IS〜有限に憧れし者〜   作:クロノ9696

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序章 黒乃・再


前作のあらすじっ‼︎

 

主人公【財前黒乃】は転生者でありながら、健康な体を望み自身の努力で最強を目指そうとしていた‼︎

 

だがしかし‼︎

 

成長限界の無制限を望まなかった為、かなり早い時点で成長限界にぶつかり、焦りを感じていた‼︎

 

そんな時、二人目の男性IS搭乗者として高校三年生ながらIS学園へと入学する‼︎

 

 

だが織斑一夏や代表候補生達と出会い、その才能の差に少しづつ精神的に追い詰められてゆく黒乃。

 

そして一夏の軽はずみな発言に黒乃は、次第に鬱憤を募らせてゆく。

 

黒乃の専用機【空亡】の影響で人としての尊厳が損なわれていく中、ついにはISと融合をはたし、黒乃は専用機【クーナ】に身体を乗っ取られ、精神も仮死状態に陥ってしまう。

 

 

その後なんやかんやあったが、最終的にシャルロットのパイルバンカーを胸に受け、クーナごと黒乃は死んでしまう。

 

 

そして黒乃を転生させた存在と再開し、再度転生することを告げられる。

 

 

 

これが、約96000年前の出来事である。

 

悠久ともいえる時を過ごし、精神崩壊寸前の黒乃は

 

 

何百回目かのISの世界への転生を果たす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………また…………か」

 

周りは焼けている。

今さっき、ミサイルが落ちたからだ。

 

「…………白騎士…………事件」

 

白騎士事件の裏側、それは全てのミサイルを止めれたわけでは無いという事だ。

 

「…………この事件も…飽きた…………な」

 

黒乃からしたら、馴れたものだ。

 

この程度の空襲では傷一つつかない。

 

「…………偽の…………永遠…………か」

 

黒乃の身体は2回目の転生以降、ISと同化した状態だ。

 

並大抵の武器では傷一つ付かず、ISが持つ治癒能力で病気にもならない。

 

寿命でしか死ぬことが出来ない身体。

 

 

「…………有限が…羨ましい」

 

 

永遠を手にした者は、有限に憧れを抱く。

 

 

財前黒乃、望まない永遠を手にした者。

 

終わりは来ない。

 

自分の意思で死ぬことも出来ない。

 

時代の流れに身を任せ、世捨て人として生きるか。

原作に介入し、波乱な日常を過ごすか。

 

 

そのどちらも、黒乃は数十回体験している。

 

まるで焦土のような地獄の風景の中で、何もなかったかの様に、達観した表情で周りを見渡す黒乃。

 

 

そんな中、一人の女性を見つける。

 

20代後半ぐらいの金髪で、グラマーな女性だ。

 

黒乃はこの女性を知っている。

 

「…………スコール…………ミューゼル」

 

スコール・ミューゼル。

亡霊企業の最高幹部の一人で、一夏達の敵であり、同性愛者で、

 

完全なるサイボーグだ。

 

黒乃自身は知らないが、恐らく脳以外この世に残ってはいないだろう。

 

もしかしたら、別の身体もあるのかもしれない。

 

「…………何の…………用?」

 

黒乃はスコールに近づきながら、話しかける。

 

「貴方は何者なの?」

「…………偽りの永遠を…………手にした者」

「…………」

「機械の…身体になってまで…………何を望む」

「そうね。愛と美しさかしら」

「…………永遠を知れば…有限の美しさを…理解出来る」

「ふーん…………」

 

黒乃が機械の体である事を知っていることに対し、スコールは驚愕することもなく言葉を紡ぐ。

 

「貴方、面白いわね。私と一緒にこない?」

「…………考えて…おく。私は…………まだ行動に…移す時じゃ…………ない」

「そう…………。なら、一応連絡先は教えておくわ」

 

そう言ってスコールは黒乃に名刺を渡す。

 

次の瞬間、二人の姿はそこには無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 





はい、クロです。

前の作品の改稿番は難しいと考え、続編にしました。

多分、前作を知らなくても大丈夫です。

駄文ですが、改めてよろしくお願いします。
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