と言う訳でRAS篇ですね。
多分どの辺の時系列かは分かるよね・・・?
最近投稿遅いのは休日出勤座のゾディアーツと残業ゾディアーツにやられてます。
そういうことさ
最・狂・開・幕-1 夢へのChallenge!
とある高級マンションの一室にある彼女のスタジオにて、3人の少女たちはバンドのギターについて話合う。
「さっきの子、結構よかったと思うけど・・・」
「”RAISE A SUILEN”に中途半端なGuitarはNo!!」
彼女たちは自分たちのバンドのギターを探すべくオーディションを行っているが、今までのギターには猫耳ヘッドホンの少女がOKを出す事がなかった。
今の状況を納得が出来ていない少女はこれからの活動について猫耳へと尋ねる。
「でも、このまま打ち込みのギターでライブするの?」
「ずっとじゃない。でも中途半端なGuitarだとRoseliaはぶっ潰せないわ!!」
「ぶっ潰すって?」
「ミナトユキナ・・・いえ、Roseliaをぎゃふんと言わせるのよ!!そのためにぴったりのステージも見つけてある!!」
「ステージ?ギターがいないのに・・・?」
「とにかく!!私達とそのステージに立つに相応しい最強のguitaristを見つけるまでオーディションは続けるわよ!!パレオ!!」
「はい!!ジャーキーですね!!ただいま・・・」
「No!!次の候補者を呼んで!!」
パレオと呼ばれた少女は猫耳の声に対して、頭に疑問符を浮かべる。
そして、とある事実を彼女に伝える。
「・・・ん?さっきの方で最後ですが?」
「Really?・・・んっ!!とにかく!!Guitarが見つかるまで続けるわよ!!それまではあなた達はレッスンに集中しなさい」
「はいっ!!」
「・・・了解」
今日もまた彼女たちのギターが見つかることはなかった。
そして、今日も彼女たちはまた練習へと戻ってゆく。
―――――――――
Roselia事件から少し過ぎ10月のある日。
授業も終わり、弦太朗はポピパのメンバーと共に購入したパンを片手にやまぶきベーカリーを後にする。
「香澄もおたえも、買いすぎじゃねえか?」
「そういうゲンちゃん先輩こそ!!」
「如月は戦ったりするからいいだろうけど。香澄の場合太るぞ?」
「も~!!有咲のいじわる!!」
「俺の分もあるけど・・・。これは友希那達への差し入れだぞ?」
「私は・・・ほら、1匹だとさみしいと思って・・・」
「匹・・・?」
「おたえちゃん?それってミッシェルパンのこと・・・?」
「そうだよ。独りぼっちはさみしいからね・・・」
「それ秋の新作なんだー」
他愛もない話をしつつ有咲の蔵を目指す中、香澄はとある建物の前で突然足を止める。
「あっ!!ロックいるかなぁ?」
「おすそわけしよー」
突如として建物の地下へと続く階段を下りていく2人。
弦太朗は訳も分からずのその建物の看板を見上げる。
「どうした香澄?ん・・・・?ガラクシー・・・?」
「弦太朗くん。あれで”ギャラクシー”って読むんだよ・・・?」
「弦太朗は宇宙行くんだからあれくらい読めないとダメじゃない?」
「・・・でも、ここはなんなんだ?」
弦太朗は香澄達が入っていったGalaxyについて聞く。
その際に沙綾達のツッコミをあえてスルーしている。
「あぁ、ライブハウスだよ。それとロックって言うのは羽丘の後輩であたし達のファンだな・・・」
「ファンがついてるってすげーな・・・」
「ありがとー弦太朗くん」
「いつか蔵じゃなくて、ライブハウスでのライブ聞かせてあげるからね」
「楽しみにしてるぜ!!」
「うわぁああああああああああああ!!」
突如として響く香澄の声。
一同はその声が聞こえた地下へと向かう。
「香澄!!」
「香澄ちゃん!?」
「まさかまたか!?」
しかし、香澄の視線の先には1枚のポスター。
その光景に困惑する一同に沙綾がいち早く回復し問いかける。
「えぇ・・・と?」
「バンドリ・・・!!」
「武道館!!」
「何言ってんだ・・・?」
「訳がわからん・・・」
未だに状況が理解できない弦太朗を他所にライブハウスの扉が開くとそこから1人の少女が姿を現す。
「香澄先輩!!どうしてここに!?」
「あーロック~!!」
「それにポピパの皆さんも揃って・・・ヒィ!?」
ロックと呼ばれた少女はポピパと共にいる弦太朗を見て恐怖の悲鳴を挙げる。
「ロック・・・?どうしたの・・・?」
「そいつがロックか!!でも、なんか様子が変じゃねぇか?」
「十中八九お前のせいだぞ。如月」
「まぁ、弦太朗くんは見た目だけは怖いもんね・・・」
「中身とのギャップがね~」
「お~いロック~!!」
香澄の声にも反応せず、ロックは固まり続ける。
