ようこそ愉悦至上主義者のいる教室へ   作:凡人なアセロラ

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もし勘違いさせてしまっていたら申し訳ないのですが、坂柳と言峰のチェスは1度しか行われていません。
自分の書き方が悪かったですね。申し訳ない。

はい、VS坂柳(後編)です。


カーストルーム(原作四.五巻)
坂柳有栖の■■


 

 ラケットがボールを打ち返す。

 その度に軽快な音がコートに響いた。

 

 オレは今、幸せの絶頂にいるのかもしれない。ここまで満たされる時間は己の人生を振り返っても一度としてなかった。

 今ならこの照りつける太陽を受け入れる所か抱擁してやりたいくらいだ。

 

「やるねっ士郎!」

 

「君もな洋介ッ!」

 

 夏休み。無人島試験、優待者試験。二つの特別試験を乗り切り、勝利と敗北の両方を得たオレたちは学校の施設の一つを借りて、テニスをしていた。

 何でも、士郎が使用の許可を取ってくれたらしい。やはり優等生というのは教師陣に顔がきくのか。素晴しいな。

 

「そっちいったよ清隆っ」

 

「―――任せてくれ」

 

 俺の元に流れてきたボールを打ち返す。ぱすん、と張り詰めたネットが振動するのがラケット越しに伝わってきた。

 ボールが士郎の隣に立つ神崎へと向かう。

 

「フンッ!」

 

「あっ」

 

 鋭い返球にオレはボールを返し損ねてしまった。

 これにてゲームセット。士郎、神崎ペアの勝ちだ。

 

「よし、ナイスだ神崎」

 

「ポイントのほとんどは言峰の功績だろう」

 

「そういうな。君がいなければこうはいかなかった」

 

「確かに、平田も綾小路も初心者とは思えないほど上手だな」

 

 互いに勝利を褒めたたえ合う士郎と神崎から視線を外し、ボールの行方を追う。

 コロコロと壁に跳ね返ってきたボールはオレの足元で止まった。

 

「惜しかったね」

 

 洋介が額から流れる汗をテニスウェアで拭いながら歩み寄ってくる。鍛え抜かれた腹筋が露になり、観客席の方から女子たちの黄色い悲鳴が聞こえた。

 

「すまん、取り損ねた」

 

「今のは僕でもちょっと厳しかったかなぁ」

 

「そうか? 洋介ならいけそうだが」

 

「どうだろう、士郎なら余裕そうだけど」

 

 苦笑しながら洋介が零した。

 まぁたしかに士郎なら余裕だろう。優待者試験の際に見た限り、あの恵体ならば、世界だって狙えそうだ。本気出して無さそうだしな。

 

「それに、何だか背が伸びたよね」

 

「⋯⋯あぁ、五センチほど高くなったんじゃないか?」

 

「そんなにすぐ伸びるものなのかな」

 

「士郎はびっくり人間だからな。何があっても不思議じゃない」

 

「なにそれ」

 

 洋介が堪え切れないといわんばかりに噴き出した。

 が、士郎の背は伸びたわけじゃない。元から高かったのを何かしらの方法で低く見せていたのだろう。その原理まではオレには分からなかったが、そのような節はあった。

 

「洋介、清隆。少し休憩しよう」

 

「そうだね。水分補給しておかないと」

 

「倒れたら困るな」

 

 士郎の提案に賛同し、オレたちは休憩することにした。

 

 それにしても、これが夏か。

 ホワイトルームにいた頃とは違う。青春を感じる。

 

 親友や他クラスの生徒とこうして共にスポーツに励み、切磋琢磨する。夏休みって素晴らしいな! 

 この高揚感は人をおかしくさせる。全校集会で校長の長話の途中で叫び出したくなる感覚に似ているのかもしれない。

 

 流石に違うか⋯⋯。

 

 

 

 /1

 

 

 

 屋根の下での休憩中。

 今回集まったメンツはDクラスから士郎、洋介、佐藤、軽井沢、篠原などといった大抵一緒に遊ぶイツメンというやつだ。軽井沢が孤立しているという話だったが今はそんな風には見えない。女子って怖いな。

 他にはBクラスから一之瀬や神崎、そして士郎が紹介してくれた友人であるCクラスの才女、椎名である。他にもBクラスの生徒が沢山いるが生憎名前を知らない。

 

 各々が日陰でだべっている。士郎の隣には佐藤や王、みーちゃんがいるし、洋介の周りには篠原たちがいる。間に入って邪魔をするような気概は流石にない。というか顰蹙を買いそうだしな。

 かと言ってBクラスの面々の輪に入れるほど親しい生徒はいない。ということでオレは消去法で椎名の隣に腰を下ろした。

 

 椎名は読んでいた本から視線をオレに移す。オレはタオルで汗を拭いながら視線を合わせた。

 

「意外です。綾小路くんはスポーツが得意だったのですか?」

 

「得意という訳じゃないが、まぁ体を動かすのには慣れている」

 

 入学当初は運動能力を隠そうとしていたが、士郎たちに合わせる為には程々に実力を発揮しなければついていけない。そういうわけで運動が得意な帰宅部、程度には留めている、よな? 

