Fate/loneliness 3 Fate/Grand order -a little master-   作:からすまそういち

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断章

 断章 追憶

 

 

 むかしむかし あるところに おじいさんと おばあさんが くらしていました。

 おじいさんと おばあさんの あいだには ひとりのこどもが おりました。

 

 かれはうまれてから いくつひがたってもちいさく せいちょうしませんでした。

 あるひ かれはみやこにいく といいました。

 

 おじいさんとおばあさんは はんたいしましたが

 しかたなくかれを おくりだしました。

 

 はりのかたなと おわんのふね

 かれはふたりからそれをもらい かわをのぼって

 えいさ ほいさ とみやこにむかいました。

 

 みやこにつくと かれはだいじんにおねがいしました。

「わたしをさむらいに してください」

 

 ちいさなからだに おおきなゆうき

 だいじんはかれを むすめであるおひめさまのごえいに つけました。

 

 しばらくすると みやこにおにが でました。

 おにからひめさまをまもるため かれはおににのみこまれて しまいました。

 

 しかし かれはおにのはらのなかから はりをつきさしました。

 おには 「やめてくれい」 となきながらかれをはきだし

 こづちを おとしてにげました。

 

「やった やった」

 みやこはかれのおかげで すくわれました。

 

 かれはみやこで だいにんき。

 かれはだいじんにいいました。

 

「ひめさまと けっこんさせてください」

 かれはひめさまのことが すきだったのです。

 

 でも だいじんははんたいしました。

「ちいさなおまえに むすめはやれぬ

 ちいさなおまえに むすめはやれぬ」

 

 だいじんはかれが あまりにしつこくせまるので

 かれをうみに しずめてしまいました。

 

 しかしかれは うんよく ちじょうにあがりました。

 かれはみやこのひとたちに こういいました。

 

「うみのそこには りゅうぐうじょうがあって

 そこにはとてもきれいな ひめさまがいる」

 

 みやこのみんなをだまして みんなをうみにしずめました。

 にんきもののかれを うたがうものは いませんでした。

 

 ひとり またひとり かれはうみにしずめました。

 そこにだいじんがやってきて 

 

「おまえは しんだはず」

 というので かれは

 

「うみのそこに りゅうぐうじょうが あったので

 みなを りゅうぐうじょうに しょうたいしている

 おまえも そこにいくが いい」

 

 といって だいじんをうみにつきおとして しずめてしまいました。

 だいじんを ■■した かれはおしろにいって

 だいじんのおかねを ぜんぶ うばいとりました。

 

 しずめたみやこのひとたちの ざいさんも とってしまいました。

 ちいさなからだに おおきなよくぼう

 

 かれは おにのおとしたこづちで おおきくなって

 いやがるひめさまを よめにとり

 いつまでもしあわせに くらしましたとさ。

 

 めでたし めでたし。

 

 

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