IS〜有限に憧れし者〜   作:クロノ9696

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駄文注意

戦闘描写はありません。


有限 罰

「何故精神崩壊者の精神が、黒乃の中に存在出来ているのか………、答えから先にいえば黒乃が転生させる側から貰った能力が原因だ」

「…黒乃が貰った能力は『病気にならない丈夫な身体』だった筈です」

「………ただの丈夫な身体だと良かったんだがな。

 

黒乃が貰った丈夫な身体は、様々な現象に対して丈夫な身体だった。

 

例え他の人の精神や魂を入れても大丈夫なぐらい丈夫な身体をな」

 

エリザベートの目が見開くのが分かる。

 

一つの身体に魂は一つ。

最もシンプルな自然の摂理を、軽々とぶち壊す。

 

「………まぁ、俺達みたいな精神だけで彷徨って居た連中を助けすぎた所為で黒乃は壊れたんだけどな」

「………は?」

「優しさが仇に成ったんだ。私達みたいな奴らの無念を晴らしてあげたい、とか言ってね」

 

「………口調や一人称、それに声も微妙に変化していますわね」

 

口調や声が変わっていると言う事は、簡単に口調が変わってしまうぐらい様々な人格や精神が混ざっている証拠だろう。

 

「………でも、僕等が救って貰った事には変わりない。だから今度は、俺等が黒乃を救う番なんだ」

 

「その為なら空亡に嘘のデータもいれるし、何万人も騙す」

 

「全ては彼女を助ける為に」

 

「彼女の無念を、我等が晴らす時だ」

 

一体どれだけの魂………いや、精神があの小さな身体に宿っているのだろうか。

 

流石にエリザベートも身震いする。

 

かつて、これ程までに一人の人間に恐怖したことはあっただろうか。

 

「………成る程、今の貴方が様々な能力を使える理由は良く理解出来ましたわ」

 

エリザベートは笑みを浮かべ、

 

「ですが、私の能力を知っていますわよね?その落ちている右腕を喰らえば、貴方を圧倒すること何てお茶の子さいさいですわ」

 

ワイヤーブレードを飛ばし、クロノの腕を引き寄せ、口へと運ぶ。

 

 

二人しかいないアリーナに咀嚼音が響く。

 

 

「エリザベート、血の中のDNAを摂取する事でパワーアップする能力。

生きていて、しかも強い人間の血を摂取し続ければそれはそれは強い存在になれるだろう」

 

軽い笑みを浮かべながらクロノは喋る。

 

「………………どうなっている⁉︎何故、何故‼︎」

 

「しかし、摂取した血が弱い人間、しかも既に(精神的には)死んでいたとしたら?

 

………答えは簡単」

 

「「レベルがさがる(さがっている)」」

 

先程までの覇気のあるエリザベートは何処へやら、そこにいるのは現実が受け止めきれずに狼狽える女性がいるのみ。

 

「黒乃自身はとても弱い、しかも千年以上前に精神は死んでいるから弱くなる一方だ」

 

「何故だ⁉︎何故お前が使う能力を複製出来ない⁉︎」

「その答えも簡単、私達の能力は私達が宿っているから使える能力。お前が複製したのは、黒乃の丈夫な身体だけだ」

 

「なら、死者の精神を取り込むことが出来れば…「それこそもっと無理だ」何?」

 

「お前がこの世界でやってきた事を、死者や転生者の精神は見ている。

 

お前に力を貸そうだなんて考える輩はいないさ」

 

 

 

「何処まで弱体化したのか分からないけど、僕等は片腕なんだ、この勝負どうなるかな」

「そんなの決まっています‼︎私が勝って‼︎全世界の、全人類を‼︎私の奴隷に、家畜にするのです‼︎」

 

 

 

 

「さぁ、本当のラストバトルと行こうか。

この無間地獄を終わらせる為に、お前を倒す‼︎」

 






ポケモンの方は、有限が終わるまで更新はありません。


あっ、ISの次回作はちゃんと準備してます。

次は主人公がチートじゃないやつを。
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