 

「確か椎名は苦手だったんだよな」

 

「はい。恥ずかしい話ですが運動はからっきしで。本の虫と言われるくらいには引きこもることが多いせいですかね」

 

「まぁ得手不得手は誰にでもあるだろう。オレも椎名みたいに勉強ができるわけじゃないしな。それに、将来的に運動能力が求められる職業というのも限られてる。そう気にすることでもないと思うが」

 

「そうでしょうか、そう言って貰えると助かります」

 

 椎名は開かれた分厚い本で顔を隠しながら微笑んだ。まるで深窓の令嬢を彷彿とさせた。

 よく見れば暑さのせいか頬が僅かに上気している。日陰でもこの暑さだと普段外に出ない椎名にはきついのだろうか。

 

「綾小路くん、そんなに見つめられると少し照れます。私の顔に何かついてますか?」

 

「悪い。そんなつもりじゃなかったんだ」

 

 目尻の下がった椎名を見て、オレは慌てて首を振った。

 

「暑くないかと思ってな。慣れてないだろう?」

 

「そう、ですね。あまり長居はできないかもしれません。折角誘っていただいたのに、申し訳ないのですが」

 

「無理に誘ったのはオレたちの方だ。たまには外で過ごすのも悪くないかと思って」

 

「確かに最近はどの生徒も屋内でしか遊んでいるのを見かけませんね。それだと少し不健康ですし、判断としては間違っていないと思います。私も外で本を読むのは嫌いでは無いです」

 

「良かった。本当は嫌だったかと心配してたんだ」

 

「いえ、言峰くんや綾小路くんは友人だと思っています。例え、ご一緒に身体を動かすことは出来なくても時間を共有するというのは楽しいものですよ、存外に」

 

 椎名の言葉にオレは感動していた。

 異性の友達というのはこれで二人目である。佐倉とも偶に士郎を挟んで出掛けたりすることはあるが、未だそこまでの仲にはなれていない。

 士郎の言っていた通り、オレと椎名は波長が合うのかもな。

 

「言峰くんには感謝しています。特定の友人を作ることなくひとりの世界にいた私に、外の世界の愉悦というものを教えてくださったのですから」

 

「そうか。士郎は良い奴だからな」

 

 オレの親友は最高だなっ! 

 ふと引っかかる言葉があった。愉悦、愉悦か。高円寺や士郎が同じようなことを何度か繰り返し言っていたな。

 そこにどういう意味を孕んでいるのかは知らないが、なにか引っかかるものがある。

 まぁ気にすることではないか。

 

「これをどうぞ」

 

 椎名が脇に置いてあったスポーツドリンクを差し出してきた。

 

「いいのか?」

 

「私はあまり汗もかいてませんし、それに綾小路くんは頑張ってましたから。そのご褒美です」

 

「負けてしまったけどな」

 

「言峰くんは勝ち負けではなく、何を得たかだと仰ってましたよ」

 

 士郎が言いそうなことだ。

 まぁこうして親友たちと青春を謳歌している以上、得るものは得ている供給過多だ。どこまで自分が恵まれているのかと思うと怖くなってきた。

 もしや明日事故にあったりするのか? 

 

 ⋯⋯ホワイトルームでのマイナスが帳消しにされただけかもしれないな。

 

「有難く貰うが、これ、飲みかけ⋯⋯」

 

「嫌でしたか? 私はあまり気にしないので」

 

「別にそういうわけじゃない。椎名が良いなら気にしないでおく」

 

 少しだけ減っているスポーツドリンクを傾け、数口分一気に飲み干した。汗をかいて乾ききった喉が潤っていく。

 体を動かした後に味わうこの瞬間だけでも、意味があったと思える。

 

「間接キス、ですね」

 

「―――ごぶぁっ」

 

 不意な言葉に喉を通り過ぎようとした水分が気管に入り込んだ。思わず噎せてしまう。

 

「な、なにを」

 

「ふふ、良かったです。綾小路くんもそういう反応するんですね。もっと機械的なお人かと思ってました」

 

 うっすらと頬を紅潮させながら椎名は微笑んだ。

 なんなんだこの、ラブコメのワンシーンのような感じは。

 

「すみません、少しだけ席を外します」

 

 暑さに耐えきれなくなったかのように椎名は手をパタパタと仰ぎながら本を抱えて離れていった。

 

 その背を追うようにオレは椎名を眺めていた。

 

 ⋯⋯青春を感じる。

 

