仮面ライダーリバイス外伝【revenge&avenge】 作:森の翁
遅れてすいません(仕事疲れで寝てました)。
デッドマンズside クライム変身より少し前
「これを使えば、娘には手を出さないでくれるんですよね!?」
『ええ、そうすれば貴方の責任はなかったことにしてあげましょう』
「それじゃ...やります」
【ペンギン!】
『フフフっ、成功のようですねぇ』
「それじゃあこれで!...えっ?」
『ギシャーーーー!!!』
「うっ、うわぁぁぁ!!!、たっ助けてくれぇ、やめろ...俺の腕を離せ!、ギャアァァ!!!、腕がぁ...俺の腕がぁ!!!」
『やはり、このダークバイスタンプを使って呼び出した悪魔は、契約者を捕食して取り込む特性を持つようですねぇ』
「いっ、嫌だ...誰か助け!ギャァァァァァァァ!!!」
『フフフ、さぁ行きなさい...ペンギンデッドマン!』
『ギシャーーーー!!!』
クライムside
「なんだこれ、体中に力が漲って来やがる!」
悪魔に言われた通りに変身したユウキだったが、その姿は余りにも禍々しいものだった。
頭には道化師の帽子のような装飾がつき、目は赤く染まりつり上がっている。
そして、口は目と同じ色をしていて、三日月のように裂けていた。
体は黒と紫を基調にした不気味な色合いで、まるで血管のような模様が常に脈打っている。
『それがバイスタンプの力です...通常は人間なら出来ないようなことでも、その力を使えば大抵のことは出来てしまいます』
「何かよくわかんねぇけど、取り敢えず今はこの悪魔を叩き潰す!!!」
『ギシャシャシャシャ!?』
「おらぁ!、くたばりやがれこのくそ悪魔がぁ!!!」
『ギギャァ!?』
それは、余りにも一方的で、およそ仮面ライダーとは思えない戦い方だった。
ペンギンデッドマンが攻撃を行う度に、その一撃一撃を全て避け、お返しに拳を顔面に打ち込む。
挙げ句の果てに、殴り飛ばしたデッドマンに馬乗りになり、顔面や胸部を執拗に強打し続ける。
「そろそろ終わりだぁ!!!」
【スネーク! スタンピングフィニッシュ!!!】
『仮面ライダークライム/スネークゲノム』の必殺技、それは流れるような拳と蹴りのコンボである。
まるで蛇の如く腕と足をうねらせ、鞭のようにそれらをふるい、眼前の滴全てを凪払い打ち砕く。
「くたばりやがれぇ!!!」
『ギギャァァァァァ!!!』
仮面ライダークライムの初戦闘、それはクライムによる一方的な戦いと、悪魔の断末魔で幕を下ろした。
「よっしゃぁー!、倒してやったぜ!!!」
『おめでとうございます契約者よ、華々しい勝利でしたね』
「何が『華々しい勝利でしたね』だよ、てめえ全く戦いに参加してなかったじゃねぇか!!!」
『えぇ...そもそも力を貸すとは言いましたが、戦闘で協力するとは一度も言ってございませんので♪』
「ざっけんなくそ悪魔が、次はちゃんと協力しろ!!!」
【まぁ良いでしょう、後私名前はライムです...くそ悪魔ではない』
「ふん、まぁ良いがよぉ、さっきの悪魔が変なもん落としやがったぜ」
ユウキの手には、自分が使っているものと同じバイスタンプが握られていた。
「何か、俺が使ってるやつより色も薄くて、装飾も地味だな」
『それは、プロトバイスタンプですね』
「プロトバイスタンプゥ?、なんだそりゃ」
『プロトバイスタンプは、いわば力が固着する前のバイスタンプです、このままでは使用出来ませんので、次の戦闘までには調整しておきます』
「OK、頼んだぜライム」
『まったく、順応するのが早いお方ですねぇ、その方が此方もやりやすいので構いませんが、敵に騙されたりなどは勘弁ですよ』
「はっ、まぁそれはお前次第だろ、せいぜい俺が暴走しないようにストッパーでもするんだな」
デッドマンズside
『くそ!、せっかく生まれたデッドマンがやられるとは!!!、やつを侮っていた』
『あら、どうしたのかしらオルテカ』
『アギレラ様!、いえ...何でもないのです』
『それなら良いけどぉ、次の生け贄は見つかった?』
『ええ、ちゃんと見つかっていますよ』
『そう、それは良かった』
『はぁ、危なかった...もう少しでアギレラ様にばれてしまうところだった』
デッドマンは生まれたが、それを初めて変身したクライムに撃ち取られてしまったオルテカは、かなり焦っていた。
『よし、次の生け贄を連れてこい!』
さぁ、次なる戦いは近いぞ、仮面ライダークライム!。
今回の悪魔のモチーフはエンペラーペンギン、実はペンギンってわりと危険なんですよね。
あの可愛い羽(フリッパーというらしい)も、実は凄まじい力を持っていて、特に今回のモチーフであるエンペラーペンギンのフリッパーで叩かれると骨が折れることもあるとか。
今回は、クライムの初戦闘回ということもあって一方的にやられましたが、本来ならもっとえげつない強さを誇るデッドマンになる予定でした(クライムが強すぎたのもある)。
では、次回もお楽しみに♪。
ばいばーい!!!。