【リレー小説】ボクカノ   作:リレー小説実行委員会

20 / 21
その人物が重要だと知らずに、気まずいことになった件 (Mr.エメト 作)

 

 

 

ハルキと愛叶がめでたく恋仲関係になって、塔をのぼって―――50階層。

 

大広間。

燭台が灯されており、道が一本まで伸びている。

 

【ほう……魔境なる塔をここまで上る者たちは、あの魔女以外にもいたか。謁見を許そうぞ】

 

威厳ある声が響き、四人はゆっくりとあるくと、その姿が見えた。

頭部に虎の模様、手には髑髏の杖を持った巨大な悪魔蠅だ!!

モロクと比べると、この悪魔の方が、格段と強いのが解る。

 

【我こそは、大いなる闇の魔王の右腕、死と魂を運び魔王ベルゼブブである】

 

「大物中の大物か……!」

 

昔ながらのゲームや図書館で、そういう名前はよく目にする大悪魔。

しかし、襲ってくる気配はないし、寧ろ賞賛の言葉をだしている。

 

【ふむ………汝らはモロクの助力で力を引き出せて、ここまで来たというわけか、感心感心。】

 

「ベルゼブブ殿は、モロクのことを知っているのでゴザルか?」

 

【同じ魔王仲間だからな、色々と世間話的にな。悪魔も色々と大変だからの。

 おっと、こうして談話している場合ではないか。

 主たちは魔塔バベルがなぜ、現出したのか知りたくはないかの?】

 

バベルの秘密。

サイエンサーもミストラルも、永遠の究明とも言われるバベルの秘密が明らかになる。

 

【この塔は"天上の祈り塔"―――。

 内部に巣くう悪魔たちを退けて、最上階で天に祈りを捧げれば、願いが叶う塔である。

 命の法則を捻じ曲げる行い、死者蘇生や永遠の不老不死だろうともな。】

 

まさに、人類が欲する願いが叶う、ということだ。

 

【ミストラルの魔女、あの者は天の女王――イナンナを降臨させようとしている】

 

「イナンナ?なんだそれ?」

 

【シュメール神話……四大文明メソポタミアにて登場する古き地母神。

 イシュタル、アシェラト、アナト、アフロディーテ、ヴィーナスと同一視される神。

 豊穣を司り、神々の母とも言える存在だ】

 

「豊穣を司る神様という事は……、良い神様なのかな……?」

 

巌の言葉に、ベルゼブブの答えは甘い物じゃない。

 

【あの女神はそんな良い神とはいえんぞ。

 大昔はすべてを支配しようと企んでいたし、気性も激しい女神であったからな。

 おまけに母性も歪んでいる、人間に至っては、崇めよ!!

 ………というぐらいな認識しかない】

 

「やっぱ神様は……、人間の事情なんてどうでもいいのか……」

 

そもそも神というのは、超常現象の化身であるからして、到底人間が管理、制御なんてできるわけがない。

 

【塔の最上階にて、魔女は降臨儀式を行うが………其方達ではまず勝てないだろうな】

 

「う、やっぱりそうなるよね………」

 

「iPhoneさえあればな………」

 

今さら無いものねだりしてても、仕方ない。

かと言っても、このまま進んでも返り討ちに会うのは必須。

 

【そうだな、あの御方ならば色々と助言はしてくれそうだな。このバベルの塔内のオアシスで見かけると、話は聞いたが………】

 

"オアシス"、という単語に四人はギクリッとする。

他人であって欲しい、決して、決して!!

あの花輪くんモドキではないとも思いたい!!

 

【確か、写真があったな……ホレ、この人物だ】

 

ベルゼブブが写真を取り出して見せると………例の"花輪くんモドキ"の人物だった。

 

 

 

((((やっべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!))))

 

 

 

四人とも、後頭部に滝の汗を流し、最大のピンチである。

 

 

 

 






 Mr.エメトさま、執筆お疲れ様でした♪

 ――――いやそうなるよ! ボコボコにしてたもん!www
 花輪くん(仮)を泉に叩き落したり、せっかく得た能力を駆使して袋叩きにした事が、巡り巡って自分達に返って来ましたねぇ……。
 あっはっは! 因果応報だよコレ! ウケケケケ☆ 

 と、主にそれをした“執筆者”が申しております(懲役300年)

 そっかぁ~。バベル攻略には、花輪くん(仮)の助言が必須だったかぁ~……。
 あの人って“塔の主”の息子さんで、なんか偉いさんだもんね。やっちまったなぁコレ!!w

 とにかく! あとは次以降の方々にお任せ致しましょう☆
 バベルも50階まで来たし、だんだん終わりが見えて来たじゃないっスか♪

 ではでは、Mr.エメトさま執筆お疲れ様でした♪ 見事也ッッ☆

(管理人)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。