受験から数日、雄英の入試を受けた俺は入試の結果を待っていた。
「シローシロー!おーい!シロー!」
「聞こえてるよ藤ねぇ」
この人は両親を早くに亡くした俺の保護者でもある藤村大河だ。
藤ねぇもヒーローをしておりヒーロー名は『ジャガーマン』
「雄英高校から結果届いたよー!」
「分かった。ありがとう藤ねぇ」
「良かったね!」
「まだ結果見てないからな?」
まだ封筒を開いてすらいないのにも関わらず藤ねぇは祝の言葉を掛けてくれた。
俺が落ちることなんて考えていないんだろう。
俺は自室に入ると封を切る。そこから円盤の機械が落ちるとモニターが現れそこにはオールマイトの姿があった。
『んっんん〜私が投映された!!!』
「オールマイト?」
『諸々の手続きに時間がかかって連絡取れなくてね。いや、すまない!』
『私がこの街にきたのはね他でもない雄英に勤めることになったからなんだ』
今しがた発覚した事実に驚愕していると画面の向こうでオールマイトが慌ただしく話し始める
『筆記も合格、実技もトップ……合格だ!』
「………!」
その結果に思わずガッツポーズをしてしまった。
△▽△▽△▽△▽
入学当日
「A組…A組……広いな……」
「おはようございます。迷子ですか?」
「え、あぁ。A組なんだけど」
「あら、一緒ですね。私は八百万百。よろしくお願いしますわ。」
「あぁ、俺は衛宮士郎。よろしくな」
クラスの場所が分からずさ迷っていた所を見かけて案内してくれた黒髪の少女。
話し方が丁寧だなぁと関心している間に教室に辿り着いた。
ドアでか過ぎじゃないか?あ、でもいろんな個性があるしな
こうして俺達が教室のドアを潜ると
「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
「おもわねーよてめぇーどこ中だよ端役が!」
あ、勝己にあのメガネの人は……
「ぼ…俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ。」
「聡明〜〜〜〜!?くそエリートじゃねぇかぶっ殺しがいがありそうだな!」
「あ、おはよう士郎くん。」
「あぁ、おはよう出久。」
「君は!俺は私立聡明中学」
「あぁ、大丈夫、聞いてたから。僕は緑谷出久、よろしくね。」
出久は途中で麗日さんと出会いここまで来たようで少し打ち解けたように話していた。
勝己は忌々しそうに出久に視線を飛ばしていた。
その時だった。
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け…ここは……ヒーロー科だぞ」
雄英高校ってなんだか凄いな
どうやらこの人は担任の先生らしくいきなり個性把握テストが行われる事となった。
個性把握テストか……
「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈、中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト」
「国は未だ画一的な記録をとって平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だな。」
「爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった?」
「67m」
「じゃあ個性使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ」
「んじゃまぁ……死ねぇ!!!!」
ヒーロー志望でその掛け声はいろいろまずいぞ……
「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
自分の最大限……通用するだろうか……
勝己みたいに705.2mなんて出せるだろうか
「なんだこれ!すげー面白そう!」
「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」
「面白そう…か……ヒーローになる為に三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」
「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう。」
「はあああ!?」
「生徒の如何は先生の自由……ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」