新世界のとある海域にてー
「おいっ!ガープ!!貴様こんな時におかきなんぞ食ってるんじゃない!」
「そうかっかするんじゃないわい。ほれ、うまいぞ」
軍艦の上で呑気におかきを食べているのは海軍本部中将”英雄ガープ”。そのガープに対し口うるさく叱っているのは海軍本部大将”仏のセンゴク”。
「なあに、変に気を張るよりはいいさ。私も一枚貰うよ」
「おおっ、珍しい。ほれっ、一枚とは言わずにもっと食え」
「そんなにはいらないよ、私にはこれで十分さ」
そして海軍本部中将"参謀おつる"。
まさに海軍の主力がこの軍艦には集っていた。
そんな海軍の一大艦隊が向かう先は新世界のとある無人島。正確に言えば、その無人島にいるであろう1人の男のインペルダウン収監または抹殺を目的としていた。
その男の名はオリバ。ビスケット=オリバ。現在、世界政府に個人でありながら最大の脅威と認識されているロックスの残党の一人である。
ロジャーの死に際の一言によって大海賊時代が引き起こされた。だが、その前は紛れもなくロックスの時代だった。ロックス・D・ジーベック。時代にたびたび現れるDの一族。そんな男が率いる海賊団の副船長がオリバであった。
「それにしても、何故オリバは我々を襲うようになったのでしょうか?」
海軍の若い女性将校がセンゴクらに尋ねた。
若い海軍将校らは基本的に今回の作戦に参加させていなかった。将来の海軍の中枢を担うであろう貴重な人材をみすみす失うわけにはいかなかったからだ。だが、おつる達の説得に対し頑なに参加するという意志を曲げなかったのがおつるの御付きの女性将校らだった。
「さてね。海賊の考えなんか理解なんてできないさ。けど、まぁ男ってのは馬鹿だからね。喧嘩でもしたかったんじゃないかい?」
「ひでーな、おつるちゃんッ!! ワッハッハ!!」
オリバは曲者ぞろいのロックス海賊団の中でも指折りの強者として海軍内で有名であったが、元賞金稼ぎとしても有名であった。しかし、ロックスという男と出会い、海賊となった。あのとてつもない面子の中で副船長となっていたのだから彼の実力は推して知るべきである。
ともかくとロックス海賊団壊滅後はオリバの他にロックスの船に乗っていた、当時海賊見習いであった百獣のカイドウや、軍艦を浮かして海軍に莫大な被害を与えていた金獅子のシキなどと違い好戦的な行動は一切取っておらず、海軍もオリバと遭遇しても相手をせず無駄な消耗を避けていた。(ロックスの船に乗っていた時はシャーロット・リンリンと親しかったようでともに行動しているのがよく確認されていたが、ロックス海賊団壊滅後は行動を共にしておらず、単独であった)
が、ある時から突如として彼の行動が一変した。積極的に海軍基地や軍艦を襲うようになったのだ。それも三日で一つの海軍基地という驚異の頻度で。
そして、海軍の被害が政府ですら看過できない程に膨れ上がった結果、政府は重い腰を上げて、オリバに対して海軍を派遣することに決めた。
下手な戦力はただただ無意味なので、ガープやおつるを始めとした中将8人と海軍大将センゴク、それと軍艦20隻をオリバへと差し向ける戦力とした。軍艦には大佐以上の階級の将校たちが乗っており、さらに今回は海軍元帥コングよりバスターコールの発動許可であるゴールデン電伝虫が託されていた。
「できればこれを発動しないことを願うがな」
センゴクが思わずそう呟やく。間違いなく、これを発動するような状況は碌なものではない。
「そう簡単に行くもんかね。最悪を想定しておくに越したことはないさ。」
「ああ、まったくその通りだ。金獅子のシキのように簡単には行くまい。」
