【リレー小説】ボクカノ   作:リレー小説実行委員会

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これはコメディだ…!! 誰が何と言おうとコメディなんだ…!! (砂原石像 作)

 

 

 御伽噺に出てくるお姫様。液晶に映るムービースター。アニメに出てくるミラクルヒロイン。

 

 

 瀬川ハルキは物心ついたときから、美しいものに憧れていた。

 特に女の子が好むものを好む傾向にあった。

 そして、幸運にも憧れたものになるための絶対条件である美貌に恵まれていた。

 女の子みたいな。いや、そこらの女の子の何段階も優れた美貌をもっていた彼は親によく女の子の服を着せられていたし、本人もそういう服を好んで着ていた。

 

 

 しかし、男の子なのに女の子のような趣味を好む彼の個性は周りの子供から見たら異常に見えた。

 彼が周囲から疎外されるのに時間はかからなかった。

 その時になって初めてハルキは自分が”異常”であることに気がついた。

 であるなら、彼が”普通になりたい”という願望を持つのは当然のことであった。

 

 

 自分の中から女らしい要素を取り除き、男らしい要素を付け加える。

 これが彼の”演じる”という才覚の始まりであった。

 

 

 女の子のような服は着なくなった。男の子が好むような趣味にハマった。女子を馬鹿にするようになった。

 彼が男らしくなっていくうちに、男友達が増えた。

 

 

 中学の頃であった。

 思春期を迎えた子供たちは二次性徴を迎えて大きく変化する時期である。

 瀬川ハルキは期待した。

 二次性徴が来たのなら、自分はもっと大きく、もっと筋肉がついて、もっと男らしくなる。

 そうすれば、女らしいという自分のコンプレックスはなくなってくれる。と。

 

 

 彼の現在を知る人間なら、その願いが叶わないことがわかるだろう。

 

 

 

 

 そして、彼は再び周囲から”浮いた”。

 

 

 男らしくない女性的な”美しさ”を持つ容姿、筋肉のつかない細い体。テノールやバスが出ない、アルトみたいな地声。

 

 

 二次性徴を迎えるクラスメイトの男子の中で、彼は異常に浮くことになった。

 

 

 別にそれ自体は耐えられた。小学校のうちに慣れていたから。

 しかし、思春期を迎えた環境での”それ”は徐々に彼にとって耐え難いものとなっていった。

 

 ”性的ないたずら”が彼に行われるようになった頃。

 彼の心は折れた。

 

 

 彼は何年もの間、自宅に引き籠り、自分が女みたいに生まれたことを呪い続けた。

 その過程で、元からひねくれていた彼の心はねじれ歪み。

 

 

 _____何を血迷ったのか。もういっそ、女装して生きたほうがいい。と開き直った。

 

 

 たちの悪いことに、”女装している自分”に価値があることを自覚し、それを活かして男を騙すことを趣味にし始めた。

 

 

 自分よりも優れた男、自分よりも男らしい男、あのとき自分を苦しめたクラスメイトと同じ世代の少年。それらを騙して捨てるのが何よりも愉しかった。

 

 

 それが瀬川ハルキと言う人間のこれまでの人生。

 

 

 前世も当世も。彼は普通の人間とは違う”異形”を持ち、周囲から迫害されて生きてきた化け物だと言えるだろう。

 

 

 

 さて、そんな彼の人生において“山本山愛叶”はどんな立ち位置にあるのだろうか?

 

 

 ダンジョン・バベル第31階層。

 

 炉の悪魔モロクの手によって、自分が人間じゃないとバレてしまうことを恐れた山本山愛叶は、一人でダンジョンの上層へと向かっていた。

 無我夢中で走ったのか、息が上がる。思わず、石につまずき、涙目になってしまった。

 

 悪魔が至近距離にまで違づいてきたのを見て、思わず頭を抱えて伏せる。

 

 

 ____だが、彼女が恐れることが起こることは無かった。

 悪魔は蹲る彼女を一瞥すると、つまらなそうに顔を背けその場をあとにする。

 

 

 その悪魔の反応を見て、彼女は自分の正体を突きつけられた気持ちになった。

 

(やっぱり…あくまにはわたしがサキュバスだってこと…わかっちゃうんだ・・・)

 

 

 ハルキたちとバベルを登っているときに彼女が気づいたことがある。

 悪魔が同族を襲うことはあまりない。ということ。

 無論、それは絶対ということはない。悪魔同士での戦いを好む種族や個体もいて、必要に迫られて悪魔を襲撃しようとする場合、人間と悪魔の区別がついていない知能指数の低い個体は、”人間と行動した裏切り者”を始末しようとするケースもある。

 

 

 だが愛叶は、人間であるハルキやブリトニーや巌と比べると悪魔に狙われることは少ないのだ。

 

 

 それが意味することは”悪魔には人間と悪魔の判別がつく”ということであり、そして_____

 

 

『この場に足を踏み入れた時点で、貴公らはもう”人”とは呼べぬ。このバベルが発する力により人ならざるものへと変貌しているのだよ_______』

 

 

 _________仲間たちが、いずれ愛叶の正体に気づくだろうということだ。

 

 

 だから離れた。

 彼女が人間と違うということがバレてしまえば。いや。

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

(それだけはイヤ!!)

