突然こんな事を言い出したのには理由がある
1つは今日、大蛇達が来るのを俺は教えていない
もう一つは月夜見が宮殿の方を時々見ているから
最後に、心に怯えが出ている
月夜見「誘拐?わしが?冗談はよせ」
楽矢「しらばっくれるようならさっきの兵みたいに
殺す、ただそれだけだ」
さっきまでの理由だけじゃ
犯人と確定できない
月夜見「だから知らんと「なら、殺すか」
楽矢「残念だよ、仲間かと思っていたのだが」
俺は懐から銀刃を抜き
持ち手を強く握る
(本当に切るつもりか!?)
ああ、犠牲者が一人増えるな
(っ!こいつを切ってなんになる!?
こいつが犯人じゃないことくらい分かっているだろう!)
心を読まれるとは面倒臭い物だな
自分の単独作戦がばれてしまう
楽矢「さて、最後にだ…言い残す事は?」
月夜見「…………私が誘拐をした」
楽矢「そうか、ならさよなら」
(なら…俺が…)
っ!夜鬼のやつ、強制的に抜けやがった
だが…あいつの肉体は…
バキッと俺の肩に激痛が走る
楽矢「くっ…」
夜鬼「意見が合わないようだな」
今の衝撃で握っていた銀刃が転げ落ちた
月夜見「今じゃ!」
兵士「うおぉぉ!」
グサリ…と、俺の腹に刀が突き刺さる
すご…く…いた…い…
夜鬼「なん…だと…」
月夜見「うまくタイミングを作ってくれて助かった」
夜鬼side
俺が…助けたから死んだ…のか?
そんなはずない、だってあいつは不老不死だ…
月夜見「残念じゃな奴が例え不老不死であろうと
あの刀で切られると存在自体が消えてしまう」
月夜見「終わりじゃな」
存在が消える…?あいつの存在が?
目の前のこいつまで助けようとしたんだぞ!?
夜鬼「……けるなよ?」
月夜見「聞こえんな、負け惜しみか?」
夜鬼「ふざけるなよ?」
月夜見「なにを今更、お主も共犯だろ…」
共犯…?違うな
俺は…あいつから任された…
あいつが、
「あいつを助けたい、あいつまで俺と同じにしたくない
すまないが、時間を…どんな形でもいい、稼いでくれ」
と言ったんだぞ?
夜鬼「あいつは…お前を助ける策をひたすら
あの短い時間の中考えていたんだぞ!?」
月夜見「とんだ馬鹿じゃな」
……もういい、あいつの言う通りにいかないが
こいつだけは俺が…殺す…
月夜見「安心しろ、お主もすぐにあちらへ行く」
夜鬼「馬鹿…だと?」
月夜見「ああ、ただの馬鹿だ」
夜鬼「………………すまない、穂冒楽矢、
約束が守れなくなってしまった」
月夜見「なにもできないお前が何をする気だ!」
夜鬼「確かに何もできないな…」
俺はあいつの銀刃を手にとった
夜鬼「0.1%を信じてみるか」
月夜見「何馬鹿な事を!」
ギィィン!
月夜見「さぁ、どうした?その程度か」
ザシュッ
夜鬼「ま…だ、まだ」
ザシュッ
夜鬼「く…そ…」
流石…に、これ以上は…きつい…
賭けは…外れ…か…
ザシュッ
夜鬼「は…やく」
「大丈夫ですか!?」
夜鬼「誰…だ…」
月夜見「排除対象が増えたか…」
ラウ「楽矢さんの生命反応が途絶えて来てみれば…」
夜鬼「確…か、お前は…」
ラウ「端にいて下さい…私が受け継ぎます…」
夜鬼「すま…ない…な…」
夜鬼sideout
ラウ「さて、貴様には恨みがある」
月夜見「何者だ!」
ラウ「お前の計画のせいで、仲間が消えた…
貴様だけは許さん!」
月夜見「あぁ、あの時の子供か…」
ラウside
この状態で何秒もちますかね…
相手は見るだけでわかる…
私を上回った戦力だ
ラウ「我が一族を舐めるなぁ!」
ドゴォッ
私は相手に蹴りを入れた
月夜見「当たっておらんな」
ラウ「そんな筈…」
私は先程の足を見た
私の足は足首が消えていた
そこから骨が見え、血が流れる
ラウ「ぐっ……」
月夜見「さて、お前からだ」
ラウ「せいやぁぁ!」
私は右手の拳で殴り飛ばした
月夜見「だから、何をしておる」
右手の骨が砕け散った
ラウ「くっ……」
勝てないどころか次元が違う…
私は腕も足も動かない…
死んじゃう…のか…
あの時、みんなを見捨てた報い?
もし神様がいるなら…助…けて…
月夜見「ふんっ」
キンッ
「随分とうちの戦力を潰してくれたな…」
そこには、見た事のない…
いや、神力でも妖力でもない力を放つ
見覚えのある男が立っていた
うん、前書きね、書く事ないです
というか、この時間帯はきついです
1日1話を心掛けていますが、
こんな時間で一日なんでしょうかね…
それでは今回もご視聴ありがとうございました!