テラリア転生者が次はグラブルに転移した話   作:nakaemon

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遅くなってすみません、次回でポーチャーズデイは終わらせます。
雪原野兎さん誤字修正ありがとうございます!


ポーチャーズ・デイ2

俺はあの後アーマの家に行った。さっきのお礼をするためだ。

 

アーマの家に着くと金属を叩く音が聞こえる。

覗いてみるとアーマが赤熱した金属の板に大きい金づちを使っている、たしか玄翁って言うんだっけ?

アーマは俺に気付いたようだ。

 

「お前か。」

 

「アーマさん、あの時はありがとうございます。」

 

そう言い俺は頭を下げる

 

「いい。」

 

とアーマは手短に言う、しっかし本当無口な人だな。

 

「上がれ。」

 

俺はアーマさんの家に上がらせてもらう。

 

「客だ。」

 

アーマさんがそう言った人は美人の奥様だった。アーマさん結婚してたんだ・・・

 

「あら!いらっしゃい!珍しいわねぇ!こんな若い人を連れてくるなんて。島の外の人かい?」

 

とアーマの奥さんはアーマとは違い無口な感じは全然しない。

 

「ゆっくりしていってねぇ、ほらこの人難しいでしょう?だからお客なんて滅多に来ないんだよー。」

 

あ、そうだお茶お茶!そう言って奥さんはどこかに行った、さて。

 

「アーマさん、すみません。今回俺達は依頼を受けたのですがンニについては勉強不足でした。」

 

俺も詳しくは知らなかったからな。最初はこの世界のウニだと思った。

 

「けど、あいつらはそれでも依頼を達成しようと。漁師の人達からンニの情報を聞いたり、前向きに頑張っているんです。どうか、認めてやってくれませんか?」

 

そう言い俺は頭を下げる。依頼のことで頭を下げたのはこれが初めてじゃない。何回かあったのだ。子供だから、と依頼をキャンセルされたり依頼金を少なくしようとしたりとか。そうなるたびに俺は”お話”していた。

グランも頑張ってはいるがそれでもあいつはまだ15歳なんだ。俺が日本にいた頃だったらまだ友達と遊んで、受験に危機感を覚えつつ勉強しているような歳だ。

 

基本的団の大人の暗黙の了解で子供だけで依頼は行かせないようにしている。舐められるからな。

 

「ダメだ、死ぬ。」

 

まあそーだよな、この人は俺でもわかるけど優しい。それこそまだ子供のグランとカレンを死ぬ可能性がある漁に連れていきたくないんだろう。

 

「アーマさんが声をかけてくれた、カレンって言うんですけど。あいつは子供ですがそれ以前に騎空士です。あいつにも責任感はある。今はンニの脅威を大して知らなかったこと、そして俺とアーマさんに守ってもらったことで申し訳ない気持ちになっています。」

 

カレンだってギャーギャー騒いでるけどあいつも色々苦労しているからな。

 

 

「それにンニをあなたは素手で掴んだんだ。手を見せてくださいよ、けがしてるでしょ?」

 

アーマの手を見ると血が出ているのがわかる。

 

「だからこそ、もしカレンがまたアーマさんに漁に連れていって欲しいと言った時、子供を抜きにして考えてやってください。それでもどうしても無理なら俺達はついていくのをやめます。」

 

あくまで連れていってとお願いはしない。さっきもいったが子供だが騎空士なんだ。なんでもかんでも大人がやるわけじゃない。それに多分もうそろそろカレンがアーマの家に来るだろ、あいつなら絶対来る。

 

「こんにちはー!」

 

ほら、来た。ルナールとグランも一緒なのか。

 

「あれ!?ケインさん!?なんでここに居るの?」

 

「アーマさんと雑談してた。」

 

まあ嘘ではないぞ。

 

「それよらアーマさん、これ!お土産!」

 

「いらん。」

 

いや、受けとるくらいはしてやれよ。

そう思っていると奥さんがお茶を持って姿を表した。

 

「すみませんねー。さっきのいらん、は気を使わないでくれってことだから気にしないで頂戴ね。」

 

え?そういう意味なの?