無論金獅子のシキとてロジャー達と海で張り合った大海賊である。決して弱いわけではないのだが、彼は単身で海軍本部を襲いセンゴクとガープによって捕らえられた。だが、今回は違う。逆にこちらが攻め込む形である。
「奴はロックスと並ぶ生粋の化け物だ」
センゴクはオリバという男の危険性を正しく理解していた。
オリバが無人島の海を望める高台に陣取っている。
彼は最近、感傷に浸ることが多くなっていた。
オリバは強くなりすぎた。ロックスの船でリンリンやニューゲート、今は亡き、かつての世界の旧友範馬勇次郎とどことなく面影が重なる男ロックス。彼らと毎日のようにイチャつきあうという濃密な時間は、オリバに強さの遥か高みととてつもない乾きをもたらした。
ロジャーが捕まったのを聞いてマリンフォードへと殴り込み、インペルダウンにシキがぶち込まれたと聞いた時、自分もそうするべきだったかと後悔した。だが、それをやるのはシキの二番煎じのようで嫌だったので他のやり方を考えた。
そこで思い付いたのが、これ。海軍にちょっかいをかけてガープたちを引っ張り出すことである。割と大人気ないとは思うが、民間人には手を出してはいないのでセーフなはず。
オリバは彼のつてで、海軍が戦力を本部に集めていたことを知っていた。そして、その戦力が何を目的として、どこへ向かうのかも。
オリバはあの、ロックスやロジャーが生きていた一つの時代への未練に対してこの機会で区切りをつける。もう、あの夢のような時代は終わったのだと…
不意にオリバの口角が上がる。
オリバの視線の先。水平線には多数の軍艦が映っていた。
軍艦20隻の内、数隻が島に上陸する。
すると必然、高台に佇む1人の男がこちらに視線をよこしていることに海兵らは気づく。
その男は笑みを浮かべていた。海賊が裸足で逃げ出すほどの海軍の戦力が自らに向いているのにもかかわらず、その顔は満面の笑みであった。はち切れんばかりの筋肉を纏ったその全身から放たれるのは、圧倒的強者の風格。
「よく来たなァ、海軍諸君ン」
その男が言葉を口にすると、海兵達は体を震わせた。
それは武者震いか、あるいは生物的本能か。
「お主が熱烈なラブコールをするからな。来てやったわい」
軽口を返したのはガープ。今、この場でオリバと普通に会話できる数少ない人物である。
「ああ、動き出すのはもっと遅いと思っていたが、早かったな」
「おかげさまでな。五老聖直々に命令が来た」
そう皮肉を返すのはセンゴク。
「ほう?それは良かった。頑張った甲斐が有ったというものだ」
「それにしても、おつるがいないな。ああ、沖合の軍艦に乗っているのか」
オリバはやってきた海兵らを見回して言う。
センゴクはその言葉に舌打ちをしたくなるのをこらえる。これだからオリバを相手にしたくないのだ。強いにも関わらず一切の慢心もない。常に注意深く、こちらを観察してくる。1番厄介な手合いだ。
奇妙な静寂が生まれる。
「来ないのかね?見ての通り私は1人だが」
その挑発に反応して海兵達がオリバへと襲いかかる。
そして蹂躙が始まった。
人が舞っていた。
それはオリバの圧倒的な身体能力による一方的な攻勢だった。オリバに対する攻撃はその腕力により捩じ伏せられ、防御も彼の前には意味をなさない。倒されるのを恐れて、攻撃を躊躇えば一瞬で距離を詰められ倒される。
それは正しく悪夢であった。
そしてその進撃を止めようとする海兵が3人の自然系能力者。若くしてもう海軍少将の地位についている期待のルーキー達である。
「強さを見せてみろォ!!ルーキー共!!!」
「なら、見せてやるわい!!」
「くらいなよォー」
「くらいな」
「大噴火!!」
「八尺瓊勾玉」
「パルチザン!」
その攻撃に応じるべく、オリバは拳に覇気を纏う。武装色と、覇王色の覇気を。
激突する。
