ー生徒会室ー
(コンッコンッコンッ)
「し、失礼します!」
「来てくれてありがとう、ライスシャワー」
「は、はい!」
「実は今日来てもらった理由は、今日のお世話係を君に頼みたくてね。」
「そ、その!」
「?」
「ライスなんかで大丈夫ですか?」
「私は信頼してるんだ。頼まれてくれるかい?」
「はい…!ライス、頑張ります!」
「ありがとう、ライスシャワー。赤ん坊はトレーナー君の所にいるから、頼んだよ」
ートレーナーの部屋ー
(ガチャッ…)
「入るよ、お兄様」
「ん?やあ、ライス。どうしたんだ?」
「ライス、赤ちゃんのお世話を頼まれたんだ!」
「今日はライスがお世話係か、よろしくね。今日は俺も着いていくよ」
「お兄様がいるなら、安心するよ!赤ちゃんはどこ?ライス、見たい!」
「こっちにおいで」
ライスシャワーがトレーナーに近づく。
「あぅ…」
「わぁ~!可愛い。でも、やっぱり…ライスがお世話係で大丈夫かな…」
ライスシャワーが落ち込む。
「大丈夫だから、落ち込まないで!」
トレーナーが必死に慰める。
「それじゃあ、ミルクはさっきあげたから。お出かけに行こうか」
「ライス、この子とお花屋さんに行きたい!」
「そうだな…、いい考えだと思うよ。行こうか!」
ートレセン学園 廊下ー
「~♪」
「楽しそうだな、ライス」
「最近、お兄様は忙しそうだったり、他のウマ娘さん達の相談に乗ってあげてて、お話できなかったから」
「そういえば、そうだったな」
話ながら歩いていると。
「こんにちは。マスター、ライスさん」
「ブルボンさん!」
「やあ、ブルボン」
「あぅ…」
「その子が噂の赤ん坊ですか?」
「うん!そうだ、ブルボンさんも一緒にお世話しませんか?」
「私もですか?」
「どうする?ブルボン」
「マスターの意見を下さい」
「まあ、人が多い方が安心するかな…」
「それでは一緒にお世話をします」
「本当かい?助かるよ」
「ライス達、これからお花屋さんに行くんだ!」
「お花屋さんですか?わかりました、最短距離で行きましょう」
ー街 お花屋ー
街の中にある。花屋さんに着いた。
「お花がいっぱいあるよ!」
「綺麗ですね」
「欲しいのがあったら買ってあげるよ。選んでいいよ!」
「えっ!悪いよ、お兄様…」
「全然、大丈夫だよ。それに最近、2人共頑張ってるからプレゼントとして受け取ってくれると嬉しい」
「それではマスターが選んでくれたら、嬉しいです」
「俺!?」
「うん!ライス達がプレゼントを選ぶのもおかしいと思うから、お兄様が選んで!」
「う~ん…難しいなぁ。わかったよ、ちょっと待っててね」
~しばらくして~
「お待たせ」
「あっ、お兄様!」
「ごめん、結構長く選んじゃった」
「問題ありませんよ。ライスさんとお花を見ていたので、退屈はしなかったです」
「綺麗なお花がいっぱいあったね!」
「はい、心が落ち着きます」
「ライスにはブルースターって言う花をあげるよ」
トレーナーは5本にまとまったブルースターの花束をライスシャワーにプレゼントした。
「ありがとう!お兄様!青色でとっても綺麗!」
「よかった!ブルボンにはこれ!ガーベラをあげるよ!」
トレーナーはミホノブルボンに5本にまとまった色の異なるガーベラをプレゼントした。
「とてもカラフルで綺麗です。マスター、ありがとうございます!」
「よかった~!喜んで貰えて!」
「?」
ライスシャワーが何かを見つめる。
「どうした?」
「そのお花は?」
「これはこの赤ちゃんにって思って!」
「そのお花はなんと言う物ですか?」
「ストレリチアってやつで。育てるやつみたいなんだ。この子の近くで育てようと思ってね!