 

「そういえばアーマさんってさっき外で何してたんだ?」

 

「準備だ。」

 

もう俺は諦めて奥さんの方を見る

 

「この島の漁師はね、まるまる一年準備して漁に出るの。ンニ漁って本当に危ないから。だから船に装甲板をつけたりとか特別な武器を用意したりするのよ。」

 

「もしかしてその壁のかかっている剣ですか?」

 

とルナールが質問する。

そこには柄の長い剣があった。

 

「これは夕暉丸と言う。」

 

そう言ってアーマによって抜かれた刀は人目で業物とわかる。しかしなぜか切っ先だけ色が違う。

 

「この刀はね、切っ先にヒヒイロカネを使っているんだよ。」

 

え、マジ?ヒヒイロカネはレア過ぎてグランの団でもひとつも持っていないようなレアの鉱石だ。

けどこれだけはわかる。あれで武器や鉱石を作ったら絶対性能がいい。

おれは最初は自分の金で買おうとしたがやめた。

だって団の全部の金を使ってもインゴットひとつも買えないときた。いつか絶対ヒヒイロカネ装備を作ってやる。

なんでもこの刀はンニのクイーンに使うらしい、クイーンはデカイし実も多いから狙うがこの刀が使い捨てになるレベルで固いらしい。固すぎないか?

 

「私は観光客ではなく騎空士として話をします。危険なことは承知の上でお願いします。護衛として漁に連れていってください。これも私達の仕事だから」

 

「ダメだ、死ぬ。」

 

まあこれだけじゃ意見は変わらないよな。

 

「そうやって無理とか駄目とかで引き下がるのは嫌なんです!騎空士になるの、危ないからってずっと親から反対されてたし。」

 

カレンは騎空士だが親に反対されていた。けどオイゲンが面倒を見ると言う条件つきでグランの団に入っている。

 

「なにより、アーマさんけがしてるでしょ?私のためにけがをしたのが申し訳なくて。」

 

「僕からもお願いします!アーマさんのためにも力になりたいんです!」

 

「「お願いします!!」」

 

そう言ってカレンとグランは頭を下げる

 

「・・・わかった、連れていこう。」

 

どうやらアーマが根負けしたようだ。

 

俺達はンニの漁についていくことになった。

 

グランはンニの船に乗る団員を選んでいたが俺も指名をもらった、なんでもとりあえず入れとけば役に立つから、らしい。

まあ頑張るけどさ。漁師にンニ漁についてを聞いているがンニの生息区域は本来漁師の間の秘密らしい。

 

俺達は水に潜るから、とカレン、グラン、俺、シャルロッテは水着だ。まあいざとなったらピグロン出すから大丈夫だろ。

 

船の上の守りはジークフリートとシャルロッテに任せる。俺とグランとカレンは漁をする。

どうやらンニの生息区域についたらしい、海の下がそうとう深いのがわかる。

 

「なんでンニはこんな深いところから出て海岸に出たんだろう?」

 

「さぁな、密漁者が来てからンニの様子がおかしいんだよ。」

 

・・・嫌な予感がするな。本当にただの密漁者か?

 

そう思っていると船が突然揺れる。

 

「うわぁ!これって」

 

「ンニだ。」

 

この距離でも針を伸ばして攻撃してくんのかよ!

 

「これをつけろ」

 

そういいアーマは俺達に香油を渡してくる。

 

「ンニは天敵の匂いを覚える、人間も天敵として覚えられているからこれで匂いを変えるんだ。」

 

いやンニ賢すぎない?本当に食べるのに一苦労だな。

 

「親方!まだ油をつけてないだろ!」

 

は?アーマはつけてないの?

 

「必要ない。」

 

そう言ってアーマは水に飛び込んだ。

俺も香油をつけたあと急いで飛び込む。

 

水底にはンニがいる。そして針を伸ばして攻撃してくる。アーマを見ると針を避けながらなおかつこちらを見つつ、ンニまで近づいてる。

 

もしかして避ける手本を見せている?カレンとグランの方を見ると頷いている。なるほどね。

俺達三人はさっきのアーマのような動きをし、避けて進んでいく。

 

ンニの漁には複雑な手順がある。

俺はテラブレードをンニの口に根本まで突き刺し、引き抜きながら一周ぐるっと口をえぐりだす。

口が剥がれたら殻を割って身を取り出す。

殻は割ってもトゲが動くから砂に突き刺す

まあテラブレードの性能を考えると楽だった。

 

こうして俺達はンニを持ってリゾートに戻った。

 

「みんなーンニだよー」

 

俺達はンニを今回のメンバーの机に置く、ンニを食べてみたが本当においしい、これを食うためにあんな危険な目にあったかいがある。

てか

 

「ソーン、お前は食わないのか?」

 

「え、でも私、なんだかあまり役に立ててなくて。」

 

ここだけ見ると全空最強の一人に見えないよな。

 

「ならこれからがんばれ、そのための先行投資だ」

 

「ふふ、ありがとう。」

 

コルワよ、なぜニヤニヤしている。そんなコルワが期待しているような感じじゃないぞ。

 

「結局密漁者は出なかったな。」

 

そう、今まで漁に出るたびに襲ってきた密漁者が今回に限って出なかったのである。

なんでだろうな?

