バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿。

RAS篇の進行大変・・・
アニメ時点でロック加入までの流れが纏まってるから。うぐぐぐぐ

多分次で終わる?



最・狂・開・幕-11 背を押すP/踏み出す一歩

私は先輩のバイクの後ろにのってロックの銭湯まで送ってもらっていた。

 

「おたえここでいいのか?」

 

「うん。ありがとう先輩。ちょっとロックと話したいこともあるから。裸の付き合いって奴だよ」

 

「そうか・・・。じゃあな」

 

「またね」

 

ヘルメットを被ってるから良く見えないけど、顔が赤くしてそのままバイクで行っちゃったけどなんでだろ?

先輩も疲れてるのかな?今度オッちゃんを触らせてあげよう・・・。

 

 

 

私はそんなことを考えながらそのまま銭湯の中に入っていくと、椅子に座ってボーっとしながらシャワーを浴びてるロックの横に座った。

 

あれ?

これって赤いのがお湯でいいんだよね?

 

「ねぇ、お湯ってこっち?」

 

「赤いのがお湯で、青いのがお水です。一緒に押して調整したほうが・・・ってたえ先輩!?」

 

「こんばんは」

 

なんでロックはそんなに驚いてるんだろ?

まぁなんやかんやあったけどその後は2人で並んで湯舟に浸かってる。

 

広いお風呂っていいなぁ。

オッちゃん達と入っても広々としてるけど、ウサギはお風呂に入れるのは危ないから辞めとこ・・・。

 

なんか今のロックって・・・。

 

 

 

 

 

 

「今のロックってオッちゃんみたい」

 

「おっちゃん・・・?」

 

「うちのウサギ。オッドアイのオッちゃん。たまにどこか見つめて動かなくなるんだ」

 

でもロックの言い方だとオッちゃんがおじさんみたい・・・。

 

「RASでギター弾いたの?」

 

「えっ?」

 

「レイヤと先輩から聞いた」

 

「はい・・・。でも不合格になっちゃいました。でもいいんです!!私にはポピパさんをこねることなんて・・・!!」

 

「・・・??」

 

こねるって方言なのかな?

今度先輩とレイにも聞いてみよ・・・。

 

「・・・それに、その帰りにあんなことになっちゃうなんて・・・」

 

「あぁ・・・。それもレイと先輩から聞いたよ。ロックも大変だったね」

 

「たえ先輩も見たんですか!?」

 

「まぁ、先輩に教えたの私だし、それ以外にも何回か・・・」

 

お風呂が熱くて入ってたらボーっとしてきた。

なんか頭も体もふわふわする・・・。

 

 

「たえ先輩はあれ見た時・・・・・・怖くなかったんですか?」

 

「レイにも聞かれたけど、怖くなかったよ。香澄達や先輩が一緒にいたし」

 

「すごいですね・・・。私なんて怖くて仕方なかったです・・・。それに、演奏した後にチュチュさんに言われたことで悩んじゃって・・・」

 

 

なにをロックはそんなに色々悩んでるんだろう?

最近の若い子はよく分かんないや・・・。

 

「別に怖かったり悩んでもいいんじゃない?」

 

「えっ?」

 

「私も明日のライブで新曲やるの失敗しそうで怖いって思うし」

 

「怪物に会うのとライブの新曲披露が一緒・・・。って新曲!?」

 

「またRASと演奏できるといいね・・・」

 

そう言い切った私は完全にのぼせてしまい、風呂の中へと沈んでロックの声と共に意識を手放した。

 

 

 

そして気が付いたら朝になってて、

ロックの布団でロックを抱き枕にして寝てたからそのまま途中まで一緒に学校へ行きました。

 

 

―――――――――

 

その日の授業も終わり、バンドリ予選ライブが行われるライブハウスGalaxyへとやってきたポピパ達の後ろを大荷物を抱えた弦太朗が続く。

 

「ぬぉおおおお。重てぇ・・・!!」

 

「弦太朗くん。後ちょっとだから・・・」

 

「おぅ。でも、なんなんだこれ?」

 

「今日の新曲で私が使うドラムセットだよ」

 

「ドラムならライブハウスにあるんじゃねぇのか・・・?」

 

