多趣味な男がヒーロー目指す話   作:使命

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第七話

ゴゴゴゴゴゴコゴゴゴゴ!!

こ、この目覚まし!なにかよくからんが《俺を絶対に起こす》という()()があるっ!!………って何考えてんだ俺は。てか最近マジで目覚ましの音がちょくちょくおかしくなる。店に持っていっても全く異常はないと言われているが…。絶対嘘だゾ(確信)。さて、今日は母さんは講義で早くから出掛けてて、父さんは依頼人のところへ三味線届けに行ってるから久しぶりに一人の時間だ。さて、折角だからグータラ二度寝としゃれこみますk「ピンポーン」ふざけいでくれよガチでよ(怒り)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら雄英からの届け物らしい。おそらく合格通知だろう。さて、早速開封…ん?何これ?ディスプレイかなんかか?『私が投影された!!』「ヒェッ……!」びっくりした!なんか変な声でちゃったよ。ってオールマイトかよぉぉぉぉぉぉ!!?(驚愕)なんで?なんでアンタ映ってんの?

『私がなぜここにいるか驚いていることだろう!』

うわ映像に現状バレちゃったよ。

『それは今年から私が雄英の教師になったからさ!』

おん!?教師!?マジで!NO.1ヒーローの授業受けられるとか、雄英ヤバい(語彙消失)

『HAHAHA!そう言ってくれて嬉しいぜ!』

え?本当に映像だよね?

『さて、早速波激少年の試験結果の発表だ!まずは筆記試験!問題なく合格だ!ただ数学は平均以下だったがその他はトップクラス!とくに国語は満点だ!』

あーキレそう(唐突)数学は滅べ。(危険思想)

『次に実技試験だ!敵ポイントは90Pで、これだけでも今年のトップタイで合格だ!だが我々試験官の見ていたのは敵ポイントだけにあらず!ヒーローに大切なのは実力はもちろんなんといっても()()()!すなわち救助ポイント!君の救助ポイントは45P!合計135Pで見事首席合格だ!』

あーやっぱ有ったか裏ポイント。その事なんだけど実は俺、あのロボット達音に反応して寄ってくることに気づいて、怪我人見つけたときに「他に怪我人は居ませんか!」てわざと大声だしてその音に寄ってきたのを狩る、ていうのやってたんだけどそのお陰で両方のポイント稼げたね。ラッキー!(ゲス)

『いやー流石撃也さんの息子にして弟子だね!』

………ん?あれ?ちょっと待って?なんでアンタ俺の父さんのこと知ってんの?いや音楽界ではそこそこ有名人だけどアンタが知るような人じゃ……

『私も若いころあの人にビシバシ投げ伏せられたからね!』

は?…あ!そういえば父さん、俺が小さい頃家にガタイの良い外人さんとよく稽古してたんだっけ……!!ま、まさかアンタ!あのときの……!!

「ガチムチレスリング兄貴……!?」

『来いよ、波激少年!ここが君のヒーローアカデミアだ!あと撃也さんによろしく!』

…まさかの再会を果たしてしまった。ま、まあ早く耳郎に電話するか……

 

 

 

 

 

 

電話をしたが、彼女も合格したらしい。嬉しそうに報告しやがって、可愛いじゃないの!←(キモすぎ)さあ登校が楽しみだぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「衝、忘れ物は?」

「ないよ。」

「身嗜みは?」

「乱れなし。」

「ではそろそろ…」

「あっ最後に一つ」

「ん?」

()()()()()()()()()()()()。どんな姿でも、あなたは私達の自慢の息子なんだから。」

「……あぁ、行ってくる。」

「いってらしゃい。」

「いってこい、衝。」

両親の言葉を背に、外に出るとそこには、俺と同じ雄英の制服を着た耳郎がいた。

「よぉ、耳郎。似合ってるじゃないの。」

「おはよ、ショー。そっちこそ。」

「じゃあ行こうか。」

「うん。」

────さぁ舞台は整った。今から俺達を待ち受けるのは『喜劇』か?それとも【悲劇】か?はたまたそれらを越えた痛快無比な物語か。……願わくはその物語を最も近くで観て、聴いて、触れて、俺が《語り屋》として後世に語り継ぐ名作(傑作)になるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかし本当にデカイな。」

雄英についた俺達は自分達のクラスである一年A組に向かっていた。

「それ。入り口のマップ見なきゃどこがどこかわかんないよ。」

着いて早々雄英の広さに驚かされていた。天井が高く、さらに異形系個性のためなのか扉も大きく作られている。

「でも大丈夫かなぁ?」

「なにが?」

「いやさ、雄英ってさ全国から色んな優秀な奴らが集まる訳じゃん?そのぶん性格に癖ありそうな奴が多そうだろうし、ちゃんと付き合っていけるかなって。」

「その辺については問題ないだろう。ここに入るには倍率300倍の壁を越えるため、並々ならぬ努力をしてきた奴らが集まる。そういう奴らは人格もちゃんとできてるはずだ。おまえが危惧するような奴はそうそういないだろうよ。」

「…うん。そうだよね。」

そうやって喋ってると目的地に着いた。さて、どんな奴らがいるのか、そう考えながら扉を開けると…………

ガラッ

「こらっ!机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか!!」

「思わねぇよ、テメーどこ中だ端役!!!」

ピシャッ!

