フォーゼくん戦闘に使いにくいスイッチおおすぎんよぉ!!
カメラとかスクリューとかボードとか!!
そしてピコの名物と思ってる友希那の「眩しいわね・・・」語録使用
「猫ならこれだ!!」
――チェーンアレイON――――――――
スイッチを起動し、右腕に精製された鉄球を猫じゃらしの要領で揺らしながら、リンクスへと歩み寄っていく。
「腕に猫じゃらし・・・!!いったいどうなってるのかしら・・・?」
「友希那!!おバカなこと言わないの!!」
弦太朗が目の前で変身したことに友希那達は驚きを隠せない一方であこは目を輝かせながら目の前のフォーゼを見つめる。
「仮面ライダー!!本当にいたんだ!!」
「あれがそうなんだ・・・」
「2人とも?あれのこと知ってるの?」
「はい・・・。"仮面ライダー”って都市伝説があって・・・」
「リサ姉!!”仮面ライダー”は正義の味方なんだよ!!」
「あぁあぁぁぁぁアァァアぁぁぁああぁ!!」
あこの言葉を聞いたリンクスは絶叫に似た叫びをあげ、フォーゼに爪を突き立てるべくフォーゼへと駆け出す。
しかし、その爪がフォーゼへと届く前に振り上げたチェーンアレイがリンクスの顎へと直撃する。
「まだまだぁ!!」
フォーゼはチェーンアレイで追撃しようと振り降ろすがリンクスに当たることはなく、チェーンアレイの当たった地面が大きく陥没する。
「相変わらずはえーな!!それなら・・・こいつならどうだ!!」
フォーゼはチェーンアレイをOFFにすると右手と左足用のスイッチを交換する。
チェーンアレイが消えたのを見たリンクスはフォーゼへと駆ける。
――フラッシュON――――――――
――――――スパイクON――――
「そらっ!!」
起動と同時に左足にスパイク、右腕には電球の形のライトが生成され瞬時に点灯させる。
「うわぁ!!」
「すごい・・・。眩しい・・・」
「眩しいわね・・・」
ライトの点灯によって周囲は昼間のような明るさを取り戻す。
その点灯を目の前で直視してしまったリンクスとついでに戦闘を見ていた友希那とあこたちの視界を潰す。
フラッシュによって視界がはっきりしないリンクスにフォーゼはスパイクによる蹴りを食らわせてダメージを与えていく。
「ほら!!もう1発!!」
「っ!?」
リンクスの視界が回復していく中フォーゼは声を挙げると共に右手のライトをリンクスの前に向ける。
先ほどの目潰しを恐れたリンクスは顔をフォーゼから逸らすが、フォーゼはライトを点灯させることはなく直接ライトでリンクスを殴りつける。
予期していなかった衝撃を受けて顔を挙げたリンクス。
フォーゼはリンクスが顔を挙げる行動に合わせて再びライトを点灯させて再度目を潰し、スパイクで蹴りつける。
「うぅ~目がちかちかするよ~!!」
「私も・・・」
「でも、なんで電球なのかしら・・・?」
「もう!!みんなしてなにやってるの!!」
戦闘を見ていた3人も戦闘に目を眩ませ、そのことに日菜の対応をしていたリサは声を挙げる。
「アァァァああああぁaaaa!!」
目の潰されたリンクスはリサの声がした方向へと走るが、
フォーゼはそれを捕まえるべくスイッチを起動する。
――――――――ウインチON――
「逃がすか!!」
フォーゼは左腕のフックをリンクスへ向けて飛ばす。
フックはリンクスの腕にワイヤーを搦め、そのままリサの反対側の暗闇の中へと投げ飛ばす。
「おい!!タイマン中だぞ?」
フォーゼはワイヤ―を搦めたまま、右腕のスイッチを交換して起動する。
――エレキON――――――――
フォーゼはエレキを起動し、眩い電気身に纏ってエレキステイツへと姿を変える。
「やっぱり、眩しいわね・・・」
「・・・ヒナ!!しっかりして!!」
「うあぁ・・・!!」
リサは友希那の発言をスルーして日菜の傷口を自身のタオルで抑えるが出血が止まることはない。
「日菜!!クッソ!!これで決める!!」
日菜の容体が悪化していくことに焦るフォーゼはロッドにエレキスイッチを装填する。
―エレキ・リミットブレイク―
しかし、フォーゼは暗闇に投げ飛ばしてしまったリンクスの姿を捉えられていないが危機感を覚えたリンクスはその場からの逃走を計った際に腕に絡まっているワイヤーを強く引いてしまう。
「そこだ!!ライダー100億ボルトシューーーーート!!」
フォーゼはワイヤーが引かれた先に向けてロッドを振るう。
振られたロッドからは放たれた電撃の衝撃波はリンクスの身体を貫き、その体を爆発させる。
その爆発と共にリンクスに搦めたワイヤーは外れ、フォーゼはワイヤーを巻き取る。
「やったー!!」
「にゃーんちゃん・・・」