「あ、綾小路くん、ちょっといい?」

 

 不意に背後から声がかかる。

 視線をやればそこに立っていたのは軽井沢だった。

 

 青春を感じない⋯⋯。

 

「どうした」

 

 椎名との落差に顔を顰めそうになったが流石に失礼だったので思い留める。

 

 なんというかオレは軽井沢に苦手意識を持っている。それもこれも優待者試験での一件のせいだ。あの時に言われた言葉にオレはかなり傷つき、それからというもの二人になるのを何とか避けてきた。

 何故かやたらと軽井沢の方から寄ってきたのには困惑したが。

 

「き、聞きたいことがあるんだけど⋯⋯」

 

 やけに挙動不審だな。それに平然と隣に腰かけている。

 やたらと距離が近いが、お前あの時オレに吐いた言葉を忘れたとは言わせないぞ。

 

 まぁここで断っても後が怖い。それに孤立していても力は健在だ。軽井沢の持つ洋介の彼女というアドバンテージは篠原たちが反感するだけでは揺るがない。女子たちも嫌々ながらも彼女の言葉には従わざる得ないのだ。

 

 つまり、不用意に下手を打つとオレの青春が破壊されかねない。

 オレは続きを促すように頷いた。

 

「その、あの、す、好きな子、とかいるのかなって⋯⋯椎名さんとか」

 

「椎名か? 仲はいいが友人程度の関係だぞ。なんで名前が上がったのか分からないんだが」

 

「で、でもなんか距離近かったし、さっきだって、か、か、間接、キスしてた、し」

 

 タジタジな軽井沢を見ていると少しからかいたくなってしまった。

 何か勘違いしているみたいだからこの際乗ってみるのも面白いかもしれない。

 

「別に間接キスくらい普通だろ? 何だ意外とウブなのか」

 

「なっ―――わ、私だって間接キスの一つや、二つくらい余裕であるし!」

 

「じゃあ飲んでみるか?」

 

「―――へ?」

 

 軽井沢は呆然とペットボトルの飲み口を見つめる。

 既に赤みを帯びた頬から顔全体へと広がる紅潮。一筋の汗が額から流れ首元を伝った。

 

 数秒の空白。

 女子たちの姦しい世間話が響く。

 

「⋯⋯」

 

 ゴクリ、と軽井沢の喉が鳴った。

 よっぽど喉が渇いていたのか? 

 

「⋯⋯」

 

 おい。

 どうするんだこの空気。

 

 この無言の間が気まず過ぎる。

 

「―――い」

 

「やっぱオレが飲む。喉乾いたしな」

 

 軽井沢が何か言う前に遮り、オレはスポーツドリンクを飲み干した。

 

「あ」

 

「ふぅ、美味しいな」

 

 目を点にしながら軽井沢が零した。

 やがて自分がからかわれていたのを悟ったのかその表情は怒りで染る。

 

「―――こ、このっ」

 

「ぐはっ」

 

 痛い。

 パンチがオレを貫いた。

 

 

 

 /2

 

 

 

「えいっ」

 

「なんのっ」

 

 それから一時間ほど。

 男子組は休憩中だ。今は女子たちがテニスラケットを片手にコートで興じている。

 一之瀬と白波を相手に、佐藤とみーちゃんが戦っていた。

 

「夏とはいえ、少しは外で体を動かすのは必要だからな」

 

 士郎がタオルで汗を拭いながら言った。

 半袖故に丸太のように太い腕が露わになっていた。普段あまり見せることの無い筋肉に女子たちは喜んでいたようだ。

 

「夏バテにだけは気をつけないと」

 

「ああ、皆には徹底して塩分と水分を摂るように言い聞かせている。しっかりと汗をかけているのがその証拠だ」

 

 日陰の下で士郎と並んで座り、女子組の試合を眺めていた。

 例の如く洋介は女子たちから離れられずにチラチラとこちらに助けてほしそうな視線を送っていたが、さしもの士郎も苦笑を返すことしかできなかったようだ。

 

「堀北とは話せたのか?」

 

「難しいな。多少なりとも今はコミュニケーションを取れているが、良好とは言い難い」

 

「そうか」

 

 堀北は余程ショックだったのか、士郎が坂柳に敗れてからずっと会話すらままならない状態だ。

 堀北の兄への憧憬は尋常ではない。オレたちが理解してやれるほど浅い因縁でもないし、何よりその根底に強く根付いたものを否定してやることも出来ない。

 

 堀北にとって士郎は道標であった。目標であった。そして憧れだった。

 

 故に、自分が信じてきたものが負けたという事実を受け入れる時間が必要だ。

 

「それにしても大袈裟だと思うほどだな」

 

「仕方あるまい。彼女にとって、Aクラスに俺を上回る生徒がいることは絶望でしかないのだろう」

 

