霧となった少年は最悪の世代に数えられるようです。   作:地支 辰巳

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久しぶりの日記形式です。



戦人さん誤字報告ありがとうございます!


新しくなった君で

 

 ๑月๒日

 

 デッドエンドレースのゴールである島から数日。僕らの船は目的地であるウォーターセブンに着いていた。水を活かした移動手段や素晴らしい情景の数々、僕らが降りた島で一番綺麗な島かもしれない。そう、思わせるほどの見事な場所だった。

 僕らの船に乗っていたガスパーデの船から保護したおじいさんとアデルの兄らしい人をここで降ろすことになって、最後だから色々話したんだけど、兄の方からはアデルのことを頼まれた。良いお兄さんみたいだけど、アデルとは特に会話しなかった。既に個人的に話した後なんだろうな。

 

 ๓月๔日

 

 ウォーターセブンにある1番ドックという腕利きの職人達にガスパーデの蒸気船の部品を使ったオエステアルマダ号の改修をお願いした。もらった賞金3億ベリーをほとんど使って、少し時間もかかるみたいだけど、楽しみだな。

 観光をしながら住民と色々な会話をしてたんだけど、この島には一年おきに巨大な津波であるアクア•ラグナが来るらしい。今年もそろそろその季節らしいんだけど、それまでには船が完成する見通しだから、くる前には出港出来そうで、安心した。

 

 ๕月๖日

 

 いい島なんだけど、流石にこう何日もいるとやることが無くなってきた。1番ドックの皆さんは大仕事だということで張り切ってくれるけれど、僕らの家でもある船にここまで乗れないのも少し寂しさを感じる。1番ドックには鳩が喋ってる人や鼻が四角く長い人、職人とは思えないほどだらしない人など、色々いたけど、皆さん良い人そうで、気合いが凄いから、そんな人達にしてもらえるなんて幸運なことだと思う。

 

 ๗月๘日

 

 今になって、エンドルフさんとガスパーデに関する記事が新聞に大々的に載った。ガスパーデは死亡。エンドルフさんはインペルダウンに収監さらたって書いてある。僕たちのことは新聞には一言も載っていなかった。少し残念に思えるけれど、あの政府が警戒していた人たちをただの海賊である僕たちが倒してしまったんだ、仕方のないことなのかもしれない。

 その代わりに、僕とマグーとヴィレムさんの手配書が更新されて、ルッカの手配書が新しく作られていた。

『霧隠れ エルドリッチ・ルーファス 懸賞金1億7200万ベリー』

『狂虎 マグメル 懸賞金1億3800万ベリー』

『裏方 ヴィレム 懸賞金6200万ベリー』

『〆縄 ルッカ 懸賞金2500万ベリー』

 

 アデルとシオンは自分達の手配書が無いことに不満を抱いていたが、カリーナだけは潜入とかがしにくいという理由で逆に喜んでいた。でも、ついに僕もマグーも1億ベリーという大台に達したことは嬉しい。マグーと二人だけで苦手なお酒も少しだけ飲みつつゆっくり祝った。

 

 ๙月๑๐日

 

 やっと僕らの船が完成した。前よりも大きくなって、武装も増えた。ペダルも追加されて、蒸気船としても機能することが出来るようにもなった。素晴らしい船に進化してくれたと思う。なんとか、アクア・ラグナが来る数日前に出航することが出来て良かったし、もう少しで中間点のシャボンディ諸島だ。油断せずに進んで行こう、やっとここまで来れたんだから。

 




ルーファス達が出港した直後ぐらいにルフィ達がウォーターセブンに来ます。


次回から新しい章に入ります。その章が終わったら、シャボンディ諸島に行く予定です。やっと折り返し地点が見えてきました。
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