次から小ネタ(スイッチ解説+α)少々投稿します。
紗夜さんはどうなったんでしょうねぇ・・・
未使用スイッチは減ってきたな・・・(使いにくい連中から目をそらしつつ・・・
ダスタード―――
それは上位のゾディアーツであるホロスコープスが生み出す戦闘兵。
それが今、ホロスコープスではない目の前にいるリンクスの身体から生み出されたことに驚きを隠せないフォーゼだが、その様子に疑問を持つ。
「・・・ん?でも数が少ねぇな・・・。レオと違って普通の奴らだし・・・。ホロスコープスじゃねぇからか?」
リンクスが生み出したのは通常の物でその数も少ない。
フォーゼはその数を指折り数え始める。
「1・・・2・・・3・・・4・・・5・・・6・・・。それと紗夜で7!!纏めてタイマンはらせてもらうぜ!!」
フォーゼは敵の数を数え終わると、そのまま敵の中へと飛び込み戦闘を開始する。
「それタイマンじゃねぇから!!」
「紗夜から何か生まれた・・・」
「今井さん・・・!?」
「・・・リサは何をやってるのかしら?」
「ねぇ!!げんたろーがピンチだよ!!」
あこの言葉に友希那達はフォーゼの戦闘へと視線を移す。
そこには数の優位によってフォーゼを攻め立てるリンクスの姿があった。
「アハハハハハハハ!!」
「こいつら強くねぇけど邪魔だな・・・!!」
「そろそろイイでしょう?」
ダスタードとの連携でフォーゼを攻め立てる中、リンクスの言葉に反応した2匹のダスタードがRoseliaの元へと駆け出す。
その2匹を止めようとフォーゼが駆け出そうとするがリンクスと残りのダスタードによって阻まれる。
「やべぇ!!こっちに来てる・・・!!」
「逃げるわよ・・・!!」
「りんりん!! 」
「・・・っ!!」
友希那達の言葉も燐子には届かない。
燐子は目の前に迫る恐怖によりその場で目を閉じ、その後の襲ってくるであろう痛みに備えるが、痛みが彼女を襲うことはなく、変わりに聞こえてくるのは独特な機械の駆動音。
燐子がその目を開けると、塵となって消えていくダスタードと拳を振り抜いたパワーダイザーの姿。
その肩には少女が一人しがみついている。
ダイザーは燐子の身体を掴むとあこの元へと近づくと少女の声が響く。
「あこ!!無事か?」
「嘘っ!?おねーちゃん!?」
「巴!?なんなのそれ?」
「えっ!?・・・なにこれ・・・!?」
突如ロボットに乗って現れた姉に驚きを隠せないあことリサ。
燐子は突如の出来度に戸惑いを隠せず、巴は掴んでいた燐子をあこの横に降ろしながらも疑問へと答えていく。
「これは如月のやつで名前は覚えてないけど・・・。今、美咲が乗ってるんですよ」
「なんで奥沢さんが熊着ないでそれに乗るの・・・?」
「湊さんは何で美咲がいつもミッシェル着てると思ってるんですか・・・」
突如として現れたダイザーに驚くリンクスは残っているダスタードを全てダイザーへと向かわせて自身はフォーゼへと爪を振るう。
ダイザーから響く想定外の声にフォーゼは驚きながらもリンクスへの対応しつつ、ダイザーへと声を挙げる。
「美咲か!?それに巴も何で来てんだ!!」
「あこが心配で着いてきたんだよ!!」
「なら、そいつらを任せたぞ!!」
「まぁ・・・仕方ないか・・・。ちょっと行ってきますね・・・」
その言葉と共に美咲のダイザーはダスタードへと戦闘を始めると、フォーゼはリンクスの爪を避けつつスイッチを交換する。
――――ビートON――――――
フォーゼの右足に精製されたスピーカーから大音量で音が流れ、近くにいたリサたち諸共リンクスへと攻撃する。
「うるせー!!」
「これはやばいな・・・」
「耳が・・・痛い・・・」
「煩くて頭がガンガンするよ~!!」
「何なの!!この音!!」
「これ乗っててもかなり音が・・・」
戦闘を見ていたリサたちは余りの大音量に耳を塞ぎ、ダイザーに乗っている美咲ですらその音の大きさを感じていた。
しかしフォーゼ以外ただ一人、友希那だけは平然とその音を聞いていた。
「何で友希那はそんな普通にしてられるの?」
「リサが何言ってるか聞こえないわね・・・」
「友希那!!何言ってるか分かんないよ!!」
仕方なしにリサは自分の言ったことを自身のスマホに打ち込んで友希那へと見せる。
「何でって・・・だってこの曲は”FIRE BIRD”。昨日のライブで演奏した私達の曲じゃない」
「ファイヤー・・・・・・そうか!!」
友希那の口の動きで何を伝えたいのかを理解したリサ。
この大音量で流れてるのが自分たちの曲であることが信じられないリサは塞いでいた耳を少しだけ緩める。
緩めた耳へと飛び込んでくるのは大音量の音。
