空ネロです
今回は…まぁ、うん
……それでは本編どうぞ!
幽香「えーと、紅茶でいいかしら?」
楽矢「あぁ、構わない」
現在、幽香の家でお茶…いや、一服の方が正しいのか
まぁ、一晩だけ休ませてもらっている
しかし、この時代で紅茶が存在していたとは…
幽香「まともなお客さんは始めてだわ」
幽香は珍しいものを見るかのように
俺と凶香を見た
凶香「まぁ…鬼子母…」
俺は咄嗟に凶香の口を塞いだ
色々と面倒くさくなる…
俺の直感がそう感じたのだ
凶香(どうしたの?楽矢?)
楽矢(嫌な予感がする…その話はやめておこう)
凶香は納得したのか
首を上下に振った
どうやら幽香は気付いてないらしい
俺は安心して胸を撫で下ろした
すると、凶香が何かに気付いたかの様に
目を見開いた
流石の幽香もそれには気付いたらしい
楽矢「どうした?」
凶香「凄く…大きい気配がする…」
俺と幽香と凶香はその一言で身構えた…
さっきまでの空気とは違う
途轍もなく大きな妖力…しかし、妖怪ではない…
楽矢「少し…我慢してくれよ…」
凶香「え?」
俺は咄嗟に幽香と凶香を
自分の空間の中に隠した
こいつ等を犠牲にするわけにもいかない
その判断通り外から無数の式神が
狙うかの様に飛んできた
??「外したか…」
楽矢「手荒い挨拶だな」
反応が少し遅ければ当たったな…
俺はそんな事を思いながらも
懐の銀刃を構え相手を睨みつけた
??「おや…風見幽香は女の妖怪だと聞いたが…」
外にいた男…風貌からしてそうだろう
俺の予想した通りの男が立っていた
楽矢「済まねえな、悪いがお出かけ中だ」
??「ふむ…おかしいな…」
そう、この時代で最強と言われている
陰陽師 安倍晴明だった
晴明「少し前まで妖力を感じていたんだが」
楽矢「そうか、知らねえな…」
途轍もない殺気を感じて
俺と晴明は静かに各々の武器を構える…
晴明「お主…名は…」
楽矢「穂冒楽矢…旅人だ」
晴明「旅人にその力は必要か?」
俺がこいつと戦いたくない理由は
勝てない…いや、勝てるだろう
しかし、問題はその後だ…
俺が歴史を変えてしまう…
そう、最強の陰陽師は最強でなくなってしまう
俺の考えとは裏腹に
晴明は一枚の札を取り出すと
そこから無数…いや、さっきの数倍もの数の
式神が俺に突っ込んできた
晴明「避けきれまい!」
俺がポチとクロを出そうとしたその瞬間
俺の方が遅かったようだ…
無数の式神達が俺を突き破るように貫いて行く
そのうちの一つが俺の左目を貫いた
楽矢「く……」
目が痛い…とかそんなに軽いもんじゃない
目の感覚が痛みで麻痺しているかの様だ
俺は目を手で抑えた…
晴明「死にたくないのならば
居場所を吐け!」
安倍晴明は殺気を振りまく様にしてそう叫んだ
再生がうまくいかない…
いや、再生が間に合っていない…
俺は手を出さない…
いや、いい案が思いつかない
眠らせる、気絶も考えはしたが
その後にこいつがまともでいられるとも思えない…
上手い事に戦闘を中断させて、
幽香を諦めさせる方法は………
晴明「どうした?遺言でも考えているのか?」
緊迫した状況の中、余裕の笑みを浮かべて
晴明はそう笑った
その時、俺の頭の中を一つの策が駆け巡る
成功確立10%にも満たない一つの策が
楽矢「いや、死ぬ前に一つ質問がある」
晴明「いいだろう、答えてやろう」
楽矢「もし、俺が本気を出したら
お前を倒せるとしたら?」
晴明「何馬鹿な事を…やるだけ無駄だ
まぁ、いいだろう、本気とやら出してみろ」
第一段階、言いくるめロール成功…か
こういう戦闘狂にはこの策が通じやすい
楽矢「感謝する」
楽矢「終わった、かかってこい」
晴明「何をしたか知らんが無駄だ!」
晴明は俺に直接蹴りかかってくる
俺は右へ左へ大きく逃げる様にして走る
晴明「避けてばかりじゃ勝てないぞ?
威勢はどうした、怖気付いたか」
俺は足を引きずる様にして逃げ回る
楽矢「予想以上に強いな…」
俺は思ってもいないお世辞を吐く
晴明「半妖だか知らんが!その程度!」
晴明は俺に渾身の力を込めて蹴りを入れる…だが、
晴明「ひっ!」
晴明の顔から冷や汗が垂れる
そして俺に対する蹴りが止まる
楽矢「最終段階…終了」
俺は晴明に向かって一言呟く
晴明は歯をガチガチと鳴らして
頭を抱え、丸くなってしまった
楽矢「さっきの言葉、そのまま返す
威勢はどうした?」
どうでしょうか、今回も脱力感満載でお送りしてます
さて、楽矢の考えた作戦とは!?
晴明の攻撃がピタリと止まった訳は!
次回をお楽しみに下さい
今回もご視聴ありがとうございました