 

 

 サキュバス。男の精を喰らう悪魔。

 つまり、サキュバスであることは自分の正体がエロモンスターだということを知られるということ。

 自分がサキュバスだと明かすことは「私は一族単位のクソビッチです」とカミングアウトすることに等しい。

 

 

 これはサキュバスに生まれながら、人間並みの羞恥心を持つ彼女にとってどう考えても耐え難い。

 

 

「どうしよう…きっと私がサキュバスなの、ばらされちゃったよね…。私が……だって知ったらきっとみんなは……ハルキくんは……」

 

 

 物陰にうずくまる。

 

 

 これからどうしようかと考えても答えは出ない。

 

 

 けれど、彼女が一人このダンジョンにとどまって生きることはそう難しいことではなかった。

 何せ、最大の強敵である悪魔は、自分に襲いかかることはそうそうないことなのだから。

 時々来る、悪魔の襲撃を躱して、トラップに気をつければ、彼女一人で生きていくには充分だろう。

 

 

 ただし_____

 

 

「へえ…珍しいね…人間並みの力しかない悪魔なんて…しかもサキュバス…これは()()()()()()♡」

 

 

 _____ダンジョンに潜んでいる危険が悪魔だけとは限らない。

 

 

 

 

 

「ほう…人間ではありえない耐久力ね…腐っても悪魔なのかしら?」

 

 

「う…いたい…」

 

 この現場の状況を簡潔な言葉である表すとするなら、狩り場というのが正確といえよう。

 

 

 獲物はサキュバス。

 狩人は魔女。

 

 

 サキュバスはまるで人間の女の子のような姿をしている。

 

 

 その魔女はまるでファンタジーに出てくる妖精や悪魔をそのまま人間に落とし込んだような。妖艶な雰囲気のある美女であった。

 ルビィのような宝石はまるで血のような光を放っていた。

 緑色の長い髪と目の下にある泣きボクロは妖艶さを増幅させているかのようだ。

 長身でグラマラスな体を包む濡羽色の長いローブと頭に乗った黒いとんがり帽子。そして、宝石のついた禍々しい杖は彼女が魔女であることを表している。

 

 彼女を追い立てる魔女の名前はエスメラルダ。

 魔法組織・ミストラルのトップの娘にして組織の№2。

 

 そして、レズにして極度のサディスト。

 

 

 彼女は好みの女を一方的に虐めて快楽に耽る邪悪である。

 

 

 ダンジョン内で女性が大量に死ぬ事件。

 その大半が、この魔女に()()されたからに他ならない。

 

 

 そんな彼女が、うら若い自分好みの女。しかも、自分たちを苦しめてきた悪魔の同類を見逃すはずが無かった。

 

 

「いや、これは着ている服のおかげね…体のラインがすっごくそそる。サキュバスにはお似合いのえっちい服…()()の産物なのは少し気に食わないな…脱がすのも楽しそうだけど…そうだ!!」

 

 

 そういうと、彼女は手を愛叶の方に向け、手のひらに魔力を集める。

 集まった魔力は、おおよそバランスボール一つ分の大きさの球体となる。

 

 

 その魔力の球体を愛叶に向けて射出した。

 

「!? ああああああああああああああっ!」

 

 

 愛叶は必死にかわそうとするも、左肩にぶつかり、きりもみ回転で後ろに吹き飛ぶ。

 

 

 幸い、教授が作ったスーツに身を包んでいるおかげか、大事には至ってはいない。

 

 

 エスメラルダはすかさず、手のひらから電撃のようなエネルギーを放出し、愛叶にぶつける。

 

 

 防護スーツが無ければ致命傷になりうる威力であったが、これもまた大事には至っていない。

 

 

 ただ、()()()()()()()()()

 

 

「いいねえ…思いっきり虐めても壊れないって…じゃあ、もうちょっとだけ強くしてみようか…」

 

 

(え…今よりも強い攻撃が来るの…やだ…やめ…ああああああああああああああッ!!)

