奇術紋章譚   作:華僑風月

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華僑風月ですぅ…愛着湧いてたんだけどなぁ…コージさん…
まあいいですわ、今回は1話目に登場したやつをどんどん出します、では本編を見て、どうぞ


一個人の力

 ───十三邪神『無法者』ヴェニック・カルロ戦勝者フィレンツェ・コージ、死亡・コージ───

 

「コォォォジさァァァァァァアァん!!!!!!!!」

 

「うっ……どうして……どうしてだよぉぉぉ!!!!!!!!!」

 

「お前ら……! 泣いてても仕方ねーぜ……こんなんじゃあコージさんも報われねえだろ……」

 

「タドコロさん……ええ、そうですね、今は他の方々の助太刀です」

 

「俺らは三手に別れる、いいな? 道行く先で殉職したら許さねーぜ!」

 

「うっす!」

 

 

 

 ───抜け道───

 

「ッチ……祭りやってんのによォ……敵さんも来て欲しくない時に来たもんだァ……」

 

 とフロイアは怒りを孕んだ声で呟いた

 

「……ン?」

 

 ガサッ

 

「へへ、やっと見つけたぜ! このまま成果なしだと『あの人』になにされるかわかったもんじゃあないぜ……おいガキ、お前、俺に勝てるかぁ?」

 

「ンァ? なんで勝負する前から勝てるかどうか決めなきゃあいけねんだ? ……それに勝ち負けじゃあないぜ、勝つんだよ!!!!!!!!!」

 

「へへへ……その意気込み、嫌いじゃねぇぜ、では予言しようお前は30分後『こいつには勝てねぇぜ』と言う!」

 

「馬鹿言え、予言されてんのに言うわけねえだろカス!」

 

「ん〜〜! 辛辣! しかし我が力の前では無力よ」

 

「あ? なめてんのかゴミ」

 

「あ〜〜いいねぇ〜もっと! もっと僕を罵倒してくれ!」

 

「うっわキモなんなんだよこいつ」

 

「ん〜〜〜いいね〜最っ高だ〜僕の能力、教えてやろう! 僕の能力は! 罵倒されればされるほど強くなっていくのさぁ」

 

「うっわ〜! ないわ〜キモイキモイ! カスがよォ」

 

「ん〜〜いいね〜強くなる感覚がするよ」

 

「まあいい、俺には俺なりの流儀ってもんがある」

 

「ん?? 流儀? お前に流儀なんかあるのか?」

 

「ああ、あるさ、きもっち悪い男には全力で相手しろってな」

 

「ん──! ムカつく……なァ!!!!!!!!!」

 

「術式・防御の陣!」

 

「しかし! こんなうっすい防御で私のパンチは! 止められない! くたばれ!!!!!!!!!!」

 

「ぬぉっ……! こいつやるな……式神・九尾」

 

「九尾? なんじゃいそりゃあ!」

 

「無知だなァお前……そんな脳みそすかっすかの三下に教えてやらァ、九尾っつーのはなサムライ国の妖怪なんだよ」

 

「ヨウカイ? お前こそ脳みそすかっすかなんじゃあないのか?」

 

「ああ!? 誰の脳みそがすかっすかだゴラァ! ぶち殺すぞ!」

 

「挑発に弱いねお前は」

 

「この俺が……弱い? なめんじゃねぇ! こんのクソダルマ!!!!!!!!!!」

 

「HAHAHA!!!!!!! 九尾、一体どんな技を見せてくれるんだろうねぇ???」

 

「俺の九尾は! 火を吹くぜェ!!!!!!!!!」

 

「うおっ……アッチィィ!」

 

「へっ! ざまぁねぇなカス!」

 

「ただ、熱が足りないね、俺はもっと熱い炎をくらったこともあるぜぇ! オラオラオラオラオラ!!!!!!!!!」

 

「ぐっ……(不味い……このままでは押し切られる……)」

 

「そこまでだ!」

 

「お前! 誰だ?」

 

「俺か? 俺はお節介焼きのフィレンツェだ」

 

「フ、フィレンツェ……!」

 

「さて、お前これ程まで熱い炎をくらって無事、じゃあ俺が受け継いだこの業を前に同じことが言えるかぁ!? フゥ-『蒼炎の超音波!!!!!!!!!』」

 

