はやいものでもう4話目と、なりますが
皆様体調を崩すことなく、お過ごしください。
朝はいい……なぜかって? 愚問だな、澄んだ心になれるからだと心の中でフィレンツェは思う
「あ〜、やっぱりここはいい場所だなぁ」
フィレンツェの部屋、406号室は一階にある部屋だが結構高い山の上にあるので朝日くらいなら拝める
「おはよう、アーサー」
ホ──、とおはようの意を込めて指を甘噛みする
「なぜ天使はここにいるのだろうか……」
さて、そろそろ食堂に行くか……
──道中──
ふんぬふ〜ん……ん? あの筋肉は……
「エリゴール! おはよう!」
「ん? あぁフィレンツェか、おはよう!」
「こんな朝からなにしてんの?」
「ん〜まあトレーニングさ、フィレンツェは?」
「僕は今からご飯だよ、食堂に行くんだけどエリゴールもどう?」
「俺はいいかな、沢山食べて大きくなろうな!」
「おう! トレーニング頑張れよ!」
──食堂──
ゲゲゲのゲ、だあの一見冷静沈着っぽい見た目してる姿は
「お、おはようフロイア」
「ンァ? よォフィレンツェ、奇遇じゃァねぇか、お?」
「な、なにしてるの?」
「見りゃわかんだろ、七味かけてんだよ、麻婆に」
彼は辛いのが好きらしい。
「そ、そうなんだ! あ! 僕いいもの持ってるよ! 後であげるね!」
とバッグの中に入ってたザ・ソースを思い出した
「貰えるもんは貰っとけさながら乞食のように……」
「なにそれ?」
「俺のじいちゃん語録だ」
「そ、そうなんだね」
そういって彼は奥のテーブルへと去っていった
「すいませーん! ビーフカレーひとつ下さい!」
「アイヨ! 朝からよく食えるねぇ僕は乾パンひとつで十分ってくらいだよまったく」
と笑いながら彼……チョコレーラはそういった
「お! 話してるうちに完成だ! しっかり噛みなよ!」
「はい! いただきます!」
席についてフィレンツェはしっかりと味わうようにして食べた
このカレーのいいところはしっかりととろけるような牛肉のやわらかさ、そして少し甘味を感じたあとのピリッとする辛み……そしてじゃがいもと人参が奏でるおいしさのオーケストラ! これが最高だ……
「ご馳走様でした!」
──掲示板にて──
「ん? あの後ろ姿……おーい! コージさ〜ん!」
「ん? おお! フィレンツェじゃあないか! なにしてんだ?」
「コージさんこそ何を?」
「見りゃあわかんだろ! クエストだ」
「クエスト?」
「そうだクエストだ、よく伝書で依頼が来るが、あれは緊急で人手が足りない時にだされるクエストだ。つまり普段はこの掲示板からクエストを取って生計を立てるのさ……まあ大体はここに住むか、家を王都に建てるかしてるけどな!」
「ほ〜、勉強になりますよ」
「どうだ? お前もひとつ……お! これなんかどうだ? 森に住むケルベロスが獰猛で人を襲うので退治してください……報酬は20000Gってとこだな! まあ半人前には難しいだろうから仲間を連れてくのも策だな! 俺はほかのクエストするから手伝えねぇぜすまねぇな」
「いえいえ! 滅相もない! それに誰連れていくか、は決めました」
「おーい! オーノ!」
「ん? フィレンツェか……どうした?」
「一緒にクエストに行かないかい? ケルベロス討伐! 報酬は二万!」
「なに? それは本当か? よし行こう場所は?」
「ギルドナ王国東、歪な森!」
「よし、馬車だすぞ、早速GO! だ」
──少年移動中──
「着いたぁ……」
「ケルベロスがここにいるのは間違いないですね?」
「は、はい、ケルベロスが威圧感をだすもので……この俊犬が動かなくなるんです……」
「そうか……わかった、よしいくぞフィレンツェ」
「はいよぉ〜」
「にしても、だこの辺オオグモ多すぎじゃない?」
「確かに、倒しても倒してもでてきやがる……!」
「エクスペラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォォォォォォン!!!!!!!!!
