夜勤シフトと授業の板挟みで全く執筆出来ない⋯⋯。更新が遅くなったのにも関わらず待ってくれてありがとうございます!
初めはただの平田くんと同じ優等生だと思っていた。
綾小路くんから度々話題に出されていた言峰くん。仲良しこよしが大嫌いな私とは相容れない人。
孤高を目指していた私にとって、関わることの無い生徒だったのだ。
それが一変したのは五月一日の放課後だ。
担任である茶柱先生へと抗議に行った私はそこで言峰くんの話を聞かされた。
「言峰君、ですか?」
「ああ、言峰士郎は平田同様統率者としても駒としても長けた存在だ。それに、唯一高円寺を御する生徒でもある。お前がAクラスを目指すなら必ず必要になってくるだろう。個人の力では限界がある。まだ高校一年生とはいえ、社会に片足を踏み入れているんだ、子供のように癇癪を起こしてばかりでは前には進めない」
生徒指導室。
綾小路くんの友人である言峰くん。Aクラスに上がるのに必要だと言われるほどの人物で、私と少しばかり会話を交えた程度の仲。
「お前が目指すべきAクラスの完成系が言峰士郎だ。学力、知性、身体能力、判断力、協調性、その全てが秀でた存在。そしてカリスマ性をも持ちえている、正に完全無欠と言っていい生徒だな。本当に高校生なのか疑うレベルだ」
確かに言峰くんは欠点を持たない。成績も学年一位クラス、運動神経も高円寺くんを超える。
プールの授業で高円寺くんを抜き去り、一位を取ったのが言峰くんだった。その時見た彼の異常なまでの筋肉量を思い出す。
なら、そんな彼がどうしてDクラスなのか、という疑問が残る。平田くんや櫛田さんもそうだが、最低でもBクラスに配属されるべき人物だ。
「では、何故彼はAクラスではなくDクラスに配属されたのでしょうか」
「それは答えられない。生徒のプライバシーに関わるし、お前たちに知る権利はない。唯一知る方法は本人に直接尋ねるしかないだろう」
そう言われれば、仕方ない。
個人情報を軽々しく教師が口にできるわけではないのだから。
綾小路くんに頼んで、私は言峰くんに会うことにした。彼の力を借りられれば、きっとAクラスに上がることも難しくない。
何故か特別棟にいるらしい彼と合流する場所は教会になった。
正直、この時点で私はかなり精神的に参っていた。
Dクラスという評価。兄とは違う不良品。私は間違っていたのではないか、と考えたくなくて、逃げようとして言峰くんを頼ったのだ。
だから―――、
「それで、話というのは?」
「⋯⋯貴方にAクラスに上がる協力をして欲しいの」
「ふむ、何故そのような要求をするのか聞いてもいいかな?」
「私は、Dクラスに配属されたことに不満を抱いているわ。でも、それは貴方もそうでしょう? 学力の高い貴方が、Dクラスなんてプライドが許さないはず」
「⋯⋯なるほど。俺がDクラスに協力するのは構わないよ。だけど、君に協力するつもりは無い」
「なっ! どうして──―」
「それは君が本題を理解してないからだよ。そもそもの話、下された評価に不満を抱くことが間違っている。人は生きている限り、必ず他者に評価される。そして、その評価に不満を抱いてはならない。何故ならその評価は己の行動の結果だからだ」
彼の言葉に酷く動揺した。
情けないくらいに、泣き出してしまいたかった。
唇を噛んで、身体の震えを止めようとした。
「君は他者との協調を拒んだ。拒絶した。個人で全てやっていけると思い込んでいる。その時点でアウトなんだよ。日本社会が真に必要とするのは有能な個人じゃない。円滑に物事を進められる集団だ。確かに有能な社員は出世出来るだろう。だが、その有能を君は履き違えている」
「⋯⋯」
「社会が求める有能な人間は協調性がある集団を引っ張れる存在だ。後方から指示するだけのボスはいらない。先頭に立って集団を率いることが出来る人間を有能な人間というんだよ。君は当てはまらない。この学校は学力だけが高い生徒ではなく、周りに溶け込め、協調することができ、それでいて頭の良い人間を排出したがっている」
