バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です
某画像投稿サイトでみた瞳のハイライトがないつぐもかわいいなぁ!!
まぁ、ゴシップ記事ネタはそこまで引っ張るつもりはない。
全てはブシドー!!の布石



偶・像・探・求-4 北欧侍退散!!

つぐみが取り出した1冊の週刊誌、その表紙に載っていたのは日菜を送り届けた時の写真―――

 

 

「キサラギクン、ナンデコンナコトニナッテルノカナ?カナ?」

 

「弦太朗くん。説明して・・・ね?」

 

「言うまではは逃がさないよ?」

 

「学校であんなに目の敵にされてたのになんで千聖ちゃん達といたの・・・?」

 

週刊誌を取り出した週刊誌を片手に弦太朗を取り囲むつぐみ達。

弦太朗は先日のことを思い出しながら、つぐみ達に説明する。

 

「日菜が仕事を忘れててバイクで送ったんだ。その時に千聖と彩が居て・・・。話してた時に撮られちまったんだな・・・。てか、蘭と香澄達は昨日一緒にいたんだから説明してくれよ」

 

「ごめん先輩。沙綾には説明はしてたんだけど・・・」

 

「あの暴走状態で聞いてなかったんだよ・・・」

 

「花音は千聖と仲が良いからね。友達が心配だったのさ・・・。あぁ・・・儚い・・・」

 

「ひまりとつぐみには私達から言ったんだけど・・・」

 

「さーやと一緒ですなー」

 

「ネェキサラギクン?イイタイコトハソレダケカナ?」

 

「如月、早くつぐを止めてくれ・・・。正直アタシも今のつぐが怖い・・・」

 

「ねぇ、羽沢さん。ちょっといいかな?」

 

「ミサキチャン・・・?」

 

「その週刊誌の記事はもう読んだの?」

 

「・・・あっ!!」

 

「おぉ~つぐが戻った~」

 

「とりあえず、記事読んでから処遇を決めてもいいんじゃない?」

 

「・・・それもそうだね!!」

 

店内にいた大半がその変わりように呆れるが、つぐみはその週刊誌を開き記事を読み上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇーと・・・。『夕暮れ時のとある建物の前にアイドルバンド"Pastel*Palettes”の白鷺千聖が、マネージャーを連れて立っていると――』・・・えぇ?千聖さんと一緒にいるのって彩さんだよね・・・?」

 

「あぁ!!つぐ。それ貸して!!」

 

写真と記事の内容が合っていないことに疑問を覚えたつぐみの声が止まる。

そんなつぐみの様子に痺れを切らしたひまりは週刊誌を取りあげて、読み上げを続ける。

 

「『―――立っていると、道路の向こうから現れたバイクに乗った男。その後ろには白鷺千聖と同じバンドのメンバーである"大和麻弥”が・・・。』・・・なにこれ?」

 

取りあげて読み上げを続けたひまりも意味不明な記事に頭の処理が追い付かない。

ひまりは無言で横にいた花音へその週刊誌を渡す。

花音は困り顔であるが残りの記事を読み上げた。

 

 

 

「えぇっと・・・。『――メンバーである"大和麻弥”が男のバイクの後ろから飛び降りると、マネージャーに連れられて、建物内へと駆け込むのを記者は目撃した。しかし問題はこの後である―――。あのアイドルであり、女優でもある白鷺千聖は男に別れの言葉を告げる。男は何かを彼女に向かって話しかけるが彼女は涙を流しながら建物内へと駆け込んでいったのだ―――。』・・・ねぇ、この記事おかしすぎない・・・?千聖ちゃんが如月くんとそんなに仲いいわけないし」

 

「そうだね。それに麻弥は私たちと一緒に有咲ちゃんの蔵にいたんだから、その記事は嘘ってことさ」

 

「でもあの写真1枚でここまで嘘を並べられるとは・・・」

 

「合ってるの千聖先輩と先輩がいたってことだけじゃん・・・」

 

