさ君の歌だけど、みんなに褒めてもらえた!!」

 

「おぉ!!スゲーなユウキ!!」

 

「ド素人が作った子供向けにしては・・・って枕詞が付くがな」

 

 

「民謡とかそういうタイプだったからね・・・。演奏するのも簡単だったし」

 

「あの曲で教室が1回分乗っ取られた時はどうなることかと思ったわね・・・でも、簡単なおかげもあってすぐ弾けて反応は良かったわね」

 

「あれで、いくつか曲調が違うのも面白いですね!!」

 

「RASがやるのはイメージ違いすぎるけどな」

 

ユウキが話したのは自身の作った曲がRASの面々から評価されたという内容。

一部の限定的な条件がついているが、それでもプロとして活動しているメンバーもいるバンドから評価されたのが嬉しいのか彼女は満面の笑みを浮かべるが、そんなユウキの言葉を聞いた賢吾はここで予想の斜め上に話を持っていく。

 

「野座間がいるということは・・・見せてないあれが見せれるな」

 

「賢吾君!!アレだね!!」

 

 

 

 

「「「「「あれ・・・?」」」」」

 

「って何だよ、如月」

 

「先輩・・・?どうかしたの?」

 

賢吾の言葉を察したユウキはノリノリで彼の意見に賛同する。

その言葉の意味はRASや巴達は分からないが、、弦太朗は彼の言葉の意味を理解してしまい、顔を青くし始めていた。

 

 

 

「まさか賢吾・・・あの時のあれをやるのか?」

 

「あぁ・・・!!」

 

「よっし!!いくぞー!!」

 

弦太朗が想像した通りだと答えた賢吾はユウキと共に友子が暴れているスタジオへと乗り込む手早く楽器の準備を終えて賢吾がドラムを叩き、ユウキがベースをかき鳴らすと、友子もそれに気が付いて音を合せ始めていた。

 

「おいおい・・・弦太朗。こりゃ何が始まんだよ?」

 

「ユウキの歌だ・・・!!」

 

「如月先輩?聞いたのとは曲調が違いますが・・・どういう・・・」

 

「聴けば分かるぜ?」

 

弦太朗の意味深な言葉に首を傾げる一同だったが、そんな彼女達の目の前で突如としてユウキが歌いだし、その歌を聞いたRASの面々は目を丸くして驚いていた。

 

「ちょっと!!これ・・・さっきのと同じ曲だよね!?」

 

「レイヤ!?これのどこが子供向けんだ!?」

 

「そうだよレイ、さっき子供向けって・・・これメタルだよ?」

 

 

 

「ハナさん!!これ歌詞が全く同じなんですよ!!」

 

「歌詞が可愛い感じだけど、随分とRASっぽく暴れてる曲じゃねぇか」

 

「ちょっとマスキング!!あんな曲と一緒にしないで!!」

 

「あの・・・如月先輩・・・これは・・・?」

 

「天校で出た・・・やぎ座の時のだしな・・・。すぐ終わんだろ・・・」

 

 

「終わる気配がないわよ」

 

賢吾達3人が演奏した”はやぶさメタル”を聴いた面々は子供向けの曲がメタルに変身したことに驚きを隠せずにいたが、カプリコーンの能力で狂暴化した時のモノと聴いて全員が納得したのはいいが、一度演奏し始めた3人はあの時と同じように暴走気味に演奏を続けていた。

 

「はぁ・・・とりあえず気が済むまでやらせておけばいいだろ?」

 

「そうね・・・ゲンタロウのいう通りね。あのケンゴがいればこれ以上は変なことは起こらないわよね?」

 

「ロック、レイ!!ポピパのテントに来てよ。一緒の出店やろ?」

 

「花ちゃんと一緒に出店・・・?やる!!」

 

「ポピパさんと・・・やります!!」

 

 

「ますきはどうする?」

 

「あ~・・・ドラムを叩くのもいいけど、折角の祭だしちょっと見てみる。巴、後で珈琲買いに行くからな」

 

「折角だから私も珈琲貰いにいこうかしら?」

 

「おう!!」

 

 

 

「あっ!!パスパレちゃんとのグル写!!」

 

「うおっ!?」

 

RASの出番が終わり、それぞれがライブまで思い思いに時間を過ごそうと話し始めた時に、急にパレオが叫び声を挙げたことに弦太朗は驚いてしまったが、彼女のパスパレ愛はその程度で止まることは無かった。

 

「急いでいかなければ・・・!!」

 

「パレオさん?あれって確か午前と午後で2回に別れてましたよね・・・?」

 