 

 

 圧縮された魔力砲が、サュバスに向けて放たれる。

 それは狙い通り、獲物に命中しサキュバスに痛みを与えた。

 

 エスメラルダは愛叶が壊れるくらいに魔法で責め続けるも、防護スーツのおかげで幸いにも、愛叶の身体に激痛が走っただけで済んでいる。

 

 

 そう。愛叶は運がいい。

 防護スーツが無ければ、一般人と変わらない身体能力しかない愛叶はすぐに壊れただろうから。

 

 魔力の弾丸がサキュバスの頬を掠る。

 

 

 防護スーツに保護されていない顔は簡単に裂け、そこから人間と何一つ変わらない赤い血が流れる。

 

 

「へえ、意外。悪魔の血も赤色なんだ。てっきり、緑色とか青色かしてるのかと思った。つまんないなあ」

 

 

「!!」

 

 

 いつの間にか愛叶の背後に移動した魔女が愛叶を羽交い締めにし、頬から流れる血を舌で舐め取った。

 

 

 愛叶は不快感と痛みに顔をしかめる。

 

 

「血が人と変わらないのなら…中身とかも人間と変わらない感じ? 今すぐに開いて確認してもいいけど…もう少し楽しんでからにしようかな?」

 

 

 羽交い締めにする力が一瞬緩んだのを感じ、エスメラルダを振りほどいて脱出する。

 

 

 だが、逃げるタイミングに合わせて打たれた魔力の塊が彼女を吹き飛ばし、ダンジョンの壁に叩き付けた。

 愛叶の肺から空気が抜ける。

 

 

「お〜っと。誰の許可を受けて逃げたのかな〜。そんな悪い子には.」

 

 

 お・し・お・き

 

 

 展開された魔法陣の中から飛び出したのは巨大な鋸のような刃を束ねた禍々しい剣であった。

 それが、魔力によってまるで嵐のように高速で回転している。

 

 それで魔女が気まぐれに床を薙ぐと、直接刃が触れていないにも関わらず、それは抉れ、破片が倒れた少女に襲いかかる。

 

 

 これを喰らえば、もしかしたら防護スーツ越しでも体が抉り取られることは確実だろう。

 もし、防護スーツで防げたとしても相当の痛みが奔るかもしれない。

 

 

 だが、愛叶は動けないでいた。

 

 

 振るわれる暴力によるダメージもそうだが、精神的な要素も大きかった。

 

 

 人間であることを散々否定され、食らったら痛いだろう攻撃を回避しながら逃げ続けた彼女の心は、これ以上の逃避を困難にしていた。

 

 

 愛叶はこれまでの“人生”を思い出していた。

 

 彼女はサキュバスとしては異常であった。

 人間並みの力。人間とは大して変わらない性欲。人間のような倫理観。

 

 

 それはサキュバスとして異常であり、彼女が人里に捨てられる要因であった。

 

 

 人間という他種族の群れの中に放り込まれた幼子が感じたのは恐怖であった。

 

 

 泣きながら同朋を探す彼女が初めて瀬川ハルキという”異形”を見たとき感じたのは、同類を見つけたことへの安堵だった。

 

 

 男なのに女の形をしたもの。

 悪魔なのに人間の形をしたもの。

 

 

 種族は違えど、両者は”異形”のものであったのだ。

 

 

 彼女の無条件の愛の始まりはそこから。

 人間社会の中で初めて見た同類を無条件で愛するそのありようは、まるでひな鳥の刷り込みのようであった。

 

 

 それからの十数年。

 愛叶はほぼ常にハルキの側に居続けた。

 

 

 そのたびに、人間と悪魔との隔たりを感じた。

 サキュバスだとバレてしまうことへの恐怖は日を過ごすごとに、月を経るごとに、年を重ねるごとに増えていった。

 悪魔という存在が表ざたになってから、それは顕著になった。もしも彼女が悪魔だとバレることがあれば、それは人間社会からの排除も伴うことになるだろう。

 

 だが、その恐怖以上に愛叶が恐れているのは、ハルキに知られることである。

 その理由は言うまでもない。

 

 

 サキュバスからも人間からも疎外される彼女にとって、瀬川ハルキは_________。

 

 

 

 

 迫りくる恐怖に彼女は目を閉ざした。

 

 しかし、その時になっても痛みは来ない。

 代わりに背中を持ち上げる腕の感触があった。 

 

 

 しかし、その手の持ち主は誰だかわからない。

 いや、この人だという確信はあった。しかし、その手の持ち主は自分の身体を持ち上げられるほど筋肉が無い。

 スーパーのレジ袋すら持ち上げられない非力な腕では、人ひとり持ち上げることはできないはずだ。

 

 

 ゆっくりと瞼を開ける。

 

 

 そこにいたのは。

 山本山愛叶がずっと見てきた顔で、山本山愛叶が見たことのない顔であった。

 

 

「愛叶…大丈夫か…?」

 

 

「あ…う…うん…」

 

 

 その人物は横抱きにした愛叶をゆっくりと自分の後ろに降ろし、魔女へと向き直る。

 いつもと違う彼の反応に、愛叶は思わず、戸惑う。

 

「アンタ… 下等生物(オトコ)の分際で、アタシが楽しんでいるときに邪魔をしたね…? 覚悟はできている?」

 

