【リレー小説】ボクカノ   作:リレー小説実行委員会

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代用を用意するのは実は面倒だったり (Mr.エメト 作)

 

 

吐血してて倒れた教授はどうにか立ち上がるが……。

 

"ハルキくんと巌くんに着てほしかった……"っと、文句を言ってたが、まだ言うかとハルキは後頭部に拳骨を食らわせた。

 

「しかし、悪魔が使ってくる魔法や技は防ぐことはできないから、そこは十分に気を付けたまえよ。

 ……………調子に乗って死亡したら、それはそれでいいかな」

 

「ドサクサに紛れて酷いことを言うね……、この人……」

 

なにはともあれ、二人分の生存率が上がったので、探索を再開。

とまぁ……ここまで運よく、悪魔に見つからずに30階層に辿り着いたハルキ一行。

 

「大きな部屋に出たな」

 

警戒しつつ、奥へと進むと…………青銅で出た牡牛の頭を持つ像があった。

 

「これは……牡牛の像………?」

 

「なんだろ? アクマたちがぎしきにつかってたものかな?」

 

「そうか、ここでお祭りごとをしていたのデスね!!」

 

「こんな塔で、そんなことするわけないだろ」

 

「わかりませんヨ!?浅草の神輿、竿灯祭り、ねぶた祭りと色々なことをしていたかもしれまセン!!」

 

「いい加減、そういうのから離れろや!!お祭り娘!!」

 

ハルキとブリトニーがぎゃいのぎゃいのと騒いでいると………。

 

【人間か……?】

 

「おお、喋りましタ!?邪神像かと思いましたガ!!」

 

【サムライかぶれ女子よ、あながち間違いではないが、我が名はモロク。

 この階層の主にして、炉の魔王である】

 

「ま、魔王………」

 

遂にというか、魔王に遭遇。

こうして言葉が喋れるし、問答無用で襲い掛かってくるようなタイプではないようだ。

モロクと呼ばれる悪魔は今度はハルキの方を見て、

 

【それにしても………そこのゴスロリ服を着た人間よ。

 悪魔の我でも驚くほど、いや………退くほどの詐欺を重ねてきたようだな。

 お主、人間なんかやめて悪魔になった方が似合うと思うぞ】

 

「誉め言葉なのか、貶しているのかどちらなんだよ………」

 

しかし、これ以上の罵倒な反論したら猛牛の如く怒りそうなので、グっと耐える。

相手がウシっぽい悪魔なだけに。

 

「あ、あの………僕たち次の階層に上りたいんだけど、ダメ……?」

 

「おまっ!?厳!!なにバカなことを言っているんだよ!!」

 

首元をつかんで揺さぶるが、モロクがふむっ、と発言した。

 

【ここを通りたくば、我に贄を捧げよ。

 人間が一番だが、別のものでも構わぬぞ。

 だからと言って、無機物はダメだ。動物でなければいかん】

 

役に立ちそうにない物でも焼こうかと思ったが、モロクの注文に舌打ちしそうになる。

下手に機嫌を損ねたら自分たちが薪になりかねない。

 

「わ、わかった。何か燃やせるものを用意して来るよ」

 

とりあえず距離を置いて、作戦会議をする。

 

「さて……あの悪魔をどうやって、満足させるかだが」

 

「ハルキくんハルキくん? あのアクマさん、もしかすると大物クラスかも。すごいぱわーをかんじるの」

 

「ああそうかい。どっかの誰かにiPhone壊さなければ、召喚してなんとかできたのにな」

 

ジロッと愛叶を見るが壊した本人は下手な口笛を吹いて、とぼけている。

こいつをモロクに捧げようかと考えたが、それは絶対にやめよう。

 

「それじゃあ、いっかいきょーじゅのところに戻って、きいてこよっか? あのアクマさんについてのこと」

 

「え゛っ!?

 まーた、変な事させられそうだが……背に腹は代えられないか、嫌だけど。

 ………最悪、教授を贄にすればいいかな」

 

仕方ないので、道中見つけておいたワープ装置を使って………教授のところへ。

 

【しかし………あの者たち、サキュバスがいるのに気が付いてないのか?

 まあ、どちらにせよ。言わぬほうが、良いか。その方が面白い】

 

真実は告げないようだ。

やはり、こういうところが悪魔、なんだろう。

 

 

 







 エメトさま、執筆お疲れさまでした♪

 イベント発生! この【炉の魔王モロク】のエピソード、なにやら色々出来そうな感じです!
 ハルキたちはこのお題を、いったいどう切り抜けるのか? 腕の見せ所ですな♪

 ではでは! 5番手ありがとう御座いました♪ エメトさまお疲れ~い!



 ◆ ◆ ◆


今回はボリュームは少ない感はあるかも知ませんが、ハルキの黒いところをかけたかなーっと思います。
また、次回も頑張ります

(Mr.エメト)
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