「私は⋯⋯」
「君は孤高を目指しているようだが、それでは人はついていかないし、何より君を異物として排除しようとするだろう。君は嫌われ者の部下を出世させようと思うかい?」
あぁ、きっと彼の言葉は正しい。
私がやってきたことは、全て無駄だったのではないか、そう思う。兄という目標に追いつくためにやってきたことは、間違っていた。
―――私は、不良品だったのだ。
「君はこのままじゃ就職なんて出来ない。出来たとしてもやっていけない。個人業なら大丈夫だろうが、大手企業なんかだと受け入れられない。有能な個人というのは周りに認められて初めて存在を許される。今の君はきっと許されないだろう。排他されていくだけだ」
「それでも、私は」
「君の行動の結果が今の評価、Dクラスという評価。君は孤高なんかじゃなく、ただ独り善がりな異端者。例え、俺が君に協力したとして、Dクラス全体は君の意見を受け入れない。つまり、俺や平田を経由する指示になるだろう。それは果たして君の実力と言えるだろうか?」
「──―ッ!」
「結局、一人では何も出来ない。その時点で君は孤高なんかじゃなく孤独なんだ。だから俺は君に協力はしないよ。でもDクラスには協力するさ。仲間だからね。君は何もせずにただ孤独でいればいい。それが君の評価なんだから」
心が折れた音を聞いた。
私の内側から聞こえた音だ。夢が崩れ去り、憧憬が消え去っていく。灰のように風に吹かれて見えなくなる。
涙を堪えるのが限界で、でも逃げ出すことも出来なくて。
本当に自分が情けなくて、許せなかった。
「堀北、孤高と孤独は似て非なるものだよ。何も仲間を頼れ、と言っているのではない。君の感情が許さないことを無理強いするのは酷な事だ。利用すればいい、信頼なんて二の次だ。君が孤高を目指すのならば、先導者ではなく、支配者として在るべきだ。思考を把握し誘導する、他者からの信頼を勝ち取る、カリスマ性が君には足りない。他者から下された評価に不満を抱く前に、覆そうとする意志が今の君にはない。この程度で挫折するようでは社会に出たところで何も出来やしないんだ。なら、堀北鈴音はこのまま孤独な少女として何もしない方が身のためだよ」
「―――」
そんな言葉を皮切りに私は走り出していた。
みっともなく涙を零しながら、顔を上げることもせずに逃げたのだ。
Dクラスという評価、茶柱先生の指導、言峰くんとの問答。短い期間で積み重なった感情が爆発した。追い討ちをかけるように続けられた在り方の否定。私が目指していた孤高の履き違え。
仕方の無いことだが、プライドの高い私にとって最も屈辱的だった。何より、その言峰くんの言葉や下された評価に納得してしまったが為に抑えられなかったのだ。
私は自室にこもり、泣いた。すすり泣いた。
誰かに相談することも出来ない。それもそうだ、そんな生き方を選んだのだから。今更になって後悔が襲ってくる。
やっぱり、私は兄のようにはなれないのだ。
ふと、言峰くんの言葉が脳裏に蘇った。
彼は私を貶していたように感じていたが、その節々からは叱咤激励が表れていた。もしかして、私の成長を促してくれていたのではないか。
そう考えて、私は決意した。
そうだ、ここで立ち止まっていては意味が無い。これまでの道を否定しない為にも、私の目標に追いつくためにも、歩みを進めなくてはならない。
その為にやるべき事はまずクラスから認められること。信用されることだ。
これまで散々関わりを避けてきたのだから、難しいだろう。
それでも言峰くんに認められるには、それしかない。
そう、いつしか言峰くんは兄と同じ、私の憧れとなっていた。
1
私はなんとか須藤くんたちを赤点から拾い上げた。
手を差し伸べ、どん底から這い上がる手伝いをした。野蛮な彼らに勉強を教えるのはかなり大変だった。
でも、根気強く続けていると、いつしか彼らも真面目に取り組むようになった。その中でも須藤くんの変貌は凄まじいものだった。下手に私が言葉をかけるよりも、行動することで変えられたのだ。