だが、その拮抗は一瞬であった。すぐに押し負けた3人はオリバの拳によって倒れ伏した。
最近頭角を表してきた海軍のルーキー達もオリバの前には格不足であったのだ。
そしてその戦闘を観察する2人の強者。
「妙だ」
「ああ、おかしいわい」
「奴があの程度の訳がない。動きが鈍過ぎる」
2人が疑問を口にする。
まさか病気か?とセンゴクが思考を巡らせる中、
「ん?」
「ああ。すまないな、諸君。コレを忘れていた」
と、オリバは自らの枷を外す。それは圧倒的な実力差の中で前座を楽しむために彼が己に課したハンデ。両手両足にそれぞれ2つずつ、海桜石の手錠が存在した。
「さて、始めようか」
事態が一歩、センゴクが想像する最悪へと近づいた。
オリバには前世があった。そしてあちらの世界で死んで、この世界に転生した。
彼は老衰によって前世を終えた訳ではない、老衰が要因に繋がったことは間違いないが。
彼は、オリバは端的に言えば自殺したのである。
老いと共に訪れる肉体の質の低下。いくら鍛えても、死に物狂いで血反吐を吐いても、かつての栄光が戻ってくることはなかった。
常人から見たらその肉体は老いとは無縁の肉体と思ってしまう出来だったが。自分の身体は自分が1番理解していた。
己の肉体の最盛期はとうに過ぎたと。
そして、彼は次第に落ちぶれていく自らの筋肉を見せつけられて、遂には発狂した。己の筋肉こそが自らの起源であったが故に。
また、彼の心の支えとなっていたマリアが既にこの世にいなかったことが、それに拍車をかけていた。
そして彼はロッキー山脈の深い谷に身を躍らせ、その生涯を終えた。
そして、転生を果たした。
悔しさと惨めさを胸に秘めながら。
いずれにせよオリバは新たな生を授かったその時に強くあると誓った。
とは言ってもその時はまだ赤子。そんなに早くから何か行動を起こせるはずもなかった。だが、彼が生まれた場所はまさに、強くなるためには絶好の島だった。
いや強くないと生き残ることができない、力が支配する場所だというべきか。
海賊島ハチノス
マフィアと海賊、そして盗賊。ならず者が跋扈する新世界きっての悪名高い場所であった。
盗む、盗まれるなんて当たり前、そこらじゅうで殺し合っていて死体を見ない日なんかない。平穏なんて程遠い日常であった。親は居るにはいたがどちらも薬と酒に溺れていた。彼は一人で強くなった。
その旅の最中、彼女に出会った。前世で愛した、否、今でも愛しているマリアとそっくりな女海賊、シャーロット・リンリンと。
リンリンに会った時は、彼女も、マリアもこの世界にいたのかと感動に打ち震えた。
出会った後、彼女たちと共に過ごした。恋人にもなった。ロックスに誘われ、彼の船に乗り、強さから副船長の地位に就いた。
そして、ロックスが死に海賊団がなくなると、オリバはリンリンと別れた。彼女はマリアとは違うとわかってしまったから。
その後、彼は心の虚しさを誤魔化すためにひたすらに自身を鍛えた。その最中、悪魔の実と出会い、新たな刺激を求めてそれを食した。
前世では手を出さなかった武器にも触れた。日本の偉大なサムライ宮本武蔵に惹かれるように剣を扱いたかったが、自らに向いていないのは理解しており手に斧を携えた。自身の膂力を生かすことができる武器だと考えたからである。
今、手にしている斧はロックスの船に乗っていた頃の戦利品だ。相当な業物であったので愛用している。
銘を「大黒天」といった。
両手の斧がセンゴクとガープの拳とぶつかり火花を散らす。
大黒天は対になっていた。いくら重い大黒天でもオリバは片手で軽々と扱うことができた。そのため、斧が2つという大黒天はオリバの武器としては理想的であった。
だが、オリバは殴るのが好きだった。武器を使うのも嫌いではないが、武器に覇気を纏わせるのであれば、拳に覇気を纏う方が単純でいいのではないか。