「ロックさん!!パスパレちゃんとのイベントですよ!!どっちも行くに決まってるじゃないですか!!ロックさんもポピパさんと同じことが出来たら―――「行くに決まっとるやろ!!」そういうことです!!では、如月さん!!参りましょう!!」

 

「ちょ!?パレオ!?俺は別に―――」

 

「ダメです!!彩ちゃん達に連れてきてほしいと言われてるんです!!逃がしませんよ!!」

 

「行くから放せって!!」

 

「では!!」

 

こうして暴走特急とかしたパレオによって弦太朗はそのままCircleから外に引きずり出されていく。

その光景に呆気にとられた面々は未だに暴走しながら演奏している賢吾達を放置して、祭を楽しむために外に出て行くのだった。

 

 


 

「あと少しで午後の受付終了しまーす!!」

 

「すいませーん!!」

 

「ん?お前は・・・たしか・・・みおだよな?」

 

「如月さん!!そうですよ!!ビビキャンのみおちゃんです!!」

 

 

 

 

「てか、お前ここで何やってんだ?」

 

「何って、撮影会のスタッフですが・・・」

 

「アイドルが・・・?」

 

「アイドルが・・・です」

 

弦太朗がパレオに引っ張られてやってきたパスパレの撮影会。

そこにやってきた彼らを待っていたのはパスパレの後輩アイドルであるビビキャンのみお。

しかし、後輩とは言えアイドルがこんな所で撮影会のスタッフとして動いているという状況に弦太朗達はそこに芸能界の闇を見た気持ちになったが、当の本人がそんなことは気にしていない様子だったのでそれ以上の追及をやめることにした。

 

「あの!!もしかして午前の撮影会って・・・」

 

「午前の撮影について受付は終わってますけど・・・」

 

「えぇ~!?そんな~・・・」

 

「えっと!!終わってるんですけど!!如月さんが来たら連絡して通すようにって言われてるので大丈夫だと思います!!こっちです!!」

 

「流石如月さんですね!!」

 

「ぜってぇ千聖だろ・・・」

 

弦太朗は指示を出した犯人は千聖だと確信しながら、みおの案内でパスパレが待つ場所へとパレオと共に向かっていくと、案内された先にはパスパレの面々が他のファンたちをの撮影を行っていた。

そして、2人の存在に気が付いた彼女達の中で日菜が頬を膨らませながら2人に迫って来ていた。

 

 

「もうっ!!ゲンちゃんにパレちゃん!!おそーい!!」

 

「あはは・・・お2人ともすいません。日菜さんはこれでもお2人が来るのを楽しみにしてましたから・・・」

 

「そういえばお2人とも?先ほどの方で最後だと聞いていたのですが・・・?どうして?」

 

「イヴちゃん。私が言っておいたのよ。弦太朗が来たら通すようにって」

 

「流石、千聖さんですね!!」

 

「その通りですね!!彩ちゃん!!」

 

 

 

「普通に職権乱用ですけどね・・・」

 

「そのせいで、私が顔を知っている受付させられているんですが・・・」

 

「2人とも・・・大変だな・・・」

 

 

現状を楽しんでいるグループと振り回されているグループで若干空気感が違っていたが、そんなタイミングで登場した美羽によってこの場の空気感が変わり始めていく。

 

 

 

 

「あら?弦太朗?あなたこんな所で何してるのかしら?」

 

「いや、美羽こそ何してんだよ」

 

「何って・・・見学よ見学」

 

「見学・・・?美羽、お前アイドルにでもなんのか・・・?」

 

「違うわよ。・・・モデルの仕事を頼まれたから、それで撮影会の見学させてもらうことにしたのよ」

 

「そうなんです!!今度ミウさんと一緒にモデルをやるんです!!」

 

「へぇ~。美羽がねぇ・・・」

 

「あなたもう少し興味位持ちなさいよ。まぁ、皆でお昼でも食べましょう?」

 

美羽がイヴと一緒にモデルの仕事をするというカミングアウトを受けても弦太朗はそこまで興味を持っていない様子に美羽が呆れていたが、彼女達は休憩ついでに少しだけ遅い昼食を取りながら話出し、時間が流れていた所に不意に千聖が声を挙げた。

 

 

 

 

 

 

「そういえば、麻弥ちゃん達はそろそろ行かないと不味いんじゃないかしら?」

 

「あっ!!そうでした!!すいませんがジブンと彩さんはこれで!!」

 

「ちょっと麻弥ちゃん!?待ってよ~!!」

 

