多分次でRoselia篇終わる(予定
Roselia篇終わったら小ネタ(スイッチ解説+α)投下してからRASにしますね。
Roseliaの3人へと迫っていたリンクスにバイクのまま体当りで吹き飛ばして、弦太朗は彼女たちの前でバイクから降りる。
「げんたろー!!」
「おう、待たせたな!!」
「・・・いったたぁ~。って弦太朗。来るの遅かったね~」
「悪いな。それでやっぱり・・・」
「えぇ、あれは紗夜よ・・・。やはり、日菜には分かってたのね」
「それで・・・。如月さん、そちらは・・・?」
「おぅ、こっちもばっちりだ」
「キサラギィィィィイイイイ!!オマエェェエエエエ!!」
吹き飛ばされたリンクスは弦太朗へと憎しみを込めた叫びを挙げる。
自身の”掃除”を先日に続いてまた妨害されたのが彼女にとってはそれが彼女の怒りに触れる。
「・・・紗夜。もうこんなことはやめなさい」
「紗夜!!もうやめてよ!!元々そんな事する子じゃ無かったじゃん!!」
「氷川さん・・・」
「紗夜さん!!みんなの言う通りだよ!!そんな怪物になるなんて!!」
「私をイラつかせるな!!お前達は風紀を乱す”悪”だ!!お前たちが私に・・・正義に盾突くな!!」
紗夜が自身で”悪”と断じた仲間たちの言葉へ全く聞く耳を持たない。
その言葉にあこが叫ぶ
「紗夜さん!!人を傷つけるのは・・・そんなの正義じゃないよ!!」
「あこちゃん・・・」
「煩い!!私は・・・私はそのゴミが―――仮面ライダーが正義の味方なんて絶対に認めない!!」
紗夜の叫びを聞きながらも弦太朗は懐からドライバーを腰に巻き、ゆっくりとドライバーのスイッチを入れながら紗夜の言葉に答える。
「紗夜、俺は・・・・・・。いや仮面ライダーは正義の味方なんかじゃねぇ」
「げんたろー!!」
「でもあこが言うには仮面ライダーは正義の味方だって言われてるんだよね・・・?」
「それに今までだって、市ヶ谷さんや日菜さん達を守るために戦ったって・・・」
「やはりそうですか!!そんなゴミが正義の味方なんてあり得なかったんですね!!」
「なら如月、あなたはなんの為に戦ってるの・・・?」
仮面ライダーである弦太朗自身が”仮面ライダーは正義の味方”であることを否定したことにあこたちは驚きの表情を浮かべるが、あこたちも何も気にする様子もなく弦太朗は紗夜から視線を外すことなく友希那の言葉に答える。
「俺が守るのは正義じゃねぇ!!俺はダチを守るために戦ってるんだ。・・・だから紗夜、お前ともダチになるために俺はお前を止める!!」
その言葉と共に弦太朗はドライバーのスイッチを全て入れて構えと同時にカウントダウンが響く。
3―――――――
2―――――――
1―――――――
「変身!!」
その言葉と共に弦太朗を中心に空気と少女達の髪を震わせてフォーゼへと変身する。
「宇宙キターーーーーーーッ!!”仮面ライダーフォーゼ”、タイマンはらせてもらうぜ!! 」
「きたー!!」
「あこー。マネしちゃダメだぞー」
「あれはいつも叫んでいるんですか・・・」
「相変わらず煩いわね・・・」
フォーゼのいつものセリフにそれぞれの反応を示すRoseliaのメンバー。
「黙れーーーっ!!」
その言葉にリンクスは怒りを隠さずにフォーゼへと突撃するが―――。
「うらぁ!!」
突撃に合わせてフォーゼは一歩踏み込んでその拳をリンクスの顔に叩きつけ、リンクスが後方に仰け反る。
「如月。にゃーんちゃん―――いえ、紗夜の事頼んだわよ」
「おう!!」
「リサ・・・」
「うん。任せといて!!」
その言葉でリサは友希那の意図を察して、地面に転がっている紗夜を回収しようとするが―――
「私の身体に触れるなーー!!」
リサの行動を察したリンクスはフォーゼよりも自身の元の身体へと寄るリサへと声を挙げて元の身体に近づくリサへと詰め寄ろうとするが、その間にフォーゼが2人の間へと割り込む。
「紗夜。タイマンだって言ったろ?」
「邪魔するな!!」
「お前にこれ以上暴れさせねぇ!!・・・それが日菜の頼みだからな」
「お前がその名前を言うなっ!!」
日菜の名前を出した途端にリンクスの怒りは目に見えて増す。
そしてリンクスは自身の爪を突き立てるべく先ほどと同じようにフォーゼへと突撃する。
しかし直線的なその動きはフォーゼによって完璧に捉えられ、今度はフォーゼの蹴りによってリンクスは止められてそこから連続で拳を叩きこまれる。
「そぉらぁ!!」
「あぁぁああ!!」
連続で拳を叩きこんでいたフォーゼはスイッチを起動する時間を稼ぐため力を込めて拳を叩きこむ。
リンクスがその拳によろめくと友希那達の後ろからどこからかポテチョッキンとそれを追う少女が姿を現す。
「おい待て!!ってRoselia!?」
「・・・市ヶ谷さん?こんなところで何を・・・?」
「・・・えぇっと。如月から預かってた”あれ”が急にどっか行こうとしたのでそれを追って・・・」
