ポピドリ見てモチベ上がってもポピパの人たち出てこないんよなぁ・・・
紗夜さんがどんどん歪んでしまってる・・・。
「スイッチ・・・」
目の前にいるムスカに縋るように手を伸ばす紗夜にムスカはゆっくりと近寄る。
ムスカの手の中にはスイッチが握られていたが、紗夜がそれに触れることはなかった。
「うぉらぁ!!」
弦太朗はムスカへ向けて飛び蹴りを食らわせようとするが、ムスカは瞬時にその体を無数の蠅に変化させると同時に弦太朗から距離を取る。
「紗夜!!大丈夫か!?それにしても・・・こいつはもうここまで出来るのかよ!!」
以前に天校で戦ったことのあるムスカ・ゾディアーツ。
しかし、その時は最初は力をうまく扱えていなかったのだが、今回のムスカは自身の力を使いこなし始めていた。
「すぐに終わらせてやる!!」
弦太朗はドライバーを腰に当てようとするが紗夜がドライバーを持った腕を掴んでそれを止める。
「待って・・・!!」
「紗夜!!」
突然の紗夜の行動に驚きを隠せない弦太朗。
その隙にムスカは弦太朗との距離を詰めるとそのまま弦太朗を投げ飛ばす。
「ってぇな!!」
「ふえぇ~おっきい蠅~!?」
「如月くん!!」
「花音!!彩!!なんで分かったんだ?」
「この小っちゃい子が教えてくたんだけど・・・。如月くんのだよね?」
その場に駆けつけてきたのは花音と彩。
花音が手を出すとその手に1つのツナゲットが降りる。
ツナゲットを見つけた2人はそれを追いかけてここまで辿り着いたのだ。
「2人とも紗夜を頼んだ!!」
「うんっ!!」
「紗夜ちゃん!!」
「あぁ・・・!!」
2人は弦太朗の言葉を聞いてそのまま紗夜の腕を引いて後ろへと下がると同時にドライバーを装着する。
3―――――――
2―――――――
1―――――――
「変身!!」
弦太朗は紗夜達が離れるとすぐにフォーゼへと変身する。
そしてすぐさまムスカへと駆け出しながら両手を上に突き上げる。
「宇宙キター-------!!仮面ライダーフォーゼ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」
「あれ走りながらでもやるんだね・・・」
「あはは・・・でも、如月くんらしいとは思うよ・・・。日菜ちゃんと被って見える時あるよ・・・」
「・・・っ!!」
呆れながらフォーゼを見る花音と彩とは、日菜の名前が出て表情を暗くする紗夜は静かに目の前の出来事を見つめていた。
「ハエにはこいつだ!!」
――――ネットON――――――
フォーゼは以前に戦った時のようにネットを使用して無数の蠅に分裂したムスカへ向けて振るうが、先ほどまでの紗夜の様子が気になってしまいムスカを捕らえられずにいた。
そんな状況にフォーゼは次第に焦り出す。
「こいつ・・・っ!!」
「如月くん!!大丈夫なの!?」
「彩!!心配すんな!!・・・それならこれで!!」
ムスカを捕らえられないフォーゼはネットを切る素早くスイッチを交換する。
――――ジャイアントフットON――――――
――――――エアロON――――
左足のエアロによって分裂した蠅ごと周辺の空気を吸い上げることによって周囲の蠅を纏めて、纏まった蠅をジャイアントフットによって全て踏みつぶすために足を連続で振り下ろす。
空中に出来た複数の巨大な足は特大の土煙をあげながら大量の蠅を踏みつぶすと、蠅が集まって1体のゾディアーツへと姿を変える。
「すごい!!1つに纏まったよ!!」
「如月くん!!ガンバって・・・!!」
「次はこいつだ!!」
――――――スタンパーON――――
スタンパースイッチを起動してフォーゼはそのままムスカへとスタンパーによる蹴りを連続で食らわせる。
その攻撃によってムスカの身体にはフォーゼの顔のマークが複数浮かび上がるがる蹴り自体のダメージも小さい。
「まずいよ!!花音ちゃん!!あれ効いてないよ~!!」
「なにあれ?顔・・・かな?」