達成感と共に、これで言峰くんに認めてもらえるのではないか、そう考えてしまった。
彼に褒めてもらえれば、そんな考えを振り払う。私は褒めてもらいたいわけじゃない。彼に指導者として統率者として認めてもらいたいだけなのだ。
だから、言峰くんから須藤くんが暴力沙汰を起こしたと聞いた時は血の気が引いた。
私が救った須藤くんが、Dクラスに迷惑を掛けたのだ。これでは言峰くんに認めてもらえない。それ以上に、裏切られたという精神的ショックが大きかった。
呼吸を整え、教会の応接室へと向かう。
そこで須藤くんの謝罪を受け、私は彼を許した。確かに手が早いのはいけない事だ。でも今回に限っては彼に非はない。むしろ通り魔に巻き込まれた感覚に近いだろう。
相手がCクラスの龍園くんであると聞き、何かしらの対策を練るために私は行動を開始した。
特別棟に向かうと、綾小路くんと共に現場確認を行う。
やはり、監視カメラはなかった。
「⋯⋯監視カメラはないな。と、すれば今回、Cクラスに訴えられたらほぼ詰みの状況となるわけか」
「そうね。実際に須藤くんは殴ってしまっている。圧倒的に不利だわ」
「だが、士郎は既に目撃者に検討をつけているらしいな。なにもただ負けるというわけではないだろ」
「目撃者がDクラスの生徒だった場合、証拠能力は著しく下がるわ。でっち上げているようにしか感じないし」
「と、すれば訴えられないようにするしかないわけだ」
綾小路くんは嘆息していた。
そうだ。私たちは崖っぷちまで追いやられている。折角、中間試験を乗り越えたというのに、このままじゃ須藤くんがクラス内の反感を買いかねない。
私がリーダーとして纏める所の話ではなくなってしまう。そんなことがあれば、兄さんにだって、言峰くんにだって認めて貰えないかもしれない。
「―――監視カメラがないのをCクラスは知っていた」
「え?」
「監視カメラの存在は今回の問題を大きく左右する。前提として存在するんだ」
「何を⋯⋯」
監視カメラ。
綾小路くんは真剣な表情でそう呟いた。
そう、今回のキーは監視カメラだ。
Cクラスは監視カメラがないのを知っていて、それを利用するために特別棟に須藤くんを呼び出した。全ては監視カメラがない、という所から始まっている。前提がそうなのだ。
つまり、それを覆すことが出来れば、訴え自体を取り下げることも⋯⋯。
「それにしても、ここは暑いな」
「そうね。長居すると熱中症の危険性があるわ」
「ひとまず移動するか」
私は綾小路くんの意見に同意し、特別棟を出た。
それからひたすら考える。
全てを覆す、その方法を。
それを思いついたのは、審議会が刻一刻と迫っていた時だった。
起死回生の一手。不安材料は多い。不確定要素の塊。それでも、無駄なことでは無いはず。
言峰くんたちに相談してみてから、実行に移すかどうか考えよう。
「対策を思いついたのっ!?」
「声が大きいわ櫛田さん。Cクラスに聞かれたら意味がなくなってしまう」
「ご、ごめんね堀北さん。驚いちゃって」
放課後。
審議会が残り三日に差し迫った頃。教会の応接室で私は言峰くんたちに思いついた対策を語った。
「対策? 情報提供者を募る以外に何かわかったのかい?」
「ええ、平田君。正確にはCクラスに訴えを取り下げさせる方法よ」
「訴えを取り下げさせる? 説得じゃ無理だって話だったよね? どうするつもりなの?」
「櫛田さんの言う通り、説得は無理ね。だから、相手を騙すことにしたの。特別棟に監視カメラがないのは確認済みよね? そこに彼らを呼び出して偽物の監視カメラを見つけさせる。後は学校側が真実を知っていて、私たちがどんな行動を取るのかを見ている、なんて話せば勝手に取り下げてくれそうだもの」
「そんなの上手くいくかい? 騙されそうにないと思うんだけど」
「あそこはとても暑いわ。先に呼び出しておいて5分10分待たせておけば苛立ちや暑さによって正常な判断力を保てないはず」
