霧となった少年は最悪の世代に数えられるようです。   作:地支 辰巳

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 魚人島はカットです


新しい世界に

 

 ۰月۱日

 

 マリンフォードでそろそろ帰ろうかと立っていた僕の元へマグーが迎えに来てくれた。気づけば、他の七武海の皆さんは帰っていた。みんな、これから荒るであろう時代に備えようとしているだろうな。

 船に帰ってみれば、みんなからお帰りの言葉が凄かった。みんな本当に心配してくれてたみたいで、僕も少し目が潤んでしまった。そんな中、この船での新しい顔を発見した。その二人にマグーから役職の提案があったから、七席遊撃隊長と配膳係を許可した。本当にマグーの大胆さには驚かされる。

 

 ۲月۳日

 

 今日はユーシスの刺青の日だ。本人的に既に覚悟が出来ていたみたいで、痛がる素振りも嫌がる素振りも見せずにその刺青を受けて入れた。左腕の前腕から手の甲まで彫られたその刺青を見つめるユーシスは覚悟を決めたようなそんな重い瞳をしていた。

 

 ۴月۵日

 

 改めて僕の目的に伝える。流石に四皇になると言った時はみんな本当に出来るのかとは思ったみたいだけど、マグーを始めとして、目標は高い方が良いと言ってくれて、四皇を目指すことになった。僕なんかの目標に付き合ってくれて本当に嬉しい。

 

 ۶月۷日

 

 シャボンディ諸島でコーティングというものをしてもらって、深海を通り、魚人島経由で新世界へと向かう。コーティングの原理はよく分からないけれど、深海は神秘的という言葉でしか表せないぐらいで海の中だとは到底思えないほどだった。

 

 ۸月۹日

 

 魚人島は噂で聞いたほど良い場所じゃなかった。人魚や魚人の皆さんも仲良くはしてくれたけれど、何度かは荒くれ者みたいな魚人に襲われもした。僕らは誰一人欠けることは無かったけれど、既に何人もの海賊を殺しているようなことを言っていた。買い物や観光だけは2日の内に済まして、とっとと出航した。何というか、空気がピリピリしていた。

 

 ۱۰月۱۱日

 

 遂に来た。偉大なる航路の後半、新世界。天気は大荒れ、波も安定しないけれど、気分の向上は凄かった。僕にとって、偉大なる航路に入った時のような興奮だった。僕たちが今から目指すのはドフラミンゴさんの支配している島、ドレスローザ。マグーだけ、異様に緊張していたけれど、多分、僕たちの新世界での拠点になってくれるような島だ。無事に着けるといいけど。

 

 ۱۲月۱۳日

 

 ドレスローザに向かう途中、何度か新世界の海賊に襲われたけれど、その時にユーシスとエレカの強さを凄く実感した。多分だけど、僕とマグーの次ぐらいには強いと思う。ヴィレムさんはいつも本気で戦っていないから分からないけれど。

 

 ۱۴月۱۵日

 

 いよいよドレスローザだ。ドフラミンゴさんと会えるのも楽しみだし、これからのことも相談出来たら良いな。

 




 プロフィール集と設定集は時間がかかるかも
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