「そういうものか」

 

 自分が追い掛けている人間の格上が、倒すべき敵を率いている。

 現段階で勝てるビジョンは一切浮かばない。そもそもDクラスは士郎の運用方法を間違えている。

 本来、彼は駒として使った方が効率がいいのだから。

 

「一つだけ、聞いてもいいか?」

 

「どうした」

 

「本当はあのチェス、勝てたんじゃないのか?」

 

 その一言に士郎の笑みが深まる。

 

「どうしてそう思うんだ?」

 

「チェスは先手有利なゲームだ。後手は引き分けるのが精々。士郎が坂柳に負けるに至って、あまりにも完璧過ぎた」

 

「完璧、か」

 

「ああ、士郎は負けたというのにミスがなかった。一つもだ。なら、本来であれば引き分けられた勝負だったんだ。差し違えもなく、実力も拮抗していた」

 

 坂柳は疑問に思わなかっただろうか。

 ずっと最善手を打ち続けた士郎が負けたのだ。それに、士郎であれば全てのパターンを記憶していてもおかしくはない。

 高円寺と4デッキ神経衰弱を出来るほどだ。不可能ではないはず。

 

「オレとしてはその前のコイントスの時点でお前は後手になることを知っていたんじゃないのか、と思わざるを得ない」

 

「不可能だろうそれは。コイントスは坂柳が表と答えた後だったとはいえ、操作するなど土台無理な話だ」

 

「確かに不自然な動きはなかった」

 

「そうだろう。清隆、今日は随分と要領を得ない話をしてくる」

 

 士郎は楽しそうだった。

 笑いながら、疑うオレに怒りを抱くことなく接している。

 

「すまない。はしゃぎすぎたか」

 

「気にするな。俺もよくある」

 

「そうは思えないけどな」

 

「ふふ、清隆も随分と遠慮なく言ってくるようになったな」

 

 何を言ってるんだ。

 オレたちは魂の友、ソウルブラザーだぞ。前世から親友だったかもしれないしな。

 

「ブラザー、最後に一つだけいいか?」

 

「⋯⋯ブラザー?」

 

「ああ、間違えた。士郎、最後に一つだけいいか?」

 

 士郎が頷いた。

 オレは深呼吸して、口を開く。

 

「士郎は、何がしたいんだ?」

 

 

 

 

 

 

「どうだ、ろうな。俺は何がしたいんだろうか」

 

 視線を下に落とし、考える。

 入学当初は己の愉悦しか見ていなかった。あのクソ神父に説かれ、六助に誑かされ、彼女が死んで、両親が消えた。

 それからというもの、俺の中にあった困っている誰かを助けたい、という欲望。正義の味方への強い憧れが沈んでいった。

 

 だから、ここに入学するまで至る所で至る人間に、至る苦しみを与えた。全ては自分のため、究極的な自己愛を貫く為に。

 それで良かった。良心はとうに捨てきれていたはずだったんだ。

 

 しかし、佐藤麻耶と親しくなって、自分の中の何かが崩れだした。

 

 忌々しく思い、完全に葬ったはずの、善人としての言峰士郎が顔を出す。いや、あれは三上士郎(正義の味方)だ。

 

 俺が何よりも嫌う俺だった。

 

 最早、矛盾した欲望を抱えたまま、ここまで来てしまった。

 もう引き返せない。今更引き返す気もない。

 

「そうだな、困っている人を苦しめたい(助けたい)んだ、きっと」

 

 今やるべきことは、兼ねてより準備を重ね、ようやく始めるに至ったことだ。

 坂柳有栖。俺をチェスで破った少女の顔が脳裏に浮かぶ。

 

 その顔が歪む様を拝めるのもあと少しだ。

 もう、ひと我慢。

 

 それですべてが報われる。

 一度始めてしまえば、止まることなど、できない。

 

 

 

 

 

 高度育成高等学校学生データベース

 

 氏名︎︎    言峰士郎

 クラス   1年D組

 学籍番号  ■■■■

 部活動   無所属

 誕生日   4月15日

 

 評価

 学力A+

 知性A+

 判断力A

 身体能力A+

 協調性A+

 

 面接官からのコメント

 高校一年生とは思えない能力を持つ。受け答え、自信、表情全てが高水準であり、保有するカリスマ性は我々を魅了するほどだった。

 ―――閲覧規制―――

 Dクラスとする。

 

 担任からのコメント

 非常に良くできた生徒です。入学初日にクラスでの立ち位置を確保し、教師陣への売り込みも完璧でした。彼一人いればどんな集団も円滑に回せることでしょう。又、彼が教会の管理を申し出てくれたおかげで助かっており、契約としてPPを与えています。

 

 

 

 

 





櫛田さんはどうしていないのだろう。呼ばれてないのかな?(白目

感想どんどんください。乞食です。
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