だから、闘いがヒートアップしてくるとオリバは手にしていた対の斧を放り投げた。
2対1のステゴロが始まった。
ただ、ひたすらに殴り合う。戦術など無い。脳死でひたすら殴る。闘いの中でオリバは笑っていた。久しく浮かべていなかった心の底から滲み出た笑みだ。
ふとそこでオリバは闘いの流れを変えたくなった。
そこで、彼は2人から離れた。
突如、距離を空けたオリバに困惑を覚えながらも、2人は追撃をしようと距離を詰めようとする。
だが、オリバが口を開いたことにより動きを止め、警戒をしながらも耳を傾ける。
「戦いに応じてくれた君たちに敬意を表して、一つ面白いものをお見せしよう」
「是非、堪能していってくれたまえ」
その言葉と同時にオリバの肉体が隆起を開始する。
土煙が上がる。だが、映るシルエットはその巨大さを十分に伝えていた。
土煙が晴れ、そこに山の如く佇んでいたのは、巨大な2本の角と強靭な肉体を持つ地の龍。島にまたがる"陸の王"であった。
動物系幻獣種リュウリュウの実モデル"ベヒーモス"
それがオリバの食した悪魔の実である。
動物系幻獣種は自然系より希少とされており、現在相対しているセンゴクも動物系幻獣種ヒトヒトの実モデル"大仏"を食している。動物系幻獣種の悪魔の実を食している者は殆どが、この世界での強者であった。
オリバに呼応するように、センゴクも黄金の大仏へと姿を変える。
自然系よりも強力と言われる悪魔の実の能力同士の激突。
だが、大きさが、スケールが、違っていた。
例えるなら、家と山。
どちらも大きいには違いないが、圧倒的に差が存在する明確な次元の違い。
「動物系悪魔の実の覚醒!!」
獣形態の大きさが悪魔の実の能力者の強さを表しているのではないかという説がある。だが、これは動物系の悪魔の実と言っても何を食べたかによって差が生じてしまうため、否定された。
だが、大きさが強さであることはこの世の真理である。
よって....
必然、打ち勝ったのは地の龍の一撃。
「なっ、センゴク大将ッ!」
センゴクの体が吹き飛ばされる。
オリバを抑えていた要が、今一人欠けた。
「やむを得ん。バスターコールだ。」
海軍元帥コングがバスターコールの発動を命じた。
「やっぱり、こうなったかい」
軍艦に残って、この時を待っていたおつるはそう溜息を落とす。
島の沖合に存在していた海軍の艦隊が活動を始める。標的は島に佇む巨大な龍。
軽く一国は滅ぼせる火力がオリバに集中する。
そんな攻撃を受けて、流石のオリバも無傷では済まなかった。地龍の皮膚は少なくない損傷を負っていた。
「流石はバスターコールだ。これほどまでに傷を負ったのは久しぶりだな」
「だが、耐え切った」
「次はない」
傷が次第に回復していく。
動物系幻獣種モデル"ベヒーモス"。その能力はその巨体によって生み出される攻撃力。そして、一度受けた攻撃に耐えうる鱗となって再生するという特性からなる圧倒的な防御力である。
つまり、もうバスターコールの火力はオリバには通用しないのである。
傷が治り切ったのを確認したオリバは彼らに言葉を投げかける。
「目の前に広がる美食の数々をひとつひとつ丁寧に味わうのは贅沢だが、一度に平らげてしまうのもまた一興だとは思わんかね?」
そう言うとオリバは咆哮を上げた。天地を揺るがす咆哮を。
「何をッ!!」
動揺が広がった。その場にいる誰もがオリバの言葉と行動に不穏さを感じたのだ。
何かをオリバはした。戦いの中で培った第六感が警報を告げていた。
しかし、何か起きているようには見えない。彼らはなおも警戒をしながら、困惑の表情を浮かべた。
その時、ある海兵が気づく、
「空に何かがッ!!」