 

 

「あっ!?そうだった!!パレちゃん!!」

 

「はい?日菜ちゃん、何でしょうか・・・?」

 

「行くよ!!」

 

「ちょっと待ってください!?どこに・・・!?」

 

 

 

「何がどうなってんだ?美羽はなんか知ってるか?」

 

「さぁ?私が知る訳ないじゃない」

 

千聖の一言で何かを思い出した麻弥は昼食を食べ終えたばかりと言うのにも関わらず急いでどこかへ向かって走り出したと思ったら、その後を追いかけるように日菜がパレオの腕を掴んで走り出す。

その姿に事情が分からない弦太朗は首を傾げることしか出来ずにいたが、それを見た千聖は何食わぬ顔で弦太朗にある提案をした。

 

「じゃあ、弦太朗、もう少ししたら皆でステージにいきましょうか?」

 

「ステージ?そういえば、リサもさっきステージがどうこう言ってたけど、なんかあるのか?」

 

「えっ?キサラギさんはステージの予定表を見てないんですか?」

 

「イヴちゃん。弦太朗が病院にいる間に決まった事だから知らないのよ」

 

「それで・・・何があるのかしら?」

 

 

 

 

 

「そうね・・・分かりやすく言えば・・・”伝説の復活”よ」

 

千聖が言った言葉の意味が分からない弦太朗達はより意味が分からなくなり、間抜けな表情で千聖へと視線を送ることしか出来なかった。

 

 

 

 

 


 

「言われた通りにステージに来たけど・・・どうなってんだ・・・?」

 

 

 

 

 

「うぅ・・・日菜ちゃん~・・・これは~・・・」

 

「パレちゃん!!ダメだよ!!もう少しで始まるから!!」

 

「ですが~」

 

 

 

「日菜とパレオの奴、何で子供達と一緒になってステージの前に陣取ってんだ?しかも、ありゃ沙綾のとこの紗南とか位の年だよな・・・?」

 

千聖達が撮影衣装から着替えるということで一足先にステージへとやってきた弦太朗だったが、ステージの前には沙綾の妹と同じくらいの少女達と日菜がかぶり付きでステージに視線を送っているという不思議な光景異様な光景が広がっていたが、そんな場所に更に不釣り合いな人間が姿を現した。

 

「やぁ、如月くん」

 

「友希那の親父さん?どうしてここに?」

 

「あっ!!如月くん!!ここに居たんだ!!」

 

「まりなさんも?どうして」

 

そこに現れたのは友希那の父親とまりな。

大人の2人が子供たちが集まっているステージに来た意味が分からないがまりなは笑いながら弦太朗へと話しかけていた。

 

 

「うん!!ステージの機材のチェックをね?メインのライブ前にやるこれの為に音出しの確認とかしてたんだ~」

 

「何やるんすか?俺、全く知らないんすけど・・・」

 

「あはは・・・実は私もなんだ。友希那に来てくれって言われたから来たんだが・・・」

 

「友希那が?一体何を・・・」

 

 

 

 

「そんなのRoseliaがここで出し物するからに決まってるじゃない」

 

「うおっ!?友希那!!いきなり声かけんなって!!」

 

「友希那?それは・・・」

 

「ジャージか?」

 

「えぇ、これが私の衣装よ?」

 

「「・・・」」

 

「父さん?何で泣いてるのかしら?・・・もうすぐ始まるから戻るわね」

 

「私も、他のとこ見て回るから後でねー!!」

 

男2人は絶句した。

何がどうなったらジャージが衣装になるのか全く理解出来ず、自分の娘が学校のジャージが衣装であることに何の疑問も持っていないという絶望感も合わさって涙を零したが友希那自身は全くその理由を理解しないまま準備へと戻ってしまい、まりなも他の場所の見回りに行ってしまった。

 

そしてこの場に残された弦太朗はどうしたらいいか分からず右往左往し始めてしまった所に、この場所を告げた千聖が現れた。

 

「弦太朗、お待たせ。ってそちらは・・・確か・・・」

 

「あっ・・・如月さん・・・。それに友希那さんのお父さんも・・・」

 

「千聖、それに燐子・・・!?お前、ここに居ていいのかよ?」

 

「えっと・・・私はもうやることが終わってますから・・・」

 

「まぁ、いいや。それで何やるんだよ・・・」

 

「言ってたじゃないRoseliaの出し物よ?他のバンドも協力してるけれど」

 

「とにかく!!見てれば分かるわ。もう始まるわよ」

 