お世辞にも今回の事件の当事者たちは頭が良いとは言えない。あくまで策を練っているのは龍園くん一人だと思うし、彼らは脳死で命令をこなしているだけの駒だろう。
言峰くんはどう思ってるのだろうか。私は不安になりながらも、優雅にソファに座って珈琲を飲んでいた言峰くんへと視線を向ける。
視線に気づいた彼は穏やかな笑みを作って口を開いた。
「そうだな、少なくとも俺はやってみる価値はあると思う」
「ありがとう言峰君。貴方にそう言ってもらえれば心強いわ」
「だが、確実性に欠けるな。もし失敗すれば、龍園は隙を見せなくなるだろう。リスクが大きい作戦だ。その後に支障が出るからな」
「ええ、そうね。そこは私も理解してる」
「⋯⋯ふむ、石崎は裁判に詳しいだろうか?」
「? 私が見た限りではそこまで知性のある生徒には見えなかったわ」
「なら、嘘の訴えや証言は偽証罪にあたる、なんて嘯いてみれば彼も取り乱すんじゃないか? 暑さや苛立ちによる判断力の低下、そこに監視カメラの存在、そして嘘の訴えは懲役三年又は十年に相当する。ここまで言えば最早恐怖から訴えを即座に取り下げそうなものだがな」
「なるほど、偽証罪ね。詳しく知っていれば偽証罪が適応されるのは第三の証人だけと分かる。どちらにしろ失敗するのなら、この手はマイナスにはならない」
「ああ、失敗する恐れのある作戦なら少しでも成功の為に尽くした方が懸命だろう。それに、もし失敗しても既に裁判で勝てる方法を用意はしている。安心して君の作戦を試してみるといい」
「⋯⋯ありがとう」
こんな短時間で更なる策を思いついたの?
私の策以上に相手の不安を煽る作戦だ。高校生で法律に詳しい人間など少ない。それに、懲役がある、なんて伝えられれば石崎くんでなくとも心が竦むはずだ。
やはり、彼は凄い人だ。
兄さんに並ぶ、人に信頼され、人を信頼し、誰かに手を差し伸べることも厭わず、その手から取り零すことも無い。言峰くんは完璧なリーダーの素質を持っている。私なんかより遥かに優れた統率者だ。
でも、彼は私や平田くんなどのサポートに回っている。どういう思惑かは想定出来はしないが、なんとなく私たちの成長を促してくれているのではないか、と思ってしまった。
「もし、貴方に協力して欲しいと言えばついてきてくれるのかしら言峰君」
「⋯⋯やめておいた方がいい。龍園は俺や櫛田、洋介を警戒していると思う。石崎も俺たちの姿を見れば話す機会もなく逃げ出す可能性が高い。だから、比較的人に知られていない堀北と清隆が適任だ。堀北一人だけだと錯乱した石崎が攻撃してくる可能性もあるから清隆を連れていくといいだろう」
「オレ、堀北の肉壁なのか?」
「すまないな仕事を押し付けてしまって。俺や平田は動けない。だから清隆、お前に手を貸してほしいんだ。友人として、Dクラスの一人として仲間を助けたいと思っている」
「是非協力させてくれ堀北!」
「綾小路君、どうしたの貴方。やけにテンションが高いわね」
綾小路くんの態度に瞠目してしまった。
普段の眠たげで抑揚のない口調からは考えられないほど、活気に満ち溢れた返事。何故かは分からないがやる気になってくれるのであれば、悪いことではない。
それよりも、今、言峰くんは否定しなかった。
つまり―――、
「今回は協力しない、とは言わないのね」
「そうだな。今の堀北には手を貸すに値すると判断した。君もDクラスの仲間だよ」
「⋯⋯そう」
目尻に熱いものが走った。
醜態を晒さないように涙腺をキツく締め、顔を伏せる。
ああ、彼に認めてもらえた。
兄さんに最も近い存在。私が目指すべき生徒。
まだリーダーとして認めてもらったわけじゃない。あくまで仲間内としてだ。
それでも、嬉しさは留まることを知らなかった。
言峰くんたちと別れたあと、時間を経て、涙がこぼれ落ちる。成長を感じる。報われた気がする。
今、進んでいる道は間違っていなかった。
―――私は、今度こそ正しい道を歩めている。
2