彩が慌てる一方で横にいる花音は彩が慌てる分だけ冷静になっていた。
目の前ではフォーゼの蹴りを受けて平然としているムスカ。
身体のいたるところにマークを気にする様子もなくそのままフォーゼへと飛び掛かる。
しかし、飛び上がったムスカは身体に着いたマークが一斉に弾け出す。
「ふぇ!?」
「えっ!?急に爆発した!?」
「もしかしてさっきのが・・・?」
彩は突然の出来事に驚くが、花音はその事に驚きながらもその原因を呟く。
フォーゼは爆発のタイミングが同じになるように調整してスタンパーを使って蹴りを食らわせていた。
その爆発とムスカが飛び出すタイミングが重なり、ムスカは受け身も取れず地面へと叩き落とされて突然起こった衝撃の理由が理解できてずに地面を這いずる。
「よしこれで・・・!!」
「ふえぇ~!!」
「紗夜ちゃん!!」
紗夜が突如として戦闘中のフォーゼとムスカに割って入る。
その行動に動きを止めてしまうフォーゼとムスカ。
全員の視線は紗夜へと集まる中、紗夜は構わずに言葉を続ける。
「あなた!!どこでスイッチを・・・!!答えて!!」
「・・・」
「待ちやがれ!!」
しかし、ムスカは紗夜の叫びに答えず、身体を無数の蠅に変える。
フォーゼもそれに気が付いてムスカを捕らえようとするが目の前に紗夜が目の前にいたため行動が遅れ、そのままムスカはフォーゼの前から姿を消し―――
「待ってください・・・!!待って・・・」
紗夜の縋るような声だけが響く中、変身を解いた弦太朗に花音たちが駆け寄る。
「如月くん!!紗夜ちゃん!!大丈夫?」
「こっちは大丈夫だ。それにしてもおたえ達もだけど、良く花音たちも平気だったな・・・」
「あはは・・・。前にロケでジャングル行かされた時にね・・・」
「私は彩ちゃんに起されたんだけどね・・・」
「なんつーか・・・。彩はすげぇな・・・」
理由を話す彩の姿には哀愁が漂う。
その理由に驚き、言葉を詰まらせる弦太朗に対して、紗夜は静かに下を向いていた。
「紗夜ちゃん?」
「紗夜!!心配すんな!!お前は俺のダチだ!!今度出てもお前を守ってやるからな!!」
「ふざけないで!!」
弦太朗は紗夜に話しかけるが、その言葉を聞いた紗夜は声を荒げそのまま声を挙げる。
「スイッチが目の前にあったのに・・・、何で邪魔したんですか!!」
「ふぇ・・・?紗夜ちゃん・・・。何言ってるの・・・?」
「今日も休み時間にスイッチを探して!!それでようやくスイッチを目の前にしたのに・・・!!」
「紗夜!!お前にはスイッチは必要ねぇ!!支えてくれる”日菜”や”友希那達”がいるだろ!!」
「日菜や大勢を傷つけた!!湊さんやみんなに拒絶された!!」
「違うよ!!日菜ちゃんや友希那ちゃんは・・・!!」
「違わないわ!!
何もかも失くしてしまった私は・・・、もうあれに縋るしかないじゃない・・・」
紗夜はその言葉を残して泣きながら現場から駆け出してしまう。
弦太朗はその姿を見て追いかけようとするが、無言で花音に腕を掴まれる。
「如月くん。紗夜ちゃんの事を少し1人にしてあげて?」
「花音」
「それに何かあってもこの子達が教えてくれるんでしょ?」
そう言った花音の周りには4つのツナゲットが集合して飛び回っており、花音の言葉を聞いたツナゲットの1つが紗夜の元へ他の3つは学校内へと飛んでいった。
「それに、紗夜ちゃんに今一番必要なのRoseliaの人たちだと思うから・・・」
「花音がそこまで言うなら分かった。友希那達には俺から連絡しておく」
「うん。ありがとね・・・」
花音の言葉を聞いた弦太朗は紗夜を追うことを諦め、学校の違う友希那達へと起こった出来事を連絡して3人は教室へと戻っていった。
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カウント・the・スイッチ
32/40(ほらほらナゲット君!!ジャイロで活躍できるか怪しいから君が頑張るのよ!!