私の文章力ひくすぎ・・・?(事実
もしかしてポテトが足りてない・・・?
弦太朗は彩の財布を持ってファーストフード店へと到着する。
店内では日菜がレジにいるひまりにポテトを注文していた。
「いらっしゃいませー。あっ!!弦太朗くん!!」
「あれ~ゲンちゃん?どうしたの~?」
「おう。彩の財布を拾ったから届けに来たんだ」
「そっか~。でもゲンちゃん、学校から帰ってくるの遅くない?」
「帰ろうとしたら色んなやつに質問攻めにあってな。でもそのお陰で色んな奴とダチになったぜ!!」
弦太朗は放課後に事情を知らない多くの生徒達から質問攻めに会っていたのだ。
しかしこの件によって、弦太朗の外見と異なる内面を知った者たちの印象を変える切っ掛けになっていた。
「あの・・・2人とも?お客さんが後ろにいるから・・・」
ひまりの言葉に2人が後ろを振り返ると、数名の客がレジ前に並んでいた。
「ひまりちゃん。あたしポテトね!!」
「じゃあ俺は――」
「かしこまりました!!弦太朗くん。もう少ししたら休憩だから待っててね!!次のお客様ー!!」
ひまりは注文を受けると次の注文へと移った。
日菜より先に注文を受け取った弦太朗は座席に座っていると、席には注文を受け取った日菜がその向かいに座る、しかし弦太朗は日菜の注文を見て驚愕する。
トレーの上にあったのは山のように積まれた大量のフライドポテト――
弦太朗も1人で食べきれないであろう量を持った日菜は何食わぬ顔で座席に座ると、ポテトの山を摘まみ始める。
「日菜のそれ・・・。食いきれるのか?」
「えぇ~このくらいは余裕だよ~。むしろ足りないくらいだよ?」
「マジかよ・・・」
「ゲンちゃん。何で驚いてるの?変なの~」
唖然とする弦太朗を他所に日菜はポテトの山に手を伸ばして口に運ぶ。
その動作は異常なまでの速さで繰り返されるそれを弦太朗はただ眺めることしかできなかった。
弦太朗の視線を全く気にしない日菜の手は止まることを知らず、ポテトの山はみるみると消えていき―――
そして最後の1本が日菜の口に収まった。
ゆっくりと最後の1本を噛み締め終えると日菜は話すために口を開く。
「ゲンちゃん。そういえば学校での千聖ちゃん大丈夫だった?」
「千聖はすっげぇ怒ってたな。花音にすらキツく当たってて、その後は誰も千聖に話しかけてなかったな。授業終わったらすぐ帰っちまったし・・・」
「そっか~。こっちは麻弥ちゃんが皆から質問攻めに会って大変そうだったよー。しかも、皆が全く麻弥ちゃんの話を聞いて無くてねー。そこに薫くんが来て話してたら皆信じて解散したんだけど。その様子が面白くて笑っちゃったよー」
学校での麻弥の様子を日菜は笑ながら語る。
日菜曰く、羽丘では薫の一言で全てが解決してしまったらしい。
弦太朗はその事実を驚いていると日菜が話を続ける。
「でもあの週刊誌って記事がめちゃくちゃなことで有名なのにねー。それでゲンちゃんは彩ちゃんとかはどうだった?」
「彩は分かんねぇなぁ。別のクラスだしな・・・。そういえば昨日つぐの店に居たらイヴがな・・・」
「もしかして、「ブシドー!!」って言いながら木刀で襲ってきた?」
「おう。木刀じゃなくて真剣だったけどな」
「イヴちゃんだったら持ってそうだけど。流石にそれはないでしょー」
日菜は弦太朗の話を聞くも、その話を笑い飛ばす。
そのまま日菜と弦太朗は他愛もない会話を続ける―――
しかしそれは1つの悲鳴によって終わりを告げる。
「うわぁああああああああああああああ!!」
突如として挙がる悲鳴。
店の入り口にはカメレオン・ゾディアーツがゆっくりと店内へと入ってゆく。
店内からは次々と悲鳴が上がり、殆どの人間が店の外へと逃げ惑う。
店の奥からひまりは彩の腕を引いて弦太朗へと駆け寄る。
そんな店内の様子を構う様子もなくゆっくりと弦太朗の元へと歩み寄る。
「なんでこんなとこに!?」
「弦太朗くん!?」
「ねぇ!?なにあれ?」
「ん~ドッキリかな?あたしちょっと行ってくるね!!」
「日菜先輩ダメですって~!!」
「日菜ちゃん~!!」
「大丈夫だって~」
日菜がカメレオンへと近づこうとするが、ひまりと彩に抑えられてる。
カメレオンは見せつけるように自身の腕をテーブルに叩きつけ、テーブルを粉砕する。
「ひぃ・・・!?」
「うっそぉ~」
「お前ら離れてろ!!ひまり!!」
