戦闘の時の声ってどう表現したらいいんだろう?と試行錯誤してます。
これなんじゃ神山先生に怒られてしまう・・・
怪物・・・ゾディアーツに遭遇する―――
これまでに周囲が起こす問題行動ですら、些末なことと思わせる異常事態。
この目の前で起こったので異常事態にに対して、更なる異常事態が彼女たちを襲った。
りみにとっては旧知の友人が、
有咲にとっては初めて知り合った男子が目の前で別の異形に変身し、理解不能な言葉を叫びだす―――
異常事態の連続に困惑する2人をよそに変身した弦太朗―――”フォーゼ”はオリオン・ゾディアーツに対して握りこぶしを突き出し、宣言する。
「”仮面ライダーフォーゼ”、タイマンはらせてもらうぜ!!」
宣言に聞いたモノの反応は三者三様であった。
挑発と認識し、怒りだすゾディアーツ―――
フォーゼの宣言にさらに混乱を深めるりみ―――
フォーゼが宣言した”仮面ライダー”という反応を示す有咲―――
―――仮面ライダー
人知れずに人類の自由と尊厳を守るために戦いを続ける都市伝説で語られるヒーロー。
目の前で変身した男は自らその都市伝説で語られるヒーローであることを名乗り、そして目の前でゾディアーツと彼が呼んだ怪物と対峙している。
このことが彼―――如月弦太朗が”仮面ライダー”である。
という事実を有咲が理解するには十分であった。
その事実を有咲が理解したと同時に互いが走り出し、距離を詰め・・・フォーゼの花咲川での初戦闘が始まる―――
「うぉりゃ!!」
その戦闘はりみや有咲の素人目から見てもフォーゼの優勢であった。
オリオン・ゾディアーツからの攻撃は全てフォーゼによって回避される一方、フォーゼから放たれるパンチは全てオリオン・ゾディアーツの体へ吸い込まれるように当たっていく。
しかしゾディアーツへのダメージは少ない。
そのことを把握したフォーゼは戦闘スタイル―――ベルトのスイッチを交換する時間稼ぐため、背中のバックパックを吹かしゾディアーツへ向かって飛んでいく。
「ドリャ!!」
勢いそのままにオリオン・ゾディアーツへ飛び蹴りを食らわせる。
飛び蹴りを受けたオリオン・ゾディアーツは蹴りによって後退するが、再びフォーゼに向かい突進する。
オリオン・ゾディアーツの後退したわずかな隙をついてフォーゼは×と□―――右足と左腕のスイッチを交換し、起動する。
――――チェーンソーON――――――
――――――――ハンマー ON――
起動と同時にフォーゼの右足にチェーンソー・左腕にはハンマーが生成される。
「オリャ!!」
突進の横をすり抜け、すれ違いざまに左腕のハンマーを振り下ろす。
振り下ろしたハンマーは背中に命中し体勢を崩したオリオン・ゾディアーツに追撃のチェーンソーを振り抜く。
2つの攻撃により大きなダメージを受けた怯むオリオン・ゾディアーツ―――
「うだうだやるつもりはねぇ。一気に決める!!」
勝負を決めるべく、フォーゼの最大戦力のである”40”番のスイッチ”コズミックスイッチ”をベルトに装填―――
「あれっ!? 挿さんねぇ!!」
出来なかった。
コズミックスイッチ完成直後―――
仮面ライダー部の仲間たちの絆を感じる前と同じようにスイッチがベルトから弾かれてしまう。
フォーゼのピンチに対して、
オリオン・ゾディアーツは自身のエネルギーを近くにいた有咲達2人に目掛けて放つ―――
「っ!! アブねェ!!」
2人の前に身体を割り込ませ、体で受け止めるフォーゼ。
受け止めたエネルギーはフォーゼが受け止めると同時に大きな爆炎を発生させた。
「「・・・!!」」
爆発への驚きのあまり言葉を失う2人。
爆炎のはれた後にはフォーゼの姿のみが残るのみで、オリオン・ゾディアーツは爆炎に乗じて撤退したようだ。
「2人とも大丈夫か!?」
「うん・・・」
「あぁ・・・」
変身したままの弦太朗が庇った2人は特にケガをした様子もない。
爆炎によって巻き上げられた土によって衣服が多少汚れた以外には問題なさそうである。
「とりあえず、如月。説明しろ」
「あぁ、わかt「何ですか!! 今の爆発は!!」ってやべぇ逃げるぞ!!」
「キャッ!!」
