今回兄さん多めです。
原作鎧武もいよいよ極アームズが登場しますよね。初見はともかくデザインとしては動けばカッコいい系ですよね。
僕は鎧武のアームズだったらお気に入りはジンバー、次にカチドキですかね。
後今からシャリバン、シャイダーのVシネマが楽しみです。
空を眺めながら散歩をするタカトラ
「久々だな。こんなにのんびりするのは・・・。」
(とはいえ俺達がプロジェクトを成し遂げなければこの空も人々も救えない・・・。俺達が人類の希望なのだからな)
「空を見上げる君を見るのは久々だなタカトラ」
「!」
木の側から聞こえた声で目を見開くタカトラ。
「お前もどうだ・・・。案外良いものだぞ・・・タケル・・・」
「今は遠慮しとくよ」
タカトラは視線も変えず無表情。
「そうか・・・。どうする? 今日は戦いに来たのか? それとも・・・」
「俺も散歩だ。あの中にいると気が滅入るんでね」
「お前達の目的は一体・・・」
「ある意味では人類救済かな。それ以上は今は教えられないなぁ」
「だったら無理矢理聞き出してやる」
振り向きながらドライバーを装着するタカトラだったが声が聞こえた木からは気配はおろか人影すらなかった。
「一体やつの目的は・・・」
その時大きな物音が響く。
タカトラは直ぐ様駆け出した。
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謎の森
ロックビークルにより入り込んだコウタとカイト。インベスを倒したカイトにコウタが怒りながら歩み寄る。
「お前何考えてんだ! ここの怪物は猛獣みたいに危険なんだぞ!」
「そんなことは先日の貴様の戦いでわかっている。そんなことよりここはどこだ」
「さぁなぁ。少なくともあの怪物がわんさか出てきた以上はのんびり出来るとこじゃなさそうだ」
コウタは周りを見渡しながら身近な木に生っている果実を掴みとってみる。
すると果実はイチゴロックシードに変化する。
「! なんだこれ! 果実が錠前に!」
「! ということはこの森に生る果実全てが・・・・」
錠前に変化したことをコウタと確認したカイトは一人歩き始める。
「おい! どこいくんだよ!」
「俺はこの世界を探索する。バイクがあればどうせ元の世界に帰れるだろうからな」
「一人で動くのは危険だって!」
「知るか! それとも貴様が一人になるのが怖いのか?」
「なっ! よし。だったら俺も様子を見てちょっとでも情報を!」
カイトの後ろでコウタは真逆の方向に歩き始める。
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クラナガン・廃坑内
一人の男性が佇む。
しかし周りの物影には数人の管理局員が確認できる。その中には金髪をなびかせる美女【フェイト・テスタロッサ・ハラオウン】執務官が。
(なんであんな次元犯罪者が・・・。たしか事故で行方不明に・・・)
「出てきたらどうだ! 管理局ども!」
「「「「!」」」」
男の一言に局員達は驚くがアイコンタクトのち身を出すと同時にデバイスを構える。
「大量の質量兵器を密売・使用したあなたを拘束します。抵抗しなければ手荒なことはしません」
「・・・・・」
反応を示さない男に対しフェイト達は少しずつ距離を詰める。
「質量兵器か・・・。そんなものもう必要ない! 俺自身が究極の兵器となったのだから!」
「何を!」
突如乱心する男をより警戒を強める局員達。
すると男の服が破け身体が変化、【バイソンロイド】に変貌する。
「! 変身した!?」
男の変化にフェイトを除く局員達が一斉に魔力弾を撃つ。
しかし魔力弾は命中しても火花が少し散るのみで、後には火傷の後すら残っていない。
「なんだと!」
「俺達の攻撃が!」
「無駄だ!」
バイソンロイドは角を地面に突き刺す。すると電撃が放たれ局員達を攻撃、焦げ臭い匂いを出しながら局員達は倒れる。
ただ一人、一瞬で状況を理解し滞空したことで攻撃を逃れたフェイトを除き。
「ほう。さすがは執務官。一瞬で状況を理解するとは・・・」
「くっ・・・。バルディッシュ!」
フェイトの一言で彼女のデバイス【バルディッシュ】が変形、ザンバーフォームになると高速でバイソンロイドに斬りかかりつつ一瞬で離脱する。
「ん?」
「! 効いてない!?」
防御の高さから接近し過ぎるのは危険と判断してのヒット&アウェイで攻撃したフェイトだったが、まるで効いたそぶりを見せないバイソンロイドにショックを受ける。
「ではこちらも攻めるとしよう」
バイソンロイドはワイヤー付きの角をフェイトに発射するが難なく避けられる。
「ふん!」
しかし角は脇から展開したバーニアからの推進で急に軌道を変え、フェイトの足に絡まる。
