さて、話もいよいよ動き始めました
紫と別れてから早い事に…
何年だろうか、時間感覚がおかしい
多分数1000年は経つだろう
俺と凶香は変わらずに
旅を続けている
途中に人助けをしたせいで
何度も旅が止まりそうにはなったが…
まぁ、いい思い出なのは確かだ
紫の理想郷は完成しただろうか…
まぁ、完成させるだろう…約束だからな
話は変わるが今、俺たちは
とある街…いや、村か?
取り敢えず宿を借りている
楽矢「さて、そろそろ行くか?」
凶香「そうだね」
そういや、数千年経つが
ポチとクロに対してなにも言ってこないな…
凶香「次は…えっと、陰陽師?」
楽矢「陰陽師?なんだそれ」
凶香「えーと、都に最強の陰陽師
安倍晴明?がいるんだって」
楽矢「誰から聞いたんだよ…」
凶香「うん?街の人」
楽矢「はぁ…お前のその行動力は
ある意味評価するよ…」
安倍晴明…か、
手合わせは勘弁したいが
見に行く価値はありそうだな…
楽矢「よし、それじゃあ向かうか」
凶香「え、かなり遠いと…」
楽矢「よし、ついて来い」
俺は凶香の手を引いて
人気のない草原まで出た
楽矢「久しぶりだが…成功するか…」
ー空間操作能力によりヨグ=ソトースのー
召喚を無償で行う
ヨグ「何様だ、人間」
凶香「あ、どっかで見たでかい奴」
ヨグ「でかい奴とは失敬な…これでも邪神だ」
久しぶりすぎて全身が痛い…
しかも可能性操作なしでの召喚だ
これは……死ねる!
楽矢「いや、すまない…」
ヨグ「久方ぶりだな…」
楽矢「すまないな…忙しかったか?」
ヨグ「邪神が忙しい…?相変わらず
面白い事を言うな…」
楽矢「ポチ、クロ、出て来い!」
俺の声に反応してポチとクロは
勢いよく飛び出していく
ヨグ「ほぉ、使いこなせている様だな」
楽矢「意外とな…」
ポチとクロは擦り寄るように
ヨグ=ソトースの方へと向かっていった
ヨグ「どうした?これだけを言うためか?」
楽矢「いや、違う…少し力を借りたい」
ヨグ「力を借りたい?そんなもの
フジウルにでも頼めばよかろう」
楽矢「前に俺の中に入った事があるだろう?
あの状態を非常時に使用できる様にしたい」
ヨグ「なぜ、人間如きにそこまで
我の力を貸さねばならんのだ?」
楽矢「この先俺一人では壊せない壁も
多くなる…だからこそ力が欲しい」
ヨグ「なんのための力だ?」
楽矢「自分を守りきるための力だ」
ヨグ「おかしな事を言う奴だ…
気が変わった、了解した」
ヨグ=ソトースは俺の頭に触れ
今まで体験した事のない力が
俺の中に流れ込んだ
ヨグ「我の二割ほどの力を注いだ
貴様の理由には二割で十分だ」
楽矢「そうか…助かる
クロとポチは…「そのままでいい」
ヨグ「人間に懐いているこやつらなど
見た事がない…それにお前は中々面白い」
楽矢「そうか…」
ヨグ「人間の言葉で伝えると…
迷うのも必要だが、時には犠牲も必要だ」
楽矢「そう…だな…」
凶香「?どういうこと?」
楽矢「わからない方がいい事さ…」
ヨグ「それでは帰らせてもらう」
ヨグ=ソトースは相変わらずの
無表情のような顔をして帰っていった
凶香「なんで急に呼びよせたの?」
楽矢「時には誰かに答えを聞きたくもなるんだよ」
凶香「さっきからどうしたの?」
楽矢「さて、安倍晴明…行くか」
凶香「そうだね…」
多分気づいているんだろう
凶香も薄々と…自分の生きられる限界に
さっきの言葉の意味…考えたくないものだな…
今回は謎が多かった…
いやーミステリー作家って
謎を以下に気づかれないように
書くかが大切なのが身に染みてわかりました
それはそうと…
私、つい先日暇だったので
龍騎見返したんですよ
王蛇カッケーーーーー!!!
わかってくれる人が少ないですけどねw
まぁ、いつか龍騎の小説も書いて見たいものですw
それでは、ご回覧ありがとうございました