 

「まあ密漁者が襲ってこない方がいいじゃないですか。」

 

「このままナリを潜めてくれるといいんだけど。」

 

グラン、カレン、そういうのをフラグって言うんだぞ。

 

「ヒャッハー!!」

 

ほらな?

村の破壊音が聞こえる。

俺は急いでならず者どものところにむかう。

なんでこいつらは密漁だけじゃなく、村まで破壊するんだ?

 

「ヒャッハー!!、ん?おめぇはこの前の!?敵討ちじゃあー!」

 

うるせぇな。

俺はテラブレードを出し、相手の顔面を掠めるように魔法剣を出す。

 

「ヒィィ!?」

 

後ろから他のやつが斬りかかりにくるがテラブレードの威力は高い、たかが鉄製程度じゃ話しにならない。

俺は武器を斬る。

 

「なんだぁおめえ!?強くねぇか!?」

 

俺は”ビーガン”を出す、これはガンと言っているが魔法武器だ。見た目は蜂の巣を銃にしたような見た目だ。

蜂の巣の時点で予想出来るかもだがこの武器は使うと蜂がでて、相手を襲うのだ。

安心しろ、蜂はたしかミツバチに近い生き物だから毒もアレルギー反応もない。けど、

 

「いってぇーー!?」

 

何匹もの蜂に刺されるから痛いだろうけどな。

 

「ちょっと、ケイン殺さないよね?」

 

とソーンが心配そうに聞いてくるがさすがに殺しはしない。ちょっと辛い目にあってもらうだけだ。

 

俺やグラン、アイルの働きもあり、全員捕まえて一ヶ所に集めた。

 

「てめぇらビビってんのかー!!」

 

「おいこら!これ解きやがれ!ぶっ殺すぞ!!」

 

こいつらうるさいな。また出すか、そう思いビーガンを出そうとすると。

 

「俺達にはボスがいるんだ!ボスが俺達を助けてくれる!!」

 

「やっぱりこいつらは組織だって動いていたか。」

 

とシエテが言う、ならそのボスを捕まえれば良いのだが

 

「お前らよりボスの方が怖いからな!ボスの居場所とかは言わないぜ!」

 

なるほど

 

「おい、ならず者、お前らのその仲間意識に免じて選らばせてやる。水か火か氷か蜂、どれがいい?他にもリクエストがあったら出来るだけ答えるぞ?」

 

「ケインさん、怖いです。」

 

いや拷問とかしないから、そういう脅しだから。

 

ぐぅぅぅ!

 

お腹の音が聞こえた。ならず者からだ。

まあもちろんこいつらに対しての飯はなしだ。仮にもこちらを襲ってきたやつに飯をあげる義理はない。

がカレンがならず者の目の前で魚を焼き始めた。調味料もかけているからいい匂いがする。

こいつなかなか恐ろしいこと考えるな。

 

「アジトはどこ?」

 

「三番岬の裏だ!!」

 

落ちるのはや。

 

まあいい、じゃあアジトでボスに挨拶しにいくか。

 

あのならず者が言ったところには本当にアジトがあった。

 

シャルロッテ、アイル、ジークフリート、シエテ、俺、カレン、グランと大人数で来た。

入ってみるとちぎれた鎖がある。それに壁に引っ掻いたような後が。

怪物でも飼ってたのか?

俺達は洞窟に入っていく、洞窟は不気味な程静まりかえっているが誰かいるのはわかる

 

「相手は中々の実力があるのか?」

 

「それか震えてる湧かねぇ連中のどっちかだ。」

 

バカヤロウ!オヤジノサクセンドオリニウゴケ!

 

なんか聞こえたな。

 

「・・・ねえアイル、もうちょっと相手をけなしてみてよ」

 

とカレンが言う当然アイルは疑問に思ったがとりあえずやってくれるようだ。

 

「・・臆病者なのも当然か、人の稼ぎをかすめとるクズに肝がすわる道理はない。」

 

まだなんか聞こえるが出てこない

 

「もっともっと。」

 

「あー、バカ、クズ、カス、根性なし、産廃、クソザコ、三下。」

 

おい、雑になってんぞ。

 

「ぬがぁぁぁ!!」

 

あ、出た。

しかも数が少ないからカレンとグランにボコボコにされてる。

まあ奇襲を潰して進んでいくがそこには黒いバラバラしたものがあった。

ンニの殻っぽい、けどこんだけ鮮度が落ちると闇市に流せないらしい。

マジで密漁者はなにがしたいんだ?

