今回も少し長くなりました
いっそ、これくらいで続けましょうかね…
付き合う可能性か…自然と懐かしく思えるな
あの小さなガキが何処まで大人になってるんだか…
あの時変な約束取り付けた所為で少し面倒だな
自分の言葉には責任を持つ様にはしてるが
愛情自体どうでもいい俺からすると
付き合うって言葉は…そうだな…
例えるなら三食の間に子どもが間食に食べる
俗に言うおやつみたいなものか
子どもの内は憧れ好むが、大人になると
いや、年月を重ねると自然と薄れるものだ
どうせ向こうはこっちの顔見えないんだ
声色でも変えるか…直ぐにバラすと面白くないしな
楽矢「失礼します、輝夜様」
輝夜「はい、本日はどういった御用件でしょう?」
薄い障子の向こうに人影が見える
これ本当にあったんだな、今まで適当な
想像とばかり思っていたが…
楽矢「では最初に、お贈りものがございます」
輝夜「それは一体…」
楽矢「異国から取り入れた簪でございます」
割とばれないな…何千万何億年経った所為で
流石に声は忘れられたか
取り敢えずこれは持ち主に返すか
俺は輝夜障子の前に簪を置いた
正直、この時代の作法だの常識に従うつもりはない
輝夜は簪に手を伸ばし障子の中に取り入れた
これで気付かれないと成功する確率は少ないな
輝夜「こ、これを何処で?」
動揺してるな…ったく、死んだとでも思われてんのか?
楽矢「貰い物ですので…よく分かりません」
輝夜「そうですか…」
俺は何時もの声の高さに戻した…
さて、時間も限られてるしそろそろ真面目にやるか
楽矢「私の事思い出せませんかね?」
輝夜「す、すいません…何処かでお会いしましたか?」
面倒くさい、あの約束でも言えば
嫌でも思い出すか…
楽矢「はぁ…輝夜、永淋は元気か?」
輝夜の体が障子に映る影を見るだけでわかる程
大きく反応した、これでも月の姫か…
輝夜「楽矢…なの…?」
楽矢「俺が他の奴に簪あげるわけないだろうが」
次の瞬間、輝夜は障子を押し退ける様に
俺の胸めがけて飛び込んで来た
昔の可愛い飛び付きも今となれば
随分と威力の高いタックルに変わっていた
昔程軽くないためか流石に押し倒される形になった
楽矢「再開早々殺す気か」
輝夜「だって…死んだって永淋が…」
楽矢「死なねーよ…死ねない様にしたんだ」
輝夜「あの爆発の中で生き延びられるなんて…」
楽矢「ま、普通は死ぬわな…
不老不死やら幽霊は省いて」
輝夜「不老不死って…楽矢あなた一体何者なのよ」
楽矢「それは今度だ、俺はお前と楽しく
談話しにきた訳じゃないが取り敢えず
久し振りだな…輝夜」
見た目は昔のまま成長した感じか
この顔なら人が集うのも分かるな
可愛いよりも今となれば綺麗…
俺は輝夜の綺麗な黒髪に手を重ね軽く撫でた
輝夜「ええ、久し振りね楽矢」
楽矢「子供の頃と比べると見違えるまでになったな」
輝夜「そうでしょ!これでも月の姫だからね」
随分と自慢げに語ってるな…
相変わらずこういうところは変わらないか
楽矢「いや、見た目じゃなくて知能が劣化したな」
輝夜「久し振りに再開して早速罵倒が
来るのは予想外だったわ」
楽矢「本題に入ろうか、時間があまりないんでな」
輝夜「奇遇ね、こっちも時間が限られているの」
楽矢「お前の用件から聞こうか」
レディーファースト、ってやつだ
ま、どうせかぐや姫どうりいけば迎えにくるとかだろ
輝夜「それじゃ…後2日後に私に迎えがくる」
ほれみろ、当たった
輝夜「わんさかと蓬莱人の先鋭部隊を引き連れてね」
随分と物騒なかぐや姫だこった
既に話からして面倒くさいな
楽矢「それを倒せ、とでも?」
輝夜「そうして欲しいのは山々なんだけど
数が数なだけあって倒すのはほぼ不可能だわ」
楽矢「なら、どうし「時間稼ぎよ」
輝夜「私の仲間が来るまでの時間稼ぎ」
時間稼ぎねぇ…苦手な言葉だ
現世で時間稼ぎになった試しがない
正直、殺す方が俺には楽なんだかな」
楽矢「大人しく月に帰ったらどうだ?」
輝夜「嫌よ、人間が好きで地球に来たんだもの
そ、それに…」
輝夜が顔を赤く染めて此方をチラチラと見ている
はぁ…何時もこうなるのはどうしてかねぇ…
こういう反応が一番困る、無視していいか
楽矢「それならお前が戦ってみたらどうだ?」
輝夜「出来るならするわよ…
今の私なんて戦力にならないから頼んでるのよ」
そっぽ向いて拗ねやがった
人間…いや、蓬莱人か
取り敢えず喋る生き物全般こんなんだから困る
楽矢「ま、戦うのは構わない
少し試したいこともあるしな…」
輝夜「本当に?ありがと「俺の利益は?」
楽矢「利益の無いことに首突っ込む程
俺は暇じゃないんだが?ましてや、時間がない」
輝夜「何を焦ってるかは知らないけど…
そうね…出来ることなら協力するわ」
予想通りだ…そう来てくれないと困る
すべてが順調だ、この世界で凶香という存在を
作らない、俺は一度そう誓ったんだ
失敗するわけにはいかないんだよ…
楽矢「……蓬莱の薬が欲しい」
輝夜「き、聞き間違いじゃないわよね?
あんた今蓬莱の薬って…」
楽矢「ああ、合ってる報酬に蓬莱の薬が欲しい」
輝夜「それが何を意味するか…「分かってるよ」
楽矢「俺が仕事をする条件はそれだけだ
それを満たさない限り勝手に月に帰ってくれ」
今回もいかがでしたでしょうか?
楽矢さんが安定的な爆弾発言残して終わりでしたが…
自分的にはこんなところすっ飛ばして
紅魔館編でゆっくりしてる楽矢さん書きたいんですが
何事も積み重ねなんですよね…
FPSやってるだけじゃ話は進みませんもんね…
皆様の暇つぶしになる小節目指してこれからも頑張ります
それでは、回覧有難うございました