実はキーボードの設定クソになりまして
多少書きづらくなったんだなぁ みつを
今回はエリゴールの過去回します
フィレンツェの出番はないよ!
また朝は来る、フィレンツェの隣人であるエリゴールは優秀だ、毎朝必ず5時前には起きていた、なぜ彼は聖紋章団に入ったのか
──6年前──
「ま、魔獣だァ! 魔獣が出たぞ!」
「な、なんだって!? このへんには出ないはずだ……ナゼ?」
「今はそんなことより避難だ! 子供を優先しろ! 戦えるものは戦え!」
「くっ……! なんだこいつら? 普通この種類はそんなに強くないはずだ……」
「ドーナ! くそっこいつら倒しても倒しても湧いてでやがる!」
「グァァッ!」
周りで戦士たちが魔獣と戦っている間エリゴールは何もできなかった
「うっ……怖い……怖いよぉ……」
エリゴールは無力であった、しかし彼らのために散ることはできないのだと、その現実を見ることはできた
「お母……さん……お父……さ……ん」
「ここまでよく耐えたな、坊主」
声が聞こえた、その声はどこか情熱的で、たくましかった
「あなたは……?」
「俺か? 俺は聖紋章団聖隊長ノア・ジャスティン、だ、まだまだこれから偉く、強くなるんだ、と無駄話はそこまでだ、坊主、集落の方でなにがある?」
といきなり真剣な顔付きで話しかけてきた
「ん〜、沢山いた! 向こうで父さんたちが応戦してるんだ!」
「そうか……そりゃまずい」
ポソリと呟いたので聞こえなかった
「ノアはそっちに行くの?」
「ああ……聖隊長として、住民は守る、あと坊主、その勇気
俺は敬意を表する!ッ」
「うん……あと言えなかったけどくまみたいな顔だね!」
「そうだろ? 俺は亜人なんだ」
ケッケッケと笑う彼を見て自然と悩みが消えたような気持ちになった
「僕も! 聖隊長になれるかな?」
「諦めなければ必ず実る、それは文学、武道に限らずだ諦めなければどーとでもなるさ、じゃあーな」
その後のことはエリゴールはよく覚えていない、
気づいたら知らない天井にいた
──第弐節見知らぬ、天井──
「えーと、俺は……」
「やっと、起きたか?」
「ッ!? 貴方は……ノア!」
「おう……お前さんに悪い知らせといい知らせがあるどっちを聞きたい?」
「え? ん〜じゃあいい知らせを聞かせて」
「いい知らせはこの場所、通称熊王の城がお前の家だ、そして俺がお前の親になる」
「え? ……」
「そして、悪い知らせは……お前の村の人はみな殺されていた……」
と泣きながらいうジャスティンの前で僕はどうにもできなかった
「い、いいよ? ノアだけじゃどうにもできなかったんでしょ? 責任はノアにはない、だから安心して」
「お、お前……お前ってやつは!」
「ううっぷく、苦しいよォ」
と力いっぱい抱きしめるジャスティンに潰されそうになる僕だった
……時は流れ約6年僕は16になった
「お前……いつの間にかこんなに大きくなってなぁ!」
「やめてくれよノア、あなたが言うと皮肉にしか聞こえないから」
「へっへへへ、それより今日だろ? お前が宿舎に行くのは」
「……ああ、そうだよありがとう、色々と」
「……へへお前にありがとうって伝えてなかったなありがとう、エリゴール」
「……? 僕はなんにも礼を言われることはしてないよ?」
「お前を育てることで俺の命の優先順位が変わったし、命の尊さを学んだ……感謝してもしきれない……これからもここはお前の家だ……! 気軽に帰ってこいよ……エリゴール!」
と泣きながら言うので6年前を思い出してエリゴールも泣いた
「じゃあ、また、伝書を今度送るから」
「ああ……達者でな」
──現在──
熊王の城にて──
「あ〜……不安だあ……やはり俺が着いて言った方が……」
ゴンッゴン
「ん? 客人か……珍しいな……どうぞぉ〜……!」
「やあ、久しぶりだね、ノア」
「お前、お前ええ! おかえり! だ!」
「ただいま、だ」
「お前いつまでここにいるんだ?」
「週末までここにいるよ」
「週末までまだ7日ある! 楽しい日々を過ごそうか!」
──フィレンツェの部屋──
「ふんぬふ〜ん……いや〜アーサーは可愛いなあ、でも今どこに行ってんだろ〜か?」
ゴンッ
「お! アーサー! ん? これは……伝書か?」
「どれどれ? 『聖紋章団神風隊隊員フィレンツェ、貴方は数々の功績をあげました、中級クエスト受注することが許可されました、そしてこれも同封します、聖紋章団事務担当ヘロイーゼ』かぁ……うん! 俺も昇格したってね! ん? これは……!」
こんにちは華僑風月でございます
今回はエリゴール過去編でございます
まあ短いのは勘弁してください、
次の話も随時投稿するので待っててくださいねぇ〜