上下に黒い点がポツリと映っていた。
「あれは!!まさか!!!」
「そんなことがあり得るのか...」
空に映っていたその点は徐々に大きくなっていき、その全容が明らかになった時、誰もが驚愕し、恐怖した。
天より落ちてくるのはとてつもなく巨大な岩石の塊、隕石であった。
目指す先は今よりバスターコールを行わんとする海軍艦隊。
【イクリプスメテオ】
それは炎を纏いながら、海軍の艦隊に直撃した。
とてつもない衝撃波が起こる。
大きな水飛沫が上がり、衝撃によって生まれた津波が島へと押し寄せた。
信じ難い光景を目にし、海兵たちは呆然とそれを見つめる。
上がった水飛沫によってできていた霧が晴れた時、そこには軍艦であっただろう鉄の塊が文字通り、海の藻屑となってプカプカと浮かんでいた。
事実として軽く1国を滅ぼせる海軍の大艦隊が1人の男のそれも一撃により海の藻屑と化したのである。
この瞬間、海兵らの士気は決定的なまでに低下した。
だが、この場には海軍の英雄ガープがいる。
数知らないほどの伝説を残す海軍の英雄が。
オリバは海兵に未だ戦意が残っている理由を感じ取った。
ならば、その希望ごと叩き潰してくれる。
山のような巨大な質量が消失する。
存在が圧縮されていく。
動物系には大きく分けて3つの形態がある。一つは見た目の上では悪魔の実の能力の影響を受けていない通常の形態。次に獣形態。
そして、最後が人獣形態である。
人獣形態は個々によって様々であり、部位ごとに変身させるなど応用も効く形態である。獣形態では性格が悪魔の実の能力に引っ張られ、凶暴化するが人獣形態ではその影響が小さい。
このように動物系の悪魔の実には複数の形態があるわけだが、1対多の戦闘では獣形態が好ましいとされている。なぜなら、獣形態の圧倒的な身体能力が強みとなるからである。
だが、1対1という状態においては人獣形態の方が好ましい。理由は単純、有り余る力を制御しやすくなるからである。対人戦において技術は軽視される物ではない。特に新世界において必須技能とされる覇気は獣形態では使用難易度が跳ね上がる。
大地の龍のバスターコールという大火力によって超克したその肉体を纏った物理の塊。
それがオリバの拳がガープ目掛け叩きつけられた。
ガープの巨体が吹き飛ばされる。だが、飛ばされる中でうまく衝撃を殺し、着地する。
だが、どう見てもガープにとってそれは致命傷であった。たった一発でこれだ。
そこから始まる拳の暴風。
もはやガープに反撃以外の選択肢はなかった。迫り来る拳をひたすらに防ぐように己の拳をぶつける。
ここで押し負けたら、もはや海軍に勝ち目はない。
ガープの心はかつてのロックスと戦った時の如く燃え盛っていた。
そう「心」は。
オリバの拳にさらされたガープの肉体は限界を迎えた。突如、気を失ったガープはオリバの拳の連打にさらされる。
そして、ふとオリバは拳をガープの前で止めた。
気を失いながらも、ガープは未だ立っていた。
もはやこれ以上は己の欲する闘いではない。
敗北した海軍の英雄を呆然と見つめる海兵達。
もはや勝敗は決していた。
「撤退しろ。これ以上の被害は看過できない。」
「くっ」
世界政府が個の力に屈した瞬間であった。
この事件を機にオリバはこう呼ばれるようになる。奇しくも前世で、鬼と呼ばれ、恐れられていた男と同じ称号 "地上最強" と!!!!
というわけでベヒーモスでした。本編でも大口真神とかいう超絶固有名詞が出てきたわけですし、これでいっかって感じで決めました。ムキムキの実は普通に理想的な感じがしたんですが、話を書く上で限界を感じたので断念。尾田先生みたいな発想モンスターなわけでは無いので。なんであんなにアイデア浮かんでくるんでしょうね?