 

「なあ…あいつのほっぺについた切り傷はなんだ?」

 

 

 自分の遊びを邪魔された魔女に対して、割り込んだ男は問いかける。

 

 

「あいつ…体が震えていたな…なぜだ?」

 

 

 彼の意志に呼応して、彼自身の身体が強いものに変わっていく。

 

「あいつ…泣いていたな…? どういうことだ?」

 

 

 男は俯いた。

 魔女は手にした杖を男に向けた。

 

「そして、あのへんな趣味のスーツは一体どうした?」

 

 

 彼に向けられた杖の先から、魔力の砲が放たれる。

 まるで暴風のような力は、周囲の空気を薙ぎ払いながら男へと向かう。あとから遅れて風が灼ける音がした。

 

 

「お前」

 

 だが、男はそれを容易くかわし、勢いのまま魔女へ向かって走り、その勢いのままエスメラルダの顔面にドロップキックをねじ込んだ!!

 

「愛叶に一体、何をした!!」

 

「ぐぎゃああああああああああああああああああ」

 

 

 顔面にヒット!!

 能力によって強化された脚力から生み出す速度をそのまま蹴りの威力に転換した一撃は、魔女をダンジョンの壁に叩きつけた。

 もともと、運動能力に優れない彼であったが、護身術を習っているためか、身体を動かすノウハウは身についていた。

 身に着けた技術と”妹分を苦しめる奴をぶちのめしたい”という意志が反映された事によって、フィジカルによって、そのドロップキックは戦闘能力のある人間でさえ壁にめり込ませるほどの威力を発揮していた。

 

 

「てめえ!! 人の妹分を虐めたんだ!! 化粧してもごまかせないくらいに顔面凹ましたらぁ!! このブスが*1!!」

 

 

 愛叶は、自分を庇うようにして立つハルキの背中を見る。

 

 

 ハルキが苦しいときに助けに来てくれたこと。

 ハルキを疑ってしまったこと。

 サキュバスだったとしても、ハルキが自分を大切に思っていてくれていたこと。

 妹分だと言われて、すこし不満に思ったこと。

 

 

 色々な感情がまぜこぜになって、目が滲んだ。

 

 滲んでよく見えないその背中は、いつも見ていたものよりも、何倍も頼もしく見えた。

 

 

 

 

 

*1
一応述べておくが、ハルキは大半の人間が自分よりもブスだと思っている。






 砂原さま、執筆お疲れ様でした♪

 さっそく来ましたねっ! “山場”が!
 今までず~っとほんわか&おバカ続きだった当作品に、ピリリとスパイスを効かせるが如くの、【熱い展開】がカミング!

 愛する仲間の危機、そしてボス戦! これこそが冒険小説の華よッ!!w
 さぁ行こうぜみんな! ここをどう乗り切る!? 貴方ならどう書いてみせますか!?

 砂原さまグッジョブでしたっ♪ めっちゃ面白かったぜグレイトッ☆
 改めまして、2番手お見事でした~っ! 魅せてもらったぜ砂原さまッ♡
(管理人)


 ◆ ◆ ◆


 毎回のことながら、投稿が遅れてすみません。砂原石像です。
 次回こそは締め切り内で書きたいと思ってております。

 短い時間で安定したクオリティの作品を書ける皆様は凄いと感じております。

 さて、今回はお題がコメディなのに前回の雰囲気から継続してシリアスになっております。

 前回で、キャラクターの内面に触れたようなので、自分も少しハルキの過去を掘り下げてみました。
 少し、コメディに向かない過去にしてしまったような気がしますが…。
 まあ、気にせずハルキをギャグ要員にしてやって下さい。

 あと、今回は文字数が膨らみ過ぎてやばい(1万文字とか超えそうになってた)という判断から巌くんやブリトニー、教授などが登場しないという暴挙。
 彼らの活躍は書きたいとは思ってはいるのですが…。

 シリアスでバトンを渡してしまいましたが、これをどう調理するか?
 次の手番のヒアデスさんや、その後に続く皆様の腕を信じて放り投げます。よろしくおねがいします!!
(砂原石像)



【ドS】エスメラルダ様の大まかな容姿設定【ミストラル副首領】


・容姿 :妖艶な雰囲気のある美女。右目の下に泣き黒(ハルキ曰く自分よりもブス)

・雰囲気 :まさしく魔性の物。ファンタジーに出てくる残酷な妖精や美しい悪魔を、そのまま人間に落とし込んだような雰囲気。

・瞳の色 :濡れた血のような赤色。

・髪:昏いグリーンで長い髪。

・彼女の身体つき:長身でグラマラス。

・服装: 濡羽色の長いローブ。帽子も同じ色のとんがり帽子。

・武器:宝石のついた禍々しい杖。

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