「ッ! フィレンツェ避けろ!」
「身体強化! 壱!」
とっさに避けた勢いで足首をくじいたがこのくらいならまだ軽傷だ
「おいおいおい……こいつぁなかなかに……デカいな」
グォォァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
威嚇だ、その威力で近くの木が数本飛んで行った
「オーノ! こいつの弱点わかる?」
「こいつだって魔獣だ! ネクロを生み出している器官がある! その部分を破壊すればいい! もしくは心臓を潰すか、だ」
「OK! 身体強化・弐! 死ねぇい! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
グギャァァアァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ッ! 不味いぞ! 仲間を呼ばれた!」
「へ? 仲間? ……オーマイガッ」
数は……大体10匹、と言ったところだろうか
「ハッハッハッいい冗談だなマイケル」
「これは冗談ってレベルじゃあないぜケニー」
などとアメリカンな風は流してるが動揺しまくってる
「おい! フィレンツェ! あとどんくらい手札は残ってる?」
「ん〜、のこりネクロ的にはこの姿はもって1時間、参まで使うと30分かな」
「……そうか、なら俺が行こう、フィレンツェは普通の姿になってネクロを温存しておいてくれ」
「いいか魔獣共、聖紋章団団員オーノ・スプリング覚えて、散れエクスペリア!」
ドォォォォオォォォォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その威力はかの大魔法士めぐ〇んの爆裂魔法に匹敵するほどだ
「す、すげぇ……」
「まあこんな程度か……」
「というよりオーノ水魔法以外も使えたんだな! 意外だった」
「まあ当たり前ったら当たり前だがいろいろ魔導書を見て学んだ、爆発魔法だけ上手くいかなかったんだがな。初めてだ成功したのは」
無駄にハイスペックだなこいつ……と思いつつ帰路へと着いた
──翌朝──
「疲れたな……」
ピンポンパンポ-ン
『皆様、おはようございます本日は新入団員の入隊式を始めます。12時、広場にお集まりください』
「入隊式か……入隊する場所を決めるんだよな! どこに配属されるんだろ」
──12時──
「皆様、お集まりいただき誠に感謝します。本日皆様にお集まりいただいたのは他でもない、入隊式に関してです、入隊の基準は『適正』が隊と同じであればいいです。『適正 』が違っても申請下されば入隊を許可することもできます。そして隊の規則ですが、犯罪を犯さないのでしたらなんでも構いません。つまり指示は隊長任せです。いいですね?」
ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「とは言っても、だどこに決めたものかな……」
「なあ! なあ!」
「……ん?」
この少年……小柄だな……いや確か……
「君は、えーっとケンタ君だっけ?」
「そうだ世界最速のケンタ様だ」
「何の用かな?」
「いやお前があのコージさんと知り合いだって聞いてよ……」
「コージさん? あの人なら知り合いだけど……」
「あの人のところに入りたいんだ! 頼む! お前も一緒に入ってくれ!」
──一方その頃──
「ふむ……やはり魔法隊のエリートがいるところがいいな……よし決めた」
「いやはや! どこに決めたものか! と言っても既に決めている! やはり力を求めるものとしてあそこしかないであろう!」
「ア〜、ッチんで俺がこんなこと……つっても俺はここに決めたけどよォ」
「さて皆様決まりましたかな、では読み上げます
フィレンツェ、ケンタ、神風隊
オーノ、爆裂隊
エリゴール、チーム・ジム
フロイア、浄化隊
以上でこのプログラムを終わらせてもらいます
最後に宿舎長、お言葉を」
「儂が聖紋章団宿舎長! 『サリック・クラハーン』である!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
こうして大切な隊分けが終わった……
はい皆様華僑風月です
4話目も読んでくださり感謝です
〜ミニ設定披露〜
コージさんは実は結構な実力があるんですね、
その実力は聖隊長になれるのでは?とも評されています
聖紋章団の階級は
聖王
十二聖神
聖隊長
隊長
隊員
と言った具合です