有咲が追ってきたポテチョッキンはフォーゼの手元へとやってくる。
そしてフォーゼはポテチョッキンに嵌められていたスイッチを外してベルトへとはめる。
「わりぃ!!これ持っててくれ!!」
フォーゼはそのまま有咲へとスイッチの抜かれたポテトを放り投げ、スイッチを”2つ”起動する。
――クローON―――――――――
――――――――シザースON――
スイッチの起動と共にフォーゼの腕に爪とハサミが精製されると同時に今度はフォーゼからリンクスへと攻勢を仕掛ける。
先ほどのリンクスの攻撃とは異なり、フォーゼの爪とハサミは確実にリンクスの身体を抉る。
目の前の戦いを見ている少女達はその光景を見て言葉が零れる。
「あの動き・・・。弦太朗は随分と戦い慣れてるね・・・」
「リサ?分かるの?」
「戦いについてはよく分かんないけど、何となく動き見れば慣れてるのはわかるかなー」
「リサ姉はダンスとテニスやってるもんね!!あこもなんとなく分かるよ!!」
「ね~!!」
「いや!!それは全然関係ねーから!!」
リサたちの意味不明な理由に思わず突っ込む有咲達は目の前の戦闘へと視線を戻す。
そこにはフォーゼが腕の爪とハサミでリンクスを攻め立て続けていた。
「アァァアあああ!!」
「よっと!!」
フォーゼの攻撃の合間を縫ってリンクスも反撃を仕掛ける。
しかしリンクスの攻撃は全て虚しく空を切る。
自身の思い通りにならないリンクスはどんどん冷静さを失ってその動きは単調になっていく。
その変化をフォーゼは見逃さずに反撃を繰り返し、遂にリンクスは地面に膝をつく。
今が勝機と見たフォーゼはスイッチをOFFにする。
「これで決めるっ!!」
そして、その言葉と共にスイッチの交換から起動、必殺技の発動までを流れるような動作で実施する。
――ロケットON――――――――
――――――ドリルON――――
―ロケット・ドリル・リミットブレイク―
「ライダーロケットドリルキィィィィィック!!」
フォーゼは右腕のロケットで空高く飛び上がった後、足のドリルをリンクスへと向けて急降下。
リンクスがそれを避けようとするも、その技を避けることは叶わずにドリルがリンクスの身体を貫いてフォーゼが地面へと着地する
「私はまだ!!終わって―――!!」
そして、リンクスの叫びが響く中、リンクスの身体は周囲に炎をまき散らして爆散する。
紗夜のスイッチは爆散した地点から音を立てて地面へと堕ちていく。
「やったー!!」
「すごい・・・」
「終わったのね・・・」
「でも紗夜は!?」
爆発が晴れてリンクスの姿が見えなると安堵したRoseliaから声が漏れるが、その空気を壊す発言が1つ―――
「・・・ってちょっと待てよ?なんか変じゃねぇか・・・?」
「変・・・?ありさ。どういうこと・・・?」
「如月があの状態の怪物―――ゾディアーツを倒したら、そのスイッチがあいつの手元まで飛んできてたんですけど。今回はそれがなくて・・・」
「市ヶ谷さん・・・?それはたまたまじゃないでしょうか・・・」
「燐子の言う通りだって!!そんな毎回手元に都合よく・・・」
その言葉を聞いたフォーゼは以前までの戦いの経験から、最悪の事態を想定して紗夜のスイッチが堕ちた場所を警戒する。
そして、その最悪の事態は現実の物になった。
紗夜の押したスイッチが突如として宙へ浮いて鈍く輝く。
そして爆発の炎を吸い込んで、スイッチを中心に再びリンクスが叫びと共に姿を現す。
「あAぁaぁアあああァァぁ!!」
「そんな・・・!?」
「だって!!今倒されたんじゃないの!?」
「どうなってるんだよ・・・!?」
「訳が分からないわ」
フォーゼ達の目の前で目の前で倒されたゾディアーツが復活し困惑するRoselia達、そしてフォーゼは今までの経験からある結論を導く。
「これは野々村の時と同じ!?紗夜がラストワンを超えたのか!?」
「AAaaaaaaa!!」
復活したリンクスはフォーゼへと肉薄し、自身の爪で連続で斬りつける。
先ほどとは違ってその攻撃は先ほどよりも素早くフォーゼはそのまま攻撃を受ける。
「まだやんのか・・・!!」
「おい!!如月!!お前大丈夫なのか!?」
「でも、ここで紗夜を逃がすわけには行かねぇからな・・・。このままやるっきゃねぇ!!」
その言葉と共にフォーゼはリンクスへと再び向き合うが、そこには彼も見たことがない光景が待っていた。
「何ですか・・・あれは?」
「紗夜が・・・子供を生んだ・・・!?」
「リサ姉!!しっかりして!!」
「・・・すごく忍者ね・・・」
「あれって如月から聞いた・・・。でも・・・!!」
「紗夜!?どうしてお前がそれを・・・・・・!!」
そこにはホロスコープスではないリンクスでは生み出すことが出来ないはずの存在。
”ダスタード”がリンクスの周囲に姿を現していた。
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