「うん!!2人ともこっちに!!」
「ちょっと!?ひまりちゃん!?」
ひまりは弦太朗から離れたテーブル席へ3人で座席から顔だけを出して様子を伺う。
そんな3人の視線を他所に弦太朗はドライバーを装着し、ドライバーからのカウントダウンが始まる。
3―――――――
2―――――――
1―――――――
「変身!!」
弦太朗を中心にコズミックエナジーによる煙が吹き荒れ、店内の空気が激しく揺れる。
座席から顔を出してこちらを見ていた3人は空気の揺れによって髪が激しく乱れるが、彼女たちは目の前の光景から目を離せないでいた。
そして弦太朗は煙を払い、フォーゼへと変身する。
「宇宙キターーーーッ!!”仮面ライダーフォーゼ”、タイマンはらせてもらうぜ!!」
フォーゼはいつものセリフと共にカメレオンへと殴り掛かる。
その様子を見ていた見ていた彩たちは―――
「えぇえええ!!なにあれ!?」
「弦太朗くんって変身って後ろから見るとこんな感じなんだ・・・」
「ひまりちゃん知ってるの!?」
「まぁ・・・。そうですよ」
「ん~!!よく分かんないけどるんっ♪って来た~!!」
困惑している彩を他所に日菜は目の前の光景に自身も状況がよく分かっていないが興奮を隠せない。
そんな彼女たちを他所にフォーゼはカメレオンを肉弾戦で圧倒する。
「こんだけ近けりゃ、消えても意味ねぇだろ?」
フォーゼの連続攻撃によってカメレオンは防戦一方になっていた。
カメレオン・ゾディアーツにある透明化能力も、店内という閉鎖空間とフォーゼと至近距離で戦闘をしているため、透明化していてもすぐにフォーゼに捕まってしまうためこの能力は半ば封じられていた。
「次はこれだ!!」
フォーゼはカメレオンへの攻撃を繰り出しつつ、スイッチを交換して起動する。
――エレキON――――――――
スイッチの起動と同時にフォーゼは電気に包まれて、エレキステイツにその姿を変える。
起動と同時にビリーザロッドのプラグを挿入し、ロッドから電気を飛ばして透明化しようと試みるカメレオンへと追撃する。
カメレオンも透明化を諦めて、自身の舌を伸ばしてフォーゼの左腕に巻き付ける。
しかし、フォーゼは巻きつけられた腕でロッドのプラグ位置を変更し―――
「食らえ!!ライダー電気ショック!!」
カメレオンの舌へとロッドを振り下ろし、そこから放たれた電気はカメレオンの舌を通して本体に対して大きなダメージを与えて、舌による拘束を外す。
その光景を見ていた彩達は―――
「うわぁ・・・」
「ゲンちゃん、えぐい攻撃するなぁ・・・」
「・・・あれされなくて本当に良かった・・・」
「・・・なんか色々言われてるけど、これで決めるぜ!!」
それぞれの感想を耳にしたフォーゼはリミットブレイクの発動のためにロッドへエレキスイッチを装填しようとするが、ゾディアーツから予想外の言葉が放たれる。
「武器を使うなんて”ブシドー”に反します!!」
「お前!?」
「まさか・・・イヴちゃん!?」
「えぇぇぇぇ!!」
イブの口癖を聞いたフォーゼ達はその発言によって行動が止まってしまう。
そのわずかな隙をついてカメレオンは透明になってその場から逃走した―――
カメレオンの姿を確認できなくなったフォーゼは変身を解除する。
それと同時に弦太朗へと彩たちが歩み寄る。
「ねぇねぇ!!ゲンちゃんそれあたしにも貸して!!るんっ♪ってするし!!」
「おい!!日菜。ベルト掴むな!!それ俺にしか使えねぇぞ!!」
「そっか~」
日菜がベルトに興味を示す中、暗い顔をした彩が弦太朗へと問いかける
「如月くん・・・。さっきのってイヴちゃんなの・・・?」
「確かに、”ブシドー”なんて普通使わないし、私の知ってるのではイヴちゃんだけですよ?」
「そうなのかもな・・・。でも、演技してたってこともあるしな・・・」
彩への問いに対して弦太朗は正体を明言することはしなかった。
天校での戦いで、他の人間の動きをマネして正体を分からなくしていたという体験があったからだ。
弦太朗の言葉に落ち込む彩。
戦闘が終わってから少し経つ頃には黒服たちが現場へと到着し、現場の証拠隠滅を開始する。
そして、弦太朗達は黒服に促されるまま店を後にするのだった。
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