「如月、ちょっとカバン借りるぞ?」
「ん?よく分かんねぇけどいいぞ」
有咲は弦太朗のカバンから”ソフトクリーム”を取り出す。
それを見た弦太朗は有咲へフリーズのスイッチを渡すと、ソフトクリームをへとスイッチを入れて”ソフトーニャ”を起動する。
そのままソフトーニャを持った有咲はそそくさと固まっているロックの前に出て、ソフトーニャを向ける。
ソフトーニャはそのまま自身のから冷たい空気をロックの顔目掛けて放つ。
「わひゃぁあああああ!?・・・・・・はっ!?私は何を・・・?」
「ロック~!!はい!!これ差し入れ!!」
突然の冷気を顔に浴びたロックは何が起こったか分からず声を挙げ、香澄はそのまま最初の要件である差し入れを押し付ける。
そんな香澄達のやり取りの中、有咲はそのまま何食わぬ顔で元の位置へと戻りソフトーニャからスイッチを抜いて弦太朗へと返す。
弦太朗と有咲のやり取りを見て若干の不満顔を浮かべる沙綾、それに困惑するりみを他所にロックは我に返り香澄からの差し入れを受け取る。
「あっ・・・!!ありがとうございます!!・・・あの香澄先輩?そっ・・・・そちらの方は・・・?」
ロックは声を震わせながら弦太朗を指さす。
それを見て弦太朗はロックへと近寄っていく。
「俺は如月弦太朗!!よろしくなロック!!」
「あっ朝日六花です・・・。みんなからはロックって言われてます」
「ロックちゃん?弦太朗くんは見た目と違って怖くないよ?」
「どっちかと言えば沙綾のほうが怖いときあるよな・・・」
「・・・有咲?今呼んだ?良く聞こえなかったんだけど?」
「気のせいだろ・・・?ってか、如月はRoseliaのとこ行かなくていいのか?」
「やっべぇ!!皆!!またな!!」
有咲の言葉を聞いた弦太朗はそのまま階段を駆け上がり、Roseliaの待つCiRCLEへと走り出す光景を見て緊張していたロックが脱力する。
「あの・・・あの人と皆さんはどういう関係なんですか・・・?」
「先輩は先輩だけど友達だよ」
「りみは大阪にいた頃から友達らしいけどね。・・・・・・羨ましい」
「身長が大きくなったりしてたけど中身は昔から変わってないよ?」
「まぁ、見た目と違ってあいつはそんな悪い奴じゃねぇからな。・・・結構香澄に似てアホだしな・・・」
「有咲~酷いよ~!!そうだ!!ロック!!あのポスターについて教えてよ!!」
「えっ?はい。もしよかったら中で座りながら・・・」
そうして弦太朗はロックと呼ばれる少女と出会った。
しかし、この場でお互いのその裏の顔を知ることは無かった。
Roseliaの待つCiRCLEへとたどり着いた弦太朗が中へと入ると紗夜以外のRoseliaとAfterglowのメンバーが集まっていた。
Afterglowとあこの視線は先ほどまで香澄が見ていたポスターと同じものへと向いていた。
「武道館!!行こうぜ!!蘭!!」
「よーし!!えいえいおー!!」
「「「「・・・・・・」」」」
「ってやってよー!!」
「この匂い・・・!!山吹ベーカリーのミッシェルパンですな~」
モカはその言葉と共に入口へと視線を送るとそこにはパンを抱えた弦太朗の姿があった。
「よう。モカ達もいたのか」
「如月くんどうしてここに?」
「ちょっと友希那達に呼ばれてな」
「・・・遅かったじゃない」
「わりぃ。これ差し入れな」
「げんたろーさん~。私達のは~」
「あるわけないでしょ・・・」
「おっ!!沙綾のところのパンじゃん!!ありがとー☆」
「如月さん・・・。ちょっと量が多いですね・・・」
「弦太朗。モカ達にも渡してもいい?」
「あっ・・・」
「おう!!」
「やった~!!」
弦太朗は差し入れのパンをそのままリサへと渡し、差し入れの一部をモカ達へと分ける。
そのやり取りを他所に巴達とポスターを見ていたあこは少しだけ気落ちする友希那へと駆け寄る。
「ねぇねぇ友希那さん!!」
「Roseliaもあのイベントに出るのか?」
「・・・・・・興味ないわ」
「そっか~」
「何で出ねぇんだ?」
「えぇ・・・とFWFの準備もありますし・・・。それに氷川さんの事もありますから・・・」
「・・・そういう・・・ことよ」
「友希那~食べながら話したらダメでしょ~。でも、あこは武道館に興味あるの?」
「ん~・・・」
「あこちゃん。武道館はロックの聖地だよ?」
「そうなの~?なら絶対行きたい!!友希那さん!!出ましょうよ~!!」
あこの言葉が響く中、無言で差し入れのパンを食べる友希那。
その光景に一同は声を出して盛大に笑いあっていた。
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マスキングちゃんはいつ出るのやら・・・