千聖の言葉の後、すぐにステージのスピーカーから重みのあるサウンドとダークな世界観のRoseliaの音楽とは全く違う可愛らしくポップなBGMが流れると、ステージの前にいた子供達が歓声を挙げ始めたのを見て、ますます訳が分からなくなる男2人へとBGMが小さくなるとそこからこれから始まる出し物が告げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「2人はロゼキュア!!特別ステージ!!反逆のハカナーイン!!」」

 

 

 

 

「これ・・・紗夜か?だから日菜の奴が子供に混じってんのか・・・」

 

「この声・・・リサちゃん・・・?一体何が起こるんだ・・・?」

 

「何って・・・ただのショーよ?」

 

「「ショー・・・?」」

 

何がどうなったらあのRoseliaがステージでショーをやることになるのかがまるで分からない2人に千聖は胸を張ってショーの詳細について語りだした。

 

 

「私と麻弥ちゃんの仕事の為の勉強と、彩ちゃんの奇跡的なミスによって女の子を中心に広まった作品よ!!」

 

「燐子・・・マジか?」

 

「如月さん・・・嘘は言ってないです・・・信じたくないですが・・・」

 

「紗夜ちゃんとリサちゃんが主役でサブキャラであこちゃんと友希那ちゃんと声優の燐子ちゃんのRoselia全員出演で、脚本は私!!そして、今回は舞台でのSE操作に麻弥ちゃんと特別ゲストも入れた作品よ!!」

 

千聖の熱弁に呆気にとられた男組は考えるのを辞めてステージで繰り広げられてるショーを見始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

『ごきげんよう。ロゼキュアのお2人?私は世間を賑わす怪盗”カオ・ル・ハカナーイン”さ・・・。申し訳ないがその伝説のロゼキュアの力を頂戴するよ』

 

 

 

『紗夜~!!私達、変身できなくなっちゃった!!』

 

『ピンチです・・・!!このままじゃ・・・!!』

 

『ふはははは!!ハカナーイン!!ロゼキュアを倒すのはこの大魔王あこなるぞ!!わが忠実な右腕!!りんりん!!ロゼキュアの為にあの芋ジャージ妖精と一緒にみんなの力を集めるのだ~!!』

 

 

『みんなの声援でロゼキュアを助けてニャン・・・!!りんりんの声に合わせて応援してね!!』

 

『ロゼキュア!!頑張れー!!』

 

 

 

 

 

「ろぜきゅあがんがえー」

「おねーちゃん!!がんがえー!!」

 

 

 

 

 

『何!?ロゼキュアの力は私が手にしたはずなのに・・・!?』

 

『ハカナーイン!!あなたの事は許しません!!これから風紀指導です!!』

 

『みんなの声援で私達は頑張れる!!だからあなたに負けない!!』

 

『ロゼキュア!!今だけはあこも力を貸すぞ!!』

 

 

 

『『ロゼキュア!!』』

 

『あこ必殺・・・!!』

 

『『『でたみね~しょん!!しんふぉに~!!』』』

 

 

 

 

 

『ぐわぁあああああ!!』

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「どうなってんだ・・・」

 

「友希那・・・猫耳と尻尾はいいが、なんでジャージをOKしたんだ・・・」

 

ショーが終わり、ステージの前ではロゼキュアなるものになっていたリサと紗夜を中心に友希那とあこ、そして声だけの出演の燐子も加えた5人が子供達に囲まれて記念撮影が行っている光景が広がっていたが、弦太朗はあの紗夜がノリノリで女児向けのショーをやっているという現実が受け入れられずにいた。

―――実際は完全に自棄になっていたのだが弦太朗はその事を知る由もない。

 

その一方で猫耳尻尾に芋ジャージという自分の娘の姿を見た友希那の父はこのモヤモヤした感情をどう表現したらよいのか分からず涙を零し、燐子も自分の声がステージで流れたのを聞いて恥ずかしそうな表情を浮かべていたのを後目に、脚本を用意した千聖は何とも言えない表情を浮かべてとんでもないことを呟いた。

 

 

 

 

 

 

「やっぱり、練習時間とステージの時間の都合で予定していた”暴食悪魔 ヒ・マーリン”と”誘惑魔法少女サーヤ”の役を全て削ったのが悔やまれるわね・・・。今度、配信ドラマ用に脚本起こして撮影しようかしら・・・」

 

しかし、千聖の呟きが誰の耳にも届かず、まりなとは別で会場を見て回っていた明日香に声をかけられるまで3人はそれぞれの世界に閉じこもってしまっていたのだった。





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