「ぐぁああぁぁぁぁっ!!!!!!!!! 熱い……なぜ、なぜだぁ!」

 

「ひとつだけ、テメーの敗因があるとするなら、テメーは自分の力を過信しすぎた」

 

 ──抜け道戦勝者フロイア、フィレンツェ──

 

 

「フ、フィレンツェ、助かったぜありがとう……」

 

「礼はいいさ、それに、人は多く助けた方がコージさんも喜ぶ……」

 

「そうだな……それに今の力……」

 

 

 

 ───中庭───

 

「おいおい……これ絶体絶命ってやつよん?」

 

「ああ、これは絶体絶命ね」

 

 とたくさんの魔物に囲まれているのは

 クラウンとメリーであった

 

「メリー……得意のサイコキネシス、通用するかしらん?」

 

「あ〜無理よ、流石に今日はもう疲れたもの……」

 

「まだ、まだ私はやれるわよん、諦めたらそこで試合終了よん」

 

「ええ、そうね!」

 

「光よ、私を見よ、闇よ、私に禊がれよ、そして我が御心の光よ、悪を、滅せよ!!!!!!!!!」

 

 聖なる光が大量の魔物を包み込む──

 

「うっ眩し!!!!!!!!!」

 

「仕方ないわよん!」

 

「あんたねぇ! まあいいわ、見逃したげる、今は目の前のことが最重要よ!  サイコカッター!」

 

 バギュアアアア

 

「そろそろ、終わりかしらん?」

 

「はははっ、いいねぇいいねぇ、流石だよ、ギルロン様から貸していただいた多量の魔物を押されながらも奮闘し撃破、いいねぇ……私の名前はキラー、爆弾を少しなら操れる」

 

「爆弾? そんなものの解除は楽なものよ?」

 

「流石だよん!」

 

「しかし、我が能力ボマーキングの前ではそれが効くかどうか、試してみるかい? …………いけ! 第1の爆弾!」

 

「 そのスイッチを押させるな──ーッ!」

 

「お前! ……懐かしいなぁタドコロ」

 

「やあ、キラー元気にしてたかい?」

 

「ん〜〜あまり元気とは言いがたかった……」

 

「お前が爆弾魔になったのはなにがあったんだ? 聞かせてくれよ」

 

「私は……いや今はいいだろう、君が来たんだ、そこの淑女方、逃げても構いませんが?」

 

「聞いただろう、逃げるんだ」

 

「わ、わかったわよん! いくわよん!」

 

「さて、君と私だ、積もる話もあるだろう?」

 

「お前とは戦いたくないね……」

 

「そりゃそうだ、私だって戦いたくなんかないよ……」

 

「じゃあこんなのはどうだ? じゃんけんで負けたら負けを認めて空白の14年を話し合うってのはよ?」

 

「ああ、いいぜ」

 

「「ジャーンケーン!!!!!!!!!」」

 

 タドコロ︙「 」

 

 キラー︙「✌」

 

「な、なんだと! この私が!」

 

「へっへ! 負けだ! 話すもん話したら帰りな!」

 

「負けは負け、認めるよ……そうあれは14年前……」

 

 

 ────14年前─────

 

 私は聖紋章団に所属していた

「よ〜し任務だ任務だ〜 」

 そのときふくろうが私に手紙を届けたんだ

 

「ん? なんだ…………ッ! そんな……嘘だ……」

 

 そう、ちょっと前に潰した組織が私の家族を、皆殺しだ……

 私は泣いたさ、辛かったさ、そして思ったんだ

「そうだ、悪役になれば深い悲しみがない、そして激しい喜びもない」

 そう、私は平穏に暮らしたかったのだ……

 

 

 ─────現在─────

「……ということがあったんだ」

 

「そうだったんだな……お前……」

 

「ああ、しかし負けは負け、潔く帰ることにするよ」

 

「ああ、また、会えたら会おうぜ」

 

「達者になマイブラザー」

 

「ああ、じゃあなマイブラザー」

 

 

 ───中庭戦勝者(?)タドコロ───

 




ちかれた!まあいいですふ〜むもう少し活躍させたいね!波紋こと音波
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