「それでつぐ達3人は納得したかな~?」

 

モカはニヤニヤしながらつぐみ達3人へと視線を向ける。

そして3人は―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「如月くん!!私は信じてたからね!!」

 

「まぁ、弦太朗にそんな浮いた話はないか~」

 

「弦太朗くんだしね!!」

 

「なぁ・・・それってどういうことだ・・・?」

 

「すっごい掌返し・・・」

 

「蘭ちゃん。今の沙綾ちゃん達にその視線は・・・」

 

「なんか山吹さん達を見てられないんだけど・・・」

 

 

 

3人はもう何事もなかったかのように話を変える。

 

「みんな!!コーヒー飲む!?」

 

「じゃあ私はうちのパンをあげちゃおうかな!!売れ残りだけど・・・」

 

「「パン!?」」

 

「えぇーと、私は・・・!!」

 

「ひまり、諦めろ・・・」

 

「巴~!!」

 

 

 

 

 

 

 

話が一段落着いたところで、ハロハピのメンバーは席を立つ。

 

「子猫ちゃん達のお誘いはありがたいけど、すまないね。これから私達はこころのところへ行かないといけなくてね・・・」

 

「みんな、ごめんね」

 

「こころんとはぐは大丈夫なの?」

 

「はぐみは明日から学校に来るはずだよ。こころはもう少しかかるかな・・・」

 

「そっか!!こころんたちによろしくね!!」

 

「あぁ。それじゃ失礼するよ」

 

こうして薫たちは店を後にし、それと一緒に沙綾は自宅に戻って売れ残りのパンを取りに帰る。

りみとモカはパンを待ちきれずに沙綾の後を追った。

 

「それにしても、あいつらって本当にアイドルだったんだな・・・」

 

「あんた、知らなかったの?」

 

「千聖はじいちゃんと一緒に見た番組に出てるのは知ってたけど、彩たちは知らなかったな・・・」

 

「結構テレビに出てるのに信じらんない・・・」

 

「蘭~。げんたろーさんはもっと信じらんないことしてたんだから仕方ないよ~」

 

「あいつらがテレビに出始めたころからフォーゼを始めてたからな。そのくらいからテレビを見てる時間なかったしな・・・」

 

「そっか・・・」

 

「先輩。そんな時期からあれやってたんだ・・・」

 

「でも、ライダー部のダチとみんなで戦ってたからな」

 

「そっか!!」

 

「コーヒーどうぞー!!」

 

 

先ほどまでの空気とは一転した穏やかな空気の中、突如として店の扉が勢いよく開かれる。

店にいた全員がドアに注目するとそこにいたのは―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千聖に”イヴ”と呼ばれていた銀髪の女子が制服の上から浅葱色の羽織を着て、

腰に太刀と脇差を腰に携えて扉を開けたまま仁王立ちしていた。

 

「”ゴヨーアラタメ”です!!」

 

「イヴ、あんたなにやってんの・・・?」

 

「そのイヴの持ってる刀はどうやって持ってきたんだ・・・」

 

「アリサさん!!これはファンの方からのプレゼントです!!」

 

「そうじゃなくて!!そのまま持ってきたのか!?」

 

「ハイ!!ブシは腰に刀を携えているものですよ?」

 

「イヴちゃん!!有咲が言ってるのはそうじゃなくて~!!」

 

 

イヴが腰に提げている刀に驚いている有咲達を他所に、弦太朗は巴達にイヴについて質問する。

 

 

 

「なぁ・・・。蘭、巴。あいつもパスパレか・・・?」

 

「あんた、本当に何も知らないんだね・・・」

 

「あぁ・・・。それにイヴはここでバイトしてるんだよ」

 

「なぁ・・・。アイドルがバイトしていいのか?」

 

「彩さんも巴達と一緒の店でバイトしてるし、大丈夫なんでしょ・・・?」

 

イヴは蘭達と会話している弦太朗を発見すると―――

 