弦太朗はGalaxyにはライブで使用するためのドラムがあることをロックから聞いていたが、今回のライブのために沙綾は自身でドラムを持ち込むことに疑問を覚える。

しかしその疑問に対する答えはすぐに帰ってくる。

 

 

「ゲンちゃん先輩!!それは立って使うドラムなんだって!!」

 

「なんでわざわざそんなもんを?それに有咲もなんか背負ってるよな?」

 

「キーボードだよ。これも今回のライブ用に用意してきたんだよ」

 

「気合十分だな!!・・・うっし。とりあえず階段下まで運んだけどこれでいいか?」

 

「弦太朗ありがとう。後はこっちで準備するから・・・」

 

その言葉を共に香澄達は手分けして弦太朗が運んできていたドラムセットを中へと運んでいく。

彼女たちから今回のライブに対する気合を感じる弦太朗にたえは声をかける。

 

 

「・・・先輩、もう1個お願いがあるんだけどいいかな?」

 

「おたえどうしたんだ?」

 

たえからの突然の願いに弦太朗は疑問に思いながらもたえの言葉を待つ。

 

 

 

 

「今日やる新曲。今のロックみたいな人に向けた曲なんだ・・・。それで・・・」

 

「ロックをチュチュのところに行こうとしたら送ればいいんだな?」

 

「先輩?何でわかったの?」

 

「レイからも同じこと言われたからな。ロックの事頼むって」

 

「レイも・・・。そうだったんだ・・・」

 

自分が幼馴染と同じことを考えていたことを思うと少し嬉しくなり笑みがこぼれるたえ。

 

「ロックの事は任せとけ。おたえ達も頑張れよ」

 

「今日の演奏はロックのために全力だよ。先輩にはまた今度聞かせてあげるからね。じゃあ私も準備してくる」

 

 

 

 

たえは満足そうな顔をしてライブの準備へと向かっていく背中を見送ると、弦太朗はそのままGalaxyの外へ出る。

 

「お~い!!弦太朗!!」

 

「ん?」

 

どこからか弦太朗を呼ぶ声が聞こえ周囲を見渡すも、周囲に自分を呼んでいるような人物は見当たらない。

 

「上だよ!!上!!」

 

「っ!!ますきか!!」

 

「降りるからちょっと待ってろ」

 

ライブハウスの上を見上げるとそこにいたのはますき。

弦太朗に気が付いたますきはそのまま下へと降りてくる。

 

「ますき?お前こんなとこで何してんだ?」

 

「上がうちなんだよ。ってお前こそこんなところで何してんだ?」

 

「おたえ達のライブの準備を手伝っててな」

 

「そうだったのか。じゃあ何でライブ見ねぇで外に出てんだよ?ライブはこれからだろ?」

 

「おたえにロックの事頼まれてな。あいつがチュチュのところに行こうとしたら送ってほしいって言われてな。それにこの間の奴がまた出るかもしれねぇしな」

 

その言葉を聞いたますきは少しだけ考えて、弦太朗にとある提案をする。

 

「弦太朗、バイク貸してくれ。それでロックの事はあたしが送るから。お前はこの間の奴をなんとかしてくれ」

 

「ますき。お前いいのか?」

 

「おう!!それにやられっぱなしってのはあたしのガラじゃねぇんだ」

 

言葉の意味を理解して弦太朗の質問に即答するますき。

その顔をみた弦太朗はポケットからマグフォンを操作すると、どこからかエンジン音が響き弦太朗の横に止まる。

 

「ますき。ロックの事は任せたぜ!!俺はゾディアーツを見つけて止める」

 

「ロックは任せとけ!!でもそれ無人でも走んのかよ・・・」

 

「まぁこれだけじゃねぇぞ」

 

そして、ポピパのライブが始まってすぐにロックが自身のギターを背負って飛び出すとますきの乗るバイクに乗ってチュチュの元へと向かう。

 

そして、その後を追うように黒い影と走り出していた。

 

 

 

――――――

 

私は急いで家に帰ってから荷物を纏めてGalaxyへと急ぐ。

 

今日のライブはバンドリの予選だけどGalaxyの参加バンドはポピパさん!!

それにたえ先輩が言ってた新曲があるはず・・・!!