 

そう思い、進んでいるとならず者が俺達の目の前に来て、

 

「おいらたちには秘密兵器があるどー!」

 

後ろからデカイ蟹がいる。髑髏蟹と言うらしい。

この島の頂点捕食者の生き物、ンニを食べてさせて大事に育ててたらしい、ほんとこいつらなにがしたいんだ?ンニ漁の妨害にしても回りくどすぎる。

 

「いけぇ!髑髏蟹!」

 

髑髏蟹は俺達にデカイハサミを振り回してくる。俺はジャンプして避ける。そのままテラブレードをとりだす。

ジークフリートは下から、俺は上からおもいっきり振り、斬る。

文字通り髑髏蟹は真っ二つになった。

そもそもジークフリートは竜の血が入っているせいで力がめちゃくちゃ強い、たしか一人で軍100人以上の戦力だったな。

 

「これで終わりか?」

 

「ひぇぇ!!やべぇぞこいつら!」

 

「俺達のクイーン狩りの切り札が!?」

 

はぁ!?こいつらよりによってクイーンに手をつけるつもりだったのかよ!?クイーンはこの島の収入の大半を賄ってる。本当になにがしたいんだ?

 

ならず者は俺達を囲んで銃を撃ちまくったが。シャルロッテがつくった障壁によって防がれる。

ならず者が船で逃げようとするので俺達も追うと。

空気が違うやつがひとりいた。多分

 

「あんたがボスか?」

 

「名乗っておこう、我が名はグリザルギム、オダヅモッキーの残党集団だ。」

 

現れたのはなんかハーヴィンの男性、格好がなんか俺の名前を言ってみろ!とか言ってそう。

しかし、オダヅモッキー?なんだそりゃ?

 

「それってノースヴァストのならず者集団でしょ!?」

 

「俺は二代目グルザレッザだ!」

 

多分俺がいないときに色々あったんだな。

そして異様に早いこいつらの船の正体も教えてくれた。

犬だ。犬が動力になっている。

 

「どうだね?このゴシパラヤーゲィルは!?」

 

そのゴシパラヤーはこっちに向かってくる。あのなぁ、

速いだけなら俺に意味はないぜ?

”ネビュラブレイズ”星雲の炎と直訳で読む、魔法武器だ。効果はシンプルだ。ピンク色の魔法玉をだす。魔法玉は敵を追尾し、当たったら爆発する。たまに青色の玉も出るがそっちは威力がピンクの3倍ある。

持つと手がピンク色に光るある意味バフがある。

俺はネビュラブレイズの魔法玉をゴシパラヤーに当てる。爆発するが意外と船が固い。

なので連発する。どこぞのサイヤ人の王子みたいにひたすら撃つ。

 

ドゴォ!!!ドガガガガ!!

 

まあそこまであの船大きくなかったしこれで終わりだな。

 

「すごい、ケインさん今の魔法?」

 

あ、そういえばカレンの前で戦うのは初めてだったな。

 

「まあな。」

 

「すごい!なんて名前なんですか?」

 

「ネビュラブレイズ。」

 

「かっこいいですね!!」

 

うん、俺もそう思う、けど俺が考えたんじゃないんだよね。

 

「そう言えばケインさんって基本的魔法とか名前言わないですよね。」

 

まあ、うん、結構恥ずかしいんだぜ?まあ聞かれたら答えるけどさ、みんなみたいに大声で、それこそ必殺技みたいに言うのは俺には難しいかな。

 

「な、ゴシパラヤーゲイルが・・・」

 

「さあ、どうする?」

 

「こいつをさっさとアウギュステの監獄にぶちこもうぜ。」

 

「ククク、」

 

「なにがおかしい。」

 

「お前ら、俺が本当にお前らの襲撃を予測していなかったと思うか?」

 

「俺の目的がンニ狩りだけだと?そのためにわざわざこんな回りくどいことするとでも?」

 

「俺の目的は変わっていたのよぉ、ンニの密漁から、それを邪魔する漁師に吠え面をかかせる事になぁ!」

 

まさか、やばい!今すぐ漁師の村に戻らないと!

俺は”小エビのトリュフ”を使い、ミニフィッシュロンを呼び出す。

 

「すまん!先に行く!」

 

「お願いします!!ケインさん!」

 

間に合ってくれよ。

 

 




ビーガン・・・ジャングルの蜂の巣にいるボス、クイーンビーが落とす魔法武器、蜂は水に触れると消える、攻撃力が低いという弱点があるがそれでもノーマルモードの終盤まで頼りになる武器

ネビュラブレイズ・・・ホーミング系の魔法武器、作るのはかなり終盤になる。ホーミング、爆発、連発可能と本当に使いやすい性能。ちなみに青色の玉は3倍の威力があるがそれにクリティカルが乗ると6倍になる。

小エビのトリュフ・・・フィッシュロン公爵が落とすバックの中にはいっているアイテム、水の中だと移動速度、攻撃力があがるマウントをだす。

グラブルかテラリアどちらか知っている?

  • グラブルは知っている。
  • テラリアは知っている。
  • 両方知っている
  • 両方知らない。
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