「アナタが”キサラギ ゲンタロウ”ですね!!アヤさんを倒すだけじゃなく、チサトさんとマヤさんもその手に・・・」

 

「おい?何言ってんだ・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう許せません!!私が皆さんに変わって、”テンチュウ”です!!ブシドー!!」

弦太朗がイヴに聞き返すが、イヴは腰から刀を抜いて弦太朗へと正面から振り下ろす。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい!!いきなり何やってんだ!!アブねぇだろ!!」

 

「まさか・・・シラハドリですか!?」

 

「しかも、これ鉄かよ!!」

 

弦太朗は刀を回避せず、振り下ろされた刀を白刃取りで受け止める。

イヴも負けじと受け止められた刀を力任せに弦太朗に押し付ける。

 

その現場に沙綾達がパンを持って戻ってくる。

 

「弦太朗!?それにイヴも何してるの!?」

 

「テンチュウです!!」

 

「おい!!誰でもいいから止めてくれ!!」

 

「こうなったら!!」

 

イブは刀から手を放して、脇差を抜いて先ほどと同じ要領で脇差を振り上げる。

 

「もう仕方ないなぁ・・・先輩は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、イブの脇差が振り下ろされることは無かった。

 

イブの手から脇差が手放されたことに驚く弦太朗は振り上げられたイブの手から徐々に視線を下におろす。

 

 

 

 

 

そこにあったのはイヴがスカートの後ろを両手で抑えている姿だった。

イブの後ろには手を上げたたえが立っていた。

 

たえはイヴの後ろに回り込んで、そのままスカートをめくった。

イヴはその羞恥に耐えれなくなり、脇差を離してスカートを守ったのだ。

 

「クツジョクです!!必ずこの借りは返しますからね!!」

 

そうしてイヴは顔を紅く染めて、刀を置いたまま店から飛び出していった。

 

 

「おたえ!!おまえなぁ!!」

 

「大丈夫だよ。先輩は刀にしか目が行ってなかったから」

 

「そうじゃないよ。おたえ!!」

 

「男の人の前でスカートをめくるなんて!!」

 

「でも、そうしないと弦太朗が危なかったから不可抗力じゃない?」

 

「そうかもしんねぇけどさぁ・・・」

 

ポピパがたえの行動について、話していると蘭が不意にイヴの忘れていった刀を持ちあげ、

その刀の刃を見つめる。

 

「あれ・・・?もしかしてこれって・・・」

 

「蘭?どうしたんだ?」

 

「モカ・・。そこの脇差拾ってもらってもいい?」

 

「あ~い。蘭~もしかしてこれって・・・」

 

 

 

 

モカが脇差を持ち上げると何かを確信した。

その脇差を受けっとた蘭も脇差を確認してモカが確信したことと同じことを口にする。

 

「うん。この2本とも本物だよ・・・」

 

「蘭!?どういうこと!?」

 

「つぐみ、なんでもいいんだけど切っていいものある?」

 

「さっきの週刊誌でいいよね?」

 

つぐみは週刊誌をガムテープでぐるぐる巻きにしてそれを蘭に渡し、それを受け取った蘭はそれに刀の刃を当ててゆっくりを刀を引く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりと引かれた刀は容易くその週刊誌を切断する。

 

「・・・やっぱり」

 

「蘭ちゃん!?何でわかったの?」

 

「お父さんの仕事に着いて行ったときに本物を見たことあって、それに似てたから・・・」

 

「でもどうしてイヴの奴が持ってたんだ!?」

 

「そんなの知るわけないよ」

 

イヴの刀が本物であることに驚きを隠せない一同を他所に、再び店のドアが開かれる。

 

 

「みんな揃ってどうしたの・・・?って蘭ちゃん!?そんなもの持ってどうしたの!?」

 

この場に現れたのは切られた週刊誌にゴシップ記事を書かれていた白鷺千聖その人であった。

 




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