今回はRoselia系が多くなります。
今回のオマケ篇は紗夜さんお休みです
スイッチ解説小ネタはスイッチNo.順でお届けする予定です。(未登場組も一緒だよ?
日・常・風・景3 -私の華麗なる休日ってところかしら・・・
~~~~小ネタ10:腹ペコ友希那ちゃん
私は閉じていた瞼を開く。
昨日は作曲をしていたが行き詰ってしまって、そのまま眠ってしまったのだろう。
ベッドから起き上がるとそのままリビングへと向かうが、家の中には誰もいない。
「そう言えば両親は泊りで出掛けてるんだったわ・・・」
両親は泊りの用事があって家を空けており、私のご飯はリサが作りに来てくれるはずなのに今日はまだ来ていないみたいね・・・。
そう言えばさっきスマホに通知が来てたわね・・・。
通知を確認すると相手はリサからでどうやらバイトが急に入ってしまったため、夜じゃないと来れないらしい。
そしてそれを確認すると家にとある音が響く。
「お腹が空いたわね・・・」
それは私の腹の虫が鳴いた音だった。
「とりあえず、外に出ましょう・・・。曲の案が浮かぶかもしれないし・・・」
私は着替えを済ませ財布だけを持って家の外へと歩き出した。
「・・・・・・何を食べようかしら・・・・」
外に出てみたものの、私は何が食べたかったのか分からずに出てきてしまい迷う。
そんな私の向こうから見覚えのある人たちの姿が・・・・・・。
「ってリサさんが言ってたんだんだけど~。蘭はど~思う?」
「あの人もそんなことあるんだ・・・」
「美竹さん。それに青葉さんも何をしているのかしら?」
「湊さん?」
「おぉ~湊さんじゃないですか~。あたし達はこれからラーメンを食べに行くんですよ~」
「ラーメン・・・・・・」
ラーメン―――
この空腹の状態でその言葉を聞いたら私も食べたくなってきたわ・・・。
「もしよかったら一緒に来ますか~?」
「・・・・・・いいのかしら?」
「あたしはいいですよ。でも大丈夫ですか・・・?」
「大丈夫よ」
「それじゃ~れっつご~」
青葉さんの案内で目的地であるラーメン屋へと到着した。
「ここが目的地の”ラーメン三郎”で~す。ここはトモちんもおすすめの名店なんですよ~」
「始めてくるけど、宇田川さんが言うなら間違いないわね・・・」
「・・・モカ?本当に湊さん連れてきて大丈夫だったの?」
「量減らせば大丈夫でしょ~」
「楽しみね・・・」
「それじゃ~先に食券を買いましょ~」
「あたしは小でいいかな」
「モカちゃんは大かな~。湊さんはどうします~?」
「よく分からないわね。・・・・・・そう言えば前にあこが言ってたわね。”一番高いのがきっとその店の自信作だ”って・・・。大盛ぶたダブル・・・?凄そうね・・・」
「・・・・・・流石のモカちゃんもそれにはびっくりですよ~」
「湊さん・・・。本当に食べきれるんですか?」
「青葉さんも大を頼んでいるし・・・。美竹さんは小なのね?」
「・・・・・・私も大にする」
「蘭~。食べきれない量はダメだよ~」
「湊さんが行くなら私も行く」
「ん~。張り合うのはいいけど~、どうなっても知らないからね~」
食券を買った私達は列の最後尾に並んで順番を待っているのだけど、何で店の自販機には黒烏龍茶しかおいてないのかしら・・・?
「次のお客様どうぞ~!!」
「やっとあたし達の番だね~」
「トッピングは?」
「ニンニク油モリモリ野菜マッターホルン~」
「よく分からないけど・・・。私も同じで・・・」
「あたしも同じで・・・」
「ら~~ん~~~!!」
「野菜少な目で・・・」
「かしこまりましたー!!」
「ねぇ、店員が私を見て驚いてたけど何かしてしまったかしら・・・?」
「湊さん・・・。後悔しても知りませんよ・・・?」
「美竹さん?そんな怖い顔をしてどうしたの?」
「ま~。きつかったらモカちゃんが代わりに食べますから~」
「・・・?何を言ってるのか分からないわね・・・」
「お待たせしましたー!!」
そういって店員が私の前に置いたのは野菜と巨大な肉。
それに乗ってる野菜も凄いサイズ・・・あこの顔くらいあるんじゃないかしら・・・?