「もう友希那!!」
目の前の戦闘が終わった―――。
そのことを理解したは友希那は怪我した日菜とリサへとと視線を向ける。
そこにあったのは文字通り目を覆いたくなるような凄惨な光景であった。
「これはっ・・・」
「ひなちん!!ってりんりん!!何するの!?」
「あこちゃん!!見ちゃダメ・・・!!」
そこにあったのは大量の出血によって衰弱している日菜と、自身の制服の上着で傷口を縛り上げて止血を試みるリサ。
その光景を見てしまった友希那はその場で固まる。
燐子は友希那の反応からそこに広がっているであろう光景を想像してしまいあこに見せまいとしてあこの目を塞いで自身も目を逸らす。
弦太朗も変身を解除して日菜の元へと駆け出す。
「日菜!!おい!!しっかりしろ!!」
「ヒナ!!寝ちゃダメ!!目を開けて!!」
「ゲンちゃん・・・。おねー・・・ちゃん・・・」
日菜はその言葉共に意識を手放す。
「ちょっとヒナ!!目を開けてよ!!」
「おねーちゃん・・・?」
「ねぇりんりん!!どうなってるの!?」
「あこちゃん!!ダメ!!」
意識を失ったことに焦るリサと意識を手放す直前に日菜が口にした言葉を疑問に思う友希那。
目を塞がれているあこは状況が分からずに燐子の手を退かそうとするが、燐子の手はあこから離れない。
出来る最低限の事をしたリサは自身のスマホで救急車を呼ぶが―――。
「救急車がこの騒ぎの渋滞で来れないって・・・!!」
「そんな・・・」
その事実を告げられた燐子はあこの目から手を離して崩れ落ち、燐子の手が離れてこの光景を見てしまったあこの顔がみるみる青くなっていく。
「ひなちん・・・」
「でも、日菜をどうするの?」
「・・・ここから一番近い病院はどこだ?」
「ここからだと・・・歩いて15分くらいのところにあったはずだけど。どうするの?」
目の前の光景と告げられた事実に友希那も日菜の事にどうするかの疑問を口にする。
「俺がそこまで運ぶ!!だから場所を教えてくれ!!」
「それならあこが案内するよ!!こっちだよ!!」
「すまねぇ!!リサはとりあえずこれ着ておけ!!」
「アタシも一緒に行くよ!!友希那達も無理しないでいいからね!!」
弦太朗は自身の制服の上着を脱いでリサに渡し、日菜を病院へ運ぶために抱えあげる。
病院へ運ぶという弦太朗の提案にあこがいち早く反応して2人で病院へ向けて走る。
リサも自身の服に付いた日菜の血を隠すように受け取った制服を着てから、2人の後を追った。
「うぅ・・・」
「燐子?どうしたの!?」
日菜達が病院に運ばれた後、燐子はその現場を直視してしまった燐子は崩れ落ちたまま口を手で押さえる。
「うぅぅ・・・・うおぇっ・・・!!」
先ほどの怪物とそれに襲われて怪我を負った日菜―――
そして現場に残された夥しい量の血を目撃してしまった燐子はその光景に耐え切れず、手で押さえてこんでいた口から胃液を逆流させる。
「燐子!!大丈夫!?」
「すいません・・・。うぇっ・・・」
友希那の心配する声を聞きながら燐子はその場で胃液を全て吐き出すと、フラフラと立ち上がりそのままの足取りで歩き出す。
「燐子。どこにいくの?」
「日菜さんのところへ・・・行かないと・・・」
「・・・えぇ。でもゆっくりでいいわよ」
「はい・・・」
そして2人も弦太朗達の後を追って病院へと向かうのだった。
――――――
「イライラする・・・!!」
私は先ほどの戦闘で痛む体を引き摺りながら街を歩く。
日菜をあの場で確実に殺せずあのゴミに邪魔をされたことに苛立ちを隠せない。
それと思い出すのはあのゴミとゴミの汚染されてしまった宇田川さんの言葉―――
『”仮面ライダーフォーゼ”、タイマンはらせてもらうぜ!!』
『”仮面ライダー”は正義の味方なんだよ!!』
「なんであんなのが・・・!!」
あんなゴミが正義の味方であることが何よりも許せない。
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない―――
まぁ・・・あの場で日菜を殺せなかったのはいいでしょう・・・。
「日菜は最後までじっくりと苦しめて・・・・・・苦しめて・・・・・・絶望させてから殺してあげる!!」
それにあのゴミへの対処も考えなくては・・・。
でもまずは―――
「でも最初にこの街のゴミを消すことから始めましょうか・・・」
そして私は再び夜の街へと姿を消した。
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カウント・the・スイッチ
26/40 (フラッシュくんはまだまだ出番あるからね!!