「くっ!」
「そぉらぁ! 壁とキスしてなぁ!」
バイソンロイドが身体を回すことでフェイトも回され壁に叩きつけられる。
「きゃ・・・」
取った受け身も勢いで殺され強烈なダメージを受けたフェイトは床に倒れこむ。
「さすがだ。さすがはバダンの改造。あのテスタロッサ執務官ですらこれとは。まぁいい。楽しみはこれからだ。お痛を過ぎた子にはお仕置きしなければな」
角に電撃を浴びせながらゆっくりと歩み寄るバイソンロイド。
「この・・・・・ままじゃ・・・」
フェイトは起き上がろうとするが肋骨の痛みで起き上がれない。
「終わりだ執務官! あの世でご先祖様に懺悔しろぉ!」
バイソンロイドが勢いをつけて頭を振り上げ角を突き刺そうとした時、黄緑の盾がバイソンロイドに炸裂し吹き飛ばす。
「な、何が・・・」
驚くフェイトだったがその盾はブーメランのように戻る。
「何!」
「・・・・・アーマードライダー?」
その先には白いライドウェアに金の角飾り、黄緑の鎧を纏った白いアーマードライダー【斬月・メロンアームズ】がいた。
「・・・・・バダンの改造人間・・・。奴らの情報とドライバーのデータ取りにはなるか・・・」
「アーマードライダーとは・・・。この力の試しがいがある!」
無双セイバーを引き抜くと歩み寄る斬月に対し突進するバイソンロイド。
斬月は盾型アームズウェポン【メロンディフェンダー】で角を防ぐとそのまま受け流し後ろから無双セイバーで連撃を放つ。
「ぐっ! まだまだぁ!」
「はぁ!」
振り向き打撃を放つバイソンロイドだが、斬月はディフェンダーでの防御や受け流しでいとも容易く避ける。
そして隙に容赦なく無双セイバーの連続斬りを放つ。
さらにディフェンダーで斬撃を放ちつつ無双セイバーの銃撃でバイソンロイドをたじろかせる。
「なんて強さ・・・。勝てる気がしない・・・」
圧倒的な強さに恐怖心を現すバイソンロイドだが斬月は揺るがずに接近、無理矢理起こしながらラッシュを打ち込む。
「ぐ・・・、は・・・」
『メロンスカッシュ!』
ダメージに倒れるバイソンロイドに斬月は最後と言わんばかりにドライバーのブレードを一回下ろす。
「終わりだ・・・。はぁぁ!」
「ぎゃがあああああ!」
メロンスカッシュにより強化された斬月の無双セイバーの一撃がバイソンロイドに放たれると、バイソンロイドは跡形もなく爆発粉砕される。
「倒し・・・・た?」
「・・・・・そういう君は無事のようだなテスタロッサ執務官・・・」
「あなたは一体・・・」
「言われなかったか? 本局と地上問わずアーマードライダーへの干渉は極力避けるようにと」
「・・・・せ、せめて名前だけでも・・・」
「・・・・・」
無双セイバーをしまいながら立ち去る斬月。
フェイトは痛みにはを食い縛りながら起き上がりその背中を眺め続けた。
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謎の森内
一人森を散策するカイトが果実を手に取ると、果実はヒマワリロックシードに変化する。
「どうやら錠前は色々な種類があるようだな」
カイトはそのまま果実を手にするとマンゴーロックシードに変化する。
「ほう。11番の錠前か。まぁそう簡単に済む話じゃなさそうだが」
『バナーナ!』
新たに手にしたロックシードをしまいバナナロックシードを取り出すカイトの目の前には大量の下級インベスが。
「変身・・・」
『ロックオン! カモン! バナナアームズ! ナイトオブスピーアー!』
頭をバナナに覆われながらカイトは駆け出す。そしてバロン・バナナアームズに変身しつつ下級インベスに突っ込んでいった。
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一方クラナガン・夜
「はい。コウタさんの行方はまだ・・・。お休みなさいスバルさん」
スバルとの通信を切り呉島邸の中へ帰るミツザネ。
家の中へ入り階段を上っていくと上階からタカトラが降りてくる。
「遅かったなミツザネ」
「ただいま兄さん。ちょっと塾の講習が長引いてね」
「最近成績が伸び悩んでいるようだが。お前なら学年トップも夢ではない。お前はいずれ俺の片腕を担う存在だ。余計なことを考えず集中し、無駄なことを切り捨てることでお前の人生は完成する」
「わかってるよ兄さん。僕の人生はまだ無駄だらけだからね・・・」
「ミツザネ・・・・」
ミツザネの言動に唖然となるタカトラ。するとタカトラの通信機器が鳴り出す。
「お休み兄さん」
ミツザネは気をとられたタカトラから逃げるように階段を上っていった。
タカトラは後味悪そうに通信に出る。
「私だ・・・。何!」