しかし、よくよく聞いてみるとその音は自分たちの曲のメロディーに似ていることに気づくが友希那のように平然と聞く事は彼女には出来なかった。
音楽が止むと目の前ではリンクスが頭を抱えて苦しみもがく。
フォーゼはビートスイッチを切ると、懐から燃えるような真っ赤なスイッチを取り出す。
「紗夜!!次は俺の青春の炎を受けてもらうぜ!!」
その言葉と共にスイッチをベルトへ装填し起動する。
――ファイヤーON――――――――
スイッチの起動と共にフォーゼの身体を炎が包み、その炎は日の落ちた街を照らす。
そしてフォーゼは自身を包みこんでいた炎を振り払うと身体を赤く染め上げたフォーゼが姿を現す。
「今度は赤くなったわね・・・」
「かっこいい~!!」
「・・・行くぜ!!」
フォーゼは手に持った銃”ヒーハックガン”をリンクスへ向けてトリガーを引く。
銃口からは吐き出された火炎弾の多くがリンクスへと命中し、その度に周囲に火の粉が舞い上がる。
「まだまだぁ!!」
フォーゼは火炎弾を撃ち続けるが、リンクスは火炎弾の攻撃を封じるべくフォーゼへと急接近する。
「あっ!!げんたろー!!」
「遠距離で戦う人が近寄られたら・・・!!」
遠距離で戦うキャラは近距離戦闘には弱い―――
ゲームでありがちな設定を思い浮かべたRoseliaのゲーマー達は考えると声を挙げるが、仮面ライダーにはこの常識は通用しない。
―――1度の火炎弾を耐えれば距離を詰めてなぶり殺しに出来る。
リンクスも燐子たちと似たことを考えをしており、銃口を向けられているのも構わずにフォーゼとの距離を詰めるが、それに合わせてフォーゼはトリガーを引く。
その動きを見たリンクスは火炎弾に耐えるべく腕で顔のガードを固める。
しかし襲ってきたのは先ほどまでとは異なる感覚の炎と熱。
火炎弾とは異なりその炎と熱が消える気配が感じられない。
たまらず、フォーゼから距離を取るリンクスが見たの火炎弾を放っていた銃から文字通りの炎を噴き出させている姿だった。
「おらおらぁ!!」
距離を離したリンクスへ火炎弾を連続で放ち、その全てをリンクスへと直撃させる。
そして火炎弾で攻撃を続けるフォーゼへとあることが告げられる。
「如月先輩!!」
「こっちは終わったからそろそろ決めろ!!」
「・・・っ!!」
リンクスは周囲を見渡すがダスタードの姿がもうどこにも見当たらず、リンクスの視線の先には拳を振り抜いた巴の姿とその先に舞い上がる塵。
「くそぉ!!」
「逃がすか!!」
形勢が不利と察するとリンクスはその場から逃げ出すべく走り出すが、フォーゼからの攻撃が直撃すると地面へと倒れる。
その姿を見たフォーゼはドライバーからスイッチを取り出して銃へと装填する。
「これで・・・とどめだ!!」
―リミットブレイク―
銃へとスイッチを装填すると同時に警報音に似たけたたましい音が周囲に響く。
その言葉を聞いたリンクスは叫ぶ。
「きさらぎぃいいいいいいいいいいい!!」
必殺技が銃から撃たれる前に銃を叩き落せばいい―――
そしてフォーゼへと駆け出そうとするが想定外の出来事がリンクスと止める。
「おねーちゃん!!もうやめて!!」
聞きなれたとある声にリンクスは足と止めて声のした方を向いてしまう。
視線の先には麻弥や千聖の2人に支えられてようやく立っているような状態の日菜。
日菜の姿を見たリンクスは日菜を注視してしまう。
「行くぜ!!ライダーーーー爆熱シューーーーーーーート!!」
リンクスはフォーゼへと再び視線を戻すが、既に目の前まで火炎弾が迫り避けることも叶わない。
「うぁあああああああああああああああああああああ!!」
そしてリンクスは火炎弾が直撃するとその場で再び爆散し、リンクスのスイッチが暗闇の中を舞うが、フォーゼはそのスイッチを見つけると飛びついてスイッチを捕らえる。
「今度は逃がさねぇ!!これで終わりだ!!」
その言葉と共にスイッチを切るとフォーゼの手元からスイッチは消滅する。
スイッチの消滅を目撃したRoseliaは今回の事件の終わりを察する。
「終わったんだよね・・・?」
「あぁ。これでな・・・」
「紗夜はどうなってるの!?」
「リサさん。スイッチを切ったんだったらそのうち目を覚ましますよ」
「そうなのね・・・」
「・・・じゃあ、終わったことだし。・・・如月」
「おう・・・」
「それじゃアタシ達はそろそろ帰るわ。あこの事頼むわ」
「あー疲れた。如月先輩。これお願いしますね」
有咲はシザーススイッチを受け取ると巴達と共にその場を後にし、Roseliaと日菜達のみが残される。
巴達の姿が見えなくなった頃、あこはあることを思い出す。
「そうだ!!げんたろー。これ・・・」