……えぇぇぇぇぇ(ドン引き)嘘やん。おるやん、問題児(絶望)なんだあの不良!不良らしすぎだろあれ。そしてそれを注意してた眼鏡君絶対真面目さんじゃん!なんだあの二人見た目とキャラが合致しすぎだろ!

「シ、ショー…」

やめて!俺をそんな目で見ないで!不安げな顔で見つめないで!!落ち着け、俺。何かの間違いかもしれん。気を取り直して……

ガラッ

「おはよう二人とも!騒がしくてすまないぼっ、俺の名前は飯田天y「「うわぁぁぁぁ!!!」」む、驚かしたか。」

びっくりした!ホントにびっくりした!あ、ありのまま今起こったことを話すぜっ!さっきまで不良君と討論してた眼鏡君が開けた瞬間出迎えて来やがった!というか耳郎がびっくりして抱き着いて来やがった!可愛いかよぉぉぉぉぉぉ!!!(絶叫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先ほどはすまない!俺は飯田天哉。よろしく!」

「ご丁寧にどうも。波激衝だ。」

「ウチは耳郎響香。」

「波激君に耳郎君か。ところで波激君一ついいかい?」

「ん?」

「君とは試験のとき説明会で面識があるんだがあのときとは雰囲気がなにか違くないか?」

え?説明会?……あぁ、あんときの奴だったのか。

「いや、あんときは俺も緊張してたからな。また会えて嬉しいよ。」

「ああ!君のような真面目な人と一緒に学べるとは光栄だ!」

さてさて、最初の印象はバッチリ!……なんだ耳郎。そんな目で観るな。違うからこいつの印象を裏切ったときが楽しみなだけだから。(ゲス)

「騙されるな飯田。そいつはそんな奴ではない。」

なんだぁ、てめえ?(キレ気味)ッ!!!そ、その声は!?

「久しいな深淵の使者。あのときの盟約を果たしに来たぞ。」

え?しんえ、何?まぁいいや

「よぉ!唐揚げ君!おまえも来てたか!」

「だから俺は唐揚げではない!常闇踏陰だ!」

「よ、常闇。」

「…むっ、耳郎か。これからよろしく頼む。」

「OKこいつはウチが見とく。」

ファッ!?監視ついたんだけど!?ナゼデェス!!

「相変わらずだなおまえは。」

「…っと、障子。ひさしぶり。」

「あぁ、あのときのメンバーがこうやって再会できるとはな。これからよろしく頼む。」

さて、顔馴染みとの再会も果たしたところでそろそろ()に挨拶しなきゃな。

「ち、ちょっとショー。どこいくの?」

「…よぉ、頭皮爆発マン!カルシウム足りてっか!!」

「誰が頭皮爆発マンだコラァ!!ぶっ殺すぞ!!!!」

「まあまあ落ち着けって。煮干し食えよ。」

「食うわけねぇだろっ!!!嘗めてんのか!!」

やっぱり予想通り、いい反応してくれるねぇ。さてこっからどう弄っていこうか……

「お友達ごっこがしたいなら余所にいけ。」

声がした方を見るとそこには寝袋着たおっさんがいた。

「……はい?」

「ここはヒーロー科だぞ……」

「え?」

「はい君たちが静かになるまで八秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね。俺は担「おい、不審者だ!!近くのヒーローを呼べ!!」おい待て違う。俺は不審者じゃなくヒーローだ。あとおまえら助けを呼びに行こうとするな。俺はおまえらの担任の相澤消太だ。」

のそのそと寝袋から這い出てきた不審者はどうやら担任だったらしい。安心したぜ。

「まぁヒーローを呼びに行かせようとした判断は悪くない……早速だが体操服着てグラウンドに出ろ。」

と寝袋から体操服を出してくる。………うわぁ、俺おっさんの人肌で暖まった服着たくねぇんだけど。

「ちょっと待って入学式は!?ガイダンスは!?」

「やらん。いいから来い。」

……全く俺の高校生活どうなるんだよ…………。

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