――― お前が目指すべきAクラスの完成系が言峰士郎だ。学力、知性、身体能力、判断力、協調性、その全てが秀でた存在。そしてカリスマ性をも持ちえている、正に完全無欠と言っていい生徒だな。本当に高校生なのか疑うレベルだ。
――― それは君が本題を理解してないからだよ。そもそもの話、下された評価に不満を抱くことが間違っている。人は生きている限り、必ず他者に評価される。そして、その評価に不満を抱いてはならない。何故ならその評価は己の行動の結果だからだ。
――― 君の行動の結果が今の評価、Dクラスという評価。君は孤高なんかじゃなく、ただ独り善がりな異端者。例え、俺が君に協力したとして、Dクラス全体は君の意見を受け入れない。つまり、俺や平田を経由する指示になるだろう。それは果たして君の実力と言えるだろうか?
――― 堀北、孤高と孤独は似て非なるものだよ。何も仲間を頼れ、と言っているのではない。君の感情が許さないことを無理強いするのは酷な事だ。利用すればいい、信頼なんて二の次だ。君が孤高を目指すのならば、先導者ではなく、支配者として在るべきだ。思考を把握し誘導する、他者からの信頼を勝ち取る、カリスマ性が君には足りない。他者から下された評価に不満を抱く前に、覆そうとする意志が今の君にはない。この程度で挫折するようでは社会に出たところで何も出来やしないんだ。なら、堀北鈴音はこのまま孤独な少女として何もしない方が身のためだよ。
―――Dクラスになったと聞いたが、3年前と何も変わらないな。ただ俺の背中を見ているだけで、お前は今もまだ自分の欠点に気づいていない。この学校を選んだのは失敗だったな。
―――お前には上を目指す力も資格もない。それを知れ。
―――俺は正しく会長より堀北を評価している。突き放すだけが全てじゃないですよ堀北会長。貴方が間違っていたことを、俺が証明してやる。
―――なら、足掻いて見せろ鈴音。お前が下された評価を覆せ。
―――堀北、お前ならできる。今のお前は間違ってなんかいない。だから泣くなよ⋯⋯。
―――シェロは先を見据えることに関して、卓越した観察眼を持っている。本当の意味で君が認めさせたいと思うのなら、君がシェロに勝たなければならないよ堀北ガール。その時が来るのが楽しみだねぇ。
――― 今の堀北には手を貸すに値すると判断した。君もDクラスの仲間だよ。
―――堀北、今回の特別試験、言峰士郎から目を離すな。
―――特別試験では君を司令塔に置くことにしよう堀北。頼んだよ。堀北会長に認めてもらいたいのだろう? この機を逃すな。君ならできる。
――― だが、結局Dクラスを率いることもできてねぇだろ? カリスマ性はあるがな。
――― だからDクラスなんだよてめぇらは。
ねぇ、言峰くん。
「―――私は、まだ間違ったままなのかしら?」
堀北は言峰に異性として好意を抱いている訳じゃないです。
龍園や坂柳が節穴なのではなく、現状において彼ら目線で言峰士郎はマジで何もしてないんですよね。学力や身体能力が高いだけで、Cクラスの時も何かしたわけでもなく、本当にただの神父やってただけ、という認識が彼らの中では強いですね。
一番言峰くんを警戒しているのは茶柱先生です(
ダメだ時間が無くて感想返せないです⋯⋯。
もうしばらくお待ちを。ほんとごめんなさい。
所属するならどのクラス?
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絶対王者坂柳が率いるAクラス
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一之瀬率いるみんな仲良しBクラス
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龍園が支配する暴力帝国Cクラス
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堀北がまとめる闇鍋魔境Dクラス