「重そうだね、ライスが持とうか?」
「悪いが、頼めるかい?」
「全然大丈夫だよ」
「次にどこかに行く予定はありますか?マスター」
「特にないな…。そうだ!本屋に行かないか?この子の為に本を買ってあげたいんだ」
「それでは、行きましょう」
ー街 本屋ー
トレセン学園から遠くない、本屋を選んだ。
「たくさんありますね…。マスターはどんな本が欲しいのですか?」
「そうだな…。やっぱり、赤ちゃんから子供まで読める様なやつかな?」
「検索中…」
「?」
「一番、効率的な探し方を見つけました」
「本当か!?」
「店員さんに聞きましょう」
「なんだったんだ!今のは!?」
「すいません、よくこういう言動になってしまうのです」
「そ、そうか。すまない」
「お兄様~!これ見て!」
ライスが持ってきたのは、「しあわせのまほう」という本。
「これね、ライスがよく読んでた絵本なんだ」
(ペラッ…)
しばらく、トレーナーは絵本を読んだ。
「ふたりをしゅくふくする。こううんをとどけるライスシャワー…。素敵な絵本だね!ライス」
「うん、ライスのお気に入りの本なんだ!この子にも読んで欲しいな!」
「そうだね。この子にはライスみたいに優しい子になってほしいな…」
「だ、駄目だよ。ライスみたいになったら、きっと不幸になっちゃう…」
「ライス、そんなに自分の事を不幸なんて言わないで…。俺は君にあえて、とっても幸せだよ」
「!…うん!ライスもお兄様に会えて、幸せだよ!」
ライスシャワーとの絆を感じた、ひとときだった。
「マスター、店員さんに聞いてみました。何冊か良さそうなのがあったので、持ってきました」
「読んでみようかな」
トレーナーは何冊か見てみた。
「どれもいいなぁ」
「この「はらぺこあ○むし」とか、「ぐり○ぐら」と言うのもとっても面白いです」
「全部買っちゃうかな」
「良い考えだと思います。たくさん絵本があった方が赤ちゃんも飽きないと思います」
会計を終え、帰るトレーナー達。
ー街ー
トレーナー達はトレセン学園に帰っていた。
「今日はありがとう。ライス、ブルボン。助かったよ」
「いえ、私は荷物を持ってるだけですよ」
「赤ちゃんの事はほとんどお兄様が見てたから」
「(はっ!そういえば、そうだった!赤ん坊への理解を深める為のお世話係なのに…!)」
「でも、今日はライスも楽しかったよ!」
「私も楽しかったです。今日はありがとうございました。マスター」
「(まあ、2人が楽しかったなら、いいっか!)」
「赤ちゃんも楽しかったかな?」
「どうなのでしょう」
「きっと楽しかったと思うよ」
そんな話をしながらトレセン学園に帰っていた。
(続く)下の方は余談など…
<余談>
実はこのシリーズのオチはタキオンの実験で赤ちゃんにされてしまったトレーナーにしようと思っていました。
<花の意味など>
トレーナーがライスやブルボンに渡した、花の意味
ブルースター
信じ合う心』『幸福な愛』『星の精』『早すぎた恋』『身を切る想い』
サムシングブルーという結婚式のしきたりでも知られ、ヨーロッパでは「幸せを呼ぶ花」とされるブルースター。(コピー引用)
ライスに似合う花だと思い、この花を渡しました。
ガーベラ
ガーベラ全般の花言葉は「希望」「常に前進」。
「希望」「常に前進」の花言葉は、ピンクやオレンジなどの色鮮やかな花を咲かせ、明るく生き生きとした印象を与えることにちなむといわれます。
ガーベラ全般の英語の花言葉は「cheerfulness(上機嫌、元気)」「beauty(美)」です。
花の色による花言葉もあります。
ピンクのガーベラの花言葉は「崇高美」。
白いガーベラの花言葉は「希望」「律儀」。
赤いガーベラの花言葉は「神秘」。
黄色いガーベラの花言葉は「究極美」「親しみやすい」。
オレンジのガーベラの花言葉は「我慢強さ」です。
(コピー引用)
ミホノブルボンには何をあげようか悩みました。
ストレリチア
花言葉は「輝かしい未来」と「万能」です。
トレーナーは赤ん坊の未来が明るい事を願っているという事です。(トレーナーは花の意味を知らない)
ライスとブルボンの花束にはそれぞれ、5本ずつ入っています!実は数にも意味があります!
それは「あなたに出会えた事の心からの喜び」です。
絵本の元ネタはアニメでライスが見ていた、「しあわせのまほう」です!
ここからウマ娘を知った自分について(どうした急に)
自分は2期の途中からウマ娘を見たのですが、最初はただの美少女アニメかなと軽い気持ちでみたのですが、とても面白かったです!自分は特にツインターボが好きです!自分は競馬にあまり、興味がなかったのですが、いざ競馬を見てみると…。そこには自分の知らないドラマがありました。正直驚きました、自分は競馬がこんなにも凄いという事に今さら気づいたのです。今になっては競馬のレースを見るのが楽しみになっています!ウマ娘というコンテンツに出会えた事に感謝です!