お肉も私の手のひらくらい大きいのが何枚も・・・。
でもおかしいわね・・・ラーメンなのに麺が見えないなんて・・・。
「美竹さん・・・。もしかしてだけど・・・」
「・・・麺はこの下ですよ?」
「そういうことね・・・」
「お客様ー。もしよかったらヘアゴムと紙エプロンご利用くださーい!!」
私は目の前の野菜を前に店員から受け取ったヘアゴムと紙エプロンを付けて目の前のラーメンを食べ始める。
まずは野菜。
スープを搦めるとしっかりと味がして美味しい。
最初は量が多いと思ったけど、今の私ならいくらでも食べれそうね。
それに肉もしっかりと濃い味で野菜と合わせるとちょうどいい味ね・・・。
野菜をある程度食べて隙間から顔を覗かせた太い麺を見つけると、スープが飛び散らない様に気を付けながら麺を啜る。
・・・・・・例えるのが難しいけど美味しいわね。
「湊さんの食欲は化け物なの・・・?」
「モカちゃんよりも食べるの早いのはびっくりだよ~」
何か美竹さんと青葉さんが話してるけど、今は目の前のラーメンね・・・。
その後は麺と野菜、肉を順番に食べ進めているといつの間にか私のどんぶりはスープだけが残ってる状態になっていた。
そのことに気が付いて物悲しい気分になってしまった私は横で食べている2人へ視線を向ける。
もうそろそろ2人とも食べ終わりそうね・・・。
でも何で美竹さんはあんなに苦しそうなのかしら?
その2人の姿を見て再び、あこの言葉を思い出す。
「ラーメンはスープの1滴まで飲み干すのが良いっておねーちゃんが言ってた!!」
私はどんぶりを掴むとそのまま残ったスープを飲む。
濃いスープの味がいいけど、少し冷めてしまったから脂が固まって飲みにくいわね・・・。
そして私はあこの言葉通り、スープを1滴残らずに飲み干す。
どんぶりを置くと店内の視線が私に集まっているのを感じる。
「みんなどうしたのかしら・・・?」
「これは才能ありですな~」
「うぷっ・・・。もうあたし、湊さんと食事で張り合うのはやめる・・・」
「それじゃあ食べ終わったことだし、行きましょうか・・・。美竹さん?」
「はい・・」
そうして私達は店を後にしたのだけど・・・。
あの店を出る時の視線はなんだったのかしら?
「青葉さん。美竹さん。今日はありがとう。美味しかったわ」
「うぷっ・・・。そうですか・・・・・・」
「いえいえ~。こっちも珍しいものが見れましたし~」
「珍しい物・・・?何の事かしら」
「いえいえ~お気になさらず~。それじゃ~ここで解散しますか~」
「そうね」
「湊さんはこの後は・・・?」
「そうね・・・。2件目にでも入るわ。それじゃ」
言い残して私は2人の前から去っていく。
何か言ってるけど気のせいよね・・・・・・?
「モカ・・・。今あの人”2件目”って言ってたよね・・・?」
「うん・・・。流石のモカちゃんもドン引きだよ~。リサさんに教えておこ~」
「ただいま」
昼に美竹さん達と食事をした後、何件か梯子してから家に帰る。
「あっ!!友希那おかえり~!!」
家に入ると待っていたのはリサの声。
でも変ね。何か怒っている感じがするわね・・・。
「ねぇ友希那?アタシに何かいうことがあるんじゃないかな?」
「リサ?何の事かしら・・・?」
「ふ~ん。ねぇこの後の晩御飯どうする?」
「そうね・・・。お腹いっぱいだわ・・・」
私のその言葉を聞いたリサは顔に青筋を立てていた。
ちょっと・・・いえ、かなり怖いわね。
「へぇ~。モカたちと昼に三郎の大盛をスープまで飲み干した後に、ますきのバイト先のラーメン屋でラーメンとチャーハンを大盛で食べて。そのまま日菜と一緒にファーストフードで山盛りのポテトを何個も食べてから最後はファミレスでパフェも食べてたらお腹も一杯だろうね~!!」
「リサ・・・?」
「それだけ外で食べてきたら、私のご飯は食べれるわけないよね~!!」
「あのっ・・・」
「この・・・おバカ~~~~~~~~~!!」
怒りが頂点に達したリサのお説教は文字通り日付が変わるまで続いた。
その時の恐怖のあまり、泣き叫んで次の日喉が枯れてしまったけど私は悪くないわ・・・・・・。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
誤字報告は非常にありがたいです!!
以下ネタ説明
子供の頃ってお菓子食べ過ぎて晩御飯食べれなくなることってあるよね。
お子様の友希那ちゃんとリサママによるお説教になります。
小ネタ次回予告
リアルおままごと()