仮面ライダーリバイス外伝【revenge&avenge】   作:森の翁

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復讐とは実に甘い響きだ

けれど、それは甘いと同時に毒でもある。

気をつけたまえよ、それは人の心を容易く壊す劇薬なのだからね。


悪魔と道化と仮面ライダー

『クフフッ、貴方が私を呼び出した契約者ですか?』

 

 

「...嘘だろ、なんで俺の中から化け物が出てくるんだよ、なんで妹を殺したやつと似たようなもんが出てくんだよぉ!!!」

 

 

『ふむ、かなり困惑しているようですねぇ、ここでは話し辛いでしょうし、場所を変えますか』

 

 

『おい貴様、何を勝手に決めているのだ!』

 

 

『うるさいですねぇ』

 

 

『なんだ貴様!、私に逆らうつもりか!』

 

 

『えぇ、逆らいますとも、私は悪魔の中でも変わり種ですからねぇ、さぁ...ここから離れますよ』

 

「待ってくれ!、妹はアヤをどうするんだよ!」

 

 

『そんなものは放っておきなさい、死んでしまえば人間などただの肉塊ですからねぇ』

 

「なっ、くそっ...離せぇ!!!」

 

 

『それでは、この辺りで失礼させて頂きますよ...三下で雑魚の皆様♪』

 

 

「おい、ふざけんなくそったれがぁーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『やれやれ、逃げられましたか』

 

 

「オルテカ様!」

 

 

『おや、どうしました?』

 

 

「それが、フェニックスから強奪し保管していたバイスタンプの一部が、先ほどいきなり消失しました」

 

 

『なんだと!?、一体見張りは何をしていたのだ!』

 

 

「どうやら、見張りの連中が見ている目の前で、まるで周りの景色に溶けるようにきえてしまったと消えてしまったとのことです」

 

 

『くっ!、先ほどのあの悪魔の仕業ですか、面倒なことをしてくれたなぁ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さて、ここまでくれば追っては来ないでしょう』

 

 

「おい!、いい加減離しやがれ!!!」

 

 

『おっと失礼、私としたことが肝心の貴方を忘れておりました』

 

 

「あっ?、おわぁ」

 

 

 化け物は、俺を地面にぶん投げるようにして降ろしやがった

 

 

「痛えじゃねえかよ」

 

 

『降ろせと言ったのは貴方ですよ、こちらもさっさと本題に入りたいのでね』

 

 

「てめえみたいな化け物が、一体俺なんぞになんの話があるってんだよ!?」

 

 

『簡単な話ですよ、貴方...私と組んで悪魔を狩るつもりはありませんか?』

 

「はっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり、お前ら化け物は悪魔ってやつで、俺とお前が契約して、俺が奴らと戦うことを引き換えにお前が俺に力を貸すってことか?」

 

 

『Excellent♪、その通りでございます!!!』

 

 

「でもどうすりゃ良い、俺はあいつらに喧嘩売って、一方的にぼこぼこにされたクソ雑魚野郎だぜ、その俺がどうやってあのくそったれな悪魔どもを倒すんだよ」

 

 

『簡単な話ですよ、今から貴方に渡すドライバーとある()()を使って頂ければ、貴方は奴らを殺すことが出来るのです』

 

 

「ほぅ、じゃあそのドライバーとやらを見せてみろ」

 

 

「ええ、こちらです」

 

 

 そういって化け物が渡してきたのは、赤と黒で彩られた余りにも禍々しい特撮映画の変身ベルトのようなものと、これまた紫と黒で酷く禍々しい判子のようなものだった。

 

 

「おい、これさっきあのくそ野郎どもが使ってた判子じゃねえか」

 

 

『ええ、そうですとも』

 

 

「こんなもん使ったら、また俺の中から変な化け物が出てくんじゃねえのか?」

 

 

『ご安心を、悪魔は一人の人間につき一体までしか宿らないのです』

 

 

「そうかい、じゃあ聞くがよぉ...何かデメリットがあるんじゃねえのか?」

 

 

『おお!、そこに気づくとは素晴らしい、やはり貴方こそが私の契約者に相応しい!』

 

 

「御託は良いからさっさと教えやがれ!」

 

 

『貴方がそのドライバーを使った場合、体が少しずつ悪魔に変化していき、最終的には私のものとなります』

 

 

「はっ、ハハハッ...つまり、お前は俺の体を奪いたいわけだ」

 

 

『ええ、そうですとも、私にはある()()がある...その目的を果たすためには是非とも貴方のからが欲しい!、どうです...この話を聞いてもなお、私と契約して悪魔を殺したいですか?』

 

 

「はっ、決まりきったことを聞くもんじゃないぜ、契約するに決まってんだろ、どうせ妹はもういねえんだからな...生きてたってつまらねぇ、それなら最後に派手にぶちかました方が俺らしいってもんよ!」

 

 

『よろしい!、ならば契約はここに成立しました、今後ともよろしくお願いしますよ...ユウキ』

 

 

「ハハハッ、話が上手く纏まったが、ちょうど招かれざる客が来たみてえだな」

 

 

『『『グギャギャギャギャギャッ!』』』

 

 

『おや、ここまで来れば流石に追ってこないと思ったのですが、やはりバイスタンプを盗んだのが不味かったてすかねぇ?』

 

 

「やっぱりあいつらからパクったもんじゃねえかよ、このドライバーも奴らが作ったとかじゃねえよなぁ!?」

 

 

『ご安心を、そのドライバーだけは、貴方との契約用に私がバイスタンプの力を読み取り、それを最大限に活かせるように作成したものですからねぇ』

 

 

「そうかよ、そんじゃ派手にぶち殺すぜぇ!」

 

 

【スネーク!】

 

「おい、次はどうすりゃ良いんだ?、ボタンは押してみたが使い方がわからんぞ」

 

 

『そのバイスタンプを押印した後、ベルトにセットしてください』

 

 

「OK!、滾ってきたぜぇ!!!」

 

 

 やつに言われた通り、俺はこのバイスタンプとやらをベルトに押印した。

 

 

【Come on! ス!ス!ス!スネーク! Come on! ス!ス!ス!スネーク!】

 

 

「はぁ~!、変身!!!」

 

 

【バディアップ! オーイング! ショーニング! キーリング! ローディング! 仮面ライダ~♪ クラウン! ライム! クライム!!!】

 

 

 これが俺たち、仮面ライダークライムの始まりだった。

 

 

「よっしゃ行くぜぇ!!!」




さて、主人公の発変身、お楽しみ頂けましたか?。

もし、楽しんで頂けたのなら幸いです。

それでは、またお会いしましょう。

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