「それは!!何であこちゃんが・・・!?」
「紗夜さんが2個持ってたの!!」
「そうだったのか・・・。それ貰えるか?」
「うん!!」
「・・・・うぅ・・・んっ・・・」
「紗夜!!」
フォーゼがスイッチを受け取ると紗夜は意識を取り戻した・・・。
―――――――
私はスイッチを押してそれから・・・・・・。
そうだ・・・。あいつが変身した奴に倒されたんだ・・・。
これからどうしましょうか・・・。
瞼が重い・・・。
身体が重く感じるが、暗闇の中から声だけが聞こえてくる。
「そうだ!!げんたろー。・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・が2個・・・・・・!!」
そうだ・・・。
まだ1つ残ってる・・・。
希望はまだ残ってる・・・・・・。
私は最後の力をふり絞り身体を起こそうとするが力がうまく入らない・・・。
「・・・・うぅ・・・んっ・・・」
「紗夜!!」
近くで今井さんの声が聞こえるが今はそれよりもスイッチを・・・。
自身の重い瞼を開くと同時に目に飛び込んできたのは・・・・・・。
「こんなもんは・・・こうだ!!」
目の前で最後の”希望”が砕かれる瞬間だった―――。
――――――
「あああああぁぁぁぁああぁぁあああ!!」
「紗夜!!どうしたの!?しっかりして!!」
「紗夜さん・・・!!」
フォーゼがあこから受け取った紗夜のスイッチを握りつぶすと、意識を取り戻した紗夜が悲鳴を挙げて再び意識を失う。
慌てるリサたちを他所に日菜を支えている千聖が思い当たる理由を述べる。
「もしかしてだけど、目の前でスイッチ砕いたからかしらね・・・?」
「どういうことですか・・・?」
「スイッチを使っちまうと、その力に呑まれちまうことがあるんだ・・・」
「ある種の禁断症状ってことかしら・・・」
「そういうことね」
「ねぇ・・・。そういう千聖は平気なの?」
「えぇ。私に必要なのはスイッチじゃなくてパスパレの仲間ですもの」
千聖は笑顔を浮かべながら語るが、その横では日菜が顔を青くし始める。
「千聖さん!!日菜さんが!!」
「やっぱり、無理させすぎたわね。弦太朗、日菜ちゃんの事運びなさい」
「紗夜さんはこっちに任せて!!皆で家まで運んでおくから!!」
「じゃあ任せたぞ!!」
変身を解いた弦太朗は日菜を抱えあげてRoseliaと別れる。
こうしてRoseliaを中心にして起こった1つ目の騒動が幕を閉じる。
リンクスを倒した翌日、紗夜を除いたRoseliaと弦太朗はCiRCLEの電気を消したスタジオの1室に集まっていた。
5人は輪になって話を始める。
「まさか、あんなことになるなんてねー☆」
「そうね・・・。考えてなかったわ」
「びっくりしちゃったよー!!」
「えぇ・・・まさか・・・」
「「「「紗夜(氷川)さんの停学が伸びるなんて・・・」」」」
「まぁ、よく考えたら停学中に事件があったところを歩いてたら怒られるよねー」
「なんで気がつかなかったのかしら・・・」
「でも、今回もげんたろーがなんとかしてくれたんでしょ?」
「はい・・・。謝るために呼び出したことにしてくださって・・・。そのせいで私と2人で反省文を書かされてしまいましたが・・・」
「悪いわね・・・」
「燐子ともダチになれたし、それは構わねぇんだけどさ・・・」
ここで弦太朗は思っていたことを口にする。
「何で電気消した部屋で輪になってるんだ?それになんで話すやつをフラシェキーが照らしてるんだ・・・?」
「可愛いからいいじゃない・・・」
「なんか、妙に友希那になついてるみたいだしねー☆」
「ねぇ!!げんたろー他にはないの!?」
「私・・・気になります・・・!!」
「あるけど・・・。スタジオ借りてるのに練習しなくていいのか?」
弦太朗の言葉に全員が我に返る。
「それもそうね・・・。紗夜がいないけど練習始めるわよ」
「そうだねー。紗夜が戻ってきたときに腕がなまってたら申し訳ないし」
「うん!!紗夜さんの分まで頑張るよ!!」
「頑張りましょう・・・」
こうして少女たちは再び頂点への道を歩き始めた。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
本編次回予告:猫耳ヘッドホンとギター狂人
紗夜さん?
彼女は三浦君ルートだよ・・・
早いうちにRoselia篇2(紗夜復活?篇)をやるます
弦太朗の呼ばれ方Roselia篇
友希那:如月
リサ:弦太朗
紗夜:如月さん(本編未登場
あこ:げんたろー
燐子:如月さん
カウント・the・スイッチ
28/40 (シザースくんやったね!!ちゃんと登場できたね!!