不機嫌そうに眉をひそめながらタカトラは急いで呉島邸を後にした。
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クラナガン都内
「はぁ・・・、はぁ・・・」
(彼女の一撃・・・。凄い打撃だった・・・。危なかった・・・)
息を切らしながら電柱によりかかるオッドアイの女性。
【覇王イングヴァルト】。最近起きている傷害事件の犯人である。
しかし今回は先ほど戦ったノーヴェの実力か、辛勝かつそのダメージが残っていた。
(この身体は強いのに、私の心が弱いから・・・)
その時、彼女の前に複数の下級インベスが現れる。
「これは一体・・・」
身構えるイングヴァルトだがダメージの影響か膝をついてしまう。
(くっ・・・。身体に力が・・・)
歯を食い縛るイングヴァルトにインベスが襲い掛かる。
その時黒骨丸がインベスを切り裂き飛ばす。
「!」
イングヴァルトとインベスが視線を向ける先にはフィフティーンが一人月明かりに照らされていた。
「確か・・・・・ニュースに出ていたアーマードライダー・・・」
「最近の傷害事件の犯人か・・・。まぁいい。そこでじっと見ていろ・・・」
『クウガ!』
『ロックオン!』
フィフティーンは鎧武や他の武神の顔が描かれた武神ライダーロックシードを取り出すとドライバーにセットする。
すると頭部上に出現したクラックからかつての武神【クウガ】の頭部型アームズが現れる。
『クウガアームズ! 超変身ハッハッハッ!』
ブレードを下ろしたフィフティーンの頭部をクウガアームズが包み展開されると、フィフティーンは【クウガアームズ】に変身を遂げる。
「いくぞ・・・・」
フィフティーンは地面に突き刺さった黒骨丸を引き抜くと一瞬でクウガの武器【タイタンソード】に変え、インベス達に斬りかかった。
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謎の森内
「なんなんだよこの森。わっけわかんねぇ」
一人森をさまようコウタ。ロックビークルを使えば帰ることは出来たが、少しでもドライバーの秘密に近づくために森の探索をしていた。
「? あれって人・・・・だよな」
するとコウタは黒いマスクと防護服に身を包んだ団体を見つける。腰にはブレードのない戦極ドライバーをつけた彼等は通信機器や森の果実を手に何かデータを取っている様に見えた。
「あの〜〜」
コウタは近づき声をかける。
すると彼等は直ぐ様荷物をまとめ撤退していく。
「あ、ちょっと待って! 聞きたいことが!」
追いかけようとするコウタ。その時足元に銃撃が放たれる。
「なっ!」
周りを見回すとそこには無双セイバーを構えた斬月が。
「何すんだよ!」
思わず声をあげるコウタ。
その時一体の下級インベスが出現する。斬月は懐から出したロックシードをインベスに投げる。
インベスはロックシードを食べ【シカインベス】へ変わる。
「育った!?」
シカインベスは目に入ったコウタに襲い掛かる。
「あっぶなっ! こんなことでやられてたまるか! 変身!」
『オレンジ!』
『ロックオン! ソイヤッ! オレンジアームズ! 花道オンステージ!』
コウタはドライバーにオレンジロックシードをセット、ブレードを下ろし鎧武・オレンジアームズに変身する。
鎧武は大橙丸でシカインベスを斬る。しかしシカインベスの身体は固く致命傷を負わせられるような攻撃とはいかず大橙丸を弾き飛ばされ、角で突かれる。
「ぐあっ! んなろぉ!」
しかし鎧武は怯まずにパンチを連打し間合いを開ける。
「だったらこいつだ!」
『パイン!』
『ロックオン! ソイヤッ! パインアームズ! 粉砕デストロイ!』
消滅したオレンジアームズに変わり展開したパインを纏い鎧武はパインアームズに変身、パインアイアンを叩きつける。
「これでぇ!」
『ソイヤッ! パインオーレ!』
ブレードを二回下ろした鎧武はパインアイアンでシカインベスを拘束、エネルギーを込めた無双セイバーで斬り裂きシカインベスを撃退する。
すると鎧武は斬月がゆっくり歩み寄るのに気づく。
「ちょっと待て! 俺はただこの森を探ってただけだ! なんでこんなこと!」
しかし鎧武の言葉に耳を傾ける素振りも見せずに斬月は無双セイバーを抜刀し、鎧武に斬りかかった。
【バイソンロイド】
牛をモチーフとしたバダンの改造人間。牛のパワーと伸縮自在で電流も流せる角を装備する。
【クウガアームズ】
武神ライダーロックシードで呼び出すアームズの一つ。持つ武器をドラゴンロッド・ペガサスボウガン・タイタンソードに変化させられる他疑似封印エネルギーを操りオリジナルのクウガに似た攻撃も可能。