 

私はGalaxyの扉を開くと中にはポピパさん達の掛け声が聞こえてきた。

そして扉の近くには明日香ちゃんがいた。

 

「ロックお疲れ。お姉ちゃんがバンド同士で闘う?とか言ってたけど・・・?」

 

「明日香ちゃん!!ホントはライブごとにバンドの人気投票するんだけど・・・」

 

「そっか。じゃあ、今日ポピパしか出ないのにお姉ちゃんたちは誰と・・・?」

 

「己・・・かな?」

 

明日香ちゃんもたまに香澄先輩みたいなこと言うなぁ・・・。

そう思っていたら、ステージのライトがポピパさん達を照らし出す。

 

「Poppin'Partyです!!よろしくお願いします!!初めての予選すっごくワクワクしてます!!」

 

香澄先輩の声と共に歓声が挙がる。

あれ・・・?

 

「キーボードとドラムがいつもと違う・・・?」

 

「そうだね」

 

 

 

これって・・・まさか!?

 

「じゃあさっそく新曲!!行きます!!」

 

やっぱり!!たえ先輩が言ってた新曲や・・・!!

 

「この曲は大切な友達たちの事を思って作りました」

 

「不安になったり悩んだり、色んなことがあると思うけど。「やりたいことを思いっきりやろう」ってその一歩を踏み出す切っ掛けになるようにって想いを込めました」

 

「"StepxStep "!!」

 

香澄先輩の声と共に新曲からライブが始まる。

 

なんだろう・・・。

この曲・・・私の背中を押してくれるような・・・。

そんな不思議な気持ちになってくる・・・。

 

 

 

曲を聞いて思い出すのは如月先輩が前に言ってた言葉

 

 

 

 

―――手が届くのに手を伸ばさなかったら死ぬほど後悔する 。

 

そうだ。

私はバンドがやりたくてこっちに来て、RASってバンドにスカウトまでされたのに誘いに手を伸ばさなかった。

 

前は周りのことを考えてしかなかったけど今度は自分のために―――!!

不合格って言われたけど、諦めたくない!!

 

もうちょっと手を伸ばせば夢に手が届くかもしれない。

それは1センチにも満たない小さい1歩かもしれないけど、その1歩を踏み出すために、みんなが背中を押してくれる―――

 

 

そう思ったら私は自分のギターを持ってライブハウスから飛び出していた。

目的地はチュチュさんのマンション。

場所は覚えてる!!行き方も分かる!!後は本当の私をもう1回ぶつけるだけ!!

 

 

そして階段を駆け上がって外に出るとバイクに乗っているますきさん。

でも、そのバイクは如月先輩ので・・・。

 

「ロック。行くぞ!!」

 

「・・・はいっ!!」

 

私はヘルメットを受け取るとそのままバイクの後ろへと飛び乗る。

それを確認するとますきさんはそのままバイクを走らせる。

 

物凄い速さで走ってて、普段の私なら怖いと思うかもしれないけど。

あの曲が、あの言葉が私に勇気をくれる。

 

 

しかし、それを壊すかのように後ろからこの間の怪物がこちらに向かって走ってくるのが見えた。

 

「ますきさん!!」

 

「ロック捕まってろ!!ぶっちぎるぞ!!」

 

ますきさんはそのまま速度を上げ続ける。

この前の時と違って怪物の速度は早くなってるけど、それ以上をバイクが出して引き離してる。

 

「ますきさん!!」

 

「大丈夫だ!!このまま行くぞ!!」

 

そしてますきさんがバイクを止めるとそこはチュチュさんのマンションの下。

この間よりもかなり早く着いてるし、あの怪物の姿は小さくなっていたが徐々にその姿は大きくなってきている。

 

「まだっ!!」

 

「大丈夫だ。あいつが来る!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「宇宙・・・・・・・・・来たぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ますきさんの言葉と変身していた如月先輩が共に聞いたことのない音と共にこっちへと飛んでくる。

如月先輩は怪物諸共空へと飛びあがってから勢いをつけて地面へと落ちてくる。

怪物だけを地面へと叩きつけると如月先輩はそのまま着地して私達へと近寄ってくる。

 

「ロック!!後は任せろ!!」

 

「はいっ!!ますきさん!!」

 

「弦太朗!!これが終わったら後でラーメン行こうぜ!!」

 

そうして私は如月先輩だけを残してチュチュさんがいるスタジオへと駆け出した。

 




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