Fate/hero academia   作:茶々丸さん

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正義の味方

I am the bone of my sword.(身体は剣で出来ている)

 

 

Steel is my body,and fire is my blood(血潮は鉄で、心は硝子)

 

 

I have created over athousand blades.(幾たびの戦場を越えて不敗)

 

 

Unaware of loss.(ただ1度の敗走もなく)

 

 

Nor aware of gain(ただ1度の勝利もなし)

 

 

Withstood pain to create weapons.(担い手はここに孤り。)

 

 

waiting for one’sarrival(剣の丘で鉄を鍛つ)

 

 

I have noregrets.This is theonly path(ならば、わが生涯に意味は不要ず)

 

 

My whole life was“unlimited blade works”(この身体は、無限の剣で出来ていた)

 

 

それはある男の生き様だ。

誰にも理解される事はないその理想を体現した男。

確かにそれに至る道は常識ではありえないだろう。

彼の行った事は掃除屋のそれに相違ない。

しかし、紛れもなく彼は悪を斬り捨て善を救った。

そう、男は至った。彼の求めた頂に……正義の味方に

 

 

俺は知っている。その男の生き様を。

男が成した偉業を。

男の願いを。

男の希望を。

 

だから思った。こうなりたいと

男の様な英雄に……

悪を倒し善を救う者に。

 

そう、彼のような正義の味方に

そして願った。

彼のような正義の味方になりたいと。

 

そして俺はこの地に生まれた。(衛宮士郎)として

 

たがらやることはひとつしかない。

 

 

正義の味方を目指すだけだ。

 

 

△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

雄英高校ヒーロー科。

そこはプロに必須の資格取得を目的とする養成校。

全国同科中最も人気で最も難しくその倍率は例年300を超える。

 

『オールマイト』『エンデヴァー』『ベストジーニスト』

 

かの偉大なヒーローには雄英卒業が絶対条件なのだ。

 

 

「ここが雄英高校か……」

 

「どけやクソ雑魚共が」

 

「あ、おはよう勝己」

 

「かっちゃん……」

 

「チッ……」

 

彼は俺の幼馴染の爆豪勝己。口は悪いが強力な個性の持ち主で努力家だ。

勝己はその後すぐに会場に入っていった。

そしてデクと呼ばれた彼も同じ幼馴染の緑谷出久、俺が知る中で1番正義の味方に近い男だと思う。

 

「ねぇ、君外国人?」

 

「ん?いや、これは地毛なんだ。俺は衛宮士郎」

 

「地毛なんだ。私は麗日お茶子。君は…」

 

「あ、ぼ、僕は緑谷出久…です。」

 

「あぁ。」

 

「緊張するよねぇ…お互い頑張ろう」

 

「そうだな。じゃあまた」

 

「うん」

 

出久は終始緊張した様子でオロオロしていた。

 

 

 

『今日は俺のライヴにようこそー!!!!』

 

『エヴィバディセイヘイ!!!!』

 

「「「「「………」」」」」

 

『こいつぁシヴィーー!!

受験生のリスナー!

 

実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?』

 

 

「「「「…………………」」」」

 

なんだか可哀想に見えてきた……

 

雄英の講師が全員プロヒーローだという事に驚きながらも説明を聞いていた。

 

『入試要項通り!!十分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ!持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!』

 

『演習場には仮想敵を三種・多数配置してあり、それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントを設けてある!!』

 

『各々なりの個性で仮想敵を行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達の目的だ!!』

 

『もちろん他人への攻撃等、アンチヒーローな行為はご法度だぜ!?』

 

その後は前の席に座っていた眼鏡の少年がプレゼント・マイクへの質問をして幕を閉じた。

 

『俺からは以上だ!最後にリスナーへ我が校校訓をプレゼントしよう』

 

『かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!!Plus ultra!!それでは皆良い受難を!!』

 

 

 

 

 

 

 

バン!!!!

 

(広いな…………ん?あれは……麗日さん?)

 

「その女子は精神統一を図っているんじゃないか?」

 

「え?」

 

「君は何だ?妨害目的で受験しているのか?」

 

「すまない。そんなつもりは無かったんだ。」

 

「……君」

 

『ハイ!スタート!!』

 

「「「「え?」」」」

 

『どうしたぁ!?実践じゃカウントダウンなんざねぇんだよ!!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!!?』

 

次の瞬間会場に居た受験者は一目散に駆けていく。

そして俺は

 

 

「ここならいいか……」

 

俺は入口付近のビルの屋上に来ていた

正義の味方(エミヤ)の眼を持つ俺はこの街の大体は見える為、何処に仮想敵がいるかなどすぐに分かるのだ。

 

投影、開始(トレース・オン)

 

手元に現れたのは黒塗りの弓。

制限時間内に高ポイントを取る為にもこちらが1番有効だ。

 

取り出すは無銘の剣。名こそ残していないがれっきとした名剣だ。

俺は無銘の剣を弓で放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで20ポイント……次は」

 

『標的発見!ブッ殺』

 

「何!?け、剣!?」

 

突如死角から襲いかかった仮想敵をどこからか降り注いだ剣によって破壊された。

 

「一体何処から………」

 

眼鏡をくいっと上げると少年は足からエンジンを噴射させて去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これだけポイントを取れば安泰かな?」

 

次の瞬間

 

 

ドガァァァァァン

 

「なんだ!?」

 

「あれは!!」

 

脅威的なまでの視力を持つ士郎が捉えた光景はビルほどの巨体で暴れる仮想敵と瓦礫に足を挟み動けないでいた麗日さん。

 

投影、開始(トレース・オン)

 

「………I am the bone of my sword.(我が骨子は捻れ狂う)

 

 

 

 

偽・螺旋剣(カラドボルグ)

 

 

 

刀身の捻れた剣は血のように赤黒い光を纏うと細く形を変える。

俺はその剣を黒塗りの弓で放つとそれは空気を空間を捻り裂きながら仮想敵に吸い込まれていく。

 

俺は強化魔術を身体に掛けると偽・螺旋剣Ⅱが仮想敵に触れる前に麗日さんの元に走って行き、抱き抱えると爆炎に巻き込まれないように離脱する。

贋作とは言え英霊に傷をつけることが出来る神秘が宿っているのだ。

偽・螺旋剣Ⅱが貫いた仮想敵はその膨張し弾けちった神秘と共に弾け飛んだ。

 

 

 

 

『終〜〜〜〜了〜〜〜〜〜〜!!』

 

 

 

 

 

こうして雄英高校の入試は幕を閉じた。




4年くらい前に書いて投稿してた作品をリメイクで出しますた…。
ちなみに出久は違う会場で違う子の為に腕をバキバキにしてます。
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