「うおぉ!!」
説明することを承諾する前に遠くの方で爆発音を聞きつけて人が接近してくる。
現状を見られたら犯人にされかねない弦太朗は現場から逃走すべく、目撃者の2人を抱えつつ、スイッチの交換し起動した。
――――スモークON――――――
――――――ホッピングON――――
起動したスモークスイッチに煙を人が向かってくる方向目掛けて放出する。
煙によって視界を遮った後、ホッピングスイッチによって校舎の屋上目掛けて飛び上がる。
「キャァァァァァァ!!」
「うおぉぉぉぉぉぉ!!」
抱えられた2人の絶叫を残して、現場には戦闘の跡を残すのみである。
弦太朗たちの離脱に少し遅れて煙の中から女性とが飛び出す。
現場近くに居合わせた風紀委員・氷川紗夜である
「何ですか・・・これは・・・」
紗夜に遅れて教師達が現場に姿を現し、
惨状を目の当たりにした教師たちによって本日の授業の中止と目撃者からの聴取の実施が決定した。
屋上で変身を解除した弦太朗は
りみと有咲のに対して変身したことを秘密にすること
その代わりとして放課後に可能な限りを説明することを約束して屋上を後にした。
その後すぐに事件の目撃者として弦太朗・有咲・りみの3人は生徒指導室に呼び出され、事情徴収を受けていた。
3人と教師の他に、戦闘後の現場の第一発見者であり風紀委員の紗夜が同席していた。
「・・・では、改めて聞きますが、3人も校舎裏で化け物を目撃した。このことは間違いないでしょうか?」
「はい。如月さんに対しての学校案内中に牛込さんに会って、その直後に悲鳴が聞こえた校舎裏に向かったら化け物がいました」
「他の方も『化け物がいた。』と証言していますが!!正直信じられません!!そもそも、如月さんの転入初日にこんなことが起きるなんて何か関係があるとしか思えません!!如月さん!!あなた何かやったのでしょう!?」
同席している紗夜からの弦太朗に対して、犯人と決めつける言葉に対して、それを有咲がそれに反論する。
「すいませんが紗夜先輩。私たちが現場に向かったのは、最初の悲鳴の後なんです。最初の悲鳴を上げた生徒達とは彼女たちが逃げてるときにすれ違っていますので、彼は化け物とは関係はないはずです」
「そうですねぇ。最初に見たという生徒たちも『逃げてる時にすれ違った。』って証言もありますので・・・」
「それは彼に脅されてるからでしょう!! 不良の言葉なんて信用できません!!」
「・・・氷川さん。確かに彼の服装はいささか問題がありますが、証拠もないのに『脅した』なんて言うのは貴女らしくありませんよ?」
「・・・っ!!」
有咲の反論と教師からの言葉によって、反論できなくなった紗夜は言葉なく弦太朗を睨みつける。
「・・・如月さん申し訳ありません。これで話は終わりますので皆さんはすぐに下校してください。また後日話を聞くことになると思いますので、その際はよろしくお願いします」
教師からの聴取が終わり、紗夜は無言で部屋を飛び出し、弦太朗たち3人だけが残される。
「2人ともすまねぇ、変身したこと黙っててくれて」
「ううん、助けてもらったんだから」
「あの場で『如月が変身して、化け物を追い払いました』なんて言っても信用されるわけないだろ」
「そっか。じゃあ屋上での約束した通り、知ってることを話すけどどっか場所はねぇか?」
「なら、うちの蔵でいいだろ。さっき香澄達とも話して蔵練は中止にしたし」
「そうだね。なら弦太朗くん荷物持ってくるから校門で待っててね」
「いや、俺も2人の教室についてくぜ。荷物はこの部屋に置いてあるしな」
「2人とも早くしろー」
そうして3人は指導室から出て2年生の教室へ荷物を取りに向かった。
「チッ!!」
指導室から出た3人に対して、影から舌打ちして憎しみを持った視線を送る人物がいた。
――――その手の中には黒いスイッチが握られていた――――
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カウント・the・スイッチ
今まで使用したスイッチ 4/40 ( コズミック君は使えなかったからカウントしてない。いいね? )